太もも

脚の外側の膨らみを引き締めるために知っておきたい改善方法

あるクライアントさんは、今年最後のセッションが終わり、「今年ここにきて初めて身体が本当に変わってきたと実感できた」と言っていただきました。

そうやって変化を実感できたのは、下半身の膨らみがうまく改善し、7kg程ダイエットに成功したためだと思います。

何よりもクライアントさんが課題を楽しんでこなし続けていただいたことが、変化の一番の要因だと感じました。他人に任せきるのではなく、自分でも積極的に取り組む姿勢は素晴らしいなと思います。

さて、今日は脚の外側の膨らみが改善した理由についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

太ももの外側がポコッと出る脚の膨らみの原因と改善について

太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめ

ふくらはぎの外側が張り出す原因と改善について

 

脚の外側が膨らんで見えた理由

この方の脚の外側は、股関節が捻じれてしまいお尻周辺の脂肪などが外側に引っ張られるように流れて、溜まってしまっていたことが大きな原因だと感じました。

また下半身全体にむくみがあったため、より膨らんで見えていました。

もうひとつ、歩き方が原因で股関節周辺の筋肉が張っており、それも脚の外側が膨らんで見える原因のひとつになっていました。

  • 股関節の捻じれ
  • むくみ
  • 筋肉の緊張

大きく分けると、この3つが脚の外側が膨らんで見える原因になっていると考えられました。

 

お尻の脂肪が移動するという意味

お尻の脂肪が移動するというのは、どういうことでしょうか。

これはお腹でイメージするとわかりやすいと思いますが、身体を反らすようにすればつまめるお腹の脂肪の量は減ります。

身体を反らせる

逆に身体を丸めるような姿勢になるとお腹のたるみは誰でもできます。

身体を丸める

もし身体を丸めてもたるみが全くできないのであれば、身体を反らした時にお腹ははちきれてしまいます。

このようにお腹を例にするとわかりやすいと思いますが、人間は姿勢などの影響で脂肪組織が移動します。

そのため、関節の捻じれや歪みがあればどこかにたるみができるということが言えます。

今回は、股関節の捻じれの影響でお尻周辺の脂肪組織が脚の外側に流れるということが起こっていました。

バストアップはこれをうまく活用するとできます。

バストアップ=筋トレ?組織を動かし筋肉を膨らませることでバストアップできる理由

バストアップ|現場で感じたバストの変化と方法をまとめてみました。

 

脚の外側を引き締める方法

今回、クライアントさんに行ったのは、ダンベルを持って何かをするということよりも家でどのように過ごせばいいのかをレクチャーするような時間に使いました。

もちろんそれだけのことをずっとやっているわけではありませんが、このクライアントさんはご自宅で積極的に動いてくれますし、お伝えしたことを楽しんでしてくださいますので、メインをそちらにおきました。

今回お伝えしたことは主にこのようなことです。

  • 6つの体操
  • 腹式呼吸
  • 階段昇降
  • 歩き方の改善

これらを日常の中に落とし込み、やらなければというのではなく、気づいたらやるようなスタイルで行っていただいただけでも身体は変化してきました。

6つの体操

これは非常にシンプルで、前屈・後屈、側屈、回旋という、前後に身体を倒したり反らせたり、身体の横に倒したり、捻ったりするような動きを行っていきました。

ただ、そこにはポイントがあって、どのように動かすのかという手順や呼吸の使い方、筋肉が緊張しないということなどのポイントを押さえたうえで行っていただきました。

セッションの中では必ず行うため、家で行ったときと差が出て、毎回なぜこの差が出るのか確認をすることからセッションはスタートになります。

お伝えしたことをやってきてくださる方は、次のセッションのときに必ずどうだったかを言っていただけるのでその反応で、やっているかどうかがわかります。

クライアントさんも実際にされていて、ここで出た動きの課題を改善しながら続けていただくと、6つの体操を行っただけで身体が整い、ご本人も整った感覚をよく体感されていました。

前屈

後屈

側屈

側屈

回旋

回旋

腹式呼吸

腹式呼吸を行う目的と言うのは、リンパの流れを良くするために行います。

リンパ液というのは乳び槽と言われるへそとみぞおちの間にある袋のようなところのことで、この乳び槽より下に位置する箇所に8割程溜まっていると言われています。

この袋はリンパ節の中でも最も大きくリンパの中でも中心的な存在です。

重力下でマッサージをしてもうまく流れないとも言われており、リンパを流すためには仰向けになることでより流れやすくなるそうです。

さらに腹式呼吸をすることで、ポンプの役割を果たしリンパ液の循環を良くすると言われています。

そのため、クライアントさんにも腹式呼吸を時間があるときに何度も行っていただきました。

これについてはこちらの記事も参考にしていただければと思います。

下半身太りを解消したい方必見?!知っておきたいリンパの流れについて

呼吸

階段昇降

以前から階段を昇り降りするときにはどうしても太ももの前側などが緊張してしまって、脚が太くなるのでは?という印象があったそうです。

今回行ったのは、顎の動きを使って階段を昇り降りするということです。

顎の動きを使って階段を昇り降りをすると、身体のどこにも引っかかる感じもなく、スムーズに昇降ができ、以前感じていた太ももの張りもなくなったそうです。

以前受けていた太ももの前側への刺激はお尻の付け根に変わり、実際にこれをお伝えしてからヒップの形が変わってきました。顎

歩き方の改善

歩き方の改善については、以前、こちらにまとめています。

ウォーキング時の歩き方を変えることで脚の膨らみは改善する

歩き方

このようにそれぞれの問題点に対して体操なり呼吸なりを行い改善をはかっていきました。

結果的にこれらを継続することで、脚の外側が細く引き締まっていき、以前感じていた膨らみというのはうまく改善されました。

 

まとめ

今回は、脚の外側の膨らみを改善する考え方や実践したことについてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか。

下半身に関する悩みを持っている方は多いと思いますが、現場から感じることは日常の姿勢や動作を改善することがポイントであり、特別なことをするから変わるのではないということです。

なぜ脚が太くなったのという原因が分かれば、そこから方法を考えることは難しいことではありません。

ただこの“原因を明確化する”ことが最も難しく、そこが間違っていればどんな素晴らしい方法を選択しても効果がないとなってしまいます。

常にこのことは頭に置いておきたいなと思います。

では、最後に今日のまとめをしていきたいと思います。

  • 脚の外側膨らんでしまう原因は、股関節の捻じれ、むくみ、筋肉の緊張
  • 体操をするだけでも身体は整う
  • むくみは腹式呼吸をして改善する
  • 顎の使い方を変えると身体はよりスムーズに動く
  • 歩き方を変えるとヒップアップする

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

脚のむくみの原因はストレッチのやりすぎ?やり方ひとつで筋肉は硬くなる

これからの時期、女性は冷えに悩まされる方も増えてくると思いますし、苦手な季節がやってくると感じる方もいるかもしれません。

いよいよ冬本番という感じですが、先日あるクライアントさんとのセッションで、脚のむくみの原因が家で行っているストレッチや体操の問題だということがわかりました。

過度にやりすぎているため筋肉が緊張してしまい、寝て起きると脚がパンパンにむくんでいるとのことでしたので、家での過ごし方を変えていただきました。

すると、身体も緩み、セッションでは循環を改善すると脚が細くなっていきました。

今日は脚のむくみの原因と、その改善についてお伝えしていきたいと思います。

 

脚のむくみの原因

この方の場合、セッションでお伝えしたことを家でもされ、雑誌などで見つけた健康法も身体のためになると感じたことはすべてやるようなタイプの方です。

セッションをしていても、「今日は何を学べるんだろう」的な姿勢で話を聞いてくれ、こちらも非常にお伝えしがいがあるというか、楽しい時間になっています。

ざっとおさらいですが、身体にむくみが出る原因は、病的なことを除けば、

  • 循環不良
  • 筋肉が硬くなる
  • 身体の歪み、捻じれ
  • 水分の摂りすぎ
  • 低体温
  • 自律神経のバランスの乱れ

などのことが考えられますが、むくみを改善するためには、筋肉を柔らかくしポンプ作用を活用すること、直接リンパを刺激することなどが考えられます。

むくみの原因については、こちらを参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-edema”]

今回、脚のむくみが出た原因は、日頃行うストレッチや体操などの多くが筋肉を緊張させるようなことばかりで、筋肉を緩めるために行っていたつもりがいくらしても筋肉が緩む感覚が出なかったそうです。

やればやるほど筋肉が硬くなるというような状態で、何かをするにしても過度にやりすぎが見られ、結果的にそれがむくみの原因として考えられました。これらを止めることで筋肉はある程度柔らかくなっていきました。

 

ストレッチはどのような効果があるのか?

以前、ストレッチをすると逆効果になってしまう?!知っておきたい筋肉が緊張してしまう理由という記事を書きましたが、ストレッチそのものは筋肉を緩めるために行います。

ただ、重要なことはその中身です。やり方が問題です。

どの程度伸ばし、何秒行うのか。さまざまなことを気をつけ、ストレッチを行うことで筋肉は緩みますが、テクニックとして非常に難しいものでもあります。

筋肉を緩める方法はさまざまありますが、筋肉を伸ばすのではなく揺らした方が効率的に簡単に筋肉を緩めることができます。

たまに耳にするようになりましたが、【ストレッチは筋肉を緊張させることもある】ということをお伝えすると、「ストレッチ=筋肉が硬くなる」と理解してしまうということです。

ストレッチを行う目的は筋肉を緩めることです。ここで改めて強調しておきたいことは、ストレッチは筋肉を緩ませることができますが、重要なことはどのように行うのかということです。

 

むくみを改善するために行ったこと

今回、脚のむくみの原因は日頃行っていることで筋肉が硬くなり、循環が悪くなりむくみにつながったということですので、それらを止める、もしくはやり方をお伝えすることで改善しました。

セッションで行ったことは、この硬くなっていた筋肉を緩め、筋のポンプ作用を活用することです。

この方の特徴のひとつに調整をしようとしても、どうしても相手に身体を委ねることがうまくできず、自分で動かそうとしてしまったり、緊張してしまうということがよく起こります。

そのため、今回行ったことは、できるだけ自分で身体を動かしながら筋肉を緩め、筋のポンプ作用を活用していきました。

6つの方向へ身体を動かす

まず行ったことは、身体を6つの方向へ動かし全身を整えていくということです。

その動きというのは、前屈・後屈、側屈、回旋。言葉を変えると、身体を前後、左右へ倒す、そして捻るという動きを行っていきました。

前屈 後屈 側屈 側屈 回旋 回旋

先日、健康なからだをつくる動きでもお伝えしていますが、魚住先生のところで学んだことを実践し、その変化を感じていただきました。

たった6つだけの動きですが、これらをどのように行うのか、丁寧にお伝えし、実践していただくと終わった後には体重を踝の真下で支えている感覚があり、全体のバランスが良くなったことを実感されていました。

しゃがむ、足踏み

続いて行ったのは、ご自身が楽にしゃがめる位置までしゃがみ、立ち上がる、いわゆるスクワットやその場での足踏みを行っていただきました。

スクワットについて

ここでは、脚の幅、つま先の向き、しゃがむ深さなどひとつひとつ説明し、こちらがすべてを決めるのではなく、ご本人が一番やりやすい場所をみつけながら体勢を決めていきました。

足幅

スクワット

すべてが気持ちよく、そして楽に行える位置になったところで、スクワットを繰り返していただき、そのとき顎の動きも加えていきました。

これも、先日魚住先生のところで学んだことですが、顎を使いながら身体を動かすことで関節がスムーズに動きます。

顎を使わなくてもリラックスして動けば筋肉は緩みますが、顎の動きを加えるとさらにスムーズな動作ができより筋肉を緩めることができ、クライアントさんも筋肉の緩みや顎を使うことでよりスムーズに動けることを体感されていました。

足踏みについて

続いて行ったことは、その場での足踏みです。

足踏み

この足踏みは、足裏で音を鳴らすように着地させ、腕も徐々に高さを上げながら身体の真中のラインに腕がくるように動かしていきます。

足踏み

腕の振り

そして、このときも顎の動きを活用し、足踏みは左右での動きになりますので、それに合わせて顎を動かすことでよりスムーズに動くことができてきました。

6つの動きを行った後以上に、先ほどのように立っていただくと骨で立つ感覚が増してきました。

小刻みに上下に動く

続いては、先ほどのスクワットはある程度の深さまでしゃがみましたが、次は、足関節を緩めるようにポンッと、膝カックンするように小さくしゃがみ、元に戻ります。

これを連続的に行い、小刻みに上下に動いていきました。

しゃがみ

ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど重要視されていますが、足関節を動かし、筋のポンプ作用を活用し、循環を促していきました。

約2分間行っていただきましたが、ここまでで脚はセッション前に比べるとむくみも改善され、太ももの前に張りもありましたが、緩んで膨らみが小さくなっていきました。

股関節をさまざまな方向に動かし調整

この方の場合、太ももの張りも気にされており、股関節に捻じれがあります。

これまでは、調整しようと思うと緊張が出やすく、思ったように結果が出ませんでしたが、今回は先に身体を緩めていたこともあり、緊張せず調整することができました。

3つほど股関節の動きを活用し、調整していき、その後に立っていただくと脚のむくみはうまく流れ、非常に細くなった印象になりました。

むくみの改善は、このように筋肉のポンプ作用を活用することで改善するため、むくみに悩む方は日頃からできるだけ身体を動かし、筋肉を柔らかい状態で維持することが重要です。

 

ひとつひとつ理解していただくこと

セッションを通じてうまく結果を感じていただくことができたわけですが、今回もこちらが意図することを理解していただくために、ひとつひとつの目的、動作のやり方などをお伝えしていきました。

