
先日京都に行ってきて、いろんなお寺を周ったりして、昼と夜ライトアップされた2パターンのお寺をそれぞれ楽しんできました。
以前まではプロジェクトマッピングと聞くとすごく珍しい印象を受けましたが、今ではいろんな箇所でやっていて、開催されている土地それぞれの美しさはありますが、以前のような驚きは少しだけ減ってしまっています。
人間は慣れてしまうと飽きてしまったり、興味が薄れてしまったりしますが、成長するためには常に進化を求めることが大切になると感じます。
今日はそんな進化と掛け合わせて、個人の働き方について自分なりの考えをまとめていきたいと思います。
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ルーティンって言葉が流行っているけど、あえて崩すことも大事
最近の流行りと言えば、ラグビー日本代表の五郎丸選手が行っていたあのポージングですが、いろんな場面でもルーティンの重要性が言われています。
このルーティンは気持ちの面で平常心を保ちやすくなるとか、仕事の効率を上げるなど言われていますが、ルーティンには落とし穴があると思います。
それは、ルーティンだけこなしていればいいわけではなく、常に同じことを続ける一方新しいことを取り入れる必要があると思います。というのは、ルーティンは心の安定になると思いますが、「これをこなせば・・・」と思考が低下し、考えなくなる可能性もあります。
続けることはもちろん大事なことだと思いますが、“続けることは続ける、その中に新しいことを想像し挑戦することも必要”だと感じます。
僕自身も継続していることのひとつにこのブログがありますが、毎日何かしら変えるように意識しています。テーマ、文章構成、内容、デザイン、変化を求めないと惰性で流してしまうし、個人で仕事をしていると、それを指摘する人は誰もいません。
だからこそ常に自分を否定する意識を持ち、その一方で肯定する自分もいて客観的に見る必要があると思いますが、そのバランスは難しいですが、意識しています。
ルーティンも大事だけど、それ以上に次を目指す意欲、思考を持つことももっと大事だと思います。
個人レベルでもやれることは大いにある
現在、仕事は基本的に1人ですべて行っていますが、効率の部分や“仕事”として行う上では、誰か人を雇ってやる方がいいのだと思いますが、一番難しいのは“感性”をどのように伝えるのかということと、自分自身がまだまだこれという感性を手にできたわけではありませんし、磨き続けるものだと思いますが、掴んだようなものがありません。
これは、技術とは別のものでいろんなものに触れ、言葉では言い表せれないようなものを指していて、自分自身はそういうものを大切にして、それを表現したいと思っています。
だからこそ人任せには絶対できないし、すべてを自分でしようと頑固になってはいませんが、そこは任せられないところです。
任せてしまうと何のための名前だよってなってしまいますし。
これからの働き方は大きく変わり、これまで存在していた職業の半分近くはロボットができる時代が来ると言われていますが、こういう感性の部分はマネができないところであり、そこに価値があると思っています。
会社に入って働くという選択肢も今後もあると思いますし、このような道も素晴らしいと思います。ただ、僕自身は個人で活動することが当分の間は基盤となりますし、それが自分に合った働き方だと思います。
一番何が大事と言われると、まずやってみることだと思います。やってみないとわからないですし、失敗してそこから学べばまたやってみる。結局はどんな道であろうとこれは変わらない気がします。
組織であろうと、個人であろうと、引きこもりであろうと、出ずっぱりであろうと、人見知りであろうと、それぞれの働き方がどこかに存在するはずです。それを模索することが楽しく、その楽しさを一度味わせると人生自体好転していく可能性があると思います。
会社に入らなくても、個人で働くことが主体になりつつあるのかなと思います。
常識を知り、常識に囚われないようにすること
かなり偉そうな見出しになってしまっていますが、最近広告を見ると結構な頻度で『常識に囚われるな!』という広告を見ます。
確かにそうだと思います。
ただ、歌舞伎役者の十八代目 故中村勘三郎氏がこのようなことを言われていたのを思い出します。
『常識を超えるためには常識を学ぶのです。』
仕事をする上で、またトレーナーと活動する上では、そのベースになることを知り、理解することが必要だと感じます。その中で自らができる範囲の仕事をしていく。このことは重々承知の上ですが、そこから発展することも必要だと感じています。
先日、出張料理人の記事を公開しましたが、お申込みいただいた方からの言葉からさまざまなことを感じます。
トレーナーとしての立場を理解し、さらに伸ばし、そして料理をする立場として味、彩、そして健康につながる安全な食を提供すること。
これから自分の想いを表現していきたいと思います。
