ダイエット

本気で目を疑った実際過去に聞いた危険なダイエット4選

毎日のようにテレビや雑誌にはダイエットの話題であふれていますが、その中でも目を丸くしてしまうようなダイエット方であったり、内容は同じであっても名前が違うようなダイエット法であふれていますね。

最近、何で見たかは忘れましたが、しいたけダイエットやおくらダイエット、呼吸ダイエットや、座禅ダイエット、食べないダイエット、男前ダイエット。。。ん~、ダイエットの本質が何なのかさえもわからないぐらいいろいろな情報であふれています。

個人的には男前ダイエットは気になりますな・・・。(笑)という冗談はおいといて、本質を失うのは怖いことですし、商売が先行してしまって何が何かよくわからない状況になっているのは事実だと思います。

今日は、そんなダイエットについて過去に驚くような方法をしたことがある方の体験を踏まえて、本当にこんなダイエットをしたの?という実話をもとに書いていきたいと思います。

 

サプリメントダイエット

これを聞くと・・・

「痩せるためのサプリメント?」と期待を寄せる方もいるかもしれませんが、ある方の場合、2ヶ月で11kgのダイエットに成功したそうです。そのときの記憶はほとんどなく、意識がもうろうとしていたことだけはっきりと覚えているそうです。

この時点でNGなのはわかると思いますが、このときの食事はこんな感じだったそうです。

朝食:サプリメント

昼食:サプリメント

夕食:サプリメント

間食:漢方(健康のため)

これは生命の危険すら出てると思いますが、この2ヶ月間は何もやる気が起こらなかったそうですし、女性ですので生理が止まり、その後1年間は生理不順で悩まされることとなります。

当然の結果ですが、これだけ極端に食べないことをした方もいます。痩せたい欲求が高すぎるとこれだけ間違った方向へいってしまいがちです。サプリメント活用の際も、必ず用法用量を守って正しくお使いください。

 

0kcal食のみを食べる

続いては、太りたくないからと言って0kcalのものをだけを食べていたという方もいました。この方の場合も、1ヶ月で5kg前後減量ができたそうですが、肌がボロボロになってきたためやめたそうです。

言うまでもなく通常食に戻すとリバウンドしたそうです。

よく0kcal食はダイエットの見方だということを聞きますが、これは純粋にはそうはいかないことがあります。もちろん0kcalであれば、太らないと思いがちですが、実はこの0kcal食には人工甘味料などが入っており、エネルギーになるものはほとんど含まれていません。

本来糖分が体内に入るとそれを分解、代謝するためにインスリンが分泌され、糖を代謝していきますが、0kcalのように糖がなくてもインスリンが分泌されるそうです。そのため、実際には糖がないため、インスリンが「あれ?糖ない。」となります。

ここからはオオカミ少年みたいなことが起こり、0kcalを摂る、インスリンが「あれ?またない。」と繰り返されるうちに、本当に糖が入ってきたときに「どうせまたないんでしょ?もう出ないとこう。」と分泌されづらくなり、糖の代謝が悪くなります。

結果的に0kcal食を摂りすぎると糖の代謝が下がり、太りやすくなると言われていますので、0kcalだから太らないのかといえば少し違う部分があるので注意したほうがよさそうです。

 

ランニングダイエット

これは本当に驚きましたが、ランニングをしてダイエットをしようと思いランニングを始めてから2ヶ月で8kgの減量に成功したそうですが、その過程で面白くなっていき、はじめは2km前後だったのが、次第に距離を伸ばしていき、1日でジムに5時間半いることも珍しくなくなったそうです。

ジム以外にも走るようになり、朝10km、夜10kmがベースとなり、月間の走行距離が700kmを超えていた経験があるそうです。

陸上競技で、練習量についていわれていることは、成人選手の臨界走行距離は女子で650km/月、男子で750km/月と言われいるそうです。1000kmを超えてくると、栄養や休息、睡眠などによる修復作業が24時間では足りなくなり、オーバーワークによる慢性の脱水症状が懸念されるそうです。

この方の場合、選手並みに走っていたそうですが、足や腰は痛いところだらけで、それでも痩せたい一心で走り続けたそうですが、心が折れてしまって走らなくなってからはリバウンドしたそうです。

活動量を増やし続けるよりも、食べ過ぎている場合は食べる量を調節したほうが減量は楽にできると思います。そのあたりも少し考えると負担も変わってくると思います。

 

健康食品ダイエット

青汁、フルーツジュース、お茶、プロテイン、コラーゲン・・・。美容や健康のために売られている商品の代表格ではありますが、これらは健康食品と言われますが健康食品も摂りすぎると“不健康食”です。

ダイエットはよく栄養不足になるので注意したいということを聞いたことで、栄養をしっかり摂ろうということを思われたそうで、日頃の食事を抑えてこれらの健康食品で栄養を摂ることを意識していたそうです。

ダイエット目的で行っていたそうですが、実際にほとんど体重は変わらないどころか少し増えたそうです。

健康食品であっても、度が過ぎると不健康になってしまいます。実際にこの方は健康診断でコレステロール値が高くダイエットを勧められてしまったそうです・・・。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。参考にならないダイエット法をご紹介していきましたが、なぜそれが勧められないのかも少し理解していただけたと思います。

ダイエットをされる方の多くが“極端になりすぎる”ということがあると思います。トマトダイエットにせよ、炭水化物ダイエットにせよ、単品ダイエットもそうだと思います。単品を食べるから痩せるのではなく、カロリーの収支をマイナスにし、栄養素を確保し、正常に体内が機能すること、そして適度に運動をすることなど、基本的には一般的に言われていることを“実践”することで身体も変わると思います。

特別なことをするから変わるのではなく、当たり前のことをこなし続けることで変わっていくのだと思います。

そう考えるとダイエットも食べることが基準にあり、そこから量や質をどのするのか、またどのくらいまで変化させられるのかを知ることで自分にあったダイエットができるのではないでしょうか。

今日の内容が、今実践しているダイエットを考え直すきっかけになればうれしく思います。

ダイエット成功例から見るー16kgできた食事の摂り方について

ふくらはぎの内側が太くなる原因と3つの改善方法

世の中で需要がなくなる気配がないダイエットですが、そもそもダイエットとは糖尿病患者のために生みだされた食事療法でした。それが年月が経つにつれて、健康のためにと扱われてきたものが、方法を間違え不健康になる人まで現れ始めました。

ダイエットの本質はどこへ行ったのでしょうか。今は健康というよりも、一つの流行りとなり、美容や見た目のために行うものとして認識されていることが多いと思います。

これまで流行ってきたダイエット方法には、極端な方法が多く、それぞれを否定するつもりはありませんが、極端すぎるが故に一時期の流行り廃りが激しすぎる傾向があり、○○ダイエットのあとは○○ダイエットというように、すさまじい速さで流行りが移り変わっていきます。

最近は単品ダイエットや炭水化物を一切摂らない炭水化物抜きダイエットなるものが流行り、世界でも認められた日本食の代表でもあり、健康のために欠かせない存在のお米がさけられる傾向があります。

今日はお米も食べ、炭水化物も食べ、食品に制限をかけることなく9ヶ月で-16kgのダイエットに成功したクライアントを例に、特別に許可をいただき食事の提案や、ダイエット時に気をつけたいこと、注意することなどポイントをまとめていきたいと思います。

ぜひこれを読むだけではなく、実践に移していただきたいというのが一番お伝えしたいところです。では早速本題にまいりましょう。

こちらの内容も参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/waitmanagement”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/fasting-cure”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/metabolism”]

 

ダイエットという言葉の意味

嫌というほどこの言葉を聞いていると思いますが、まず最初に今日の内容に移る前に、ダイエットいう言葉について共通認識を持っていただきたいと思います。

先ほどもお伝えしていますが、ダイエット【diet】という言葉は、食事療法という意味があり、運動をすることや筋トレをすることも含まれることもありますが、基本の意味としては食事療法という意味です。

ダイエット(diet)とは、規定食という意味である。

  1. 人や動物や共同体が習慣的に摂る食品のこと。
  2. 健康のため、美容のため、肥満の防止(や解消)のため、食事を制限すること。

引用:Wikipedia

ここからもわかる通り、ダイエット=食事だということを改めて認識していただきたいと思います。

 

どうすればダイエットは成功するのか?

おそらくこの記事をご覧になっている方は、これまでにも何度もダイエットに挑戦され、幾度となく失敗を重ねてきた方だと思います。

どうすればダイエットに成功するのでしょうか?

振り返ってみていただきたいのですが、これまでしたダイエットの中で食べる種類を制限せずに体重が減った方はいるでしょうか?おそらくいたとしても少数のように思います。

実際に、今日ご紹介するクライアントの場合、食品の種類に関しては一切制限を加えませんでした。何を食べてもいいと伝えたが、○○は避けようなどとは言いませんでした。ただ誤解をしていただきたくないのは、どれだけ食べてもいいという表現ではありません。

ここでの話はどうすれば体重が減るのか?ということです。大きな目安としては、以下の通りです。

消費カロリー>摂取カロリー=体重減少

簡単に言えば、食べる量よりも消費する量が多ければ体重は落ちるということです。これは理解されている方も多いと思いますが、ここから実際どのようにダイエットをしたのかをすべてご紹介したいと思います。

 

ダイエットを成功に導く現状の把握

今日ご紹介する方は、身長150cm、体重62kgからスタートした女性です。

まず行った質問が以下の通りになります。

  • なぜ太ってしまったのか(原因)
  • いつからどのくらい太ってしまったのか
  • その時の食生活や生活習慣、生活のリズムはどのようなものだったか
  • 運動はしていたか、仕事はどのくらいしていたか
  • 現在の血圧、体温の把握

これらを聞くことで、太ってしまった原因がはっきりと見えてきて、改善点が浮き彫りとなりました。

大きな原因に運動不足と賄い

この方の職業は、お寿司屋さんのホールでの仕事。9:00~21:00が基本の勤務時間であり、ほとんど休む時間もないほど忙しくされていました。

そのため、運動するよりも家に帰って寝てまた仕事というサイクルが続き、昼休みや夜もご飯を食べる時間がないほど忙しいため、賄いを食べるペースも早いけれども、内容はお寿司屋さんだけあって、豪華でした。

  • チラシ寿司
  • 巻きずし
  • だし巻き卵
  • 刺身の切れ端
  • てんぷら
  • 赤だし
  • ※仕事の合間にお菓子や握り寿司をつまむ

このような内容で、間食も多く夜の賄いも仕事が終わってから食べるため22時近くなることもあったそうです。こういう生活をしているとみるみる体重は増えていき、最終的には62kgになったそうで、ここからセッションを申し込まれました。

食事は飲む感覚

これだけ忙しいと食事中に何を食べたかも覚えていないこともあったそうで、それ以上に噛むということをすることさえ時間の無駄と感じていたこともあったそうです。

体重だけではなく身体のいたるところに不調が出だした

体重の増加もそうですが、このような食生活をしてしまってからは身体が重くなり、肩こりがひどくなり、腰痛や膝の痛みも感じるようになったそうです。また疲れやすくなり、身体のだるさを感じないときはないぐらいになっていたそうです。

僕自身も1年半ぐらいまでに増量を目的に食事量を増やしたことがありますが、そのときに身体の不調を感じていました。

食べ過ぎは自律神経のバランスを崩してしまい、体重は増えましたし、身体も大きくなりましたが体調不良に悩まされることも増えました。

この自律神経のバランスの乱れと身体の不調には関係があり、がんなどの病的なこともつながりがあると言われています。そのため過度に何かを取り組むことは身体に負担になりますので、何事も計画的に行うことの必要を実感しました。