何かをすれば、こちらが意図していることが実感できているかを確認し、「○○すればスムーズに動きますよね?」「楽に動けますよね?」そういう言葉がけをしながら、「わかる!」などの返答があり、その繰り返しを行っていきました。

ちょっとしたことですが、この言葉だけや確認を丁寧にすることで、結果もより感じていただけるようになります。

セッション後に鏡の前に立っていただきましたが、いつもよりも脚のむくみが改善され、細くなりクライアントさんも変化を喜ばれていました。

指導の中では、この小さいようなことが結果を大きく変え、その積み重ねがいかに重要かが現場を通しても理解することができます。

ひとつひとつをいかに理解していただくか、何気なくやっていることはなく、すべてに目的があり、それに対しての方法があります。これからも意識して理解していただくことを実践し続けたいと思います。

 

まとめ

今回は、脚のむくみの原因と改善についてお伝えしていきましたが、日頃から身体を適度に動かし、柔らかい筋肉の状態を維持し、循環を良くして置くことで健康的に過ごすことができます。

ストレッチ=健康に良いというイメージもあるかもしれませんが、今回のようにストレッチのやり方ひとつで筋肉が硬くなり、それがむくみの原因になることがあります。

さらに見方を変えると、筋肉は腱、骨に移行し、筋肉を緊張するほど伸ばすことで高齢者の方は、それが刺激となり筋肉を維持する刺激になると考えることができます。

筋肉を引っ張るということは骨も刺激を受けているということであり、そういう意味では骨に刺激を与え、維持することができます。

このように○○はやってはいけないという見方ではなく、目的次第でやり方を変えればそれに見合った成果を得ることができます。いつも言う、目的と方法です。

大切なことは、見た目の真似事ではなくその中身です。具体的にどのようにやれば目的とする効果を引き出すことができるのか、それが最も重要な部分になります。

ストレッチもやり方。筋肉を緩めるのか緊張させるのか、身体に与える刺激次第です。

むくみに限らず、ストレッチをしても思ったような成果が得られない方は、やり方を見直してみるのもいいかもしれませんね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ウォーキング時の歩き方を変えることで脚の膨らみは改善する

身体に起こる悩みは何かしら原因があって、その症状が表面化します。

それが例え病気であっても、シルエットとしての身体の悩みであっても、何かしら原因があるはずです。その原因を探り、変えることができれば身体は変わっていくはずです。

太ももの前側の張りを気にしてセッションを受けに来られた方が、歩き方を変えることで太ももの前側の張りが改善し、細くなっていっています。

今日は歩き方を変え、脚が引き締まった方の例をご紹介していきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/heel-walking”]

 

なぜ歩くことで太ももの前側が張るのか?

脚だけではありませんが、自分の身体を引き締めるためにはどうすればいいのでしょうか?食事を減らせばいいのか、きついトレーニングで自分の身体を追い込まなければいけないのか。

なぜ太ももの前が張ってしまうのでしょうか?

今回お伝えしていくクライアントさんの場合、毎日ウォーキングを合計約1時間半、朝と夕方の2回で行っています。

歩き終わると毎回太ももの前側が張り、歩く時間が長くなると翌日には筋肉痛が出ることもあったそうです。その他に、特にジムに通ってマシンでトレーニングしたり、走ったりということはありませんでした。

以前、太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめでもお伝えしていますが、日常的に行う“歩く”という動作であっても、その刺激で十分太ももの前側が張ってきてしまいます。

太ももの前側が張る理由は、太ももの前側が張るように歩いているということです。これを、太ももが張らない歩き方に変えれば引き締まると考え、実践していきました。

 

太ももの前側が張ってしまう歩き方とは?

歩き方で太ももの前側が張るということは、なんとなくイメージできるかもしれませんが、もう少しわかりやすく説明していきたいと思います。

太ももの前側が張る理由

クライアントさんが悩まれていたのは、太ももの前側の少し外側に位置する箇所に張りがあり、この張りを気にされていました。

少し話は外れますが、山を登るときと山を下るとき、どちらが筋肉痛になりやすいかといえば、後者です。なぜこのようなことが起こるのかというと、山を下るときは、斜面を下りるためブレーキをかけながら下ります。

このとき、このブレーキをかけるときに太ももの前側である大腿四頭筋という筋肉がその役割を果たしています。

ブレーキをかけるときに筋肉は収縮しているのではなく、伸ばされながら力を発揮している状態であり、この筋肉の働きをエキセントリック(伸張性筋活動)と言います。

このエキセントリックな刺激が太もものに加わると非常に大きなストレスを受けるため、筋肉はポコッと膨らんだように張ってきてしまいます。

さて、これを日常での歩くという場面に置き換えると、どのような場面でエキセントリックな刺激を受けているのでしょうか?

脚が前にくるとつっかえ棒になる

エキセントリックな刺激を受ける場面と言うのは、この場面です。

歩き方

この瞬間に太ももの前側には大きなストレスがかかり、歩くことで何百、何千回と刺激を受けます。そうなると、太ももの前側が張ってしまうということです。

身体の前側に脚があるとつっかえ棒のようになってしまい、ブレーキがかかり、歩いていてもあまりスムーズさを感じることはできません。

気持ちよく歩く、太ももの前側に刺激を加えないようにするには、身体の真下に脚が来ればつっかえ棒にはならず、より楽に歩くことができますし、太ももの前側は張ってきません。

厳密に言えば、身体の真下ではなく、若干前の位置になりますが、身体の下で着地をするようなイメージを持つことで太ももの前側には刺激が入らず歩くことができます。

身体の真下で着地

歩くだけでもヒップアップする

1週間に1~2回ぐらいトレーニングをし、それが3~4時間だとしても、日常的に何千回も刺激を受け、何十時間も過ごすため、日常動作が身体に及ぼす影響というのは、非常に大きいものです。

そのため、日常動作などを変えることで身体も変わっていき、歩き方を変えることでヒップアップされていきます。

身体の下に脚が来ることで、このような状態になります。

身体の真下で着地

このとき、後方に来ている脚のお尻に刺激を受けます。それを体感するために、先ほどの画像のような状態で後ろ脚を少し上げてみてください。

お尻へ刺激

そうすると、ヒップやハムストリングスに刺激を受けることがわかると思います。このように歩くことでヒップに刺激を受け、結果それだけでもヒップアップされるということです。

 

どうしても脚の力が抜けない

ここまでお伝えした内容を現場でもクライアントさんにお伝えし、実践していただこうとしました。

歩き方については、こちらを参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

脚を前に運ぶのではなく、重心を前に運ぶことで脚は緊張せず、スムーズに動かすことができます。意識を向けてしまうと、その筋肉は緊張しますので重心を運ぼうとすると脚は意識が外れますので、スムーズに動きます。

ただ、クライアントさんの場合どうしてもうまく力を抜くことができず、セッションのときは問題ないのですが、ご自身で歩くとなるとわからなくなってしまうそうです。

そこで今回は以前、個人教授で教わった歩き方の指導について実践してみました。

 

脚を振り子のイメージで使う

クライアントさんは脚を前に出してしまい、着地位置が身体の前にあるため、その刺激を日常で受け続けていました。

この改善に、着地位置をインプットするために、脚を振り子のようなイメージで動かし、着地位置をインプットさせることを行っていきました。

具体的な内容については、現場で実践したものですので、詳細はお伝えできませんが、昔の時計は振り子がついていたと思います。

振り子

こういう振り子は、左右に振れ続けますが、それを人間の脚ではリラックスして前後に軽く振り、脱力すると重力の影響で身体の真下で止まります。

そこでその位置を脳にインプットさせていきますが、このようなことを行うと左右の脚がそれぞれ1本の棒のように感じられ、重心を前に運ぶだけで自然と身体の真下に着地ができ、どこにもひっかかりを感じることなく歩くことができます。

歩き方の改善方法はさまざまありますが、下駄を履いて歩くだけでもフラット着地がしやすくなります。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking-geta”]

このように脚を振り子として考え、身体の下で着地ができるようにインプットさせたことで、日頃も脚をリラックスすることができ、太ももの前側の張りが改善されていきました。

 

遠回りせず、直接的に考える

歩き方だけに限ったことではありませんが、歩き方を変えるために○○トレーニングが必要だとか、楽に走るためには体幹トレーニングが必要だといい、メディアで情報が流れています。

すべてを否定するつもりもありませんが、もっと直線的に考えてもいいと思います。

歩き方に問題があるなら、歩き方を変える。階段を上っていて膝が痛くなるなら上り方を変える。

スポーツ選手もそうですよね。バッティングを良くするためにウエイトトレーニングをする。それも必要なことですが、シンプルにバッティング練習をすればうまくなるのではないでしょうか。

こういったことをクライアントさんにもお伝えしていきたいですし、実際このように考え実践することである意味結果もすぐ体感することができます。

みなさんが身体のことで悩んでいる場合、なぜ今そのような状態になってしまったのか、その原因を理解し、方法はたくさんあります。その中でわかりやすいもの、理解しやすいものを選択すればいいと思います。

頭の中をシンプルに、整理することも身体を変えていく上では非常に大切なことだと思います。

 

まとめ

今日は太ももの前側の張りについてお伝えしていきましたが、今回のクライアントさんの場合は歩き方が原因でした。

この歩き方の改善には、振り子のイメージを持ち、身体の真下で着地をすることを脳にインプットすることで、脚が棒のように感じ、スムーズに歩くことができました。

過度に脚に意識を向けてしまうと緊張が生まれ、それが太ももの張りの原因になる可能性があります。

自分の重心を前に運ぶこと。それだけ意識すればより楽に歩け、気持ちよく歩くことができます。

日頃からそのような意識で歩いていただければと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

太ももの外側がポコッと出る脚の膨らみの原因と改善について

凹みがない

モデルさんをテレビで見ていると、「細いな。」と思いますが、実際に本物を目の前で見るとテレビで見ているよりもさらに細いことに驚きます。

そんな細く、華奢な身体に憧れる方も多いと思いますが、このような脚はどうすればなれるのでしょうか?

それは大きく分けると以下の3つに分けることができると思います。

  • むくみを改善し循環を良くする
  • 身体を整える
  • 筋肉を鍛えて引き締める

モデルのような脚になりたいけど、太ももの外側が膨らんでいて気になるし、自信が持てない。そんな方もいると思います。ダイエットに成功したけど、脚は思ったように変化しなかったという声も現場ではよく聞きます。

脚を引き締めることは、ただ食事量を下げればいいのかというとそうではありませんし、そんな単純なことではありません。

今の脚が、もっと引き締まれば自信が持てる。好きなファッションを思いっきり楽しめる。そう心の片隅で思っている方に向けて今日はお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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太ももの外側が膨らむ原因とは?

なぜ太ももの外側が膨らむのでしょうか?ポコッと出ている部分が気になって、トレーニングをしたり、ダイエットをしても思ったような成果が得られない。

一般的には、太ももの外側の膨らみの原因は脂肪が溜まっているから、太もものを外側を鍛えるようなトレーニングをするという考え方です。

そもそもの原因が脂肪がついていることであれば、このような方法で結果も伴うと思いますが、それだけではうまく改善しません。

太ももの外側がポコッと膨らむ原因は、股関節の捻じれです。股関節が捻じれることで太ももの外側に骨が出てくるため、その上についている脂肪や筋肉が外側に流れ、太ももの外側は張り出したように感じます。

これは実際に体感していただくとわかりやすいので、詳しくお伝えしていきたいと思います。

股関節の構造

股関節というのは、筋肉を取り除き骨を見てみるとこのような構造をしています。

骨盤

骨盤

寛骨臼と言われる受け皿があり、その受け皿に深くはまるように入っているのが大腿骨頭と言われる、太ももの骨(大腿骨)の付け根で、この受け皿骨頭で股関節を形成しています。

受け皿に対して、はまっている骨は丸い形状をしているので、この関節を球関節と呼びます。

■球関節とは?

関節のうち接合部分が球状をしており、最も自由度の高い運動が可能なもの。肩や大腿の股関節など。

股関節の他に肩も球関節で、肩は受け皿と骨頭とのはまりが浅く、自由度が高くなり、腕を高く上げる、曲げる、伸ばす、回すなどさまざまな方向へ動かすことができます。

股関節は、受け皿と骨頭とのはまりが深いためその自由度は低くなり、膝を胸に引きつけるような動作であったり、脚を真横に上げるような動作などでは腕を動かすのとは少し違い、動かせる範囲が狭くなります。

このような特徴がある股関節ですが、股関節は脚を屈曲・伸展、内転・外転、内旋・外旋、という動きをしますが、本日知っていただきたいのは内旋という動きです。

内旋の動きとは?