なぜ新しいことに挑戦する必要があるか
新しいことに挑戦する意味は、自分の成長が一番だと思っています。
誰かのためというのは、きれいごとのように聞こえてあまり好きではありませんが、確かに結果的にはそうなると思います。ただ、僕自身有機野菜を食べ、すべての調味料を無添加のものに変えて、体調の変化を少しずつ感じれるようになってきました。
昨年一年と比べると明らかな差があります。こうやって感じたことは、誰かに伝えたときに役に立つという確信ができます。
ただ、実際の問題点として有機野菜や無添加の調味料はいいとわかっていても値段がスーパーで売っているものと比べると2~4倍近い価格となり、経済的に厳しい方もいると思います。
そんなときに、どうすればいいのか、実践をしてみるとわかってきます。
新しいことに挑戦する意味は、単純にしたいからという理由ですが、同じことを続けると慣れが出てくるのと、一番怖いのは惰性で動きだすということです。先ほども書きましたが、惰性になった作業はいいものもできませんし、そこには衰退が待っていると思います。
個人の成長として必要なことだと思いますし、ただしたいから新しいことに挑戦していきます。やるかやらないかで迷うのではなく、何事もどうすればよくなるのか、うまくいくのか、その思考が大切なんだと思います。なかなか何かを始めるのは怖いし不安もありますけどね。
でもやらないと何も変わらないのでやろうということになると思います。
これからの「働き方」について
僕自身、これからの働き方については他人と比べることなく、自分のやりたいことをしていくというスタンスは変わらないと思います。
それが個人として動くことでできるので、個人を選択していますが、やりたいことの規模が大きくなればなるほど人が必要になります。そのときは一緒に誰かとやると思いますが、今は個人で活動していくのがいいかなと感じています。
これからますますネット社会が進行する中で、トレーナーとしての仕事もこういう流れになってくると思います。現にセミナーを動画で撮影し、それを販売するようなサービスも出ていますし、ネットで相談を受け付けるサービスもあります。
これも個人の考えですが、トレーナーとしてネットや文字で指導するのには限度があります。最も重要視するべきことはクライアントさんの考え方や感覚、今どのような感覚で行っているのか、どう動かすのか、どう座るのか、立つのか。
それが重要で、指導するためにクライアントさんに理解してもらう必要があります。理解してもらうためには、
- 視覚
- 聴覚
- 触覚
この3つを使うことで、クライアントさんも理解しやすくなります。トレーナーの立場とすれば、どのような感覚でしているのかを聞き、それをやっていただき、問題点を認識し、それを伝え、改善箇所を伝え、実践し、やっていただく、それは一回ですぐにできることが少ないですので、反復していきます。
ちょっと話が反れてしまいましたが、ネット社会になればなるほど、ネットを活用する術が出てくるでしょうが、それも必要なことですが、やはり必要なことは指導力であり、クライアントさんの成果を上げること。
ネットはあくまでも入り口であり、指導はオンラインでは非常に難しいものだと思います。
個人でも十分やっていけるとは思いますが、人の手から生まれるものほど魅力があり、正確さがあり、機械にはない温もりや何より心があります。その心を直に伝えられるこの仕事はこれからさらに魅力が増していくと思います。
これからは個人として活動できることはもっと増えると思います。そして、昔ながらの人の心の温かみがさらに魅力を増し、昔であれば当たり前だったことが現代では価値が高まり、それを大きな魅力になると思います。
どのような空間であれ、人間味があり、温かみのある空間を目指し、個人で活動していきたいと思います。それが僕自身が目指す働き方です。
最後に
働き方は本当にいろんな形があると思いますが、会社に入る以外方法はないということはないと思います。
僕自身も会社に属する方が苦手ですし、引きこもりも全部が全部悪いと思いません。一番大切なことは、自分が幸せかどうかだと思います。
僕は今やっている仕事がトレーナーであり、今後そこに料理人という立場をしっかりと混ぜていくつもりです。両立できるように料理を重ねること、そして食についての理解を深めること。
自分が成長していくためには、まずここを伸ばしていく必要があります。新しい挑戦は楽しいですね。
元々働くということはすごく嫌いで、できれば寝ていたいという人間ですが、進化を求めなければ成長は止まり、衰退していくだけなのは目に見えているので、そうはなりたくないから今はできるだけ挑戦していこうと思います。
これからも少しでもこのブログを通じて役立つ情報や僕自身の考え方をお伝えしていきたいと思います。それが少しでも役に立てばうれしく思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。