 

ダイエット成功を目指し取り組んだ意識改革と習慣の変化

目標設定

まず取り組んだのは、無理のない範囲での目標設定です。この方の場合、半年で10kgのダイエットを目標として設定しました。

1口20回を意識する

目標が設定できると、次に変えていったのは食事の中から何を減らすのか、ということではなく、1口食べると20回噛むということを意識してもらいました。

これは、噛むことによって満腹中枢が刺激されより早く満腹を感じるようになるため、減らす意識を持たずして自然と食べる量が“減った”という感覚にするために行いました。

これを1週間意識してすごすことで、不思議と1週間で0.9kgのダイエットができました。噛む回数を増やすことで、結果的に食べる量が減り、ここから順調に体重は落ちていきます。

1ヶ月で3kgのダイエットに成功

まず目標設定と噛むことを意識させることで、順調に開始月を超えたので、次に食事の内容を少し変化させていきました。それが以下の食事です。

  • お寿司
  • おかず
  • 刺身数切れ
  • 納豆
  • サラダ
  • 味噌汁

基本的にベースは大きく変えず、和食中心で栄養面も考えご飯、主菜、副菜、汁物という形をとりました。ただこのときの食事は、お寿司を減らし体重の変動を見ていきました。

そしてこの時期あたりから身体を慣らしながらウォーキング、ジョギングをスタートさせました。

食事では極端に減らし、単品にしなくても体重は落ちるということを伝え意識させていきました。そして、運動習慣をつけるために、無理のないようなペースからスタートし、これが後に趣味へと変わっていくきっかけとなります。

結果的に1ヶ月目は-3kgという結果となりました。

1ヶ月目のまとめ

1ヶ月のポイントをまとめると以下の通りになりました。

  • なぜ太ってしまったのかという原因の把握
  • 改善点の理解
  • 目標設定
  • 1口20回噛む習慣作り
  • 食事の変化
  • ウォーキングやジョギングの開始

これらは1ヶ月の中でも様子をみながら導入し、あまりストレスを感じない範囲で調節をしていきました。

 

ダイエット2ヶ月目から人間が持つ3つのサイクルを考え導入

1ヶ月目の朝食は、パンやご飯を食べたりしていましたが、2ヶ月目からはフルーツをとっていただくようになりました。

  • りんご
  • バナナ
  • みかん、オレンジ
  • キウイフルーツ 等

できれば柑橘系のフルーツを勧めていましたが、そこは強制せず好きなフルーツをとっていただきました。これは人間が持つ3つのサイクルを意識してこのようにしましたが、3つのサイクルとはこのような時間帯になっています。

  1. 4:00~12:00・・・排便の時間
  2. 12:00~20:00・・・栄養の取り込み(食事)
  3. 20:00~4:00・・・栄養の分解・吸収

4:00~12:00までは排便の時間

人間の体内は3つのサイクルがあるといわれており、その1つ目の時間帯が4:00~12:00までの時間。この時間帯は排便の時間といわれており、3つ目の時間帯で準備された排出物を体外に出す時間といわれています。

そのため、この時間帯に食べ物が入ってきてしまうと栄養の取り込みがメインとなってしまい、排便がしづらくなります。その結果、便が体内に溜まり、腐敗することでおならが臭くなったり、ガスがたまります。

それを避けるために、朝はフルーツなどの軽食とし、慣れると朝食は抜きというふうにしていきます。

12:00~20:00までに食事を済ませる

栄養の 摂り込みの時間として設定されているこの昼から夜の時間帯にかけて食事をし、基本的には上記のような食事を続けました。

ここで少し意識してもらったことは、仕事の都合もありますので20時までに食事を終わらせるということは毎日できるわけではありませんでしたが、できるだけ20時までに終わらせるように職場にも協力していただき、生活のリズムを作っていきました。

以前あった間食をできるだけ控え、どうしても空腹が耐えられないときはフルーツをとってもいいということにし、間食の変化をしていきました。

20:00~4:00までは栄養の分解、摂り込みの時間

この時間帯では、栄養が摂り込まれ、排便の準備をいくとされていますので、基本的には食事は摂らないようにしました。

食事の時間が早まったこともあり、仕事上がりに時間も確保しやすくなったため、少しウォーキングやランニングを増やしていきます。すると、これがよかったのは、夜景がきれいなところが近くにありそこを見るとリフレッシュにもなったそうです。

ストレス解消も兼ねていくこともでき、気分もすっきりすることがわかったためここからストレスを抱えることなく自然と運動量が増やせたことにつながりました。

自律神経について

ここまでの内容で気づいた方もいたかもしれませんが、この女性の場合いわゆる筋トレをしておらず、筋肉をつけようとはしませんでした。その理由は、この方は仕事でストレスが多く、暴飲暴食が続いていたため、自律神経が乱れていると感じていました。

体温や血圧からもその様子が伺えました。

自律神経といっても聞いたことはあるけど、具体的にどのようなものなのかわかりづらい方のために、こちらを参考にしていただきたいと思います。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、これらは天秤のようにバランスを取り合うことで身体の状態を一定に保ることができています。交感神経が優位になってしまう理由としては、ストレスが多いときなどがあげられ、人間関係、働きすぎ、悩みなどが原因で優位になるといわれています。

交感神経が優位になると、低体温になり疲労感や倦怠が増し、痛みを感じることもあり、臓器の機能低下が起こり代謝が下がるといわれています。

逆に副交感神経が優位になると、これも低体温になり、循環障害になり、自律神経のバランスをとろうと身体が興奮し血圧を上昇させます。結果興奮するように働き交感神経が優位になってしまう可能性があるといわれています。

このようなそれぞれの働きやバランスを崩すことで身体への影響があるといわれています。ストレスが多い状態で開始しているため、筋肉を増やす目的で鍛えてもいいと思いますが、この女性の場合、先に体液の循環の改善や自律神経を整えることで代謝を元に戻すことの方がある意味即効性があると感じ鍛えませんでした。

代謝は筋肉が増えれば高くなりますが、ストレスが多く筋肉が硬くなっている方の場合、縮んでいることが考えられます。

こういう筋肉を緩ませると膨らみ、弾力が出てきます。男性の場合、見た目を大きくしたいという方もいると思いますが、この方の場合筋肉をつける、肥大させるという中身のことと、緩ませて膨らませるという2つの面で筋肉を捉えていきます。

ダイエット目的の方もこういう視点でトレーニングを見ていけば、必ずしもダイエットを目的としている方は筋肉をつけなければいけないということにはなりません。

継続的な結果を得るためにもこういう視点を持つことも大切になるのではないでしょうか。

筋トレをしない理由

個人的な考えとしては、筋肉をつけて代謝を上げることはいいと思いますが、筋肉は作られるのに約2~3ヶ月かかるといわれています。でもストレスなどによって下がった代謝を上げようとするのは、循環の改善と体温を上げることで代謝を上げることができます。

このように考えると、ストレスが多い人が筋トレをして筋肉を硬くしてしまうと循環が悪くなり、この時点での代謝は下がるとまでは言わずとも向上はしない。そう考えると鍛えるというよりも筋肉を緩めたほうがいいと判断し、この女性については筋トレをせず、筋肉を緩めるエクササイズを選択しました。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/muscle-loose”]

ウォーキング中の筋肉への揺らぎ

筋肉を緩めるために、セッション開始時からウォーキング時のどこかで肩を上下させたり、腕をぶらぶらさせたり、リラックスして歩いていただくようにウォーキングを指導すると、筋肉が緩んで身体が軽くなってきたそうです。

筋肉は伸ばすだけではなく、ゆらすことによって緩んでくれます。ウォーキング時にリラックスできることで腕も脚も緩んでいきます。

2ヶ月目のまとめ

2ヶ月目のポイントを下記にまとめてみました。

  • 朝はフルーツ、または食べないということを開始
  • そのほかは1ヶ月目の食事内容を継続
  • 3つの体内サイクルを考え食生活を変化させた
  • ウォーキングやランニング時間を増やした
  • 鍛えることはせず筋肉を緩めて代謝の改善を図った

このような変化を出し、2ヶ月目は2.3kgのダイエットに成功し、2ヶ月間で5.3kgのダイエットができた。

 

ダイエット開始3ヶ月目以降の動き

実はこの女性は3ヶ月目からもこの習慣がきちんを継続でき、ほとんど内容が変わらず、そのまま減り続けていった。とは言うものの全く何も変えなかったのかというと少しずつ変化はつけた。

当然体重が落ちると基礎代謝は下がるので、それに伴って食事の量や運動量に変化をつけました。

この女性の素晴らしかったところは食事や運動など決めたことを、意識的にやろうと思わなくても自然と楽しみながらできたところです。

改めて食事のイメージをつけやすいように、このような食事の意識をもって取り組んでいました。ぜひみなさんも参考にしていただきたいと思います

  • ご飯(白米)1膳
  • 主菜(日よって変わるが基本は魚)
  • 納豆
  • サラダ(生野菜を多めに)
  • 味噌汁

これを軸として、おかずを変えたり、味噌汁の具材を変えたりとバリエーションを持たして、あまり固定しない。もちろん、みなさんがされる場合、これだけうまくいかないこともあると思いますので、基本の食事として捉えていただきたいと思います。

3ヶ月目以降の体重の推移をみていただきたい。

  • 3ヶ月目:-2.1kg
  • 4ヶ月目:-1.9kg
  • 5ヶ月目:-1.7kg ※目標達成(この時点での体重51kg)
  • 6ヶ月目:-1・4kg
  • 7ヶ月目:-1.5kg
  • 8ヶ月目:-1.2kg
  • 9ヶ月目:-0.8kg
  • 合計:-15.9kg

このような形で体重が減り、半年で10kgのダイエットを目標に掲げていましたが、5ヶ月目でクリアし、9ヶ月間で約16kgのダイエットに成功しました。

3ヶ月目以降につけた変化

主な変化とすれば、食事が固定的になりがちだったので、少し崩してもいいということをお話しました。というのは、お菓子やアイスなどを一切摂らないように意識していたそうで、それもある程度の範囲であれば食べてもいいということをお伝えしました。

それがストレスにならないのなら言わなくてもよかったのですが、少しストレスを感じていたのであえてそういう言葉だけをしました。

3ヶ月目からも体温が下がらないように身体を温めることや、循環の改善のために筋肉を緩めたり、関節運動によってポンプ作用をおこし体液を流したりということを継続的に行っていきました。

これがこの女性のダイエット成功例です。期待していたほど特別なことはなかったと思いますし、至ってシンプルな内容だったと思います。特別何かを制限するわけでもなく、その方が今どういう感覚でダイエットに取り組んでいたり、身体はどのようになっているのかに合わせて行っていきました。

覚えていきたい体重管理の方法について

まとめに入る前にひとつみなさんにこれだけは覚えておいてほしいことがあります。それは体重の管理方法。あくまでも参考ですが、1日での体重の変動は前日の食事量、水分量、残便量によって大きく影響を受けるためあまり正確ではない。

そのため正確に体重を管理する場合、以下の通りがわかりやすくより正確で、しかも食事による気分の上下動も防げるようになります。その方法がこちらです。

日曜日から土曜日まで、朝一番の体重を記録します。

  • 日:60kg
  • 月:60.2kg
  • 火:60.1kg
  • 水:59.8kg
  • 木:59.5kg
  • 金:59.1kg
  • 土:60.4kg