内旋の動きとは、脚を内側に捻じるような動きのことを言います。

内旋

内旋

この動きを知ることで太ももの外側の膨らみについて理解しやすくなりますので、ぜひ覚えておいてください。

太ももの外側の膨らみについて

ちょっと専門的なことが続き、少し難しい内容だったと思いますが、ここからは大切なところですのでもう少しわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

太ももの外側の膨らみの原因を理解するためには、まず自分の腕を例にするとわかりやすいと思います。

猫の手

まず、猫の真似をするようなニャンというイメージでこのようなポージングをとります。

猫の手

この腕は太ももの骨であり、大腿骨のイメージになります。通常であれば、このような状態が自然です。

腕を内側に捻じる

次に、両腕を内側に捻じるように動かし、拳と拳が向き合うように動かしてみてください。このような動きが股関節の内旋であり、先ほどお伝えしたような骨の動きになります。

内旋

このような動きをすると、先ほどの動きでは感じなかった外側の出っ張りができるのがわかると思います。

この出っ張りは大転子という部分であり、大腿骨には外側に少し膨らみがあります。その部分にはお尻の筋肉などがついています。

大転子

わかりやすく手で表現していきましたが、このような動きは股関節で起こり、この捻じれによって大転子が外側に飛び出すようになります。

この大転子にはお尻の筋肉が付着し、その上には脂肪組織などが重なっています。股関節の捻じれは本来筋肉や脂肪組織がある位置からずれてしまうため、その影響が太ももの外側に出るということです。

太ももの外側が膨らみ、出っ張ってしまう原因は、2つだと考えられます。

  • 股関節が捻じれ、本来の位置から大転子がずれてしまうため
  • 股関節周囲にある筋肉、脂肪組織が捻じれによって太ももの外側に溜まるため

逆の言い方をすれば、股関節の捻じれを改善し、本来ある位置に身体を整えることができれば太ももの外側は引き締まるということです。

整えたうえでまた脚の太さが気になるという場合、筋肉がついている、脂肪が多いなどの原因が考えられますが、外側についてはまず身体を本来の状態に整えることが改善に近づくポイントになります。

太ももの外側を引き締めるためにストレッチを行っても思ったように効果がないのは、ストレッチは非常に難しいテクニックであり、これだけではうまく身体を整えられないからです。

ここまでは原因についてお伝えしていきましたが、そもそもなぜ股関節が捻じれたり、歪んだりするのでしょうか?

 

日常生活の姿勢・動作で捻じれたり歪む

上記の内容で、太ももの外側が膨らんでしまう原因はなんとなく、【股関節の捻じれ・歪み】というキーワードは理解していただけたかなと思いますが、そもそもなぜ股関節は捻じれたり、歪んでしまったりするのか。

その原因は主に、日常生活で行う姿勢や動作が原因と考えられ、座る・立つ・歩くなどが問題になることが多いです。

最近でも若い女性に多くみられますが、脚を内側に捻じって立ったり歩いたりしている姿です。

股関節

このような脚の使い方をすると、脚は内側に捻じれ、先ほどお伝えした大転子が外側に出てきて、それが太もものを外側の膨らみの原因になります。

日頃からこのような使い方を繰り返すことで、これがくせ付き脚も太くなる。

また女性の座り方を見ていると、膝と膝を合わせるように座っている方も見かけますが、スカートのときは仕方ないと思います。

ただ、癖でこのような動作を繰り返してしまうと、これも股関節を内側に捻じってしまい太ももの外側の膨らみの原因になってしまうと考えられます。

座り方

後程お伝えしますが、歩いているときや階段の上り下りをする際に、母趾球で着地をしたり、膝の位置が内側に入った状態で動作を行うことも股関節の捻じれにつながってしまいます。

特別なことをしていない限り、こういった日常で行っている姿勢や動作の積み重ねが股関節の捻じれ、歪みを生み、それが結果的に太ももの外側の膨らみへとつながってしまうと考えられます。

内股

日常生活で股関節が歪む原因についてお伝えしていきましたが、続いてはもう少しこの原因について深堀をしていきたいと思います。

立ち方について

母趾球に体重を乗せて立つ、胸を張るように、肩甲骨を寄せるように立つと言われるなど、立ち方についてはさまざな意見や考え方があります。

先ほどもお伝えしましたが、若い女性には特徴的な立ち方をしている人が多く、女性らしさが自然と出るのかはわかりませんが、脚を内側に捻るように立っている方は非常に多くなっています。

このような立ち方は不自然です。循環も悪くなる可能性がありますし、太もも周辺にたるみを作ってしまう原因ともなります。

脚を内側に捻って立つと自然と体重は内側にかかりやすくなり、その影響で脚の内側は緊張しやすくなり、筋バランスを崩してしまいます。 

X脚

このように足元が崩れてしまうと、その影響は脚全体と伝わり、内側の緊張が強くなるとX脚のような状態になってしまいます。

X脚

見た目としても脚はまっすぐに見えないですし、このような脚になったときはヒップが下がってしまい、膨らみがなくなってしまったり、印象としてはぺったんこのようなお尻に見えます。

もしくは横にベチャっと広がったようなお尻に見えます。

太ももの外側の膨らみを改善することだけではなく、身体を引き締めるためには、まず自然体に直し、骨で立つことが重要となります。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/standing”]

階段の上り下り

階段の上り下りについては、きついものだと思い込んでいる方も多いと思いますが、それはきつく感じるように動作を行っているということになります。

どのように身体を使うかによって股関節が捻じれてしまったり、歪んでしまったり、結果それらは太ももの外側の膨らみの原因となってしまいます。

下の画像をご覧いただきたいのですが、階段を上る際に膝の向きが内側を向いていることがわかると思います。本来は、まっすぐ踏み出されることが自然です。

このような脚をクロスするような使い方を繰り返すと、この使い方を脳がインプットします。それがいわゆる癖です。

脚がクロスしてしまうとと股関節が捻じれてしまいます。

膝の向き

自分の目線からだとこのようになります。

膝の向き

これは膝が内側に入ってしまい捻じれが生じている場合ですが、本来は膝とつま先の位置を揃える必要があります。

X脚

階段を下りるときも同じですが、膝が内側に入った状態で階段を下りてしまうと股関節に捻じれが生じてしまいます。

階段

下りるときも膝とつま先の方向は同じ方向を向き、このような動作となります。

階段

階段の上り下りの動作というのも、習った記憶もないですし、どのような動きをしているのかを確認したことがある方も少ないと思います。

ただ、このような一見小さなことのように感じることも、股関節には大きな影響を与え、太ももの外側の膨らみへとつながってしまうと考えられます。

階段の動作については、こちらを参考にしていただければと思います。

トレーニングなどの影響について

これまでは日常生活で行う、姿勢・動作が股関節の捻じれの影響だということをお伝えしていきましたが、その他には日頃トレーニングを行っている方の場合、そのやり方が原因で股関節が捻じれてしまう可能性があります。

ジムなどで頑張っている方も、具体的な目的、やり方が整理できていないと逆効果になってしまうこともあります。

みなさんがよくしてるスクワットですが、しゃがむ立つという動作を行います。

このときになりがちなのが、膝がつま先よりも内側に入ってしまうことです。このような動作を繰り返すと、股関節・膝関節は捻じれてしまい、結果太ももの外側が張ってしまいます。

どのようにスクワットをすればいいのかを少し見ていきたいと思います。

スクワットについては、スクワット=脚やせという考え方では脚が引き締まらない理由でも詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

スクワット

しゃがんだときに、膝とつま先の向きが同じ方向を向いていると自分目線ではこのように見えます。

太もも

ジムでスクワットしている方を見ていると、よく行われるスクワットというのが膝が内側に入っていくようなしゃがみ方をされています。

スクワット

スクワット

このようにどのようにしゃがむのかによって股関節や膝関節が捻じれてしまい、その結果太ももの外側が膨らんでしまうということが起こります。

ここまでお伝えした内容から理解していただけると思いますが、股関節が捻じれる原因は人それぞれであり、その原因を理解し、その改善をする必要があります。

○○トレーニングや、○○ストレッチといった方法論が先行しても、思ったように結果が出ないのはこのためで、みなさんそれぞれ太ももの外側が膨らんでしまう原因が異なるため、それぞれに合わせて改善策を考える必要があります。

 

股関節の歪みを改善する

上記でお伝えした原因を踏まえた上で、どのように股関節の捻じれを改善すればいいのでしょうか?

方法はいくつもありますが、実際にセッションでは身体を整えるため調整を行い、股関節だけではなく全身を整えていきます。

身体の部分に出た歪みや捻じれは全身に影響しますので、部分の改善だけではなく全身を整えることが必要だと考え、調整を行っています。

ひとつの調整法としては、足関節・膝関節・股関節を連動させ調整していくという方法があります。

連動

連動

連動

外踝をマットに軽くこするように足首、膝、股関節を曲げていき、緊張のない位置まで引き上げると、そこから伸ばしていき、膝が伸びきる手前から太ももを内旋させながら膝を伸ばしきる。

実際にこのような動きを繰り返すことで、脚は調整され筋バランスも整い、脚は真っすぐになりますし、太ももの外側の出っ張りも改善されることがわかります。

また、しゃがみ込みを繰り返すことでも脚を調整することができますので、こちらも参考にしていただければと思います。

しゃがみ込みを繰り返して身体の歪みを改善しよう! 

 

歪みを改善することで得られる変化

これまで鍛えることではなく、捻じれや歪みを改善することで太ももの外側が引き締まるということをお伝えしていきました。

身体を整えることで、その他にも得られる効果があります。

  • 膝の上が細くなる
  • むくみが改善する
  • 循環が良くなる
  • ヒップアップされる
  • 脚がまっすぐになる

太ももの外側だけではなく、女性が悩む冷え性や循環の問題も改善が見られたり、膝上やヒップ、脚全体の印象が変わるということが起こります。

身体の部位が異なると、なんとなく改善方法も異なるような印象があるかもしれません、大切なことは共通していてまずは自然体に直すことです。

それができればある意味基礎が出来上がり、身体も改善していきます。そこでさらに改善したい部位があれば、その策を選択すればいいと思います。

○○トレーニング、○○法、○○メソッドが何よりも重要なのではなく、大切なことはまず自然体に直すことです。

 

体重支持ポイントを理解する

太ももの外側が太くなる原因が分かり、改善もできた。それでOKかと言われると実はまだ本当の意味での改善にはなっていません。

というのは、日頃どのように立つのか、歩くのか、根本原因であった姿勢や動作を改善しなければまた太ももの外側は太くなってしまいます。

まずそこで理解していただきたいのは、骨で立つ、踵で立つ感覚を得ることです。

全身を整えるとこの感覚は理解しやすいと思いますが、位置としてはここになります。

体重支持ポイント

この位置は、脛骨の真下であり、内踝の真横に当たる位置になります。

この位置で立つことで、骨は積み木のように並び、骨で立つ感覚が得られます。

歩いている時も、自然に歩くことができればこの位置で着地する感覚がつかめ、楽に歩くことができます。

日頃からこのポイントで立つ、歩くことが改善した状態を維持する方法になります。

このポイントで立つことは、太ももの外側を引き締めるだけではなく、姿勢を良くしたい方、身体の痛みを改善したい方は共通しています。ぜひ参考にしていただければと思います。

歩き方についてはこちらを参考にしていただければと思います。

歩き方を整理しよう!目的別に見る身体の使い方について

 

体重支持ポイントを理解するエクササイズを行うと太ももの外側は細くなる

体重支持ポイントを踵にして、しゃがみ込みを繰り返すと太ももの外側は細くなりますが、ここからはそれを体感していただきたいと思います。

まずはじめは、チェックをしていただきたいと思いますが、太ももの外側に触れ、現状を確認してみてください。

内旋

大転子の周辺を触っていただき、出っ張り具合を確認できれば実際のエクササイズに入っていきたいと思います。

しゃがみ込みについて

  1. まず脚を肩幅に開く
  2. つま先を軽く開き、脛骨の真下、踵で立つ
  3. その状態でしゃがみ込む
  4. しゃがみ込んだ位置で小さくバウンドする(100回×3セット)

しゃがみ込み

しゃがみ込み

しゃがみ込み

このように踵で体重支持し、小さくバウンドすることで膝関節、股関節の捻じれが改善され、整っていきます。

バウンドをしている際に、膝が内側に倒してしまうとあまり効果も期待できません。膝とつま先の向きを同じにした状態でしゃがみ込みを繰り返してください。

それができると、再度太ももの外側に触れていただき、先ほどとの変化を感じてください。大きくボコッっと凹むというよりも、毎日繰り返すことで徐々に入っていくような感覚ですので、その変化を感じていただきたいと思います。

このように変化を感じていただければ、あとはこれを毎日繰り返し、日頃の姿勢や動作を改善することで太ももの外側を引き締めることができます。

セッションでは、僕がクライアントさんの捻じれや歪みを改善するため、調整後はこの太ももの外側の凹みをより実感しやすいと思いますが、ご自身でもある程度感じることができます。

これは歪みが改善されたため起こる変化で、クライアントさんには身体調整をしてさらに歪みを改善し、日頃この状態を維持していただくために行っていただいています。 

 

太ももの外側を細くする根本的なこと

ここまで読んでいただいている方は、理解していただけたかなと思いますが、太ももの外側を細く引き締めるためには、この調整法やしゃがみ込みだけでは当然一時的な変化に留まります。

それは、太ももの外側が膨らんでしまう原因が、日頃の姿勢や動作にあるからです。これらを改善しない限り、一時的な改善しかできません。

根本的な改善を目指すためには、日頃の姿勢や動作を改善することです。

一般的に言われる、良い姿勢=胸を張る、肩甲骨を寄せるなどはきつく感じたり、しんどいと思うかもしれません、

日本人は特に、つらい、しんどい=良いこと。と思いがちだと思いますが、自然な状態で立つことができれば本来は楽で、骨を感じます。

胸を張ったりしてしまうことは緊張であり、良い姿勢というのは、身体を固めて作るのではなく自然になるというイメージです。

そういった日頃の姿勢や動作に対する考え方を変えていただくと、より太ももや身体は引き締まりやすくなると思います。

 

どのように歩けばいいのか?

脚をどのように出せばいいのか、腕はどう使えばいいのか、重心をどのように運べばいいのか、ここをこうして、ここはこする・・・。

人間の身体は不思議で、リラックスすればスムーズに動くことができ、歩き方についてもワンポイントぐらいの意識で歩く方が自然に歩け、踵に体重が乗ってきます。

歩き方のヒントは、重心を運ぶこと。これにつきます。重心の位置をどこに設定し、どのように運べばいいのか、そういうことを知っていただくと歩くという動作をより楽に行うことができます。

さらに太ももの前側の張りで悩んでいる方は、この歩き方を変えることで脚を細くすることができます。

立ち方や座り方については、こちらを参考にしていただければと思います。

立ち方を再考しよう!壁立ちって頭・肩・お尻・踵を壁につけるのが自然?

