歩き方の改善方法はシンプルに考えるべき【ぶらぶら・スーでOK】

       

歩き方の改善方法についてよく、“正しい歩き方は…”みたいな感じで言われることがあるんですけど、目的によって歩き方は変わるので、正しい歩き方ってないと思うんですね。

改善ポイントは、重心を前に運ぶこと。ただこのとき、胸を突き出すようにしたり、身体をガチガチに緊張させることは不要。手脚はぶらぶら、スーッと前に歩こうとすれば改善OK。

今回は、そんな歩き方の改善方法について解説します。

 

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前提として“正しい”歩き方への改善方法なんてない

先ほどもお伝えしたんですけど、歩き方の話題になれば、

正しい歩き方とは、○○です!

みたいなことが言われますが、基本正しい歩き方なんてないですね。というのは、目的に合わせて歩き方を変えるので、何を基準に正しいと言うのかがわかりませんよね。

目的に合わせて歩き方とは?

例えば、何のために歩き方を改善したいですか?

  • 脚の筋肉が張ってしまうので、張らないようにしたい
  • ダイエットをしたい
  • 痛みがあって、痛みを改善するため

いろんな目的があると思うんですね。これらの目的に対して、それぞれ歩き方は同じになるでしょうか?答えはNOです。共通するところはありますが、目的が違えば歩き方が変わります。

だから、正しい歩き方というのは判断できず、目的に応じた歩き方をすればいいと考えているんですね。

 

歩くことでふくらはぎの内側が緊張する

先日、セッションの中で相談を受けたのが、歩くだけでふくらはぎの内側が張るというクライアントさんがいたんですね。この方を例に、歩き方の改善方法を解説しますね。

この方への指導で感じたのが、

言葉と動きを一致させることが重要

ということ。この方の歩き方は、「ぶらぶら、スーッと」という言葉のみで改善し、ふくらはぎが張らない歩き方ができました。

そもそもなぜふくらはぎが張っていたのか?

この方へ以前歩き方の指導をしたときに、

いずる
歩くことは、重心を前に運ぶことなので、胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩いてください。それだけでOKです。

とアドバイスをしているんですね。指導したときは特に問題はなく、このように歩けていました。

先日歩き方をチェックすると、こんな感じで歩かれていました。

何が問題かというと、胸を少し前に突き出し、つんのめるように歩いてしまっていることなんですね。胸を前に出した分、つま先で地面を突くような着地が見られ、少し踵が浮いてしまう。

歩くときは、

胸を突き出すのではなく、重心を前に運ぶ“イメージで歩く”とスムーズに歩ける

わけなんですけど、胸を突き出すとどうしてもつま先から着地をしてしまうんですね。重心を前に運べて、リラックスできていると、フラットに着地するため、ふくらはぎが張ることはありません。

この歩き方でふくらはぎの筋肉が緊張し、張ってしまっていたんですね。

 

歩き方の改善方法は「ぶらぶら、スーッと。」

この歩き方を改善していきましたが、アドバイスしたことはこれだけ。

いずる
ぶらぶら、スーッっと歩いてみてください。

そうすると、フラットに着地ができ、ふくらはぎへのストレスも改善され、気持ち良く歩くことができました。

問題点は胸の突き出し

自然な身体の使い方ができると、人はフラット着地といって、べた足状態で着地をすることができます。本来は、こう着地したいのに、

こう着地してしまっていたわけです。

つま先着地

こうなった原因は、僕のアドバイスが問題でした。アドバイスしたことは、

いずる
歩くことは、重心を前に運ぶことなので、胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩いてください。それだけでOKです。

このアドバイスそのものは、問題ありません。

ただ、クライアントさんの中でこのアドバイスを意識しているうちに、

胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩く

が、

胸辺りをスーッと前に“出す”ように歩く

と、認識が変わってしまっていました。

画像で見れば言葉の違いはわかりやすい

この2つの言葉の違いを画像を表すと、わかりやすいですね。

✔胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩く

✔胸辺りをスーッと前に“出す”ように歩く

この差を比べると、こんな感じ。

言葉の認識で、これだけ差が出てしまっていたわけです。

アドバイスがわかりづらかった。だから「ぶらぶら、スーっと。」

だから改めてお伝えした歩き方の改善方法は、

いずる
ぶらぶら、スーッと。それだけいいです。

になったというわけなんですね。おそらく、この感覚であなたも歩くことができると、非常に楽に歩くことができるはずですよ。立った状態で身体をぶらぶらと揺らし、リラックスする。そこから、スーッと前に重心を運ぶように歩く。