このような1週間の体重の推移だったとします。この1週間の平均体重は、59.9kgと出ます。

次の週も同じように毎日測り、平均体重を出します。すると、前の週と比べて体重が減っているとします。すると、この1週間の食事はマイナスになる食事だったということでダイエットできていると判断できます。

逆に増えていれば食事を見直す必要があります。このように見るとわかりやすく、1日1日の気分のむらも少しは変わってくると思います。

この体重管理方法はわかりやすいので、ぜひみなさんにも実践していただきたいと思います。

 

ダイエット方法が重要ではなく、個人に合った方法を選択する

ダイエットを成功させるためには、〇〇方法を実践すれば・・・という決まったパターンがあるということではありません。あくまでもここでも紹介している方法は一つの例であり、参考にはしていただきたいと思いますが、読者の方はそれぞれに合ったダイエット方法をみつけていただくことが成功法だと思います。

  • 職業
  • 私生活
  • 趣味
  • 食生活 など

さまざまなことを考慮し、ご自身に合ったこと、ダイエット方法を選択することで、みなさんが望む身体に近づいていくと思います。

非常に矛盾することを書いているかもしれませんが、これが本当のダイエット方法になります。

最近では特に糖質制限について勧められていることが多くありますが、こういう流行りの方法もメリット、デメリットがあり、そこを取捨選択することも重要です。

では、最後に今日のまとめをお伝えしていきたいと思います。

 

まとめ

今回ご紹介した理由は、今流行りのダイエットとはいかに食べるものを減らすか、そして短期的にそれが実現できるのか、ということが流行っています。

ダイエットというのは、一時的な効果だけでいいのかというと、みなさん「いいえ」と答えられると思います。ダイエットは一生するものであり、自分という身体は死ぬまで一緒です。

そう考えると、焦る気持ちもあると思いますが、自分の生活習慣を無理なく変えるために、ひとつひとつ丁寧にこなしていくことも重要なのではないでしょうか。

食べることが好きだからこそ食べて、その中でうまく調整をすることが重要ですし、そもそも太ってしまった原因があると思いますので、その原因を見つめたうえでダイエットに取り組むことで結果も大きく変わってくると思います。

大切なことはいかに自分に合ったものをするのか、そして上記のような知っているようなことをいかに続けるのか、当たり前のように自分の習慣に落とし込むのかということが重要な気がします。

今日の記事が少しでもダイエットをしている方のお役に立てればうれしく思います。

では、最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 9ヶ月で16kgのダイエットに成功した理由は生活習慣の変えること
  • ダイエットは、なぜ太ってしまったのかなど現状を知ることが重要
  • 太ってしまった原因がわかるとそれにアプローチをする
  • 人間の身体には3つのサイクルがあり、排便・栄養の取り込み・分解、吸収と分けられる
  • 噛むことで満腹中枢が刺激され、自然と食べる量は減る
  • ダイエットの基本は消費カロリー>摂取カロリーという関係

このような内容でお送りしました。

少しでも参考になればと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

半日断食をして1か月経ち、結果は体重-7.1kgの減量ができました。

先日、いつも学ばせていただいている魚住先生のニュースレターに半日断食などの記事をご紹介していただきましたが、今日で半日断食を開始して1ヶ月が経ちましたので、その結果をまとめていきたいと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/fasting-cure”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/fasting”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/fasting-14day”]

半日断食というのは、人間が持つサイクルを考え、排出・栄養の取り込み・吸収、分解という3つのステップに分け、朝食は抜き、水分や空腹に耐えられない場合はフルーツや野菜を食べ、夜は20時以降は食べないようにします。

明治以前の食事は、歴史からも学べますが1日1・2食というのがベースにあり、それ以後は3食に変わってきました。時代の変化ともに食の内容も変わり、技術の発達もあり便利なものが普及し始め、より安全にある意味過保護になってきた現代では安全に食べられるようにしたことがかえって不健康を増進するかのような食品であふれています。

食についての理解はまだまだ深めていく必要がありますが、この1ヶ月間半日断食をして感じたことそのままを書いていきたいと思います。

こちらも参考にしてみてください。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/diet-16kg”]

 

1ヶ月間半日断食をして感じた身体の変化

1ヶ月で-7.1kgの減量ができた

真っ先に挙げられるのが体重の変化です。14日目で-4.2kgの減量ができていましたが、そこから止まることなく順調に続け、4日前に1度夜ご飯の食べる時間が全くとれず1食しか食べられない日がありました。

そこでグンと下がり、結果的に1ヶ月で体重は-7.1kgの減量となりました。

ただ、このまま聞くと半日断食をするとこんなに効果あるんだ!となり、期待値が高まるかもしれませんが、これを始める前の食事がどのようなであったのか、そして現在はどのような食事なのかを知っていただくとこの数値も理解できると思います。

食事の変化】

―実施前(1食のイメージ)―

  • 白米1.5合
  • 主菜 大盛り
  • 納豆
  • 味噌汁
  • デザート

この食事を1日約4~5回しているため、お米の消費量も多く、10kgのお米は1ヶ月で2回買う時もあります。

間食ももちろんし、コーヒーやお菓子も食べるときは食べていました。ただ、これらは食べたいから食べるというのではなく、あくまでも増量したいという考えから実施し、筋肉量の増加も目的としていました。

間食にプロテインを数回とってみたり、今考えるとよくこれだけ入っていたなと思います。

―現代の食事―

  • 白米 or 玄米1合
  • 主菜 普通盛り
  • 納豆
  • 味噌汁
  • 生野菜 ボール1杯(野菜は10種類前後)
  • フルーツ

このような食事内容に変わり、1日朝を抜いた2回、僕の場合レッスンの都合で17~18時には1日の食事が終わっていますが、それ以後は次の日の朝まで食事はしませんでした。

飲み物もコーヒーが大好きでしたが、やめはしませんでしたが1日1~2杯、飲まない日もありました。

間食もフルーツ以外は食べるのをやめ、もちろんジュースなども一切とりませんでした。食べている感覚はありましたが、体重の減りは予想外に大きくなり、カロリー計算もしませんでしたので、それほどの苦労は感じませんでした。

空腹感がほとんどなくなった

上記の食事の変化を見れば、空腹感が出てきそうですが僕の場合、ほとんど空腹感はでませんでした。

ただ、唯一感じたのは家に帰ってホッとした瞬間と、朝家族がご飯を食べているのを見ると少しお腹が減ったり、いいな~と思ったりはしましたが、そこまで空腹感と戦うようなこともありませんでした。

半日断食を学んでいるとき、この空腹についても書かれていましたが、偽腹(にせばら・ぎふく)という造語を使い食べすぎるから空腹感を感じるのであって、適度に食べて入ればそれほど空腹感は出ないとされていました。

感覚として、お腹が減ってどうにもこうにも我慢ができない・・・という葛藤のようなものはありませんでしたが、お腹の中に物がなくすごくスッキリしているという感覚はものすごくありました。

今まで常にお腹の中に物があったので、気分的にもスッキリしました。半日断食をしてからは食べたい欲求多いに減りましたが、味覚が鋭くなり食のおいしさを楽しめるようになりました。

寝起きがスッキリした

以前も記事で書きましたが、寝起きは非常にスッキリしました。ここ数か月間は本当に身体はきつく、朝はうなだれてしまい家族にも心配されていましたが、今はそういうこともなくスムーズに起きることができています。

後述しますが、エネルギーが大幅に変わったためそれによる疲労感も心配していましたが、意外と今の方が身体は楽ですし、スッキリ目覚められています。

今思えば、今まではよく夢をはっきり覚えており、寝るときに考え事をし、その考え事が夢に変わり、夢の中で答えがみつかりそうになり、これはメモしておかないと・・・と思って実際に起きてメモをするために起きる、というような睡眠のとり方は何度もしていました。

当然疲労は蓄積する一方ですが、最近は寝落ちも早いですし、しっかり寝たなという印象は強くあります。

脳の使い方が変わったように感じる

これはあくまでも個人的な感想ですが、今まで学んでいるときは覚えるように学んでいたというイメージですが、小学生がポケモンであったり、妖怪ウォッチが好きでそれに出てくる人物(?)を勝手に覚えられるような、覚えるのではなく自然と覚えているというような、懐かしい感覚がありました。

今は仕事がトレーナーという職業ですのでこういう断食もある意味仕事ですが、いろんなことをしてどんな結果になるのかを知るのが楽しいですし、楽しいからこそ頭に入ってくるようになりました。

エネルギー不足を感じるときもあった

先ほど疲労の話もしましたが、今の方が身体は楽なのは確かですが、たまに疲労が溜まりエネルギーが切れてしまったような感覚になることは1度ありました。

これは仕事の長さが関係していますが、もしもう少し食べているとどうなったのかと考えることがありました。

仕事の時間も、営業時間は基本7時~23時半までですが、家を出てから家に着くまでだと18~19時間仕事に費やしている日も少なくありません。次のステップの準備をしているわけですので、今は仕方ないと思っていますが、エネルギー不足というよりもただ仕事が長すぎだということかもしれません。

このような場合、半日断食をしているとエネルギーは少し少なすぎるため、臨機応変な対応は必要だと思います。

クライアントさんも最大6kg近い減量に成功

最後は、自分のことではありませんがクライアントさんにも試していただいた結果、6kg近い減量に成功した方もいて、同じような感想をお持ちでした。

ただ、便秘や体重に大きな変動がみられない方もおり、そこについてはこれからの課題となります。

大事なことは人間のリズムを考え、食事の変化を起こし、内容を変えていくことです。昔の生活に近づくようなイメージもありましたが、健康のヒントは昔の生活にあることは間違いないように思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回半日断食をすることでこのような結果となりました。もちろん個人的な結果ですので、変化の違いには個人差があると思います。

ただ、一つだけ言えることは運動量の確保もしていますし、半日断食だけをすることではなく適度な運動も必要ですし、これですべてが完結するわけでもありません。

食についての考え方として参考にしていただければと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

生活のリズムを作ろう!-5.1kgの減量から見る生活の変化について

ダイエットに欠かせないのが、食事制限だと思われています。実際ダイエットという言葉は食事療法という意味があり、食事をどのように摂るか、そこに焦点が当てられます。

もちろんそれも必要なことですが、自分自身もそうですし、最近減量に成功しているクライアントさんをみているとそれ以外のことも大事なことが改めて理解することができました。

ダイエットをするとなると、ベースにあるのが健康であるということがベースで、肥満体型から標準体型に戻す、これも健康に近づくことになります。

ただ食事量を減らせばいいのかと言えば、そうではありません。現場でも感じますが、食事量を減らしてもまったく体重に変化のない方もいました。

これは過去を振り返れば幾度となく無理なダイエットを繰り返していたり、身体に負担のかかることを繰り返していた方ほど、減りにくくなっていっています。クライアントさんのお一人が15日間で-5.1kgの減量し、体型にも変化が目に見えて出てきています。

この方が行ったことは食事量の調節もありますが、生活のリズムを改めて、日頃の習慣を変えたこともこの数値の変化の要因のひとつだと思います。

今日は、このクライアントさんから感じた、減量の際の食事を減らすこと以外の大切だと思うことについて書いていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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生活のリズムを整え、規則正しい生活に戻す

この方の場合、規則正しい生活をしているかといえば、はじめは深夜まで起きており、起床は昼過ぎまでという不規則な生活をしていましたが、その習慣を改め、少しずつ寝る時間を早め、起きる時間も朝に起きるようになってきました。

