
仕事をしていると、重要なプレゼンを任されたり、他社との取引を任されたり、ノルマに追われる日々が続いたりして、胃の痛い日々が続くこともあります。
このブログを読まれている方も、もしかすると電車の中にいるかもしれません。サザエさん症候群で日曜日の夜は憂鬱になることもしばしば・・・なんて方もいるかもしれません。
仕事をしていると、仕事のできる先輩や同僚がうらやましく見えて、自分の仕事の遅さにはがっかり。
でも、頑張って改善を試みて、それでも自分の成長のなさに嫌気がさす。うまくいかないこともありますよね。
年齢を重ねることに挑戦することに億劫になる、なんて言葉を20代前半のときに聞かされ、その実感はありませんでしたが、仕事である程度の成果を出すとその成果を出したことに満足してしまい、次のレベルに上がろうとしないパターンや、その成果を捨てることが怖くなってしまいいつまでも過去の栄光にしがみつき、次の1歩を踏み出せなくなることがあります。
次々にステップアップをしていく人と、次の1歩が重くなってしまう人との違いは一体何でしょうか?
今日は自分が実践してきて感じた、次の1歩を踏み出せずにいるときの解決法について書いていきたいと思います。
自分の目標を明確にする
自分自身がよく陥っていたことは、やる気はあったけど目標が不明確で、具体性に欠けていました。
例えば自分でカフェを出したいとします。当時の自分は、『俺はカフェをオープンさせるんだ!』と意気込んではいたものの、いつまでに、どこで、開業資金はどれぐらいいるのか、席数は、店内の内装は・・・具体的なことが抜けており、今○○をしているのは○○のためだ、と今していることは何のためにしているのかを具体化することができていませんでした。
ただやみくもに作業をしていただけでした。
具体性がなく、ただやみくもに何かをすることはときに時間の無駄になります。できるだけそういう無駄な時間は避けていきたい。目標が明確になると、今何をすべきかが見えやすくなり、その見えたことは行動に移すことでその目標に近づいていることが実感できます。
大切なことは、やるべきことを視覚化し、明確にすることで行動しやすくなると思います。
出した成果は、すぐに忘れる
自分で考えて仕事をし、それが成果につながり周囲から褒められたりチヤホヤされると舞い上がりそうになります。その成果が大きければ大きいほど、余韻は大きく残ってきます。
『俺は以前○○を作ったんだ!』
『俺は若いころ誰も成し得なかった売上○○○万円を達成したんだ!』
過去の成果に執着し、現在はそれほどの力がないのにも関わらず、過去の自分のままイケていると勘違いしてしまい、自慢ばかりする先輩だなと後輩に思われてしまうことも・・・。
先ほどの目標ともつながりますが、大きな目標があり、その前提で小さな成果を出しているのに、あたかもそこがゴールのように思ってしまうと次に進むことが難しくなります。目標を明確にすることでこのようなことは防げると思いますが、出した成果はあまり引きずらず、すぐ次の視点に切り替えることが大切だと思います。
経験者に相談し、アドバイスをもらう
目標を具体的にし、成果を出す環境にまだないとき、具体的に何をしていけばいいのかがわからなくて次の1歩が出ないということもあります。自分も独立当初は何をしていけばいいのかがわからず、立ち止まる自分がいてイライラしていた記憶があります。
そんなときは先輩に聞くなり、このような経験をクリアした人に相談してみると解決のヒントを得られることが多くあります。案外すぐにクリアできることがほとんどかもしれません。
ここでは変なプライドは持たず、素直に意見を仰いだほうが得だと思います。
アドバイスをもらったらすぐに実行する
アドバイスをもらい具体的にすることがわかったらあとは行動するのみです。それで成果が出るのかどうかはやってみないとわからない。ただ、成果がでるまでやり続けることも大切ですので粘り強さも必要だと思います。
自分を振り返った時に結果的に、アドバイスをもらったことを実行したことはほとんど成果が上がっています。ただ、すべてのアドバイスをすぐに実行できていたかと言えば、後回しにしてしまい、遅れながらにしたときにそのときに結果が見えてきました。
早めにすることで成果が出るにせよ、出ないにせよ次の1歩を踏み出すためには早めの行動が大切だと思います。
覚悟を決める
最後はここになると思います。何をやるにしても、変わっていくことは勇気のいることであり、プレッシャーも伴います。そこで中途半端な気持ちで取り組めばそれなりの成果しか出ませんし、それが独立となると結果は見えています。
本当に次の1歩を踏み出すためにも覚悟を決め、決めた目標を絶対に達成するんだという強い気持ちを持ってその仕事に向き合えば、成果は出てくると思います。ただ、それまでの道は険しい。そこを乗り越える覚悟を持つことが一番大切だと思います。
自分はこれら5つのことを繰り返し行うことで、1歩を踏み出すことができました。独立は完全勢いでしたが。今日はこのブログを書いた理由があります。6月はトレーナーの方や、異業種の方からブログを通じて多くの相談があり、実際にお会いした方も10人近くいらっしゃいます。
また、クライアントさんの中にも、仕事でつまづいていたり、今の自分が止まっているように感じてしまい、悩んでいるという方もいました。
人として相談されることはうれしいですし、少しでも力になれることがあればうれしいなと思います。
身体を変えることもそうですが、変えようと思ってジムに通ったり、どこかに習いに行ったりすることは、エネルギーのいることです。それを継続させようとなるとさらにエネルギーのいることです。
そんな方の身体を変えるためのサポートであったり、続ける楽しさを知っていただくことも自分の仕事だと思います。自分が目指す姿、目標を実現できるようにサポートし続けていきたいと思います。
そろそろ次の1歩を踏み出してみませんか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。