そうすると、フラットに着地ができるようになり、ふくらはぎへのストレスも改善できました。

胸を出そうとすると上半身が緊張する

胸を出そうとすると、こんな感じになります。

この状態で歩けば、上半身が緊張するので腕がスムーズに振れず、動きが硬い。

ぶらぶら、スーッとアドバイスしたことで、手足がスムーズに動き、見た目としてもスムーズさが出てきました。

結果的に、シンプルな言葉であっても、この言葉を使った方が歩き方をうまく改善できたということですね。

歩き方の改善方法のまとめ

ここまでお伝えしたことも含めて、以下のような手順で歩いてもらうと、よりスムーズに楽に歩くことができます。

歩き方の手順

  1. 脚がみぞおちから生えているイメージを持つ
  2. みぞおちを重心とイメージし、その重心を前にスーッと運ぶ
  3. このとき手脚はリラックスし、ぶらぶら
  4. 後方に少し脚を置いていくようなイメージで歩く

そうすると、楽にスムーズに歩け、ヒップアップもしてきます。歩く中でヒップアップしたい方は、「歩き方を変えるとヒップアップする【足を少し置いていく】」も参考にしてみてくださいね。

また、ヒールでの歩き方は、「ヒールを履いた歩き方の5つのポイント」で解説しています。また、ウエストと歩き方については、「ウォーキングをするからお腹が引き締まるわけではない【歩き方が重要】」も参考になるかなと思います。

 

大事なことは、正しさよりも目的に対する歩き方ができること

今回の記事を読めば、

つま先着地=NG

というイメージがつくかもしれません。ただ、ふくらはぎを太くしたいという目的であれば適切なわけなんですね。

腕の振り方についても、ぶらぶらと表現しただけで、特に何も言っていません。ダイエット目的であれば、意識的に腕を大きく振ることが適切になります。なぜなら、

なぜならその方が筋肉はより多くのエネルギーを消費できるため

ですね。歩き方に正しさは必要ないことは、なんとなく理解してもらえたかなと思います。

痛みの改善を目的に歩き方を改善する方法

歩き方が問題で痛みが出る方は、歩き方を改善することで痛みが改善します。

この場合は、先ほどお伝えした歩き方を実践してもらうと、痛みは改善するはずですね。

ダイエット目的であれば、手脚をしっかり動かすのもあり

ダイエット目的であれば、歩くときにできるだけ消費カロリーを増やしたいですので、手脚は大きく動かせばいいと思います。

そうすると、心地よい疲労感と共にエネルギーが消費され、ダイエットをしたい方にとってはプラスになりますよね。

健康目的の場合は気持ち良くリズムを感じながら歩く

また、健康目的の方は、上記でお伝えしたような歩き方+一定のリズムで歩くようにすることで、筋肉が緩み自律神経が整ってきます。

人は、一定のリズムを感じることで、脳からセロトニンが分泌され、その結果自律神経が整うんですね。ですので、健康目的の場合は、気持ち良くと同時にリズムを感じるようにするのがおすすめですね。

このようなイメージで、歩き方の改善方法はこれ!という決め方をするのではなく、目的によって歩き方の改善方法を変えることで、より求めていた歩き方ができるはずですよ。

 

まとめ:歩き方はちょっとしたことを改善すれば快適に歩けるようになる

今回は、歩き方の改善方法について解説しました。

今回の記事の内容

  • 正しい歩き方は基本的にない
  • 目的によって歩き方は変わる
  • 歩き方の改善方法も目的によって変わる
  • 気持ち良く歩くためには、重心を前に運ぶ
  • フラットに着地すれば、脚の張りなどは改善できる

こういった内容をお伝えしていきました。

歩き方を今よりも少し改善することで、身体の状態も変わっていくので、ぜひ実践してみてくださいね。

今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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