朝は排泄の時間となっているため、朝排便をし、前日の不要物を体外へと出されます。そのため、お昼の食事が気持ちよく食べられるようになったそうです。

また夜はご飯の時間を20時前後、仕事の都合で前後することはあっても21時までには済ませるようにすると、そのあとのやることがスムーズにこなせるようになり就寝時間も変わってきました。

食事の変化もありますが、このような生活のリズムを規則正しくすることで、翌日の目覚めがよくなり、気持ちよく朝を迎えられ、以前に比べストレスも減ってきたそうです。

ただ食事を減らすだけではなく、このような生活のリズムを見直すことも大切なひとつになります。

 

日常で意識的に運動をするようになった

食事を変化させてからは体重が落ち始め、日ごろ運動をする機会が少なかったので、自主的にウォーキングを始められました。友人を誘い、楽しみながら続けるようにされていますが、話しながら行うので30~40分続けているそうです。

ウォーキング30分前後を消費カロリーで表すと微々たる消費に感じられますが、この消費量を上げることは目的になりますが、このようなリズム運動をすることで自律神経を整えることにつながります。

この方の場合、不規則な生活と仕事でのストレスなどを考えると、交感神経が優位になっていると思われ、それによって低体温になっています。

その改善も含めて、ウォーキングを習慣づけてもらい、はじめは楽しみながらできるまでの時間行っていただき、徐々にその時間をストレスにならない範囲で伸ばしていきます。

 

身体を整えるトレーニングを行っている

減量と言えば、基礎代謝を向上させるために筋肉をつけましょう!ということが一般的には言われていますが、この方の場合、交感神経が優位になり、低体温になっているため、消化機能が低下していることが考えられます。

量を減らしてもそれを消化する機能が低下していれば、結果的に溜め込みやすくなってしまうことがあり、まずは正常な機能を果たせるように、身体を整えるトレーニングを行っています。

低体温の改善のために夜寝るときの恰好を変えていただいたり、腹巻をしていただいたりしています。

また、セッションでは筋肉をつけるためにガンガントレーニングするということはせず、血管が収取し、循環が悪くなっているため循環をよるするように身体調整を行って身体を整えています。

 

排便がきちんとできるようになり、便秘が改善した

ダイエットはどうしても食べ物をとる、とらないに終始なり、食べ物を入れることばかり考えてしまいがちです。

クライアントさんの場合、便秘ぎみでしたのでこの便秘を改善することも重要だと考えていました。食べることばかりに気をとられてしまうと出すことを考えなくなってしまい、腐敗した宿便が体内に害を与えてしまいます。

この便秘の改善も減量だけにかかわらず、健康にかかわることですので改善は必要だと思います。

身体調整を行ううちに便の回数も増えてきており、宿便は少しずつ改善に向かっています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ダイエット、減量となれば食事にばかり目が向いてしまいますが、これらのように運動や身体を整えること、排便についてなどいろんな角度から減量について考え取り組んでいます。

ある意味マイナスだったものをゼロに戻すような感覚で、体内環境を整えていくことは大切なことだと思います。

ただ食事を我慢する、ただ食べないということではなく、正常な機能が果たせるように整えていくことで、今までよりも楽にダイエットや減量ができるのではないでしょうか。

最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 健康のためには生活のリズムを正し、規則正しい生活をする
  • 適度な運動を継続的に行う
  • 筋肉をつけることがすべてではなく、身体を整えることも重要
  • 食べることだけではなく、排便という出すことも考える

このような内容でお送りしていきました。減量となると気持ちも焦りがちで、できるだけ早く減らしたいと思いますが、そうやって焦って食べないばかりか、生活リズムなども考えずにがむしゃらにしてしまうことは、かえって減量がうまくいかない原因だったり、痩せにくくなってしまう原因にもなってしまいます。

何事も適度にすることが重要なのかもしれませんね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

食事制限しすぎると体重が減らなくなる理由

ダイエットの基本的なことは、ダイエット経験者であればほとんどの方は知っている、または一度は聞いたことはあるのではないでしょうか。食べなきゃ痩せる、そんな当たり前のことを頭で理解していても実際に食事を制限し始めるとそれがなかなか難しく、継続できない、実行できない方が多くなっていきます。

そんなことがすんなりとできれば元々ダイエットで悩むこともありません。それができないからちょっとでも楽にダイエットできる方法にひかれてしまい、結局それも長続きせずダイエットに失敗。

でも、やっぱりダイエットしてきれいになりたい。健康的な身体を手に入れたい。そんな気持ちと現状にやきもきしている方も多いと思います。

そういう気持ちになると、もう食事制限という前に食べなきゃいいや。という安易な発想で、少し量を減らしても食欲がおさえられないから食べないという極端な行動にできることがあります。

それで体重が減ればいいですが、人間の身体は不思議で食べる量を極端に減らしても体重が減らないということが起こります。このようなことがなぜ起こるのでしょうか。

今日はそんな食事制限をしても体重が減らなくなる理由をお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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ダイエットの基本

ダイエットの基本といえば、ご存じの方も多いと思いますが、復習の意味を込めて確認をしていきましょう。またダイエットのことをまだ知らないという方はぜひ覚えておきたい内容です。

まず大きく言えば、ダイエットの基本はこちらです。

消費エネルギー>摂取カロリー=体重減少

消費するエネルギーが摂取するエネルギーを上回れば、体内ではエネルギー不足状態に陥り、体重が減少するという反応が起こります。

ダイエットは以下の考え方が基本です。

  • 運動をして消費カロリーを増やす
  • 食事制限をして摂取カロリーを減らす

これらをバランスよく、もしくは個人によって変動させうまく調整することでダイエットは成功することになります。ここで言う食事制限というのはただ食べないということになってしまうダイエットは成功しづらくなります。

ざっくりといえば、不足分のエネルギーを出すことで体重が減るということになります。ですが、その前提として “健康的に” という言葉が添えられ、極端な食事制限をしないようにしたいものです。

 

食事制限は必ずしも必要ではない。ダイエットによって何を減らしたいのか?

ダイエットというのは、何をどうする目的で行っているでしょうか。多くの方が“体重”と答えるかもしれませんが、ここでも何を目的にするかによって異なることが出てきます。

  • 体重を落としたいのか?
  • 脂肪を落としたいのか?

これら2つの目的では、消費するカロリーに違いが出ます。

  • 体重1kgの減量=約7000kcal
  • 脂肪1kgの減量=約9000kcal

体重を落とす場合と、脂肪を落とす場合の不足分はそれぞれ異なり、脂肪組織を減すためには、1g9kcalの不足が必要になります。実際に何を減らすのか、目的によって調整するカロリー数が異なるため、何を減らしたいのかという目的を明確にすることも必要になります。

またカロリーだけではなく水分量の問題も出てきます。これまでクライアントさんへの指導で経験したことは、水太りで体重が増加しており、このような場合サウナやお風呂に入って余分な水分を出すことでうまく体重が減るということもありました。

ダイエット=食事制限という意識が強すぎると、ただ食べ物を減らすという発想になってしまいがちですが、なぜ太くなってしまったのかを理解することでその方法を導き出すことができます。

食事制限をしてカロリーをという見方だけではなく、水分などのことも考え、自分が目指すところへ行くためには何をどう減らせばいいのか、もしくは増やせばいいのかを見ていくことが重要になります。

 

食事制限をしてどのくらい減らすことを目標としているか?

体重をどれぐらい落としたいのか、またはどのくらいの期間をかけて落とすのか、によって調整するカロリー数も変わり、食事制限が必要なのかどうかということも変わってきます。

例えば、1ヶ月で体重を1kg減らそうと思うと、7000kcalの不足を出すので、

  • 7000kcal÷30日=約235kcal

となり、1日では毎食ご飯を半分にするとか、1食ご飯を半分にし、30分程度のウォーキングに行くとか、運動することでこの数値が達成でき、これを毎日すると目標が達成できるということになります。

1ヶ月で体重を2kg減らそうと思うと、倍になります。

  • 14000kcal÷30日=約470kcal

という計算になり、1日に470kcal分の不足を出す必要が出てきます。このように、目標の数値、それを達成するための期間を設定することで1日にする具体的な策が調整できますので、こういう目標を設定することは大切です。

ただ、ダイエット方法にもいろいろありますし、カロリーを計算せず食事内容を変化させることや、朝食を抜いて野菜中心の生活にするなどさまざまありますので、性格に合うもの、継続しやすいように自分なりに調整することが重要なことだと思います。

 

どのくらいの食事制限を行うべきか?

目標などによって、1日で行うことは変わってきます。ただ、ダイエットを早く成功させたいからといって、極端に食事量を減らしてしまうと、女性の場合無月経や骨密度の低下などが起こるといわれています。

またホルモンのバランスが崩れてしまうことで、イライラしたり精神的な影響も出る可能性があるため、食事制限のしすぎには注意が必要です。では、どのくらいの食事制限であればそれらの影響が出ず、健康的なダイエットができるのでしょうか。

カロリー制限のひとつの考え方があり【Energy Availability】というものです。

どういう意味なのかというと、これはトレーニングや運動以外の生活で利用することのできるエネルギーという意味です。

マラソン選手などは、体重と記録に関係があるといわれ、大会が近くなると食事制限をし、減量する選手がいます。その際に、活動量が多いマラソン選手が過度に食事制限をし、カロリーの不足を出すことによって、無月経になりホルモンバランスを崩してしまうことで骨密度が低下してしまうということが起こります。

このようになるのを防ぐために、どこまでカロリー制限すればいいのかという目安を作ってくれるのがこの【Energy Availability】という考え方です。

■具体的な計算方法

  1. 体重60kg、体脂肪率20%の女性、除脂肪体重48kg
  2. 摂取カロリー1800kcalに制限
  3. 1時間のトレーニングで500kcal消費
  4. 1800kcal-500kcal=1300kcal
  5. 利用可能なカロリーは、1300kcal÷48kg=27kcal/kg FFM

    ※一般の方であれば、3・4は式から外れます。

このように   に入る数値が30以下であれば減らしすぎになりますので、この数値が30を切らないようにします。

これがひとつの考え方としての摂取カロリーの出し方となります。

 

食事制限をしすぎると体重が減らなくなる理由

現代でクライアントさんのダイエットについて観察していると、まれに食事制限をしても体重が減らない方がいます。

食事制限をしてカロリーも制限されているのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

このヒントが著書:ジムに通う人の栄養学(著者:岡村浩嗣)から引用してご説明していきます。

食事制限をしすぎると体重が減らなくなる理由としては、消費エネルギーの違いが言われています。

食事制限による変化:24時間の消費エネルギーの違い(kcal/日)

  • 少食:約2000kcal/適量:約2200kcal

食事制限による変化:睡眠時の消費エネルギー(kcal/日)

  • 少食:約1500kcal/適量:約1600kcal

食事制限による変化:自発的運動による消費エネルギー(kcal/日)

  • 少食:約150kcal/適量:約250kcal

食事制限

著書の中のデータを引用して作成していますが、食事制限をしすぎ少食になるとエネルギー消費量が少なくなり、省エネ体質となっているのがわかります。このような状態で少し多めの食事を摂ってしまうとため込みやすく、消費しづらいので、“太りやすくなっている”ともいえます。

食事制限をすぎると、単純に減らしたからといって体重が落ちるのではなく、消費エネルギーも一緒に落ちるため食事量が減っても体重が変わらないということが起こります。

そのため前出のクライアントさんの場合、このような状態になっていた可能性があります。そのため後に食事量を増やすと体重が落ち始めたということがありました。

これからもわかると通り、食事制限をしすぎることは気をつけるべきことでもあります。

 

どのような食事をすればいいのか?

