太ももの内側のたるみは鍛える?知っておきたい原因と改善について

太ももの内側のたるみは少しきつめのパンツを履くと目立ってしまったり、ショートパンツを履くと、ムニッっとスライムみたいに出てしまいそれが気になって好きはパンツさえも履けなくなる。

そんなときふと雑誌でみかけたエクササイズをして鍛えているけど、あまり効果が見られない。太ももの内側のたるみはどうすれば改善できるのでしょうか。

それは、脚の捻じれを改善し循環の改善を行うことです。今日はこの太ももの内側のたるみの改善についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。
 
 [clink url=”http://izuru-style.co.jp/straight-leg”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/leg-shape-up”]

 

なぜ太ももの内側はたるんでしまうのでしょうか?

女性は身体への悩みは尽きないものですが、脚についての悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。特に太ももの前側、外側、そして今日お伝えする太ももの内側に対しての悩みがある方は少なくないと思います。

太ももの内側はなぜたるんでしまうのでしょうか。

結論から言えば、それは歪みや循環の悪さがひとつの原因として考えることができます。現場で女性の脚がどのように変化をしていくのかを常に見ていますが、やはり脚が細くなった、太ももの内側が引き締まったと実感される方は歪みが改善し、まっすぐな脚に近づいています。

人間の身体は良くできており、自然な状態に直ると筋肉は縦に伸びるようになり、太ももの内側のたるみも引き締まったように見えます。

逆に脚が歪んでしまうとその歪みの影響で筋肉や脂肪が本来あるべき位置からずれてしまい、それが太ももの内側にたまってしまうということが起こります。

もう少しイメージしやすいように、画像を使って説明していきたいと思います。

 

太ももの内側がたるんでしまう具体的な原因について

まず、この骨を見てください。

腓骨骨盤と下半身の骨になりますが、人間の身体はこの骨の上に筋肉や脂肪がついています。

こういったまっすぐな脚に憧れる方も多いと思いますが、太ももの内側がたるんでしまう原因はこの股関節や膝関節が捻じれてしまうことがひとつの原因です。

僕の脚で表現するのはあまりいいことではありませんが、僕の脚は内側に捻じれるような形をしています。まず画像だけみていただくと、なんとなく歪んでいるということがわかると思います。

ただ、具体的なイメージがつきづらいと思います。続いてこの次の画像をご覧ください。

膝上

丸がついているところがポコッとなっているのがわかるでしょうか。これは脚が捻じれることでこの部分が影響を受け、筋肉や脂肪がこの部分に集まります。するとそこだけたるんだようになります。

膝上のたるみもこのようなことが原因ででき、歪みを改善することが膝上をすっきりするポイントでもあります。

この例では膝上辺りの筋肉や脂肪が膝の内側あたりのたるみとして出ていますが、太ももの付け根に近い部分は股関節が捻じれることで太ももの内側に影響が出てしまい、たるみを感じるようになります。

このように股関節や膝関節が捻じれることで、リンパの流れが悪くなり、リンパは脂肪組織や老廃物も流れるため、循環が悪くなることでそれらが下半身に溜まってしまい、それが太ももの内側や脚を太くしてしまう原因にもなります。

太ももの内側を引き締めるためには、まず歪みを改善し、そして循環の改善を行うことで太ももの内側は引き締まっていきます。

 

脚が歪んでしまう原因とは?

歪みがあることで太ももの内側がたるんでしまうということは、なんとなくでもイメージしていただけたかなと思いますが、そもそもなぜ歪んでしまうのでしょうか。それが分かれば日頃気をつけるべきことも見えてくると思います。

座り方

スカート

股関節が歪んでしまう原因のひとつにこのような座り方がありますが、女性の場合スカートをはいて仕事をすることがあると思いますが、このように膝を内側に閉じるようにすることで股関節が歪んでしまう可能性があります。

このような姿勢を続けることで股関節に捻じれができ、この捻じれが原因で太ももの内側にたるみがでてしまいます。

改善策とすればパンツに変えるか、膝上にブランケットのようなものをかけるなどをすれば下着が見えることもありませんので、脚をこれだけ内側に締めるような姿勢にならなくてもよくなります。

後でご紹介していますが、脚の歪みを改善する方法をいくら行っても、根本原因がこの座っているときの姿勢であれば、この座り方を変えない限り歪みが出てしまい、太ももの内側にたるみが出てしまいます。

こういった座り方も太ももの内側がたるむひとつの原因として考えることができます。

立ち方、歩き方

脚を細くシリーズでは何度もお伝えしていますが、最近の学生は特にこのような脚の使い方になっています。

 X脚

内股にするように立ったり、この状態で歩いたりしていますが、これでは自ら歪みを作っているのと同じです。このように立ったり、歩いたりすることで股関節は内旋といって、内側に捻じれるようになります。

そうすると太ももの内側にたるみができてしまったり、太ももの外側もポコッと出っ張ってしまいます。

太ももの外側は張ってパツパツ、内ももはプニプニというのはこのような歪みが原因でなり、脚を細くするため、または美しくするためには、何度もお伝えしますが歪みを直すことです。脚を細くするためには基本は同じだということです。