座り方を正しましょう!って言うけど、そもそも正しい座り方ってどんな姿勢?

立ち方

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[clink url=”http://izuru-style.co.jp/heel-walking”]

 

 

太ももの外側は筋トレをしても改善しない

お腹を引き締める、脚を細くする、そんな目的がある方からよく聞かれる質問があります。

「どんなトレーニングをすればいいですか?」

「脚をどうやって鍛えれば細くなりますか?」

このようなことを聞くたびに、ある意味トレーニング依存症だと感じてしまいます。いろんな雑誌を見ても、引き締める=鍛える。トレーニング=鍛える。という印象を持ってしまう内容が多い。

上記でも伝えましたが、太ももの外側が膨らんでしまう原因は、日頃の姿勢や動作です。

それが原因なので、姿勢や動作を改善すれば、脚は細くなるのではないでしょうか?ストレッチがいけないのではなく、他のときには効果的になることもあります。

良いか悪いかではなく、なぜたるんでいるのか、なぜ膨らんでいるのか、その原因をみつけ、その原因にある方法を選択することで身体は引き締まったり、自分が目指す身体へと近づいていきます。

 

まとめ

今回は、太ももの外側の膨らみの原因と改善についてお伝えしていきましたが、少しでもお役に立てたでしょうか。

多くの女性が気にする太ももの外側は、ダイエットに成功しても、シェイプアップに成功しても、気になる部分だと思います。

トレーニングをすること、ダイエットをすることではなく、身体を整え、日常で起こる歪みや捻じれを改善することで太ももの外側は細く引き締まっていきます。

最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 太ももの外側の膨らみは股関節の歪みが原因
  • 太ももの外側を鍛えるトレーニングをしても改善しないことが多い
  • 股関節は日常生活の中で歪む
  • 太ももの外側を引き締めるためには、歪みを直し、日常生活での姿勢、動作を改善する
  • 歪みの改善には下肢の連動を使う
  • そして、体重支持ポイントを脛骨の真下にする

このような内容でお送りしていきました。今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

太ももの外側を引き締めるために、もっと詳しい情報を知りたい方や動画をご覧になりたい方は、noteでもお伝えしています。

こちらは有料記事(¥980)になりますが、より具体的に調整法を動画に撮ってアップしていますので、こちらもぜひご覧いただければと思います。

IzuruStyle note-太ももの外側を引き締める方法(動画付き)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ジムに通う人がついやってしまうトレーニングの勘違いについて

座り方

ジムに通うと決めて今日もやる気満々でジムの入り口をくぐり、着替えを済ませいざトレーニングフロアへ。

まずは、ストレッチからかな・・・。そして・・・とりあえず歩こう。次は・・・何しよう。。。このマシンをしよっかな。内ももを引き締めたいし、脚を内側に閉めるマシンで鍛えればなんとかなるはず・・・。

こうやってジムに通う気はある!でも実際に通ってみると何をしていいのかわからないという方が多いと思います。迷った挙句、とりあえずやってみる。もしくはジムのスタッフに相談してメニューを出してもらう。そこにはマシンの使い方が書いてあったり、メニューが組まれていると思います。

でも数か月通っているけど、なんか効果が実感できないというか、わからない。そろそろやる気も低下ぎみ。

今日はそういうジムで少し迷ってしまっている方や、ジムでトレーニングを行っている方に知ってもらいたい、ついやってしまうトレーニング方法の勘違いについて書いていきたいと思います。

ランニングをすれば脚の筋肉がつくと思っている方!スクワットをすれば脚が太くなると思っている方!

この後の内容を読んで、日頃の考え方を少し振り返ってみる時間になると嬉しく思います。

 

走ったら脚の筋肉がつく!と思っている方へ

身体にある筋肉をつけようと思うとさまざまな方法があります。ダンベルやバーベルを使って行うトレーニングや自分の身体の重みを使って行うトレーニング、スローに動いたり、速く動いたり。方法はさまざまです。

筋肉をつけることを目的にしている場合、走ることで筋肉がつくかどうかといえば答えはYES!ですが、ジムでマシンを使って走っているという方の場合、おそらく筋持久力が向上し、筋肉は大きくならず細くなっていると思います。

筋肉は加えられる刺激に対して反応し、太くなったり、細くなったり、またはサイズが変わらなかったりと、与えられた刺激に対して変化します。筋肉を大きくするために、効率的に大きくしようと思うとある程度重量を扱う方が筋肉は大きくなります。

加圧トレーニングなどのように低負荷でも筋肉が大きくなるトレーニングもありますが、10回前後で限界を迎えるような重量を用いて、トレーニングすると筋肉は太くなります。

ジムのマシンを使って脚の筋肉をつけようと思うとこんなメニューができると思います。

  • レッグエクステンション
  • レッグカール
  • レッグプレス

ジムにあるマシンでトレーニングを行うのであれば、このようなメニューで筋肉を鍛えることになると思いますが、走るよりもマシンを利用する方が筋肉はつきやすくなります。

走ることのメリットは心臓を肥大させることができ、心肺持久力を向上させることができます。まとめるとこのような考え方で取り組んでみるといいと思います。

  • 心臓の肥大が目的(有酸素性持久力の向上)・・・トレッドミルやバイクなどの有酸素運動
  • 筋肉の肥大が目的・・・ウエイトトレーニングやマシントレーニング

走ることで脚の筋肉をつけようと思っている場合、自分の中での常識を一度捨ててこのように考えて取り組む方が目的に合致しています。

 

スクワットをすると脚が太くなるのでは・・・?と思っている方へ

スクワットをすれば筋肉は太くなるか、細くなるか、どちらかと言われれば両方とも可能です。大切なことはどのような目的を持っているのかということです。筋肉を太くしたいのであればその条件で行う、細くしたいのであればその条件で、という感じで目的によって内容が変わります。

具体的に何が変わるの?ということについては、重量・回数・セット数・休息時間・動作の手順 などなど多くありますが、要はスクワットというのは形が決まっているものではなく、目的にあったスクワットを行うと求める身体に変わっていきます。

脚を細くする目的でジムでマシントレーニングを勧められたとします。数か月間行っていると次第に脚が太くなってきた!と実感された方はもしかすると筋肉を太くするようなスクワットになっていたかもしれません。

逆の場合もしかりです。

大切なことは目的と方法を一致させることです。また少し専門的な言い方をすれば、脚を細くしたいからと言って、すべて鍛えればいいのかといえば実はそうでもありません。

それは現状の身体を見て判断していきますが、身体の歪みがあっても脚が太く見えてしまう場合、歪みを直すことで脚が細くなりますし、筋肉が大きくなっているために太い場合は刺激を与えないようにすることでも脚を細くすることができます。

  • スクワット=脚が太くなる!ではなく・・・
  • 目的にあった方法でスクワットを行うと脚が細くなる

ということになります。太くなってしまったのは、スクワットの方法がまずかったかもしれませんね。

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[clink url=”http://izuru-style.co.jp/shape-up-leg”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/leg-shape-inside”]

 

O・X脚は筋力が弱いから内外転筋を鍛える!と思っている方へ

この問題もよくあることですが、O・X脚になっているのは筋力が弱いから鍛えるということです。実際に改善するのは難しいのは、原因が筋力が弱いからではなく筋緊張のバランスが崩れてしまうからであって、その改善のためには筋肉の緊張を緩めることで改善がみられます。

実際に現場でも鍛えることをせずに筋肉を緩めたり、自然な身体の使い方を繰り返すことで筋のバランスがとれはじめ、脚もまっすぐになっていきます。

ジムでみかけるのは、脚を内に閉じたり開いたりすることで、内転筋などを強化していることですが、この場合まず鍛えることが基本になっているため鍛えなくても改善できることを知っていただければと思います。

  • O・X脚など脚がまっすぐでないのは、筋のバランスが崩れているため改善には筋肉を緩めること

ということになります。この脚の歪みについては定着した考えになっていることが多く、このように考えてみるとまた違った見方となり、改善できないと悩んでいる方は少しヒントになるかもしれません。

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[clink url=”http://izuru-style.co.jp/o-leg”]

 

ジムで脚やせするためにおさえておきたいこと

ジムで脚やせをしたいと思っていても、何をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そういう方に向けて、ジムで何をすれば脚やせできるのかという考え方をまとめていきたいと思います。

まず大前提におさえておきたいことがあります。それは現状です。これはいつもお伝えしていることですが、身体は一人一人異なり、現状に合わせてメニューを変更しなければうまく身体を変えることができません。

身体が変われば方法も当然変わります。ですので、まず重要なことは現状を把握することです。

なぜ脚が太く感じるのかを把握する

脚が太く感じる原因は大きく分けて4つあげることができます。

  • 筋肉がつきすぎている
  • 脂肪が多い
  • むくみがある
  • 歪みがある

これらはすべて脚を太く見せてしまう原因として考えることができ、自分の脚が太く感じるのはなぜなのか、これによってここからお伝えする方法が異なってきます。多くの女性の場合、脂肪、むくみ、歪みがメインだと思いますが、この現状によって取り組んでいくメニューは変わります。

みなさんの脚はなぜ太く感じてしまうのでしょうか。

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ジムで脚やせするために行う4つのステップ

セッションを通じて脚を細くしたい目的で通われている方の場合、まず歪みを改善し、自然な状態に直すところから始まります。

そして、歪みのない状態に近づけ、そこからエクササイズを行い、循環の改善を行います。もちろん個人の身体によってやることは異なりますので、一概にこのメニューというわけではありませんが、参考にしていただければと思います。

ではその具体例をご紹介していきたいと思います。

股関節、膝関節などの歪みを改善する

まず行うことは、歪みのない脚に近づけるために自分で調整を行っていきます。

  1. 両脚を伸ばした状態で座る
  2. そこから外踝を地面に軽くこするように緊張しない程度に膝を曲げる
  3. 再度外踝を地面にこするように膝を伸ばし、膝を伸ばし切ると同時に太ももの骨を内側に捻じる
  4. これを片脚10回程度行う

連動 連動 連動

このような動きを下肢の連動と言って、このような動きをすることで股関節、膝関節の歪みが改善されます。両脚して立っていただくとその違いが分かると思いますが、体重支持ポイントが踵にくるため足裏が地面に多くついているような感覚になります。

まずはこの調整を行い、体重支持ポイントが変わることを感じてください。それができれば次に移ります。

体重支持ポイントを理解する

続いては、体重支持ポイントを理解するということですが、調整ができると自然にこの位置は理解できると思いますが、もう少し客観的にどういうことかをおさえていただきたいと思います。

この”踵”と感じる位置は、脛骨の真下と言われる位置であり、こちらの位置になります。

   マルカルドの体重分布図     

この位置で立ったり、エクササイズをすることで膝や股関節などの歪みを改善し、ここに体重支持ポイントをおくことで日常で脚を歪まなくしてくれます。

逆を言えば、この体重支持ポイントがずれることで脚は捻じれ、それが原因で太く見えることになります。歪みを調整した後はこの位置で立つようにし、次のエクササイズへと移っていきます。

しゃがみ込みを繰り返す

3つ目のステップは、しゃがみ込みです。体重支持ポイントを理解しそこで立っていただきながらエクササイズを行っていきます。その手順がこちらです。

  1. 脚を肩幅に開く
  2. 体重支持ポイントを上記の位置にし、しゃがみ込む
  3. 膝とつま先の位置が同じ方向に向いているのを確認し、小さくバウンドする
  4. このときお尻の付け根に意識を向け行う
  5. 50回×3セット、もしくは100回×3セット行う

この数に関しては多くすればするほど歪みは改善されますが、体重支持ポイントがずれてしまうと脚が歪む原因になりますので、きちんとしたフォームで行うように意識します。

肩幅 体重支持ポイント しゃがみ込み

この状態で5cmぐらいの上下をするようなイメージでバウンドを繰り返します。もしこの足幅でしゃがみ込めない方は足幅を広げて行ってください。さて、ここまで行っていただけたまじめな方は素晴らしいですね。

ここでご自身の膝のお皿を鏡を通してみていただけますか?膝のお皿の方向がまっすぐ向いているのがわかりますか?この違いが分かりづらい方は、左右のお皿の方向の位置をよく見ておいて、もう一度しゃがみ込みを繰り返してみてください。

すると方向が変わり、真正面に向いてさらに左右の膝の向きは同じ方向に向いていくのが分かっていきます。これは続ければ続けるほど改善され、これが歪みが整ってきたサインでもあります。

こういう変化に目を向けることで行ったエクササイズが適切だったのかどうかが分かってきます。ぜひ参考にしていただき、最後の4つ目のステップに移っていきたいと思います。

腹式呼吸でリンパの流れを良くする

4つ目のステップがリンパを刺激してむくみを改善します。

  1. 仰向けになり、両手をお腹の上に乗せる
  2. お腹を膨らませるように鼻から息を吸い、お腹を凹ませるように口から息を吐く
  3. これを10回程行う。(回数は増やしていただいてもOK!)

