
先日クライアントさんからのご相談で、肩こりや腰痛で悩んでいるということをお聞きしセッションの中で改善についてお話をし実際に筋肉を緩めたり、体操をすることで改善が見られ、身体の状態も良くなったそうです。
身体に起こる凝りや痛み。これらはどのように原因を考えるかで行うことは変わっていくると思いますが、2人のクライアントさんを例に考え方についてお伝えしていきたいと思います。
筋肉を緩めるのか、それとも動かすのか、それとも鍛える方がいいのか?何を選択すれば身体の状態は良くなるのでしょうか?それは、筋肉を弾力ある状態に直すことからはじまります。
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Contents
2人のケースから考える現状について
肩こりや腰痛、身体に起こるさまざまな痛みや不調はなぜ起こるのでしょうか?その原因は日頃の過ごし方と大いに関係しています。
日頃の過ごし方というのは、さまざまな形があると思いますが、大きく分けて2つに分けることができます。それは、
- 仕事をしている方
- 主婦の方
です。ざっくりとした分け方にはなりますが、事務職で座ってばかりいて肩こりや腰痛、家で子育てをしていて肩こりや腰痛。環境は違えど身体に出てくる症状は似ている。
一見出ている症状は似ているので、同じと捉えられがちですが、これらの痛みの原因は違うものになると考えることができます。
仕事をしている方の場合、パソコン座業が多くなり座ってばかりの生活をしているため、頭の位置がずれてしまい猫背になり、お腹は圧迫される。すると、肩こりや腰痛、頭痛などを感じてしまう可能性があります。
これは筋肉を過度に使ってしまっているため、筋肉が緊張し、弾力を失い結果痛みにつながると考えることができます。
一方主婦の方の場合、お子さんを幼稚園、保育園に送り届け、みんながみんなこのような生活ではないと思いますが、家でゴロゴロ・・・。動かない・・・。
このように動かない生活をすると、筋肉は萎縮し、この場合も硬くなってきます。硬くなるため動かすと痛いということになり肩こりや腰痛につながると考えることができます。
- 筋肉を使いすぎている
- 筋肉を使わなさすぎている
どちらのケースも身体にとって良い状態とは言えず、不調の原因になってしまうと考えることができます。
筋肉を使いすぎている場合、緩めること
仕事をしている方の場合、過度の筋肉を使いすぎているということをお伝えしていきました。
この場合は、ジムなどで鍛えてしまうとさらに筋肉を使ってしまうことになりまた緊張する刺激を加えることになります。
そうすればまた筋肉は硬くなりますので、このような方はまず筋肉を緩め弾力のある状態に戻していきます。すると、首や肩が緊張している方は血流も良くなり、脳への酸素量も増加するため頭がすっきり冴えたような感覚になりますし、肩こりや腰痛などの痛みも改善することができます。
ここでもうひとつ考えることは、筋肉が過度に緊張してしまった原因は姿勢にあるということで、この姿勢を改善することでまた筋肉が緊張しないように防いでいきます。
あとは、筋肉を緩める刺激を定期的に加えることで身体も良い状態で維持することができます。
仕事をしている方は、筋肉を緩めた方良いと考える理由はこのようなことになります。
筋肉を使わなさすぎている場合、筋肉を適度に動かすこと
主婦の方の場合、身体を動かす機会は減っていくかもしれません。ただ、そんなときだからこそ適度に筋肉を動かす習慣をつけていただきたいなと思います。
筋肉を動かさない、筋肉は萎縮し硬くなる。硬くなって動かすと痛みを感じる。使わなくなった自転車を久しぶりにこぐとチェーンがさびてこぎにくいし、ガリガリ音が鳴ってこぎにくい。
このような状態が主婦の方の身体に近いのかもしれません。この自転車のガリガリを直すには、まず適度にペダルを回し動かすことです。その後にオイルとかをかけてさらに回すみたいなことをすれば良くなっていきます。
人間の身体の場合、筋肉が硬くなっているためこれらの筋肉を緩めていきます。そして、緩めた後は日頃運動不足が原因で筋肉が硬くなっていますので、身体を適度に動かす習慣をつけます。
そうすることで再度痛みを感じたりせず、身体を良い状態で保つことができます。
また萎縮していた筋肉を緩めることで、筋肉は膨らんできます。すると見た目としても健康的に見えてきますし、これだけでも体型が整っていき、身体は引き締まったように見えてきます。
主婦の場合、筋肉を緩め、日頃から適度に動かす習慣をつけることで身体も変わっていくと考えることができます。
2人のケースから考える痛みの改善や身体を良い状態で保つヒントについて
これまでお伝えしてきたことを実際セッションで行っているわけですが、非常に結果も良く痛みの改善や不調も改善されてきています。
ただ、根本的に改善することは日頃の過ごし方、いわゆる根本原因の解決であり、それが座り方であったり、過ごし方であったり、そこはクライアントさんの意識を変え、継続的に行っていく必要があります。
セッションを受けていただいている方もいつも言われますが、「スタジオに行くだけじゃなく根本的なこと、日頃何をどうすればいいのかを具体的に伝えてくれるからわかりやすい。」と言っていただけます。
一番大切なことは、セッションの中で行われることだけではなく、なぜ痛みが発生したのか、なぜ不調になったのか、いつもお伝えすることは同じです。
その原因を明確にし、原因から改善までの道筋をしっかりと理解し、そのためにやることを毎日継続する。そのやることは頑張ることではなくながらで十分です。
簡単にできることは継続しやすいことですので、そういうことをお伝えし改善に向けて取り組んでいます。
仕事をしている方、主婦の方、立場は違えど、状態は違えど考え方には似ているところがあり、まずは筋肉を緩めることが改善につながることだと思います。
まとめ
今日は2人を例に痛みや身体の不調の改善について書いていきましたが、シンプルにお伝えすれば筋肉を柔らかい状態で維持をすることが健康にもつながると思います。
その柔らかい状態を維持するためには日頃どのようなことをすればいいのか。それを考えることで健康というのはある程度維持できると思います。
決して難しいこと、複雑なことがいいとは思いません。意味のあること、求めている結果に直結することを続けるとその効果を考えることができると思います。
その方法というのは意外と聞いたこと、見たことがあるようなシンプルで当たり前のようなことなのかもしれません。
目新しさに惑わされず、自分の身体がどうなればいいのか、それをきちんと押さえていれば方法の選択の仕方も変わってくると思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。