スキニーを履けない方へ|ファッションを楽しむために伝えたい脚を引き締めること

男性の僕から見れば、女性はおしゃれが好きで、好きなようにコーディネートして楽しんでいると思っていました。つい最近までは・・・。

でも実はそうじゃないんですよね。何かしらコンプレックスがあって、男性からのたわいもない一言に傷ついたりしていて、本当にファッションを楽しめているのはごく一部の方なのかもしれません。

身体のどこかに悩みがあれば着たい服よりも、”着れる服” を選んで思いっきりファッションが楽しめない。そんな想いをしている方もいると思います。

今日はスキニーを履けるように、脚を引き締めることについてお伝えしていきます。太ももの外側の出っ張りは遺伝でもなく、改善できないこともありません。ぜひファッションを楽しむきっかけになればと思います。

 

スキニーが履けない。。。こんな想いをしたことありますか?

好きなブランドの店に行って、セールをやっているから何かいい物はないかなと思って気分よく出かけたものの、そのウキウキ感は試着室の中で奪われてしまう。気に入ったスキニーを手にとって試着室の前に来ると「どうせ無理なんだろうな・・・」と意気消沈。

もしかすると・・・と淡い期待を抱きながら試着してみると案の定太ももの外側が張り出して、到底人前では履けない。今日は何も買わずに帰ろう。もしくは、少しダボッとした脚の形が見えないぐらいのパンツを買って帰る。

「いつか自分もスキニーを履けるように・・・なれないか。。。」

クライアントさんから聞いたこの話は、僕の中ではそういう想いを持ってセッションに来られると気づかされた具体例でした。

細く見えていても自分の価値観の中で、自信が持てればスキニーが履ける。でも納得する、自信が持てる脚にはなっていないからスキニーは履けない。でも履きたい。そんな葛藤があったり、想いがあってファッションと向き合い、自分に向き合い、悩んでいる女性がいるということを知りました。

こんな想いをしたことがありますか?もし太ももの外側が気になってスキニーが履けないのであれば、ここから先、少しでも脚が細くなるようにお伝えしていきますので、ぜひ実践していただきたいと思います。

脚の悩みは、日頃の意識、動作、姿勢で改善することができます。まずはそのきっかけを掴んでいただければと思います。

 

スキニーを履いた時に気になる太ももの出っ張りについて

スキニーを履いた時に気になる太ももの外側の出っ張りはなぜできるのでしょうか?また、身体の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか?

太ももの外側の膨らみは、脂肪がついているということも考えられますが、主に股関節で起こっている捻じれです。クライアントさんに共通することは、太ももの骨(大腿骨)が内向きに捻じれており、実際には見えませんが、膝のお皿が内側を向いてしまっています。

このような状態になると、太ももの骨の付け根にある大転子というところが外にポコッと出てきます。ここには、お尻の筋肉(殿筋群)が付着する場所でもあり、お尻の筋肉や脂肪などが外側に流れてきてしまい、お尻は垂れてしまい、太ももの外側がたるんでいるように見えてきます。

スキニーが履けない方は、このような脚になっていることが多く、股関節の捻じれによって太ももの外側が出っ張り、お尻の筋肉や脂肪が垂れてきて太ももの外側が膨らむということが起こります。

この表現は、手首を使うとわかりやすいと思います。まず捻じれのない股関節の場合、このように骨盤の幅と大転子は大方同じ幅にあるため出っ張りはありません。

ただ2人のクライアントさんのように股関節に捻じれがあると、このように出っ張りができてしまいます。

大転子

この上下の画像で太さ、出っ張り感が異なるのがご理解いただけたでしょうか。ですので、スキニーを履けなくて悩んでいる方はこの股関節の捻じれを改善していただければ、膨らみ、出っ張りは改善されます。

そこで自信ができればもっと今よりもファッションを楽しんでいただけることができると思っています。では、この捻じれをどのように改善すればいいのか、次にお伝えしていきたいと思います。

 

スキニーを履けるようになろう!股関節の捻じれを改善する

スキニーを履けるようになるきっかけは、股関節の捻じれを改善することだと思いますが、下肢の連動としゃがみ込みを活用し、股関節の捻じれを改善していきます。

ここでお伝えすることで最も重要なことは、ここで紹介する動きをどのように行うかということです。これが一番お伝えするのが難しく、このやり方ひとつで結果が変わってしまいます。

すべてに共通することはできるだけリラックスして力が入っていない状態でするということです。一生懸命さはいりません。逆に少し適当気味に行う方が緊張せず、良い結果につながりますので、リラックスして行っていくように気をつけてください。

それでは早速改善方法についてお伝えしていきたいと思います。

 

股関節の捻じれを改善する方法

これは以前も何度かご紹介している方法ですが、一度ご覧になった方も整理をする意味でもご確認いただければと思います。

まず、脚を肩幅程度に開き、一番楽に感じる脚の幅で仰向けになります。

そこから片脚ずつ動かしていきますが、踝の外側をマット(地面)に軽くこするようなイメージで膝を胸の方へ引きつけていきます。

そこから膝を伸ばしきる手前から太ももの骨を内旋させていきます。

連動 連動 連動

この位置は僕の場合、緊張もなく引っ掛かりもない状態ですのでここまで膝を引き上げていっていますが、僕は股関節が柔らかいのでここまで来ています。皆さんの場合は、感覚として緊張のない、楽に動かせる位置までで大丈夫です。

これを約2~3分ぐらい行っていただき、その後に立っていただくとご自身の体重を踵で受ける感覚が出ていますので、その位置を確認してください。

上記でお伝えしている、膝を伸ばし切って軽く内側に捻じる動きですが、画像で見ると、グッ!グッ!っという力の入っているように見えますが、実際は画像のようにひとつひとつ丁寧に動かすのではなく、スッと膝を引き上げ、スーッ、ポンッと膝を軽く内側に捻じる。

そして脱力して元の状態へ。言葉では伝わりづらいかもしれませんが、流れるように動かし、何度もお伝えしますが、リラックスして楽に上記の動作を行います。

これが終われば立っていただき、体重のかかる位置が踵に来ていることがわかると思いますし、太ももの外側を触れていただくと出っ張りに変化があることがわかると思います。

このような調整を行い、踵に体重を乗せ過ごすことで太ももの外側が引き締まっていきます。

詳しくは、太ももの外側がポコッと出る脚の膨らみの原因と改善について でも紹介していますので、参考にしていただければと思います。

 

まとめ

僕では本当の意味で、スキニーを履けない。そんな悩みを理解することは難しいのかもしれません。でも、自分が本当にしたいことができないのは本当に悔しいと思いますし、大げさではなく、一生スキニーを履けないと思っているかもしれません。

僕はそうじゃないと思っています。変えられるきっかけはあるはずですし、上記のようなことを行い、より質を上げていくことで太ももの外側は引き締まっていきます。

楽しみとしてのファッションは、その先に恋愛や結婚、人生を楽しむということが隠れていると思いますし、自信を持っておしゃれができるということは、女性にとって本当に価値あることだと思っています。

それができるようになりたいと心から思っている方もいると思います。そんな方へ、今日の記事が変わるきっかけになればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*