呼吸

腹式呼吸

最近わかったことですが、上記のように仰向けで腹式呼吸を行うと乳糜槽と言われるリンパ管の中でも最も大きいところに刺激が加わり、腹式呼吸をすることで横隔膜の動きによってリンパの流れが良くなるそうです。

そのためあまり手間をかけずに行えることからこれをご紹介しました。

ここまでお伝えしてきた4つのステップを1・2週間続けていただくと脚の変化がある程度感じていただけるようになると思います。何度もお伝えしてしまいますが、そうは言うもののそもそも脚が太く感じてしまう原因によって方法は変わるため、現状を見れていないため万人に効果があるというわけではないということをご了承いただければと思います。

ただ、歪みの改善などはみなさんに感じていただけると思いますので、参考になればうれしく思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と常識的に言われていることが実は改善できないことであったり、どうしてもジムにはマシンがあるためそれを使ってもらうためにマシンを勧めていることもあるかもしれません。

大切なことは目的に対してそれを実現できることをすることが大切であり、その手段はひとつではないということです。方法はさまざまありますが、目的に合っていることが前提となります。

身体が思ったように変わらないと悩んでいる方は、もしかするとそこがうまく合致していない可能性があります。上記に見覚えがないか今一度確認していただければと思います。

では最後に、今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 筋肉をつける目的がある場合、走ったらつくのかという以前にトレーニングを行う方が効率が良い
  • スクワット=脚が太くなる、ではなく目的に見合ったことをすることで身体は変化する
  • O・X脚は、筋力が弱いからではなく筋肉を緩め筋のバランスを整えることで改善する

このような内容でおおくりしました。この中のひとつでも参考になるものがあればうれしいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめ

すぐに脚が前に出てくる

太ももの前側が張ってしまう原因は、日常の中に潜んでいます。

外国の方がヒールを履いて歩いている姿を見ると、自然と引きつけられるような感覚になり、見入ってします。

ですが、日本人がヒールを履いて歩いている姿を見ると、どことなく違和感というか、ぎこちなさを感じてします。実は、この歩き方こそ太ももの前側が張ってしまう原因でもあります。

なぜ歩くだけで太ももの前が張ってしまったり、太くなってしまうのか。今日はこの太ももの前側が張ってしまう原因をお伝えしていきたいと思います。

太ももの前側だけではなく、このような歩き方をすることでお尻が下がってしまい垂れる原因にもなります。

少しでも参考になればうれしく思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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なぜ太ももの前側はパンパンに張るのか?

太ももの前側が細く引き締まれば、もっとおしゃれも楽しめるだろうし、自分にも自信が持てるかもしれません。

なぜ太ももの前側はパンパンに張ってしまい、膨らんでしまうのでしょうか?

このことを理解するために、まず筋肉はどのように働くのかということを知っていただきたいと思います。

筋肉は主に3つの収縮タイプに分けることができ、短縮、伸張、等張、という動きをします。

少し専門的なことで難しい感じに聞こえるかもしれませんが、歩いている時に筋肉が伸びながら刺激を受けている方は、太ももの前側太くなる可能性があります。

(1)等尺性筋活動(アイソメトリック)
(2)等張性筋活動(アイソトニック)
(3)短縮性筋活動(コンセントリック)
(4)伸張性筋活動(エキセントリック)
(5)等速性筋活動(アイソキネティック)

それぞれどのようなことかを見ていきたいと思います。

等尺性筋活動について

■等尺性筋活動とは?

等尺性筋活動とは、筋肉が長さを変えずに力を発揮すること。

例とすれば、壁を押す時に力は入りますが、見た目としては動きがありません。

最近流行りの体幹トレーニングもあるポージングをキープするようなトレーニング法が多いですが、このような筋肉の使い方を等尺性筋活動と言います。

フロントプランク

等張性筋活動について

■等張性筋活動とは?

等張性筋活動とは、短縮性筋活動(コンセントリック)と伸張性筋活動(エキセントリック)に分けることができ、エキセントリックな刺激の方が筋肉に対する刺激が大きいと言われています。

短縮性筋活動(コンセントリック)とは、筋肉が縮まりながら力を発揮することであり、手にダンベルを持ち、肘を曲げるときに負荷がかかる。このとき筋肉は縮まりながら力を発揮しており、これをコンセントリックといいます。

コンセントリック

伸張性筋活動(エキセントリック)とは、筋肉が伸ばされながら力を発揮することであり、手にダンベルを持ち、肘を曲げたところから伸ばすときに刺激を受けるような筋活動をエキセントリックといいます。

エキセントリック

山登りをしたとき、登るときよりも下りるときの方が筋肉痛になりやすいということを聞いたことがあるでしょうか?

下りるときは、ブレーキをかけるように下りるため筋肉は伸ばされながら力を発揮するエキセントリックな筋活動を行います。

このような刺激は速筋(白筋)に刺激を与えるため、筋肉が太くなりやすい刺激です。

後程詳しくお伝えしますが、日常動作の中でこのエキセントリックな刺激が太ももの前側に加わるため太ももの前側は太くなってしまいます。これを取り除くことが脚を細くするポイントになります。

太ももの前側に刺激が加わりやすい動作というのは、

  • 歩いているとき、身体の前で着地をすること
  • 地面を突くように着地するとき
  • 階段を下りるとき

これらの場面で太ももの前側に刺激が加わるように動いてしまっています。

筋活動のタイプでは、残り等速性筋活動という筋肉の収縮タイプがありますが、これは文字通り等しい速度で筋肉が伸び縮みし、力を発揮することをいいます。

今回の内容では、あまり関係がありませんので、この筋活動の詳細は省いていきます。

次は、より具体的にどのような動作をすれば太ももの前側に刺激が加わり、太くなってしまうのかを見ていきたいと思います。

 

日常生活に潜む太ももの前側をパンパンにする原因

さて、今回の本題に入っていきたいと思いますが、なぜ日常生活を送るだけで太ももの前側は張ってしまい、太くなってしまうのでしょうか?

先ほども少しお伝えしましたが、その理由は日常生活の中でエキセントリックな刺激が太ももの前側に加わってしまっているということです。

歩き方、ヒールを履いた時、立ち方や自転車のこぎ方、階段の下り方などさまざまな場面で太ももの前側には刺激が加わっています。

これらの動作を改善できれば、太ももの前側に刺激が加わらず、ヒップに刺激を加えることができ、そうすると日常生活の中だけでもヒップアップさせることができます。

ひとつずつ、より具体的にどのようなときに太ももの前側に刺激を受けるのかをお伝えしていきたいと思います。

歩き方

そもそも歩くということは、重心を移動させることですが、みなさんが歩くという動作にどのようなイメージを持たれているかがポイントになります。

おそらく歩く=脚を前に運ぶというイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?

人間は、脚を前に運ぼうと意識したとき、太ももの前側が緊張してしまいます。それが1日数千回行われるため太ももの前側が張ってしまうことは想像できると思います。

もうひとつポイントになるのが、脚を前に出した時身体の前に着地をするため、脚がつっかえ棒のような存在になり、このときに太ももの前側の筋肉はエキセントリックな刺激を受けます。

歩き方

歩き方

エキセントリックな刺激というのは、負荷が自重であっても軽くても白筋に刺激を与え、白筋は刺激を受けると肥大しやすいため太ももが張ってしまう原因になります。

改善方法は後述しますが、脚を前に運ぶのではなく重心を高く保ち、その重心を前に移動させることでヒップに刺激がくるようになります。

歩き方

まずここで知っていただきたいのは、歩いているときに身体よりも前側で着地をしてしまうと、脚がつっかえ棒のような存在になり、太ももの前側にエキセントリックな刺激を受けてしまうということです。

これが太ももをパンパンに張らせる原因のひとつとなります。

歩き方については、こちらも参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

ヒール

外国の方がヒールを履いて歩いている姿を見ると、すごく魅力的で引き込まれますが、日本人がヒールを履いて歩いていると、少しぎこちなさを感じてしまいます。

ヒールを履いて歩いている時は、先ほどの歩き方同様、身体の前で着地をしていることと、膝を曲げながら歩いています。

ヒール歩き方

ヒール歩き方

僕も実際にヒールを履いて歩いてみましたが、ヒールのピンの部分が地面に引っかかりそうで恐怖感があって、膝を曲げながら歩いてしまう経験があります。

このとき履いたヒールは太めのピンですが、実際に女性が履かれているのはピンが1cm程度だったり、高さが10cm前後だったりと怖さが原因で膝が曲がり、結果的に太ももの前側に刺激が加わっている可能性があります。

ヒールを履いて歩いている時、このような理由で太ももの前側に刺激が加わり、それが続くことによって太ももの前側が張ってしまう原因になります。

ヒールを履いての歩き方はこちらを参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/heel-walking”]

階段の上り下り

次は階段の上り下りについてですが、階段を上るときもそうですが、特に下りる時の動作が太ももの前側に刺激を加えやすくなります。

具体的にその動作を見ていきたいと思いますが、多くの方がこのような下り方をしていると思います。

階段 階段

何が問題なのかというと、下りる時の後ろ脚の前側にエキセントリック刺激が加わっています。

階段

このような刺激が毎日加わり、歩くときも太ももの前側に刺激が加わるような歩き方をしていると、太ももの前側が自然と太くなってしまいます。

立ち方の問題

立ち方については、何気なく立っているときの姿勢が太ももの前側に刺激を与えてしまっています。

例えば、台所で立っている時におへそ辺りを台に当てて立っていると太ももの前側が緊張してしまいます。

立ち方

台所だけではなく、電車を待っているときなどの姿勢がこのように崩れてしまっていると、太ももの前側が緊張し、張ってきてしまいます。

ヒールでの立ち方

このような立ち方を続けることで、太ももの前側に刺激が入ってしまい、太くなってしまう原因として考えることができます。

立ち方については、こちらを参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/standing”]

自転車のこぎ方の問題

次に、自転車によく乗るという方はペダルのこぎ方を注意した方がいいと思います。

一度想像していただいて、日頃自分が自転車に乗り、ペダルをこぐとすれば足の裏のどの部分でこぎますか?ほとんどの人はつま先辺りでペダルを踏み込んでいると思います。

ペダルをつま先で踏み込むと、太ももの前側に刺激が加わりやすく、踏み込む位置を踵に変えると刺激はお尻の付け根に変わります。

体重支持ポイント

またペダルをこぐときに、グッ、グッ、グッと連続的にペダルをこぎ、筋肉の緊張が続くようなこぎ方をすることで筋肉の中は低酸素状態になります。

このような状態は、加圧トレーニングやスロートレーニングと同じような状態になり、筋肉を太くする刺激となります。

そのためこぎ位置の問題もありますが、連続的にこぎ続けることでも太ももの前側が太くなってしまう原因にもなります。  

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/bike-leg”]

そのほかの原因

上記以外の原因としては、ランナーの方については歩き方と同じ原理で、身体よりも脚の位置が前で着地するとブレーキをかけ、そのときの刺激は太ももの前側で受けます。

人間がジャンプして着地をした際、その刺激の大きさは体重の4~5倍ほどの負荷がかかると言われています。

走るということは、片脚ずつの動きであり、それだけ大きな刺激が加わると筋肉が太くなることは容易に想像できます。

走り方も太ももの前側を太くする原因として考えることができます。

 

立ち方、歩き方などの動作を改善すると太ももの前側は細くなる

ここまで、太ももの前側が太くなる原因についてお伝えしていきましたが、理解することができたでしょうか?

ここからは先ほどあげた原因に対して、どのように動作を改善すればいいのかをお伝えしていきたいと思います。

歩き方を改善する

歩くということは、重心を運ぶということですが、多くの方は、

  • 脚を前に出す
  • 地面を蹴って前に進む

というイメージをもっている方が多いと思います。

先ほどお伝えした、着地をする位置が身体よりも前にあると、つっかえ棒のようになりそのときに太ももの前側に刺激を受けます。

これが太ももの前側が張ってしまう原因ですが、どのように歩き方を改善すればいいのでしょうか?

脚がみぞおちからはえているイメージを持つ

まず最初に、脚はどこからはえているでしょうか?ほとんどの人は、股関節や骨盤周辺をイメージされると思います。

実際にそうですが、歩き方を改善するときはみぞおちから脚がはえているようなイメージを持ちます。

そして、そのみぞおちを前に運ぶイメージで歩いていきます。

歩き方

このとき、手足をどのように使おうと考えず、ただ重心を前に運ぶだけで大丈夫です。

実際の動きとしてはこのようになります。

歩き方については、シンプルにこれだけで変わっていきます。過度にあれこれ考えてしまうわず、ただ重心を前に運ぶだけで刺激はお尻の付け根に加わるようになります。

そうすると、歩いているだけでヒップアップされていきます。

お尻

ヒールを履いた時の歩き方

ヒールを履いた時も、基本的には歩き方と同じです。

多くの方は重心の位置が低く、見ているとこのような歩き方をされています。

ヒール歩き方 ヒール歩き方

脚を前に前に出してしまっており、改善のポイントはやはり重心を高く保ち、前に運ぶということです。

ヒール

このように歩くことができると、後ろ足の付け根に刺激が加わるため、ヒールで歩くだけでもヒップアップすることができます。

ヒール

このように歩くという動作を改善すると太ももの前側の張りもしぼみ、細くなっていきます。

階段の下り方を改善する

階段を下りるとき、太ももの前側に刺激を受けるのは後ろ足で、エキセントリックな刺激を受けてしまうため太くなる可能性があるということをお伝えしました。

下りるときにエキセントリックな動作をなくしてしまえば太ももの前側には刺激が加わりません。

では、どのように動作を改善すればいいのでしょうか?