多くの方がこの課題に悩んでいると思います。どのような食事をすればいいのか?基本的にはあまり決まりはないと思っています。

一般的にはバランスのいい食事を、といいますがバランスのいい食事とは何を指すのでしょうか。ひとつの目安としては、栄養を揃えるという考え方があります。

その基準となるのが、厚生労働省が発表していると食事摂取基準 2010などです。この基準を満たすような食事をするというのが、ひとつのバランスのいい食事ということになるのではないかなと思います。

また栄養的なバランスを整えるために、主食3:主菜1:副菜2という食事を心がけると、栄養素のバランスとして望ましくなるといわれています。

上図はご飯とから揚げのみの食事で、栄養素的には不足しているところがほとんどであり、すべて推奨されている数値に届いていません。

食事制限

こちらは、主食、主菜、副菜、果物、乳製品を揃えた栄養素で、栄養素としては大方1食の目安をクリアしています。

これに実際の食事を当てはめてみるとこのような感じになります。

レシピ

野菜メインの食事であり、具だくさんの味噌汁とご飯が軸となり、サンマのかば焼きを作っています。

あとはここに乳製品や果物を加えると栄養的には、1食で必要とされる栄養素はバランスよく摂れることになります。

このように、栄養素的に食事を考えるとこのようになります。ひとつの目安として、ごはん、味噌汁という軸を作りそこに野菜などの副菜を用意するとようなイメージだとバランスよく栄養を摂取できるようになります。

またご飯は白米になっていますが、玄米などにするとビタミンやミネラル分が豊富ですのでさらに栄養価は上りますので、そういった精製されていないものをとることも大切なことだと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。このように一般的にはダイエット=食べないだとか、ご飯はダメというようなイメージが定着しつつありますが、実際には栄養素を考えるとお米を食べることは重要なことです。

それで太るかというと食べ過ぎなければ太ることはないですし、健康食品だって食べ過ぎれば太りますし、不健康になります。上記のような食事は慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、まずはご飯と味噌汁というところから始めてみてはいかがでしょうか。

では最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • ダイエットの基本は、消費カロリー>摂取カロリーの関係
  • 体重、脂肪、どちらを落としたいのかによって必要なカロリー数は異なる
  • 体重=7000kcal、脂肪=9000kcal
  • 食事制限をしすぎると、それに見合って消費エネルギーも下がる
  • 除脂肪体重1kgに対して30kcal以下にならないようにすること
  • 食事は、主食3:主菜1:副菜2の割合で考えると栄養的にはバランスが整う

このような内容でお送りしました。今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

糖質制限すると体重が減りやすくリバウンドしやすい理由

糖質制限をすると健康になる。炭水化物を食べるな!炭水化物を食べないと病気になる。

書店に行くと数多くの糖質、炭水化物に関係する書籍が並んでいますが、非常に目を引くタイトルばかりです。それ故に自分が興味を持った本を信じやすい傾向がありますが、客観的な視点は大切にしたいものですね。

今日は、糖質制限をするとなぜ体重が減りやすいのか、そしてなぜリバウンドしやすいかという一方向に偏った内容になってしまいますが、このような内容をお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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糖質制限が流行る理由

日本人は流行りものがあれば飛びつきやすい人種なんでしょうか。何年ほど前からでしょうか。糖質制限がダイエットをする人の中で流行り、お米を食べると太る、そういった認識が強くなったのは。

世界でも有数の健康食であり、お米、味噌汁、漬物といったものは時代が変わる中でも受け継がれ、これだけの歴史を持つ食べ物だからこそ受け継がれていく理由があるはずです。先人の知恵は本当に素晴らしいものであり、現代人はそこから学ぶことが多いのではないでしょうか。

1970年頃アトキンスダイエットというダイエットの方法論が書かれた書籍が発売され、それが世界で数百万部売れたのをきっかけに、糖質制限というものが注目されたそうです。

ロバート・アトキンスという人が、炭水化物が肥満の原因だ、ということを提唱し、それからダイエット方法のひとつとして低炭水化物が主流となっていきます。2013年頃からその流行りがぶり返し、近年に至るというのが最近の糖質制限の流れです。

ダイエットをする方からすればわかりやすく、やりやすい方法なのかもしれません。それにプラスして体重の減少も感じやすいのだと思います。

実はここには落とし穴があり、おそらくほとんどの方は糖質を制限すると体重は減ることになります。これを知っておかないとダイエット=糖質制限となる可能性があると思います。もちろん方法論のひとつとして活用することもありますが、僕自身はお米が好きですのでしっかり食べます。

それでもダイエットできていますから特に何かを抜くということはあまり意識していません。糖質制限をするとなぜ体重が落ちやすいのでしょうか?

 

糖質制限をすると体重が落ちる理由

糖質制限をするとなぜ体重が落ちるのかは、この図を見ていただくとわかりやすいと思います。糖というのは、2つの水の分子がくっ付いているそうで、このような状態にあります。

糖質制限

このように糖分に2つの水の分子がついているため、糖質を制限するとこの水分も一緒に体内に入ってこない、もしくは出て行くことになります。こうなると水分も身体から抜ける、もしくは入ってこないためその分だけ軽くなる。

だから糖質制限をすると体重は落ちやすくなるということになります。想像できた方もいるかもしれませんが、だからこそリバウンドも簡単にしてしまう理由がここにあります。

 

糖質制限をするとリバウンドしやすい理由

お米や麺類を極端に減らす糖質制限をすると、身体の中から糖分とともに水分もなくなっていくため体重は減ります。逆にそのようなダイエットをして、シンプルに糖質を摂ってしまうとまた糖質と一緒に水分も体内の中に入ってくるため体重は元に戻りやすくなります。

このような場合、一時的に体重が減ってダイエット成功できたと思ったのは、ただ水抜きをしたようなものです。

実際に今話題になっているパーソナルジムに通っていた方が、セッションを受けに来られた理由も、2ヶ月で6kgのダイエットに成功できたけど、2ヶ月もしない間に食事をもとに戻すと体重も戻り、リバウンドしてしまったという理由でした。

糖質制限を否定するわけではありませんが、それがすべてというような考え方になり、お米=悪者という認識を持っている方が非常に多い。

精製されていない玄米や全粒粉などは栄養価も高く、クライアントさんにはおすすめしていますし、実際に僕自身も毎食玄米を食べており、体調もいい状態を維持しています。

ダイエットをするのであれば、まずはベースをどこに置くのか、これをきちんと整理した上で取り組む方が結果もついてくるように思います。

 

ダイエットのベースをどのように作ればいいか?

セッションを行う前に、クライアントさんには食生活や生活習慣を紙に書いていただいたり、食事を送っていただいたりしています。

これまで自己流でされていたり、他のトレーナーの方にご指導を受けてそれをもとに食事を摂られていたりしますが、ダイエット=食べないという認識を持っている方が非常に多くいます。例えば、実際にお聞きした内容であったのは、

  • 朝食:食べない
  • 昼食:ささみ 50g
  • 夕食:ブロッコリー、魚の切り身

という食事を続けられている方がいました。2ヶ月で4kgのダイエットができたと喜んだそうですが、日を追うごとに体調を崩していったそうです。それは当然と言えば当然だと思いますが、よく2ヶ月間頑張られたと思います。

まずベースとしてダイエット=食べるという認識を持つことが大切です。いかに食べ物を減らすかではなく、何を食べるのかを考えなければ人間は食べ物で構成されているわけで、その材料が入ってこなければ不調にもなります。

何を持ってバランスのいい食事とするのかもありますが、基本は栄養素がきちんとそろっている状態が身体が正常に機能する状態です。それを目指すことがベースであり、そこから目的に応じて変化を加えればいいのではないでしょうか。

現場で行ったベース作りの例

実際にクライアントさんに行ったベース作りについてお伝えしたいと思いますが、まず行ったことはお米を食べることから始めました。やはり日本人はお米をベースに食事をし、そのお米から大きなエネルギーをもらっています。

それは栄養素だけではなく、ひとつの生命の命を引き継ぐように食していますので、非常に大きなエネルギーを得ていると思います。

クライアントさんにはまず、昼食、夕食におにぎり1個を加えていただきました。お米は好きでずっと我慢していたそうで食べられることに喜ばれていました。次に、慣れてきたころに、味噌汁を追加していただき、その具材はできるだけ野菜を多く入れたものにしていただき、味噌汁の具材が少ないときは別でおかず1品を使いするという形をとっていきました。

このような食事をすると、一時的に体重は増えます。当然これまで食べていなかった状態ですので、そこに食べ物が入ると増えます。と、思っていたのですが、この食事にしてもあまり体重が変わらず、朝食にフルーツや昼食、夕食におかずをプラスしていきました。

するとある時から体重が増えはじめ、体重が増え始めたときに食事量を増やすのはやめ、その状態を維持していきました。すると体重は落ち着き、このときに計測した体重と食生活などがこの方のベースとして捉え、そこから食事や運動を変化させていくことになりました。

食事量を増やしても体重が増えないというのは、人間は摂取エネルギーが一定のラインを下回ると基礎代謝を下げ、燃費の良い状態になります。これについて詳しいことは、食事制限しすぎると体重が減らなくなる理由にまとめていますので、参考にしていただければと思います。

このように食べていない方の場合、まずは食べることをし、ベースを作ることをしてからどういう方向性でダイエットに取り組んでいくのか、そういう計画的なステップが必要になってくると思います。

糖質を極端に制限することはメリット、デメリット、両面がありますが、ダイエットをする方に関しては、極端な考え方は避けた方が結果的にもいい方向に向かうと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。糖質制限をすると水分も同時に失うため水分量も低下するため体重は減りやすくなります。ただ、糖質を再度摂取するとその分だけ水分も増え、それが原因でリバウンドするということです。

もちろんそもそものカロリーを抑えることができれば体重も減り、ダイエットもいい方向に向かうと思います。

何か単品を極端に減らすという発想ではなく、何か軸を作りそれを日によって変化させていくような感覚になればよりダイエットもうまくできるようになると思います。

極端な糖質制限をしなくてもダイエットできるように思います。

今日の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。

ウォーキングを継続!2ヶ月で1kgの体重減、食べないダイエットはどこまで継続できる?

