トレーナー活動をしていて感じる専門・大学を出なくて良かったと思う5つのこと

今ではパーソナルトレーナーという職業は認知され、知名度も上がってきていますが、これは先輩方の功績であり、こうやってパーソナルトレーナーとして活動できることを本当に感謝しています。

これからも社会に少しでも貢献できるように自分を高め続けたいと思いますが、今だからこそ感じる専門・大学を出なくて良かったと思うことをまとめていきたいと思います。

今はもっともっと専門的に学びたいと思いますし、行けるなら専門・大学へはぜひ行ってみたいと思います。ただ行かなかったからこそ感じることもあります。

 

1、一生勉強だということを早い段階から理解できた

高卒の僕は、高校を卒業したときに覚えているのは「これで勉強しなくて済む~」と思ったことです。ちょっとふざけていますよね。

このときはそう思っていたのですが、板前をしてから仕事のために学ぶということを知り、トレーナーを目指し始めるとそれを痛感し、自分の知識のなさを現場で痛いほど感じました。

そこから自分で勉強を始め、少しずつ現場でもわかることが増えていったんですが、当時の僕は学校へ行けばすべてを学べると思っていました。

だからこそ焦りや劣等感がすごくありました。そのおかげで常にわからないことがあれば調べて、実践して振り返るということが身につきましたが、今ではわかりますが学校ではすべてを学べませんし、学校では基礎を学ぶ程度です。

早い段階で自分でわからないことは学んだり、学んだことを実践するということが習慣になっていました。当然失敗も多くしていますし、今でもたくさんの失敗をします。

ですが、それを次に活かすためにどうすればいいのかを考える癖もつき、学校に行かずに学び続け悩んだからこそ今では人生の中で大きな財産になることを経験できたと思います。

 

2、変な先入観がない

今では学生の方からいろんな相談をされますが、学生と話をしていると「トレーナーとしての仕事が少ない」という認識をしているということを聞きました。

社会を見ても個人的な意見としては、そうではないのかなと思っています。優秀な方のところには仕事があると思いますし、トレーナーを探しているということも聞きます。

そういう点では仕事はあると思います。

僕自身は社会的に見て仕事があるのかないのかということはあまり気にしておらず、今の自分にどのようなことができるのか、そしてどういうことがしたいのかによって仕事を作ってみたりします。

トレーナーに限らず、社会全体がこれからはそういうスタンスが主体になっていくと思いますし、強みが際立っているところに仕事は集中していくと思っています。

そのために自分の強みが明確であり、自分ができることを誰かに伝える手段を持っている人は、それだけで仕事が来るようになると思います。

業界のことを誰かに聞くこともなく、先入観がない状態でトレーナー業界を見ることができていますので、その点は良かったなと思います。

 

3、敵は自分だけ

学校に行っていない分、同じ教室で学んだり直接の先輩後輩もおらず、常に自分と向き合う環境です。

それが良かったと思うのは、自分は元々誰かと比べやすい性格でしたので比べる相手がいなかったのが良かったと思います。敵は自分で、どれだけ自分の甘えに流されずにできるかというところだけだけです。

今の自分からいかに成長するか、歩みを進めるかを考えればいいだけですので、この点も学校に行かなくてよかったと思う点ですね。

 

4、さまざまな業種を参考にできた

今でもそうですが、トレーナー業界のことをあまり詳しく知りません。

独立をしてからは、保険や飲食、英会話、IT関係などさまざなま業種の方とよく話をしていて、クリエイティブな方が多いこともあってそういう方達の仕事を参考にしてきました。

今でもトレーナー関係の方よりも異業種の方の意見を大切にしていますが、業界を外れることで常識的に言われていることも客観視でき、セッションにも活かせます。

 

5、心から尊敬できる先生と出会えたこと

自分で学んでいかないと成長ができない環境で、たまたまあるブログで魚住廣信先生のことを知り、学びたい一心で勉強会に申し込みました。

魚住先生との出会いは本当に大きいもので、このブログの大半の内容は魚住先生から学んだものになります。

学びは大切ですが、もっと大切なことは “誰から学ぶか” ということです。これを間違えてしまうと時間の浪費になりかねません。

本物から学べる環境があるということは本当にありがたいことですし、少しでも吸収していきたいと思います。

 

最後に

学校に行く、行かない、が最終的な自分を決めるのではなく、自分がどういう風になりたいのか、それが明確にあればそこに到達するためにはさまざまな道があると思います。

学校へ行って学ぶ方がいいという方もいれば、僕のように自分で学び、時に大きな出会いがあり、尊敬できる方から学んでいくのか、いろんな道があります。

今いる環境で全力で学び続けるということは共通していて、それができればある意味環境はさほど関係ないように思います。

学校に行かなかっても十分生きていける道はあるので、それだけで視野を狭めてしまわないでほしいなと思います。

今日の内容が少しでも誰かのお役に立てると嬉しく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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