階段から脚をぶらんと垂らす

まず階段から片脚をぶらんと垂らすイメージで立ちます。

階段

そこから軸足になっている足首をストンと緩めるように、膝カックンされるようなイメージで真下に下ります。

階段

動画で見るとこのようなイメージになります。

このように下りることができると、筋肉が張る感覚はありませんし、非常に楽に階段を下りることができますので、参考にしていただければと思います。

立ち方を改善する

立ち方については、台所で作業をしているとつい楽な姿勢をとりがちで、おへそを台に当ててしまった立ち方をしてしまうことがあると思います。

これを改善するには、姿勢を良くすればいいのですが、そもそも良い姿勢とはどのような姿勢なのでしょうか?

自然な状態で立つ

人間の身体は骨が積み重なり、筋肉が緩み、自然な状態になると骨で立つ感覚が得られます。

骸骨

自然な状態というのは、胸を張ることでも、肩甲骨を寄せることでもありません。

姿勢については、こちらを参考にしていただければと思います。

姿勢を良くするためには“良い姿勢”をインプットすること

立ち方を再考しよう!壁立ちって頭・肩・お尻・踵を壁につけるのが自然?

ここでご紹介している立ち方を実践していただくと、太ももの前側に刺激を受けず、骨で立つ感覚が得られるようになります。

自転車のこぎ方を改善する

これについては、自転車に乗ると脚が太くなる可能性がある理由を参考にしていただければと思いますが、基本的には変えることはシンプルで、つま先でペダルをこいでいる場合、これを踵でこぐようにします。

最初は慣れず、こぎにくさがあると思いますが、こいでいるとお尻の付け根に刺激を受けることが実感できると思います。

こちらも参考にしていただければと思います。

 

太ももの前側を引き締めるためには体重支持ポイントなどを理解する

これまで紹介してきた姿勢、動作が自然にできると、体重は自然と踵に乗ってくるようになります。

体重支持ポイント

体重支持ポイントを理解する

人間の身体は脛骨の真下で支えることができ、このような位置で体重を支持することで足裏はこのような状態になります。

体重分布  体重支持ポイント 

3点支持と言われる3点で体重を支え、足に存在する4つのアーチで衝撃を緩和したり吸収したりする役割を果たしています。

この位置で体重を支えることで、ヒップに刺激がくるようになりますが、つま先の時ほど刺激は太ももの前側にきます。

太ももの前側を引き締めたいと思う方は、先ほどの姿勢や動作を改善し、自然と上記のようなポイントで体重を支えられるようになったのかを確認してください。

 

膝上のたるみは歪みの改善で引き締める

膝上のたるみに悩んでいる方もいると思いますが、膝上のたるみは膝関節などの捻じれが原因で起こることがあり、歪みを改善すれば引き締めることができます。

下肢には、足関節、膝関節、股関節の大きく分けて3つありますが、これらは連動させて調整を行っていきます。

つま先を自分の方へ軽く曲げます(背屈)。そして、同時に膝を曲げ(屈曲)、そこから膝を伸ばしきって内側に軽く捻ります。(内旋)この動作を一連の流れで繰り返すことで股関節や膝関節の調整となり、脚はまっすぐになっていきます。

連動 連動 連動

または体重支持ポイントに体重をかけて立ち、脚を肩幅に開き、しゃがみ込みを繰り返します。これでも膝上のたるみを改善できます。行い前と行った後で周径囲を測るを変化が分かると思います。

足幅

体重支持ポイント

しゃがみ込み

こちらも参考にしていただければと思います。

スカートが履けない方必見!膝上の肉を解消するためには歪みを直すこと

スキニーを履けない方へ|ファッションを楽しむために伝えたい脚を引き締めること

 

マッサージや整体で太ももの前側が細くならない理由

ここまでお伝えしてきましたが、太ももの前側がなぜ太くなってしまうのか、その原因と改善方法は理解できましたでしょうか?

もし理解していただけている場合、マッサージや整体に行っても一時的には改善が見られていても元に戻ってしまうというのはわかると思います。

根本的な改善をするためには、日頃の姿勢や動作が問題ですので、筋肉を緩め身体を整えた後は、そういった姿勢や動作を改善する必要があります。

脚を細くするためには、これらが変わらない限り改善は期待できません。

マッサージや整体に行くのは良いと思いますし、素晴らしい方も多いと思います。ただ、なぜ太ももの前側が太くなったのかという原因を見つけない限りは改善はしません。

このことを知っておいていただくと、本当に悩まれたときの改善策はわかると思います。

 

まとめ

今回は太ももの前側についてはお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか?

おしゃれを楽しむにしても、自信をつけるにせよ、太ももの前側が張って気になっているからどうしても自信が持てないという方もいると思います。

雑誌などではなく、ストレッチやマッサージをご紹介することも多いですが、本当に改善しようと思うと、そう簡単なことではありません。

ただ、原因をみつけ、そこにアプローチができると脚も引き締まっていきます。目的ありきの方法ということを知っていただければと思います。

では、最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 太ももの前側は日常生活の動作などが原因で張ってしまう
  • その改善には歩く、階段の上り下りなどの動作を改善すること
  • マッサージなどを受けても変化がないのは原因に対してアプローチできていないから

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

IzuruStyleでは、noteでもブログで伝えきれない具体的な改善方法についてまとめていますので、こちらも参考にしていただければと思います。

■IzuruStyle note-太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめ(動画付き)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

自分史上最高のカラダとココロに。
それが、Izuru Style・・・

美脚になるためには筋肉をつける?整理しておきたい美脚への考え方について

美脚になるためには、どうすればいいのでしょうか?

一方ではトレーニングをして筋肉をつける必要性があるといい、もう一方ではストレッチが良いといっていたりします。何をあてにして何に取り組めばいいのでしょうか?

そもそも美脚ってみなさんにとって、どのような状態の脚のことを指すのでしょうか?自分の描く理想が違えば、おそらく方法は異なり、身体はみなさんそれぞれ違いますので、やることも自然と変わってきます。

どのように考え、どのようなことに取り組めばいいのか。今日の内容が、そんな悩みを抱えている方の参考になればうれしく思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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美脚をどのように考えるか?

冒頭でも少しお伝えしましたが、まず美脚になるための方法を考える前に、そもそも美脚というのはどのような脚の状態のことを指しているでしょうか?

これについて、決まりもありませんので、ご自身が美脚とはこうだというイメージを持つことが重要です。

美脚

僕自身が考える美脚というのは、歪みのないまっすぐな脚で、適度に筋肉に弾力があり、引き締まった脚をイメージしています。この画像のような脚がイメージ的には美脚だと考えています。

  • 骨格に歪みがない、人間本来の骨の並び
  • 弾力のある柔らかい筋肉
  • 適度に筋肉がある

このような脚が美脚だとすれば、どうすればこのような脚になることができるのでしょうか?

さまざまな考え方がありますが、筋肉をつけるからこのような脚になるかといえばそこまで簡単なことでもないと思います。美脚=筋肉をつけるというようなものではなく、そこには歪みやむくみ、脂肪などの問題も関連し、それらにもしっかりと目を向ける必要があります。

 

美脚になるには筋肉をつけるよりも自然体に直すことが優先

整える

毎日行うセッションからも感じることですが、多くのことに共通することは、まずベースをきちんと作ってあげるということです。

ここでいうベースと言うのは、自然体のことで、今回のテーマのように美脚を目指す、身体を引き締める、痛みを改善する、さまざまな目的であってもまずは自然体に直すことが重要だと感じます。

自然体をどのように考えるか?

ヒップ

なぜ自然体に直すことが重要なのか。それは、姿勢が崩れた状態で何かをしてもその崩れを助長する可能性があるからです。例えば、膝の捻じれがある状態でスクワットをすれば、スクワットで脚の捻じれを改善することもできなくもないですが、非常に難しい。

多くの場合、このように姿勢が崩れた状態でスクワットなどのエクササイズを行うと、さらに姿勢が崩れ、太くなってしまったり、痛みが出てきたりすることもあります。そうならないためにも、歪みや捻じれなど姿勢の崩れを直しておく必要があると考えています。姿勢の崩れを直すためには、筋肉を緩めることです。

身体の悩みは自然体に直すことで改善されることばかりです。この自然体という意味は見た目だけではなく、内臓の機能や自律神経など、人間が本来持つ機能に戻す、直すという意味も含められています。

歪みを直すこと

パートナーストレッチ

現在ある歪みや捻じれを直すことで、脚が細くなったり、痛みが改善することがあります。

このことについては、さまざまな記事でお伝えさせていただいてますが、美脚に関連する記事はというと以下が参考になると思います。

美脚を目指すのであれば、筋肉をつけるのではなく、まず歪みを改善し、自然体に直すことの重要性が理解していただけると思います。脚の各部位に共通することです。

歪みや捻じれを直すということは、みなさんもこれまで何度も聞いていると思いますが、どういう状態が歪みがある状態で、どうなれば歪みがないといえるのか、その基準というのはあまり理解されていないかもしれません。

僕自身はざっくりとした目安ですが、このような基準でクライアントさんの身体を見たり、歪みなどの判断をしています。

 

自然体から崩れているという基準

歪みがないかどうかを見るときは、基本的には、前・横・後の3点を見ていきます。

少し画像が荒いのですが、このようなポイントを見ています。

アライメント

これだけだとなんのこっちゃわからないと思いますが、赤いポイントを真横や垂直に線を引いた時に、左右で傾きがないかどうか、斜めになっていないか、骨が積み木のように並べているかなど上記のような点を見比べて歪みを判断しています。

例えばこういう立ち方をしている人がいるとします。

立つ

このような立ち方をしている場合、右肩が下がって、右側の骨盤が上がっており、右のお腹辺りにシワがよっていることがわかると思います。

この場合、右側の腰周辺の筋肉が硬くなっている可能性があり、右側のお尻も緊張します。身体の真中のラインをイメージしても、全体的に右側に寄っているため、右側にストレスを受けているイメージがつきます。

骨盤が少し右側にスライドしているため、右脚の太ももの外側は少し出っ張っているかなとか、上記の骸骨のイメージが自然体とすれば、そこからの歪みはどのようなものなのか、そしてその崩れによってどのあたりの筋肉が影響を受け硬くなっているのか。

そういったことを見ていき、緊張している部分を緩めれば自然体に近づくなというイメージを持ってセッションを行っています。最終的には、部分に受けているように見えるストレスであっても、全身に影響がいきますので、全身を緩めていきます。

ご自身で判断するのは少し難しいと思いますが、上記の骸骨についている赤い点を参考に、ご自身の身体を鏡で見て左右差などがないかを確認し、それを直すことが美脚へ近づく大切な一歩になると思います。

 

むくみを改善すること

むくみ

ここまでは姿勢の崩れ、歪みなどについてお伝えしてきました。続いて大切なことは、女性の悩みでも多いむくみの改善です。

体内の循環を良くし、むくみを改善することで脚が細くなりますが、ほとんどの女性はむくみを改善するとある程度脚が細くなると思います。美脚を目指すのであれば、むくみの改善も重要です。

日頃身体を動かさない習慣がついてしまい、静物化していると筋肉が硬くなってしまいます。

そうすると循環も悪くなり、むくみも発生してしまいます。自然体の状態であれば循環もいいはずですし、循環が良い状態が維持できていればむくみも改善されているはずです。

こういった体内の循環が人間が本来持つ状態に直すことができれば、美脚にさらに近づく一歩になると思います。

日常の姿勢、動作を変える

座り方

そもそも身体が歪んでしまったりする原因は日常で行う動作や姿勢に問題があるからです。

自然体に直すことができたとしても、自然体を“維持する”ことを理解しておかないと、また身体は歪んでしまいます。そのためには、立ち方、座り方、歩き方など、人間が行うさまざまな動き、姿勢を理解しておく必要があります。

自然体に直し、自然体が崩れないような姿勢、動作ができればより良い状態で維持することができ、ストレスや習慣、食事などの問題もありますが、これだけでも身体は引き締まっていき、美脚に近づき、身体は変わっていきます。

毎日当たり前のように行っていることを見直すこと、そして自然体に直すことでまずは良いと思います。

これらの理由からハードにトレーニングをして、筋肉をつけようとしなくてもいいという理由です。もし、ここまでお伝えした内容で身体が変わり、美脚に近づいたとしてももっと引き締めたいなどの欲求があれば筋肉への刺激を考えればいいと思います。

ただ、動作が改善できれば、日常動作の中でヒップアップができたり、ウエストを引き締めることもでき、筋肉にも十分刺激を加えることができます。トレーニングをすることに否定的なのではなく、段階を踏んで考えることでより身体の変化を引き出すことができると考えています。

 

さらに美脚に近づくための考え方

ここまでは、まずは崩れた姿勢を直し、自然体に直しましょう。そうすることで美脚に近づきます、そして日常動作などを改善することで、その身体は維持することができますということをお伝えしてきました。

日常の中で適切な刺激が筋肉に加わればより身体は引き締まっていきますが、さらに身体を引き締めたい方はトレーニングを行うことでさらに身体を引き締めることができます。

筋肉を細く強くすること

走り方

極論ですが、身体の歪みがない、むくみもない。そんな状態になれば後は筋肉をどうするのか、脂肪をどうするのかの2点に目を向けることになります。

骨を削って細くするなどのことは僕らの立場では考えられませんので、省くことになります。

筋肉というのは、加えた刺激に対して反応し変化していきますが、美脚になるためには、細く強い筋肉を目指すことになります。

この細い筋肉を作るためには、筋持久力を向上させていきます。

■筋持久力とは?