先日、あるクライアントさんの姿を見ていて、身体が引き締まってきたなと思う方がいらっしゃいました。

この方はむくみやすく、水分を多めに摂られている方でしたのでまずは汗をかけるようにしましょう、ということで、アドバイスをしていました。

実際に半身浴や、岩盤浴にも行かれ、汗をかかれることで身体のむくみ感は改善されていきました。このとき、ひとつ習慣として“ウォーキング”をはじめられたようで、通勤の際に2つ手前の駅で降りて、そこから歩いて会社に向かうことにしたそうです。

片道約20~30分の距離で、会社に着く頃は少し汗ばみ朝から気分も爽快になり、帰りもリフレッシュになって毎日継続されていたそうです。結果的に食事をほとんど変えることなく2ヶ月で1kg体重が減り、見た目も周りから「痩せた?」と聞かれることが増えてきたそうです。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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たった1kgと思われるかもしれませんが、これはダイエットをする上では大切な感覚だと思います。

最近では炭水化物抜きダイエットといって、お米を食べなかったり、食事をほとんど摂らないような生活をしている方が増えています。また短期間で大幅なダイエットを試み、ストレスと戦い続けている方が増えています。

このクライアントさんの場合、外食にも行くし、行動的で海外にも旅行で行って現地の食事を楽しみながら旅をしていたりします。それが楽しみで、できることを毎日するのはこういう“楽しみのため”と言ってストレスを感じることなくウォーキングも続けられています。

今日はこのクライアントさんから感じた、ダイエットというものについて近年の日本の食事の推移をふまえて書いていきたいと思います。

 

1970年頃から現在までの摂取量の推移

ここからはダイエットをしていきたい方のお役に立てればと思います。

現代の食事は昔に比べ、摂取カロリーとしては低下してきているものの肥満になっている人が増えていると言われています。

1970年から2009年の摂取カロリーの推移をグラフにまとめてみました。

カロリー摂取量

これを見て思うことは、年々摂取量は低下しているにも関わらず、肥満になっている人は増加しています。その理由は次のグラフで、一つの原因が見えてきます。

 

肥満が増え始めた1965年以降の食事の特徴

食事の変化

グラフは国民栄養の現状を参考にさせていただき、自分でグラフを作成したのですが、細かな推移は表せておらず、大体の推移になっていますので参考程度にご覧ください。

1946年の食事を100とし、そこからどのように摂取されるものが変動しているかみていますが、注目すべきは水色で表されている“動物性脂質”です。1960年代以降、急速の伸びを記録し、1999年には、1946年に比べ4.5倍の数値となってしまっています。

またそれに比べ、赤色で表されている“炭水化物”、お米の摂取量は1946年の摂取量よりも、3割ほど減少になっています。

  • 動物性脂質=増加
  • 炭水化物=低下

ということになっています。

お米の摂取量が減り、動物性脂質の摂取量が増え、ものが柔らかくなってきた。噛む習慣が薄れ、噛む回数が減ることで満腹中枢への刺激が遅くなり、満腹を感じるまでに多くの動物性脂質を中心に余分なエネルギーまでも摂取してしまっていると考えられます。

量だけではなく、質が悪くなることで肥満になる人を増やしている原因として考えられます。

お米の摂取量の減少は、肥満との関わりやダイエットをする方がお米の必要性を理解する上では、判断材料になるのではないでしょうか?

お米を食べることで太るよりも、お米を食べなくなっていることで肥満者が増える現状をどのように見ればいいのでしょうか?お米を食べることは決して太ることとは、言いきれないと思います。

 

動物から静物化している習慣を変える

さて、そんな食事の変動を振り返っていただきましたが、お米を食べることはダイエッターにとっても必要であると思いますが、日頃の習慣を変えることで体重も自然と減っていきます。

基本的に食べることが嫌いな人はあまりいないと思いますが、女性なら楽しみのひとつだと思います。

現代人の生活が動物から静物化しているということを以前から紹介していますが、とにかく動かなくなっているから、肥満の原因にもなっています。

冒頭でも紹介しましたが、毎日片道約20~30分の通勤の距離を歩かれるクライアントさんが、特に食事の調節をなしに、2ヶ月で1kg体重が落ちたそうです。これも、習慣になればしんどさを感じず、気持ちよく毎日継続できているそうです。

静物化から動物へ。まずは日常の中で動くことを意識するだけでも体重は変動していくと思います。まずは小さな積み重ねを繰り返してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

ダイエットをしている方も、食べないというストレスが身体にとって害になり、それが原因で病気になる可能性もあると思います。また余分にお米を警戒しすぎてしまい、かえってそれが太る原因になる可能性があることは上記のグラフを中心に感じていただけたと思います。

本当に身体を変える上で大切なことをまとめていきたいと思います。

  • 極端な食事をせずに、ストレスを抱えすぎないように食べること
  • 日頃からお米を食べ、よく噛む癖をつけていく
  • 静物化してしまわないように動く習慣をつける
  • 日常の中で便利と思う自動化されているものをあえて避ける
  • 代謝のいい身体にするために、筋肉をつける
  • 食べることを楽しみ、変わることを楽しいと理解する

歴史を追っていくと、日本の生活がどのように変わってきているのかがよくわかります。

元禄時代の食事や江戸時代の食事を、武玉川を通して知っていくと昔の人はなんて頭がいいのだろう、どれだけ健康的な生活を送っていたのかがわかります。

パーソナルトレーニングの時間の中でもそれらを理解して、実行していただくために、わかりやすいアドバイスをおくれるようにまだまだ学ばないといけないですね。

みなさんの毎日の食事からお米の存在がなくなっていませんか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうごさいました。

3ヶ月で9kgの減量に成功|クライアントに伝えた食事と行ったトレーニング内容について

おからダイエット、酵素ダイエット、ホウレンソウダイエット、トマトダイエット、サプリメントダイエット・・・。これだけ方法論が先行する中で自分に合ったものを探し出すのは時の運に任せるように、いつかはダイエットは成功するはずだと願っている方もいるかもしれません。

もしかすると運命的な出会いがあってダイエットに成功するかもしれません。ただほとんどの場合うまくいきません。なぜならダイエットとは、一生付き合っていくものであって、その時々のものではないからです。

今日は3ヶ月で9kgのダイエットに成功したクライアントさんの例をあげて、具体的な食事やトレーニング内容についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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半年間で11kgの減量に成功すること

まずクライアントさんとセッションを開始する前によく話をし、お互いが共通理解を持てるように、目的の確認や現状の把握を行っていきました。

プライベートでさまざまなことがあり、自分の身体を変えていきたいと思ったクライアントさんは、半年間で11kgのダイエットをしたいということでその数値を目標にし、1・2・3・・・ヶ月目とそれぞれ区切ってまた別で目標を設定していきました。

  • 1ヶ月目・・・3kgのダイエット
  • 2ヶ月目以降・・・1.5~2.0kgのダイエット

というあくまでも目安の目標数値として行っていくことになりました。

このとき確認したのが、ご本人がどれだけダイエットと向き合う時間があるか、ご本人がどれだけ達成したいのかなど気持ちの面もお聞きし、無理のない範囲でいけると判断し、この数値を設定していくことになりました。

このように数値を設定はしましたが、まず大切になるのがこの数値を達成するために、現状から何を変えるのか、日頃どのような行動をとったり、食事をするのかという、行動目標を設定し、最重要は“数値ではなく行動”だということをお伝えしていきました。

 

クライアントさんに行った指導の手順

実際に話をする中で現状の把握を行っていきましたが、以下のようなことを確認していきました。

職業

まずどのような仕事をされているのかを確認していきました。クライアントさんの職業は保育士をされており、残業はそこまでないそうで、比較的持ち帰りの仕事も少ないので夜も時間的な余裕があるとのこと。

保育園の先生ですので、小さな子供を抱っこしたりおんぶしたりする機会が多く、保護者との関係もありストレスは溜まりぎみとのことでした。

生活習慣

基本的には日曜日はお休みで、土曜日は昼までで仕事は終わりだそうです。

  • 平日:7:00~19:00
  • 土曜日:7:00~15:00

この時間帯に仕事をされており、それ以外は時間があるそうです。

これまではあまり外出しても歩くことは少なく、車移動が多くなり運動する機会が減っているそうです。夜も帰ってくればテレビを見ながら寝そべっていることが多く、だらだら過ごすことが多いそうです。

保育園は15:00~おやつの時間があるそうで、これは先生も同じように食べるためこの間食はどうしても避けられないとのことでした。

ポイントをまとめると以下のようになります。

  • 基本的には運動はほとんどしていない
  • 仕事でもあまり動くことはないが疲れる
  • 夜更かしもあまりしないし、規則正しい時間の使い方はできている
  • 休みの日は外出するが車が多い
  • 家に帰ってきてもだらだらしている

このような生活習慣をされています。

食生活

食生活と言えば、食べ過ぎているなと感じる内容でした。

■朝食

  • 菓子パン2~3個
  • ヨーグルト1個
  • フルーツ
  • 昨日の晩ご飯の残り
  • スムージー

■昼食

  • 保育園の給食

■間食

  • お菓子
  • ジュース
  • ※残ったお菓子なども食べる
  • 家につくまでの車の中で菓子パン1個

■夜食

  • ご飯2膳
  • 主菜2~3品
  • 副菜2~3品
  • デザート1品

■その他

  • アイス1個
  • 家にあるお菓子を食べる

このような食生活をしており、休みの日も時間があれば何か口に運ぶというような状態だったそうで、この生活はやばいと思われてセッションを受けられることになったそうです。

食に対しての意識は、このような食事内容を見れば薄いかなと思っていましたが、実際に話をすると食事のイメージも理解されていましたし、以前はきちんとした食生活をされていて、きっかけがなくこのような食事をずるずるとしてしまったそうです。

きっかけがあればできるそうで、それが僕のところのセッションという感覚でこられたそうです。

運動歴

運動歴については過去にはほとんど運動をされておらず、保育園で週1回外で体操のお兄さんに指導を受けて園全体で軽い体操をするぐらいで、個人的には何もしていないとのことでした。

過去のダイエット歴

過去にはダイエットを何度かしたことがあって、そのときは、

  • バナナダイエット
  • トマトダイエット
  • 食べないダイエット

のような単品を食べるダイエットを行ったり、水を多く飲むと痩せやすくなるということを聞いたので、それを実践していた時期もあったそうです。ただ結局ご飯を食べたくなり、途中で断念し結局ダイエットは成功しないままだったそうです。

今までこのような体型になったことをないそうで、軽くダイエットをすることはあっても本格的なダイエットはまだしたことがないので、どうすればいいのかわからないというのが現状だそうです。

身体組成の計測

現在の体脂肪率や基礎代謝を知るために身体組成を計測していきました。

このような数値が計測され、この数値を基準としてこれからダイエットに取り組んでいくことになりました。

姿勢、動作

姿勢や動作についても確認しますが、動作についてはセッションが始まってからも随時チェックしていきます。

基本的には画像を撮らせていただき、セッションごとに姿勢がよくなることが実感できると思いますし、現在の姿勢から見える身体への影響を見るためなどに活用していきます。

クライアントさんの身体は右側で子供を抱っこするようで、身体は左側への歪みが目立ち、その抱っこをしているときの姿勢がそのまま歪みへとつながっているようでした。

その他

このようにさまざまなことをお聞きしたり、チェックしたりしていきますが、もちろんこれだけでは情報量としては足りないところもありますので、実際はもう少し深いところまでお聞きしていきます。

身体の状態としては、便秘や冷え性などがないか、実際に血圧や体温を測定して確認したり、病的や術歴、投薬がないかどうかなどを見ていきます。

  • 冷え性
  • 便秘
  • 低体温
  • むくみ

があり、ご本人も自覚をされていました。

このようにクライアントさんからお聞きする情報がダイエット成功だけに限らず、痛みの改善やシェイプアップにつながる情報がありますので、できるだけ多くの情報を集め、それをメニューや声かけ、また何かを指導するタイミングなどに活かしていきます。

こういった情報を整理できたら、実際にメニューを作成し、セッションへと移っていきます。

 

目的、目標達成までの流れ

まず目的を確認し、目標を設定していきましたが、トレーニング原則の中に“個別性”という原則があり、このようにやるべきことが見えたところで実際にやってみないと結果が分からないということです。

AさんとBさんが同じメニューをこなしても、それぞれ結果が異なります。これは前もって予測はできますが、そこに正確さはありません。

この説明をし、実際に進行していく中でメニューを修正する必要が出てくる可能性があるということもお伝えしました。

ここから実際にセッションに移っていきました。

トレーニング

このクライアントさんはよく園児を抱っこすることもあり、また日頃から動かないこともあり、筋肉が硬くむくみあり冷え性でした。

まずは筋肉を柔らかくし、弾力のある状態にし、循環の改善を行っていきました。

一般的に考えると、ダイエット=代謝を上げるということで筋肉をつけようとトレーニングし、ハードに追い込んだり鍛えることをしていきます。この方の場合、ストレスもあり、筋肉も硬い、低体温ということもあり、ハードなトレーニングは避けました。

