スマホと頭痛の関係とは?筋肉が硬くなると頭痛が発生する理由

スマホを触る時間が長くなればなるほど、不健康に近づいてしまうのかもしれません。

スマホを触っているときの姿勢は、首の筋肉が緊張しやすく、筋肉が硬くなると神経を圧迫し頭痛になってしまう可能性があります。

今日はそんなスマホと頭痛の関係についてお伝えしていきたいと思います。

 

なぜスマホを長時間触ると頭痛になるのか?

経験したことがある方もいると思いますが、スマホを長時間触っていると頭痛になってしまうことがあります。

なぜスマホを触る時間が長いと頭痛になってしまうのでしょうか?それは、スマホを触っている時の姿勢が関係しています。

スマホを触っている時の姿勢は、このような姿勢になりがちです。

スマホ

頭の位置が前にずれてしまい、この頭の重さを首の筋肉で支え、緊張してしまいます。

頭の重さは体重の約10%もあると言われ、ボーリングの球ぐらいの重さがあります。そんな重い負荷を首だけで支えていると思うと、首の筋肉が緊張し硬くなるのも容易に想像できます。

スマホを長時間触っていると、首の筋肉が緊張しパンパンに張ってしまいます。すると、首にある大後頭神経という神経が圧迫され、脳内は酸素不足となり頭痛が発生してしまいます。

スマホを触っているときに限らず、パソコンを長時間触るような仕事をされている場合、同じ理由で頭痛が起こってしまいます。

 

スマホの触りすぎで発生した頭痛の改善について

では、スマホの触りすぎで発生した頭痛をどのように改善すればいいのでしょうか?

それは、まず筋肉を緩めることです。そして、呼吸を行い酸素を多くとり込むことです。そうすれば、大後頭神経への圧迫は改善され、頭痛も改善されていきます。

筋肉を緩めるためには、後頭部のすぐ下辺りに手を当てます。このとき手の平全体で首を覆うようにに触れます。

首に触れる

この状態で、首が緊張しない程度に息を吐きながら天井を向きます。

息を吐く

そして、元の位置に顔を戻し、これを2分程続けます。そうすると首周りの緊張は改善され、筋肉は緩みます。

本来は、脳内も酸素不足になっていますので、仰向けの状態で深呼吸を行うことでもさらに改善されます。

仕事中でそういうことができない場合は、このような首の動きだけでも取り入れてみると状態は改善されると思います。

 

スマホを触って頭痛にならないために意識したいこと

上記のように筋肉を緩めたり、呼吸によって酸素を取り込んだりすることも必要ですが、最も重要なことはスマホを触っているときの姿勢を直すことです。

頭が前に落ちたような状態でスマホを触っていると、頭の位置が前方にずれてしまいます。

スマホ

頭部の位置が戻らないと首の緊張も継続してしまうため、この頭の位置を直す必要があります。

そのために行うのがこのような動きです。

まず左右のお尻の真中にある骨、坐骨を感じるように座ります。

坐骨

座る

このような状態をベースに骨盤などを動かし、頭部の位置を直していきます。

骨盤を後傾するように、ダランとした状態になります。

後傾

ここからへそを軽く前に突き出すように、骨盤を前傾させ先ほど感じた坐骨で座ります。この動きが①になります。

前傾

まずはこの動きを繰り返します。

骨盤の前後傾

次は、へそを軽く突き出した状態から②の動きで、肋骨を軽く引き上げます。

次は、①、②、ダランというイメージで動かしていきます。

3つの動き

これができれば、次は頭の動きを加えていきます。③の動きは天井を向いていきます。

そして④の動きで、軽く頭を天井の方へ引き上げるイメージを持ちながら顎を引き、正面を向きます。

そうすると前方に落ちていた頭部の位置が戻り、うまくできると頭部の重さを腰椎で受ける感覚が得られます。

骨盤の動き

このようなエクササイズで頭部の位置を直し、この直した頭部の位置を維持することが重要になります。この頭部の位置をベースにしてスマホの画面が真正面に来るような工夫ができれば頭部のずれも生まれづらくなります。

日頃からこのような頭部の位置でスマホを操作することで、頭痛も出なくなりますし、肩こりなどの不調も感じなくなっていきます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。スマホと頭痛の関係についてお伝えしていきましたが、頭部のズレが生じると頭痛だけではなく、腰痛や肩コリの原因にもなります。

また背中を丸めるような過ごし方をすれば、腹部があっぱされ、脂肪の組織が移動しお腹周りにたるみが出てしまったり、代謝が落ちたりする可能性があります。

健康面から見ても、見た目の問題から言っても、スマホを触るときの姿勢は正していきたいものです。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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