筋持久力とは繰り返しの負荷を何回続けられるかというある特定の筋肉の持久力のことです。

引用:e-ヘルスネット

マラソン選手をイメージするとわかりやすいと思いますが、一定の負荷が筋肉に何度も加わると、筋肉は細く強くなります。

長い距離を走ろうと思うと、筋肉モリモリよりも、できるだけ無駄なものがない方が楽に走れます。そのため、筋持久力のトレーニングをすると、筋肉は細く強くなっていきます。

美脚を目指す方は、このようなトレーニングをイメージし、さらにここで重要なことは人間が本来持つ関節の動きを崩さないように自然な動きを繰り返すことです。

エクササイズで癖を再教育する

スクワット

歪みを直すことがベースになるということをお伝えしましたが、日常の中で癖がつきます。この癖によって身体は歪んだりしますが、筋肉を緩めることで一度自然体に直ることになります。

ただ、癖は脳の中にインプットされた状態で、またいつも通りに過ごしているとこの癖の影響で身体はまた歪んでいきます。

歪むような癖がある場合、筋肉を緩めた後、身体の動きを再教育するという目的でスクワットやデッドリフトなどのエクササイズを行います。

その中で筋持久力を向上させるようなトレーニングを行うことで、より身体は引き締まり、美脚に近づくと考えています。だからこそ、スクワットなどのエクササイズを行う際は、動き方の手順やしゃがみ方、具体的な方法が重要になります。

少し膝が内側に入れば歪んでいきますし、バーを担ぐ位置が少しずれればつま先に重心がいきます。

こういった細かいようなところもきちんと目的に沿わせることで、身体は目的通りに引き締まっていきます。表向きの『スクワット=美脚』というようなことが重要なのではなく、『つま先の向きは?足幅は?しゃがむ深さは?目線は?』などの中身が重要になるということです。

 

美脚=筋肉をつけるという考えは浅いように思う

ジム

ここまで読み進めていただけると、すべて理解できないとしても、美脚になるためにはどういうことをしていけばいいのか、少しイメージしていただけたかなと思いますが、いかがでしょうか?

今日の一番のテーマは、美脚になるためには筋肉をつける必要があるかどうかということですが、結論を言えば絶対条件ではありません。

美脚の定義が異なると筋肉をつける必要性も出てくる場合もあると思いますが、僕自身は筋肉をつけるということ以前に、自然体に直し、むくみや循環が改善された状態がベースになり、そこから筋肉を細く強くするような刺激が必要だと考えています。

ですので、筋肉をつけるかどうかの前にやることがあるということです。

それだけでも脚は細くなりますし、身体全体が引き締まっていきます。ベースが崩れた中で、いくらトレーニングなどをすすめていってもどこかで頭打ちがくるように思います。

そのときに立ち返る場所は、結局自然体だと思いますし、ハードに鍛えてそこから自然体に直すよりも、最初から自然体にし、そこから積み重ねていく方が圧倒的に時間は効率化されます。

美脚になるためには、このような考えの中で身体への刺激を重ねていけばいいのかなと思います。

 

まとめ

今回は美脚というそれぞれの目指すイメージが異なるので、少し難しいテーマとなりましたが、いかがでしょうか?

みなさん自身が描く美脚がまずはベースになり、その脚を目指すことが大切で、一般的に美脚=○○だ!みたいなシルエットはありません。

だからこそ、現状と目指すところの差を埋めるために何が必要か、その見極めが重要になり、それができれば美脚に近づくことができると思います。

「遺伝的だから、自分は○○だから、あなたは○○だから。」よく聞く言葉ですが、おそらく現状から変わることは可能だと思いますし、もし変わらなかった場合、それはトレーナーの技量に問題があると思った方がいいかなと思います。

これは僕自身の経験で、現場でうまくいかないことのほとんどの責任は自分の技量です。

できないことを何かのせいにするよりも、自分の技量を疑って改善するとやはり良い結果になります。だからこそ、これまでに「あなたの脚は変えられない」と言われた方でも、見方を変えると変えることはできる可能性があります。

そういった言葉を鵜のみにするよりも、少しでも改善できるように改善策を追っていく方がどちらにせよ楽しいのかなとも思います。最後に今日のまとめをしていきたいと思います。

  • 美脚という基準はないため、まず自分の目指す美脚を明確にする
  • 歪みやむくみがない自然体がベースになる
  • そのベースをつくるために、筋肉を緩め、日頃の姿勢動作を改善する
  • 自然体になれば美脚に近づく
  • さらに筋肉を細く強くするような刺激を加える
  • エクササイズで身体の動かし方を教育する
  • 美脚にならないのは、美脚にならないことをしているから

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まっすぐな脚になろう!脚が歪む原因と改善について

なぜ脚は歪んでしまうのでしょうか?

原因はひとつではなく、それぞれの生活習慣の中に原因がありますが、ひとつの原因に立っているときの姿勢や仕事のときの姿勢が関係し、脚が歪んでしまうということがあります。

まっすぐな脚にするためには、筋バランスを整え、立ち方を改善する。そうやって脚の歪みが改善し、まっすぐな脚に近づいたクライアントさんの例も交えて今日はお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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脚が歪んでしまう理由

先日クライアントさんとのセッションでまっすぐな脚になるための考え方についてお伝えしてましたが、そもそもなぜ脚が歪んでしまったのかというところから入っていきました。

まっすぐな脚になりたいと思っている方は、なぜ脚が歪んでしまうのでしょうか?

病院勤務の方の場合

この方は病院に勤務されており、患者さんを診察したり、手術を担当することもあるそうです。

診察をするときに、専門の機材を用いて診察をするそうですが、この機材を扱うためにペダルを踏んで操作をするそうです。この機材はいろんな方が使用するため、ペダルの位置はみなさんそれぞれがやりやすいようにある一定の位置で固定されているそうです。

ただ、クライアントさんの場合このペダルの位置が遠く感じ、脚を伸ばしてやっと届くような位置に設定されているそうです。

このときに足の親指あたりでペダルを踏み、脚を内側に捻じるようにしないとうまく踏み込めなかったそうです。

クライアントさんの内転筋や脚の内側の筋肉が硬くなっており、X脚のような状態になっていました。

結論から言えば、この方の脚の筋バランスを整えるために身体調整をし筋肉を緩め、立つ→しゃがむなどの動作を繰りかえし、筋バランスを整えていくと膝のお皿の位置も正面に向き、脚の捻じれも改善されました。

この方の脚が歪んでしまう原因は、

  • ペダルの位置が問題
  • 日頃このような身体の使い方をすることで脚が歪む

改善のためには座る位置なども考えましたが、診察上少し難しく病院にお願いしてペダルの位置を少し変えていただけることになり、そうすると筋肉の緊張も変わり脚の歪みも軽減されていきました。

医師

歯医者勤務の方の場合

歯医者に勤務されているクライアントさんがいますが、この方の場合患者さんの歯を見るときの体勢が問題で、立った状態で診療台に横たわった患者さんを上から除くような姿勢になり、このときに脚が内股のような状態になったり、つま先立ちになったりしていました。

この方の場合、脚の外側の緊張が強く、ふくらはぎも張っており、脚は全体的にむくんでいました。

このクライアントさんの場合、改善方法としては小さな台を置き、患者さんを診るときの立ち位置を変えていただきました。このように変えることで、無理な体勢で行っていた診察も非常に楽にできるようになったそうです。

もうひとつ問題だったのが立ち方で、若い女性に多くみられるつま先とつま先が当たるぐらい内股になっているような立ち方です。

この方の場合も筋バランスを整え、セッションが終わった後に立ってみるとつま先の位置も軽く開くように立てるようになり、内側に向けることが不自然だということを理解していただきました。

この方の脚が歪んでいた原因は、

  • 立ち方
  • 診察をするときの立ち位置と高さ

が原因で、それらを改善することで脚の歪みも改善され、まっすぐな脚に近づいています。

歯医者

 

まっすぐな脚にどうやって近づけるのか?

筋バランスが・・・身体調整が・・・とお伝えしていますが、みなさんにはあまりイメージしづらいかもしれません。

簡単にいうと、脚が筒状のものであり内側だけが硬くなっている、外側だけ硬くなっているというように偏りが出ている状態。普段だとこの筒は適度な柔らかさを持っているのに、どこかが硬くなっている。

こんな状態は筋バランスが崩れているという状態で、これらをどこにも偏りなく柔らかい筋肉の状態にすることを筋バランスを整えるというイメージをもっています。

 

自分で筋バランスを整えることはできないのか?

できるだけ多くの方にまっすぐな脚になっていただきたいと思う一方、読者の方からすれば「実践すればすぐに変わるようなことを紹介してほしい」と思う方も多いのではないでしょうか?

現場で実践していても感じることですが、自分で筋肉を緩めようと思うとある程度までは緩みますが、誰かにやってもらう方が緩みやすくなります。ただ、自分でもある程度まで緩めることができますので、今日はそれをお伝えしたいと思います。

細かいところを伝えるのが本当に難しいですが、今日はひとつ脚の筋肉を緩める方法をご紹介したいと思います。

筋肉を揺らして太もも周囲を緩める

現場でもよくお伝えする方法ですが、太ももの筋肉を緩めていきたいと思います。

まず、楽な状態で座り片脚を伸ばします。もう一方の脚は自分が楽な形で結構です。

筋肉を緩める

このような状態で伸ばしている方の膝の裏に手を置きます。

筋肉を緩める

そして軽く持ち上げて、そこから落とすように力を抜きます。

筋肉を緩める

筋肉を揺らす

イメージとすれば、膝の裏をボールのようにポンポンっとバウンドさせます。ポンッ、ポンッ、1回1回のバウンドが切れてしまわないように、ポンポンポンポン・・・っと連続で行います。

このとき、腕の力で脚を持ち上げるようにし、脚は脱力状態にします。1分ぐらいすると逆脚と比べて筋肉が緩んでいることがわかると思います。

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まっすぐな脚になるために立ち方を考えてみよう

以前から立ち方についても触れていますが、一般的に言われる“いい姿勢”というのは、胸をつきだすようにしたり、壁立ちをして、肩、お尻、踵などを壁につけるような立ち方が良いといわれますが、これらはどれも筋肉が緊張してしまいます。

立つということは楽に立てること、そして骨で立つ感覚を得られることで自然な状態に近い状態になります。もし自然に立つとお尻が出ているため肩とお尻、踵が壁につくこと自体不自然な状態と言えるのではないでしょうか。

立ち方

一般的な“いい姿勢”というのはこのような状態を指すことが多いと思います。

立ち方

ですが、これは首から背中が緊張し、肩こりの原因になってしまう可能性もあります。クライアントさんもこのような意識をもっている方が多くいます。ですが、下記のような姿勢に変えることで肩こりも改善されることもあります。

立ち方

人間の身体は、肩の位置は少し身体の前側にあるため、胸が張っているという状態は肩を引くことではありません。自然な位置に肩や頭部などがあれば胸が張れた状態になります。

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いい姿勢というのは、筋肉を緊張させて“作り出す”のではなく“自然になる”のであり、作ってしまうと筋肉を硬くし身体の不調につながる可能性があります。

まっすぐな脚は体重支持ポイントが重要で、このポイントがずれてしまうと筋バランスが崩れる可能性があり、体重支持ポイントを理解する必要があります。

この位置というのは以前から紹介していますが、こちらになります。

体重分布  体重支持ポイント 

体重支持ポイントを理解し、日頃から立ち方を改善する。これもまっすぐ脚にするためには必要なことです。

 

まっすぐな脚に近づけるために行うこと

まっすぐな脚に近づけるためにはエクササイズなどを行うことでもできます。ただ、どのように動かすのか、その手順などを理解することではじめてその効果を実感することができます。ここから詳しくエクササイズなどについてご紹介していきたいと思います。

大きく分ければこの3つでまっすぐな脚に近づけていきます。

  • 体操
  • 身体調整
  • トレーニング

今回はトレーニングについてご紹介したいと思います。

まっすぐな脚になるためのトレーニング

  1. 足を肩幅に開き、上記の体重支持ポイントで立つ
  2. 足首、膝、股関節の順に関節が緩むイメージで真下にしゃがみ込む

肩幅

しゃがみこみ

しゃがみ込み

しゃがみ込み

しゃがみ込み

しゃがみ込んだところから立ち上がるときに膝が内側に入ってこないように、体重支持ポイントが変わらないように立ちあがります。

立ち上がる

立ち上がる

このような動作を繰り返すことで脚の関節の歪みは改善され、まっすぐな脚にになっていきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まっすぐな脚になるためには、崩れてしまった筋バランスを整えること。そして、その筋バランスを崩してしまう原因となった立ち方や癖などを改善することでまっすぐな脚へと近づいていきます。

特別難しいことが必要になるわけではなく、日頃の中でちょっとしたことを気をつけることで身体も変わっていきます。

では最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 脚が歪む原因は、仕事場での癖や立ち方など人のよってさまざま
  • まっすぐな脚にするためにはまず筋バランスを整える
  • そして筋バランスが崩れてしまう原因を改善する
  • 立つ、歩くなどを日常での姿勢や動作を直す

このようにすることで、まっすぐな脚に近づきますし今よりも脚が細くなっていくと思います。

ただ筋トレをすればいいのではなく、このように歪みを改善することで脚を細くすることができます。

今日の内容が少しでもお役にたつと嬉しく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ランニングで脚が太くなってしまう原因と改善について

「ランニングで脚が太くなってしまうからランニングは辞めた方がいい。」そんなアドバイスをもらったクライアントさんがいて、話を聞いていると数か月前からランニングを始めたそうです。

ジムのスタッフに走ると脚が太くなるから、脚を細くしたいのであれば走らない方がいいと言われたそうです。

結論から言うと、ランニングをするから脚が太くなるのではなく、脚が太くなるような走り方をしているから脚が太くなるだけです。

どのような走り方をすれば脚の筋肉が太くなってしまうのでしょうか?