筋肉をつけるようなトレーニングでもいいと思いますが、硬い筋肉を柔らかくし循環の改善や自律神経の乱れを整えることで、元々下がっていた可能性のある代謝を上げる狙いがありましたので、キツイようなトレーニングはせず整えるトレーニングを行っていきました。

筋肉を軽く動かし、柔らかくすることで縮んでいた筋肉は膨らみ、断面積が大きくなります。

代謝というのは、筋肉の断面積が大きいほど高くなるので、そう考えると縮んでいた筋肉を膨張させるようなトレーニングを行うことで代謝もあがり、即効性も期待できます。

このようなことを考慮し、鍛えるのではなく整えるトレーニングを行っていきました。

実際に、このような軽めの負荷をつかって筋肉を動かし、そのあとに呼吸をし筋肉を揺らし緩めるということを行っていきました。

ダンベルプレス ダンベルプレス

セッション以外ですることを伝える

この方の場合、ストレスも多く日頃から身体を動かす習慣がなかったためまずウォーキングをしていただくように勧めました。

ウォーキングは、まず身体を動かすという習慣をつけるのと、リズム運動を行うことでセロトニンを分泌させ、セロトニンが分泌されると自律神経が整い、自律神経が整うことで下がっていた代謝を元に戻す、ある意味上げるという狙いがあります。

そのためウォーキングはストレスのたまらないように行う必要があり、気持ちよく感じる時間だけ歩いていただき、時には数分、また別の時には数十分と歩くというように自分が常に気持ちよく感じることを基準にしていきました。

リズム運動ということでウォーキング中はガムを噛んでいただき、リズムを感じながらウォーキングを行っていただきました。

その他には、身体を温めるためにお風呂に入る時間を伸ばし、腹巻きやしょうが紅茶などを勧め、できるだけ身体を冷やさないように意識していただきました。

基本的にはこのようなことを行っていただき、一番は食事について意識を高く持って取り組んでいただきました。

糖分についての考え方を整理する

このクライアントさんは、カウンセリングのときに「炭水化物を食べると太りそう」というイメージがあると言われており、お米を食べることに少し抵抗がありました。

一般的に言われている糖分を制限することで痩せるというのは、簡単に説明するとこのようなことから言われています。

糖質制限

分子の話になりますが、糖の周りには2つの水分がついていて、糖質を制限することで糖分につく水分量が減るためおのずと体重も減りやすくなります。

実際に糖分を制限すると痩せやすく感じるのはこのためです。要は、水分が減っていくてめ糖質を摂らないと脱水症状になってしまう危険性もあるということです。

ただ体感された方も多いと思いますが、これは一時的に体外に糖と一緒に水分がなくなっているだけですので、また糖分を摂ると体内の水分量も増加し、体重は元通りになります。

一時的にはこのように身体の中で水分量の増減で主に体重が減ったり増えたりしているということです。

また糖は摂りすぎると脂肪に変わると言われていますが、糖は脂肪にはなりづらく脂肪に変換されるときにも糖分が必要になります。基本的には当分は脂肪になりづらく、脂肪分は脂肪として蓄積されやすいので極端に糖分を制限することはできませんし、糖分を摂るからといって太るわけではありません。

クライアントさんにはこのように糖に対しての考え方を整理していただき、それ以降安心してご飯を食べるようになり、今は玄米を食べられています。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/energy-cut”]

食事のベースを作ってあげる

一般的にはバランスのいい食事というものが勧められますが、何をもってバランスのいい食事なのかということがイメージしづらかったそうです。

この方は一人暮らしで、食材を買いすぎると余ってしまい捨てることにもなりますし、メニューを指定されたとしても実際に使わなくなってくる食事が出てきます。

こういうのを避けるために、基本はご飯と味噌汁と1品のおかずをベースに考え、そのおかずは主菜として肉・魚・卵・豆腐などを使って作るようにしていただきました。

これだと考えやすいということで、おかずについては買ってきた野菜や食材を聞いてそこから調味料なども聞けば何が作れるのかとか、作り方についてもアドバイスできるため細かいところまでアドバイスをして慣れていっていただきました。

ベースができると少しずつ自分でもアレンジができるようになっていき、料理もうまくなっていったようで喜ばれています。

食事というのは食べるものが身体になるため何を食べるかということも重要に思っていますが、それらをつかってどれだけのバリエーションができるのかということも飽きを防ぐためには重要になります。

「おいしい!」という味覚が大事で女性にとっても求めたい味を楽しむということもできるだけ家でもできるように料理のレシピなども伝え、実践していただきました。

僕は、このように見た目もできるだけ飾れるようにあえて作っています。

レシピ

間食も制限せず、あまり過度に意識をさせない

保育園では15時のおやつがあるため、それを避けることができませんでした。

そのためあえて最初から間食をやめるようにすることは一切せず、毎日の楽しみの時間として食べていただきました。

ただ、その分だけ食事量や運動量を変えていき、そこで体重を経ることが実感できるようになってからはこのお菓子の時間も今まで以上に楽しめるようになったそうです。

糖分への理解もそうですが、ダイエットをするときにお菓子がダメだとか、甘いものがダメだと言われますが、基本的には食べていいと思っています。

一番はできるだけ脂肪分を余分に摂取しないように気をつけていただくことで、こういった理解をしていただくために毎日体重を測っていただき、体重の変動を認識していただきました。

実際に間食をしても体重は減っていき、減量に成功したわけですし、もちろん体重が落ちるにしたがってさまざまな調整を行っていますが、お菓子を食べるから太る、糖分を摂るから太るということではないということを理解していただけたと思います。

ストレスとどのようにうまく付き合うか

ストレスが溜まりやすいので、それを日頃からいかに発散させるのか、それもアドバイスとして送っていきました。

まず、仕事が終わってからウォーキングに行っていただき、気持ち良く続けられる時間だけ継続していただきましたが、これがストレス発散にも良く徐々に時間も伸ばせていきました。

また寝る前に深呼吸を繰り返していただきました。これをすると次の日の朝の目覚めがよく気持ちよく目覚められるようになり、ウォーキングと深呼吸を日課として行うようにアドバイスをしていきました。

日課にしていくと決めましたが、ただ仕事などでストレスが多いなと思った日はやらずに家で好きなことをしてくださいと伝え、臨機応変にその時々にアドバイスを送るようにもしました。

それらを継続するうちに気持ちの変化も出てきたそうで、今でも継続されています。

 

3ヶ月で9kgのダイエットに成功!数値の推移について

結果的にこのクライアントさんは、半年間で9kgのダイエットに成功し、現在4ヶ月目を迎えています。

この結果から見えることは、元々食事量が多いことが太ってしまった原因でしたが、ダイエットをすると決めてから食事の変化が早く、それを意識を高く持って維持させることができています。

あまり最初とばしてしまうと後が続かないことが多いのですが、この方はきちんと守ってあまりしんどさも感じずに生活をされているようです。

1ヶ月目は4.5kgのダイエットができましたが、これは食事の変化が直接反映された形となりました。少し変化の幅も大きく不安もありましたが、この方の場合はクリアして今でも継続的に同じような食事をされています。

2ヶ月目は、セッションなどにも少し慣れてきたので運動量を増やして、外で動けない日は家の中を掃除するなどして身体を動かす時間を増やした結果このような体重の減少となりました。

3ヶ月目からは、食事の大幅な変化や運動量の増加などもせず、これまでの流れを維持するような感覚で行っていただきました。結果的には-1.4kgとこれまでよりも減少率は下がりましたが、それでも体重はまだ下降しています。

3ヶ月間の体重推移はこのようになりました。

 

今後の課題

今後については、これまで築いてきた基礎を習慣として、このような生活を継続的にできるようにご指導していきたいと思っています。

また仕事でのストレスとの関わりで、途中で過食してしまうこともあり、一時的に体重が増加しそうになったときもありましたが、ストレスとの向き合い方や、ご自身でダイエットをどのように捉えるのかをもっと深く認識していただく必要があると思っています。

これまで続けてきた料理についても継続的にされているようで、これからは余裕があれば少し盛り付けだったり、調味料の使い方で味が変わることなど少し楽しみも加えながらしていきたいと思います。

体重が減ってきていますが、これからは体型の変化にも気を向けられていて、脚を細くすることや身体を引き締めることに意識が向いてきていますので、今後も継続的にトレーニングを行い、身体を引き締めていきたいと思います。

 

まとめ

いかがでしょうか。このように実際に僕も振り返りながら記事をまとめていると、本当に個人によってアドバイスをすることや、何かを伝えるタイミング、指導内容などが異なり、はじめのカウンセリングできちんと情報を仕入れられないと、うまく進行できないと感じます。

情報がきちんと整理ができると方向性も見えてきて、そのイメージが鮮明であればあるほど実際の指導もうまくいきます。

またクライアントさんは常に指導したことができるわけではなく、その都度変化に対応しながらアドバイスを送ることも重要です。

一般的に言われているダイエット方法だけではなく、自分に合ったペースでダイエットに取り組むことでよりいい結果も導き出せるのではないでしょうか。

最後に今日の記事の中で重要なことをピックアップしてまとめとしたいと思います。

  • 糖分を減らすと体重が減るのは水分も減っているから
  • そんな人がお米を食べだすと体重が増えるのは水分も増えるためである
  • ダイエットは体重の増減だけではなく、行動が変わることも重要である
  • トレーニングは筋肉を鍛えることだけではなく、緩めることも重要
  • ダイエットは一時的なものではなく、一生継続する必要がある

このような内容でお送りしていきました。

今日の記事の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

基礎代謝を上げるにはどうすればいいのか?その考え方についてまとめてみました。

基礎代謝を上げるにはどうすればいいのか?そもそもなぜそのようなことを考える必要があるのかといえば、おそらくダイエットを目的としている方がほとんどではないでしょうか。

基礎代謝を上げ、痩せやすい身体にすることでダイエットは成功しやすいと言われていますが、基礎代謝を上げるにはどのようなことをすればいいのでしょうか?筋肉を鍛えればいい?今日はこの基礎代謝の上げ方について具体的に見ていきたいと思います。

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基礎代謝って何?

当たり前のように聞く“基礎代謝”という言葉ですが、改めて基礎代謝という言葉を理解していきたいと思います。

■基礎代謝とは?

基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。

Wikipediaより引用:基礎代謝

言い換えれば、みなさんが1日中寝ていても必ず消費されるエネルギーということになります。

厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2010年版)を参考にすれば、成人の基礎代謝は年代によって異なりますが、男性であれば約1,500kcal、女性であれば約1,200kcalという基礎代謝量があると推測されています。

日本人の食事摂取基準2010 基礎代謝量表

この消費量のうち、半分以上は骨格筋、肝臓、脳でエネルギーとして使われるとされています。

 

基礎代謝を上げるにはどうすればいいのか?

基礎代謝を上げると1日寝ていても消費されるエネルギー量が多いため、より痩せやすい効率的な身体になると考えることができます。

では、基礎代謝を上げるにはどうすればいいのでしょうか?