あくまでここでお伝えしている原因はひとつの例として挙げていますが、みなさんが太ももの内側のたるみで悩まれている場合、仕事や日常生活の中で何か歪みができる姿勢や動作があり、それを改善する必要があります。

ただ鍛えるだけではこの歪みが改善されず、いくら鍛えても引き締まっていかないのはこういう理由があるからです。
 
 [clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/heel-walking”]

 

太ももの内側のたるみを改善するためにすること

実際に現場でこのような相談をされた場合、身体調整などで歪みを改善し、その歪みの原因となる姿勢や動作をみつけ、歪まないような姿勢などを指導していきます。また循環も悪くなっていることが考えられるのでリンパを流す必要もあります。(人によって異なりますが。)

基本的なことは、太ももの外側がポコッと出る脚の膨らみの原因と改善について でお伝えしている手順になりますが、まずみなさんに理解していただきたいのは、体重支持ポイントを理解するということです。

多くの方が親指の付け根で立っていたり、つま先で体重を支えていますが、体重を支持するポイントはこの位置になります。

体重支持ポイント

脛骨の真下や足の裏全体を感じれる位置で体重を支持していきます。そうするとこのような位置になります。  

体重分布

足裏はこのような体重分布になっているといわれており、この体重分布になるためには先ほどの赤いポイントの位置で体重を支持することで実現することができます。

この位置で体重を支持することで上にある関節の歪みは整っていきますので、この位置を理解することが重要となります。そしてその状態でしゃがみ込みを繰り返したり、日常を過ごすことで歪みが改善され、太ももの内側のたるみも改善していきます。

ただここで大切なのが、みなさんがこの歪みがどのように歪み、それの原因が何かを”理解”することが重要で、それをどうすれば改善できるのかを脳の中にインプットすることで本当の意味で改善ができます。

文章で伝える難しさをいつも感じますが、みなさん自身が原因や歪みを理解することがそれぞれになってしまうためそこが問題点となります。だからブログで書いているエクササイズをやって、身体に変化があった方からも報告をいただきます。

思ったように結果が出ない方もいると思いますが、それは原因や歪み、具体的なポイントを理解することができず、ただ何気なくやってしまっていることが次に問題点としてあがってきます。

今日の内容では、まず太ももの内側のたるみがなぜ改善できないのか、そういう基本的なところを理解していただければとうれしく思います。

歪みを直す動き

現場で脚の歪みを改善するために行うのが、下肢の連動です。

連動 連動 連動

足首を背屈させ、同時に膝を曲げ、股関節を屈曲するというような手順になりますが、具体的に言葉で表現するのは難しいので省きますが、実際にセッションで行うのはこのような動きで下半身の歪みを改善していきます。

ここまでお伝えしたように、太ももの内側を引き締めるためにはまず歪みを改善し、体重支持ポイントを理解します。そしてなぜ歪んでしまうのか、日常に潜む原因を理解し、日頃どのような姿勢や動作をすればいいのかを理解し、実践できれば太ももの内側は引き締まっていきます。

もうひとつしていくことは、リンパの流れの改善です。

リンパについて

リンパマッサージをするときの手順を理解することで、流れを良くすることができます。基本は上から下へ。

 

太ももの内側を鍛えても引き締まらない理由

ここまで太ももの内側を引き締める考え方などについてお伝えしていきましたが、まずは歪みを直してまっすぐな脚に直すことが必要だということになります。

ただ、一般的に行われていることと言えば、太ももの内側がたるんでいるから太ももを鍛える、たるんでいる箇所=鍛えるというシンプルな考え方になってしまっており、方程式のような扱いで根本の原因が考えられずトレーニングに取り組んでいる方が多くいます。

ただ鍛えるだけではある程度の成果が見られても、ある程度の変化であり、最も重要なことは自然な状態に直すことです。それができれば脚の引き締まりも感じると思いますし、もしそれでもさらに引き締めたいとなれば、脂肪を減らすことを考えたり、その他のステップへと移ると思います。

鍛えるから細くなるのではなく、もっと根本を見ていく必要があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。太ももの内側のたるみを引き締めるためには、歪みを改善し、循環を改善すること。決して鍛えることがすべてではなく、こういうところにも目を配ることでこれまでうまく改善しなかったこともまた違う変化を感じれるようになります。

一般的に言われていることがすべてではなく、まずは自然体にすることが基本ですね。それを知っていただけるとさらに身体も変わっていくと思います。

最後に今日のまとめをしていきたいと思います。

  • 太ももの内側がたるむ原因は、歪みの影響で筋肉や脂肪が移動するため
  • たるみを引き締めるためにはまず歪みを直すこと
  • そしてなぜ歪むのかその原因を脳で理解する
  • 体重支持ポイントを理解し、原因となる姿勢や動作を改善する
  • リンパの流れを良くするためにリンパのことを知り、リンパを刺激する
  • これを継続することで太ももの内側は引き締まる

このような内容でお送りしていきました

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*