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/bike-leg”]

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ランニングをしても脚は太くならない

ランニングをすると脚が太くなるということは、以前も何度か聞いたことがありますが、これは走り方の問題です。

確かに走り方によっては筋肉がつくこともありますが、必ずしも脚が太くなるのかといえばそうではありません。もし太くなるのであれば、マラソン選手はみなアシダケボディビルダーになっていると思います。

特に黒人選手の脚を見ていると、ふくらはぎも細く、ヒップアップされた状態です。日本の選手はふくらはぎが太い傾向にありますが、これは走り方が影響しています。

どのような走り方をすれば脚に筋肉がつき太くなるのか、逆にどうすれば黒人選手のような細く引き締まった脚を維持できるのでしょうか?

 

ランニングで脚が太くなってしまう原因

ランニングをして脚が太くなってしまったと感じる部位は主に、太ももの前(大腿四頭筋)とふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)だと思います。

クライアントさんの走っているときのイメージをお聞きすると、

  • 地面を強く蹴る

というイメージがあるそうで、走った後は太ももの前側とふくらはぎがパンパンに張るそうです。

このような言葉から走り方が想像できますが、みなさんもこのような走り方になっていないでしょうか?

地面を突くような着地をすると太ももの前側が太くなる

先日野球選手への指導で走り方を教えましたが、つま先で走る方が速く走れるとテレビで聞いてそれを実践していました。

着地をするタイミングで、クッ、クッっとブレーキがかかるように一瞬止まるような走り方をしており、この選手はたまに膝が痛くなるそうです。

このようにつま先で地面を突くような走り方をしていると、太もも前側に強いストレスを受け、太ももの前側の筋肉が肥大する可能性があります。

つま先着地

クライアントさんの場合、ジムでトレッドミルと言われるランニングマシンで走っているそうで、走っていると少し怖さがあるためそうっと着地するような形となるそうです。

結果そのような走り方が太ももの前側に刺激を加え、太ももの前側が張ってきてしまった原因と考えることができます。

歩き方も同じことが言えます。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

地面を強く蹴るとふくらはぎの筋肉が過度に使われる

ランニングの話になると高い確率で出てくるのが、この地面を蹴るという話題です。

地面を蹴ると脚は後方で跳ね上がり、その反動で身体は前に傾いてしまいます。

作用反作用

そうするとつま先で地面を突くような着地となってしまいます。

着地

ふくらはぎの筋肉は遅筋(赤筋)であるため、肥大しにくいと言われていますが、走るたびに地面を蹴るとふくらはぎの筋肉は肥大してきます。

これが日本人ランナーと黒人ランナーの身体の違いになり、根本的に走るときの身体の使い方が異なっています。

このように着地の問題や足首を過度に使ってしまうような走り方をしていてば、ランニングをして脚が太くなってしまう可能性があります。

ではどのような走り方をすればいいのでしょうか?

 

ランニングをしても脚が太くならない走り方

基本的にはシンプルに考えます。速く走るためにはつま先で走る?イメージと実際の動きの違いについてでもお伝えしていますが、脚は重心を前に運ぶことで自然に前に出てきます。

重心を前に運ぶ

自然に前に出てくるということは、緊張もしていませんので、スムーズな動きができます。

重心をどこに設定するのかというのは、このペットボトルで話をするとわかりやすいと思います。

重心の位置

このペットボトルを倒したいと思えば、どこを追えば一番楽に倒すことができるでしょうか?答えは一番上です。

一番上ということは、位置エネルギーが高くなっていますが、位置エネルギーが高くなると運動エネルギーは小さくてなります。ということは、重心の位置が高くなればなるほど身体を動かすことが楽になるということです。

このように考えると重心の位置は頭や胸あたりがいいと思いますが、これは個人のフィーリングで決定します。

重心位置を高くし、その重心を前に運ぼうとすると自然と脚も前に出てきます。そのとき足首の力が抜けていればフラットに着地をし、べた足で着地をします。

このようにべた足で着地をするときに刺激を受けるのがヒップになり、このような走り方をするとヒップに刺激を受け、結果ヒップアップされるということです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ランニングをするから脚が太くなるというのは、ヒールを履くとふくらはぎの筋肉が太くなるというようなことと同じです。

○○=太くなる、というのではなく、そこには具体的なやり方、動き方があり、その動作のまずさが結果として筋肉をつけてしまっているということになります。

ランニングをしてはいけない、ヒールを履いてはいけない、そういうことではなく、それぞれ動作を見直すことで理想の脚に近づけることができるはずです。

こういう考えをもって日頃から過ごすと、社会にたくさんある情報に振り回されることなく、見極めもしやすくなるのかなと思います。

最後に改めて、ランニングをするから脚が太くなるのではなく、太くなるような走り方をしているから脚が太くなる、ということをお伝えして、今日はここまでにしたいと思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

美脚を目指すならストレッチ以外のことに目を向ける必要がある理由

膝が内側に倒れている

美脚になるためにはストレッチと考えているのであれば美脚にはなれない。なぜなら、そもそもの考え方が適切ではありません。

ストレッチの目的は筋肉を緩めること。筋肉を緩めるだけで美脚になれるのでしょうか。そして、そのストレッチは本質を捉え、実践できているでしょうか。

身体を変えることはもっと思考を巡らせる必要がある。

今日はちょっと偉そうな感じでスタートしてみましたが、「はぁ?」とイラッとした方もいるかもしれませんね。すみません。。。

女性の場合美脚になるには、脚の歪みを直し、むくみを改善することがベースとなり、その中で筋肉のつき方などについて考えることが必要だと考えています。今日はこの美脚とストレッチについてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-stretch”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/beautiful-leg-muscle”]

 

美脚ってどんな脚をイメージしていますか?

数年前から流行りですなんですかね?美魔女、美ボディ、美○○・・・。なんでも“美”ってつけられていますが、美しい基準ってどのようなものですか?

この美脚もそうですが、まず“美”の基準を明確にしないと、目指す方向が定まりませんよね。どんな脚を美脚と言うかです。

  • 細い脚
  • 歪みのない脚
  • むくみのない脚
  • 細くて長い脚

いろいろあると思います。

美しい芸能人ってどんな方をイメージしますか?これって聞く方によって違うと思いますし、ここからわかるように美しいの基準はなく人それぞれ。

だから美脚を目指してますって方は一度どんな脚になりたいのか明確にすることが大事だと思います。

そして、そのなりたい脚とご自身の今の脚はどのような差がありますか?この差を埋められればみなさんそれぞれの美脚に近づくことになります。

この差を埋めるためには今のご自身の身体を詳しく知ること。その上で対策を知ることが美脚へ近づくポイントとなります。

 

なぜ理想の美脚と現状の脚に差が生まれるのか?

美脚になるためには、現状の脚との差を埋める。それはわかるが、具体的にどうすればその差を埋めることができるのでしょうか?

脚が太くなる原因は、

  • 筋肉がついている
  • 脂肪がついている
  • むくみがある
  • 歪みがある

この4つにまとめています。理想の美脚になるためには、ご自身の脚は筋肉がついているのか、むくみがあるのか、それらを判断する必要があり、その原因によって何をすればいいのかという方法が変わってきます。

ということは、美脚になるためには必ずしもストレッチが必要ということではありません。筋トレをすれば美脚になれるというのも不適切です。原因によって方法が変わり、みなさん一人一人方法は異なるということです。

理想の美脚と現状の差が生まれる理由は上記であげた4つが主な理由となります。

さあ、ここらあたりで少しずつ身体を変える、美脚になるための考え方が理解できてきたでしょうか。ここからはもっと具体的なことについて触れていきたいと思います。

 

美脚になるためにはストレッチではなく、自然な状態に直せることをする

セッションで女性の身体を見ていると、ほとんどの方は歪みや捻じれがあり、むくんでいます。

このような状況の中で、ジムなどで筋トレをしている方は、筋トレ後に感じるのはさらなるむくみ感や疲労感。脚が変わらないのは鍛え方が甘いから?

そうではありません。

家でストレッチをしているけど、脚が一向に変わらない。ある施設で聞いたことを実践し、痛みに耐えられていないからストレッチをもっと頑張らないといけない。結局は自分に甘いから脚が変わらない。

そうではありません。

歪みや捻じれのない脚、むくみのない状態に直すと脚は細くなります。美脚になりたいと思っている方はまずこの状態を目指すことです。

これらの改善はある意味1回の整えるトレーニングで十分に脚は変わり、細くなることを実感できます。それをどのように維持するかを考えると今よりも細い脚を維持することができるようになります。

本当に美脚を目指すのであれば固定観念を一度外し、考え方を整理していく必要があります。

鍛えることは絶対の方法ではない

鍛える

固定観念というのは、鍛えるという方法です。

身体を引き締めたければ鍛えること。そういう固定観念がどこかにあるはずです。このような考えがある方は、こんな質問をしているのではないでしょうか?

「どのようなトレーニングをすれば脚は細くなりますか?」

ここで使われるトレーニングの意味は、鍛えるということを指し、鍛えることがベースになっていると思います。

鍛えることは絶対方法ではなく、本当に脚を変えようと思うのであればこの考え方を一度整理する必要があります。

先ほどお伝えしました、歪みやむくみを改善するためには筋肉を緩めることです。ある意味これまでと真逆の方法を行うことで脚を細くすることができます。

しんどいこと、つらいことは結果に直結しない

疲れる

鍛えることと同じようなことですが、しんどいこと、つらいことを経験しないと結果は出ない。そんなことも言われていますが、おそらく嘘に近い。

確かに筋力や持久力を向上させるためには楽ではありません。ただ、美脚ということをテーマに話をするのであれば、しんどいこと=結果が出るではありません。

むしろ楽に感じること、気持ちの良いことを行うことで変わっていきます。

歪みを改善する際に行う身体調整は、クライアントさんのお身体をどれだけリラックスさせた状態で行えるか。リラックスした状態で調整を行うことでもっとも効果が出ます。

またむくみの改善も、筋肉のポンプ作用を活用しますが、これも筋肉を収縮、膨張させるため緊張をさせないように行います。

これらのことからもわかるように、しんどいこと、つらいと感じることが必ずしも結果に直結するのではないということです。

 

美脚になるための5つの手順

美脚になりたい、そんな想いを実現するためにはどうすればいいのか。5つの手順で考えるとわかりやすいと思います。

  • 歪みや捻じれを直す
  • むくみを改善する
  • 日常での姿勢・動作を変える
  • 適度に身体を動かす習慣をつける
  • 衣服や下着を見直す

この5つをベースに日頃の生活に落とし込めると脚もかわっていきやすいと思います。

歪みや捻じれを改善する

身体調整

まず行うことは、自然な状態に身体を戻す、直すということです。そのためには、少し専門的なことを知る必要も出てきますが、上記の太ももの外側の記事を参考にしていただければと思います。

膝上のたるみも股関節や膝関節の捻じれの影響を受けています。

膝の内側にお肉が溜まっているように感じる方は、股関節や膝関節の歪みを改善すると細くなることがわかります。ある意味整えることで即効性があり、結果もわかりやすい。

むくみを改善する

むくみ

むくみの改善するためには、マッサージをすることが効果的と言われていますが、座った状態でのマッサージはほとんどむくみの改善につながっていません。

流れの遅いリンパ液は、重力を受けている状態ではマッサージをするぐらいでは流れづらく、立った状態や座った状態ではうまく流れません。そのためむくみの改善につながりにくい。

筋肉のポンプ作用を活用したり、仰向けになることでリンパ液の流れを良くすることができ、むくみの改善につながります。

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日常での姿勢・動作を変える

立ち方

脚が捻じれたり、歪む原因というのは、日常で行う姿勢・動作にあり、何が原因で歪んでいるのかを見つける必要があります。

立つ・歩く・座る・階段を上がる、下りる・椅子から立ち上がる、座るなどの姿勢、動作を行いますが、電車に乗っている方は、何気なく片脚に体重をかけて立っていたり、壁に持たれて立っていたりすると思います。

また椅子に座って仕事をしているとき、片側を中心に脚を組んでいたりします。こういう一見小さなことのような癖が、積もっていくと大きな歪みへとつながります。

どういう姿勢・動作をすればいいのか、それらを知っていただくことで脚をまっすぐきれいに保つヒントになります。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/standing”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

適度に身体を動かす習慣をつける

体操

体内の循環を良くすることで身体は細くなり、引き締まっていきます。週2回のペースで通われているクライアントさんは食事を変えず、セッションを継続されていますが、毎回しぼんでいきます。

セッション内容としては、軽めのダンベルを持って筋肉を収縮させ、膨張させる、少しイメージがつきづらいと思いますが、筋肉のポンプ作用を活用し、循環を促すトレーニングを行っています。

シンプルに言えば、日頃から適度に身体を動かしましょうということですが、そうすると循環も良くなっていきます。きついことではなく、気持ちよく身体を動かすことです。

そうすれば循環も良くなり、それを維持することができます。

衣服や下着を見直す

締めつけの強い衣服が原因でむくみがひどくなったり、循環が悪くなってしまうことがあります。

むくみを改善するためには、こういった衣服や下着を見直すことも重要です。

締め付けが強すぎないか、もし強すぎればそれを変えることでむくみも変わっていきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?美脚になるためにはストレッチをするのではなく、もっと広い範囲のことを見ていく必要があり、日常での癖を直すことも必要になります。

これらをうまく改善できることで、ある意味今よりも楽にみなさんそれぞれが考える美脚に近づくのではないでしょうか。

先ほどもお伝えしました、決してしんどいこと、つらいことが成果が出るのではなく、現状の身体を自然な状態に直せる方法を選択することが成果につながります。

もっと言えば、筋肉がついている、脂肪が多いのであれば、そういったところに目を向けてアプローチすることが必要です。

そのためには一度固定観念を取っ払って考えてみることも大事かなと思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。