先ほど消費量のうち半分以上は骨格筋、肝臓、脳ということをお伝えしていますが、この中で唯一自らの努力で増やすことができるのは骨格筋、いわゆる筋肉です。

一般的に行われることは、ウエイトトレーニングなどをして筋肉量を増加させ基礎代謝を上げるということです。ちなみに1kg筋肉量が増加することで、約50kcal消費エネルギーが増加するそうです。

これは体重によっても異なりますが、約15~20分程度のウォーキングを毎日するのに匹敵します。そのため多くのダイエット目的の方がジムに通ってトレーナーに筋トレを勧められ、マシンなどを使って筋トレにはげんでいると思います。

さて、ここでいろんなことを感じる方もいると思いますが、筋トレをして基礎代謝を上げるというのは一見効率的に見えますが、実際に筋トレをしたことがある方はどれだけいるでしょうか?

ここからは筋トレを行って、どうすれば筋肉がつくのか、トレーニング条件というものを見ながらお話を進めていきたいと思います。

 

筋肉をつけるために抑えておきたいこと

筋肉をつければ基礎代謝は上がりますが、ではどうすれば筋肉をつけることができるのか、少し具体的に見ていきたいと思います。

トレーニング強度

まず、マシンを使って筋トレを行うとします。このときに目的によって強度は変わりますが、どのような強度で行う必要があるのでしょうか。

一般的には10回で限界を迎えるような負荷で行うと筋肉がつくと言われていますが、近年では10回前後で限界を迎えるような負荷だけではなく、低負荷でも“限界まで追い込めば筋肉がつく”ということがわかってきています。

トレーニングを何年も継続されている方の場合、身体も刺激に対してあまり大きな反応を示さないことがあり、10回前後という負荷だけではなく、6RMなどの低回数の刺激を加えたり、さまざまな刺激を加えることで筋肉は成長していくと言われています。

トレーニング強度で言えば、基本的には10回前後で限界を迎えるような負荷を設定し、刺激のバリエーションとして低負荷、高回数という刺激や高負荷、低回数というさまざまな刺激を加えることで継続的に筋肉を大きくしていくことができます。

トレーニング量

前出の文と少しかぶりますが、トレーニング量とは決められた強度を何回、何セット行うのかということです。筋肉と言うのは、刺激が小さいと筋肉はつかないですし、刺激が大きすぎると壊れてしまう。

超回復ということを考慮し、うまく波を作り出す必要があります。

本当に筋肉をつけたいのであれば、1~2セットでは足りず、最低3セット以上は必要となります。これも個人差がありますが、ボディビルダーのような身体になろうと思うと、各筋肉に対して15~20セットぐらいの刺激を与える必要があるというのは、ボディビルダーのメニューからも垣間見ることができます。

ボディビルダーの方のような身体になるには想像を絶する努力が必要だということはここからもおわかりになると思います。

一般の方であれば、基本は3セットから始めるといいかもしれませんが、これもはじめの一歩にすぎません。

トレーニング頻度や期間

特に女性の方に多い勘違いですが、筋トレを1日するからすぐに筋肉がつくと思っている方もいますが、筋肉はそれほど簡単にはつきません。

そもそもトレーニング頻度を守っていないと筋肉はほとんどつかないとされていますので、1週間で何回の筋トレを行っているのかを確認することも大切になります。

筋肉をつけようと思うと、1週間で2回の筋トレをする日が必要となり、この頻度を守り、且つ適切な刺激が加わることで筋肉がついてきます。

そしてこの頻度を約2~3ヶ月継続することで、1段階レベルアップすると言われています。言い換えると、筋肉がつくまでには週2回の頻度で、2~3ヶ月継続する必要があるということです。

代謝を上げようと必死に筋トレされている方は、このトレーニング変数を理解し守れているでしょうか。もし守れていない場合、ただ筋トレをしたということになり、変化がないという成果を得ることになってしまいます。

ここからもわかる通り、筋肉をつけて代謝を上げるということは非常に大変なことであり、簡単なことではないということです。

こちらはトレーニーの方におすすめなトレーニング原則についてまとめています。

 

基礎代謝を上げるというもうひとつの考え方

ここまでは筋肉をつけて基礎代謝を上げるという考え方についてまとめていきました。なかなか大変なことを感じていただけたと思いますが、もっと継続しやすい考え方はないのでしょうか。

続いては、できるだけ継続しやすい基礎代謝を上げる考え方についてまとめていきたいと思います。

そもそも基礎代謝は自分のベストな状態か?

これまでお伝えしてきたことは、自分の基礎代謝のパイを増やすということか、最大値を増やすようなイメージでしたが、ここでお伝えすることは、もし現在の基礎代謝が何かしらの影響を受けて下がっていれば、そのマイナスになっている代謝を元に戻すことも代謝を上げることにならないかという考え方です。

0ベースで考えるのか、それともマイナスベースで考えるのかという違いですが、なぜ代謝は下がってしまうのでしょうか?

ストレス過多になると代謝は下がる

以前、ストレス過多!自律神経が乱れることで受ける身体への影響で自律神経のことについてまとめていますが、人間の身体は交感神経と副交感神経という2つの天秤がバランスをとり合うようにさまざまな機能を無意識的に調整しています。

例えば、目一杯働くときのようなときでは人間は活動的になりますので、このときは興奮状態となり交感神経が優位となります。心拍数も上がり、血圧も高くなるような状態となります。

逆に副交感神経が優位になるときというのは、寝るときや食事をするときなど主にリラックスするときに副交感神経が優位となります。消化機能が活発に働くためには副交感神経が優位になることが必要となります。

現代人ではストレス社会と言われ、ストレスの影響で自律神経が乱れ交感神経が優位の方が非常に多くなっています。このような状態になると高血圧や低体温などが見られ、このような状態では代謝が低下してしまっています。

体内の循環も悪く、身体も元気という状態ではなくなっています。このように自律神経が乱れている方の場合、整えることで代謝が上がり、そのために必要なことは筋肉を緩め、循環を良くし、身体を温めることです。

 

代謝を上げるためには筋肉を緩め、循環を良くし、身体を温めること

先ほど基礎代謝を上げるためには、筋肉をつけることというお話をしていきました。そのために必要なことは筋トレというハードな刺激が必要だとお伝えしてきましたが、ここでは代謝を上げるために真逆に近いことをお伝えしていきます。

ここで代謝を上げるために必要なことは、筋肉を緩め循環を良くすることです。筋肉を緩めることというのは、非常に楽で気持ちのいい刺激となり、メリットとしては継続しやすいという点です。

筋肉を緩めるというと何をイメージするでしょうか。ストレッチ、マッサージ、ヨガ、さまざまなイメージがあると思いますが、筋肉を緩めるためには、筋肉を緩める方法=ストレッチは意外と難しい!筋肉を緩める方法のご紹介 でもお伝えしていますが、呼吸や筋肉を揺らすなどの方法もあります。

筋トレではなく、体操のような身体を楽に動かすこと、それを続けることで筋肉は緩んでいきます。また呼吸をすることで、自律神経のバランスが整うとされており、代謝機能を向上させることもできると考えられます。

ここからは筋肉を緩める、循環を良くする、体温を上げるという3つのことを分けて見ていきたいと思います。

筋肉を緩める

ストレッチをこうやって・・・というように聞いたことのあるような話をしても面白くないですので、ここでは呼吸を使った筋肉を緩め方をご紹介していきたいと思います。

人間の身体というのは不思議で、緩めたい筋肉に触れて呼吸をするだけで筋肉を緩めることができます。

実際にしていただくとわかると思いますので、早速今からやってみましょう。スマホを片手に実践する方が多いと思いますので、首の片側だけ緩めるようなことをしていきたいと思います。

1、まず、首の筋肉を触り、どのぐらいの硬さをしているか現状を把握します。

首に触れる

2、続いて、片手で首の片側に軽く触れ、その状態で呼吸を繰り返します。

3、呼吸は鼻から息を吸って口から細く長く吐きます。

呼吸 呼吸

4、これを5~6回程度呼吸を行い、それが終われば首の筋肉に触れ左右差を確認します。

いかがでしょうか?これで簡単に筋肉を緩めることができます。あくまでもひとつの方法ですが、ストレッチは以前もお伝えしていますが伸ばす程度や伸ばし方など難しいですし、こういった方法は非常に簡単でどこでもできます。

このように筋肉を緩め、筋肉を柔らかい状態を維持することも重要となります。

循環を良くする

身体の中にある細胞は、毛細血管から浸み出した液体、組織液で栄養素や酸素を取り込み、老廃物や二酸化炭素を排出し代謝を行っています。

この老廃物などは、リンパ管を通ってリンパ液によって運ばれ、静脈に合流していきます。

むくみや浮腫といわれる状態は、組織内からうまく組織液が毛細リンパ管へ流れず、たまってしまう状態のことをいいますが、循環を良くするためにはリンパという存在やむくみについての理解が必要となります。

これについては、むくみに悩む女性が知っておきたい原因と改善の考え方についてにまとめていますので、こちらを参考にしていただければと思います。

循環を良くするためには、筋肉を柔らかい状態にし、筋肉を収縮・弛緩させ、ポンプ作用を活用することで循環を良くすることができます。

具体的にどのようなことをするのかを以下にまとめています。

1、肩を少し斜め前にすくめて、落とすように肩を下げます。これを何度か繰り返します。

肩の位置 肩の位置

注意していただきたいのは、肩をまっすぐあげてしまうと緊張してしまいます。

少し前、耳の方へ上げるイメージですくめていきます。

肩の位置

2、肩をすくめるときに少し緊張すると思いますが、続いては緊張しない程度に軽く肩をすくめ、落とすように下げます。

3、動きに慣れてきたらポンポンポンっとリズムをつけるように肩を上下させます。

肩こり 

このように筋肉を揺らす、揺するようにすることで筋肉は縮み、伸びるという動きとなりこのような動作がポンプ作用となって循環を良くする動きとなります。

続いて足首の動きをみていきたいと思います。

1、両脚を伸ばした状態で、肩幅程度に脚を開きます。

2、この状態でつま先を自分の方へ軽く引き、引くことをやめると元に戻ります。

3、筋肉が緊張しない程度に、ポン、ポン、ポンっと連続的に軽く足首を動かしていきます。

足首を動き

※足首は早く動かそうとすると緊張してしまう方が多いため、早さを求めるのではなく楽に動かすことが重要ですので、楽に動かせるリズムで行っていきます。

このように筋肉を動かしポンプ作用を活用して循環の改善を行っていきます。

身体を温める

実際にクライアントさんにしていただいたこととは、以下のようなことになります。

  1. 入浴する
  2. 寝るときに腹巻をする
  3. お腹にカイロを貼る
  4. しょうが紅茶を飲む

これらのことを継続的に行っていただき、体温を測って変化を見ていきましたが3ヶ月ほどで少しずつではありますが、体温の変化を見ることができました。

これからも時期は朝晩は冷えやすくなりますので、薄着の格好で寝てしまわず長袖長ズボンでお腹を冷やさないようにすることが重要になります。

 

ダイエットの考え方について

少し整理するようにダイエットを考えていきたいと思います、よく過度にダイエットをされている方を見かけますが、どのようなダイエットすればいいのでしょうか。

よく“バランスのいい食事”というものが勧められていますが、そもそもバランスのいい食事とはどのような食事を指しているのでしょうか。

現場で実践しているのは、少し前より栄養の先生のもとで個人教授をはじめ、そこで学んだことを参考にしていきたいと思います。

バランスのいい食事とは?

人間の身体はさまざまな栄養素の相互関係で健康に保たれています。ダイエットでは脂肪が悪役に見られがちですが、実はそうではなくて脂肪も必要不可欠な存在ですので、全く摂らないというのは身体の機能が低下してしまいます。

車のガソリンのような働きをしてくれるのが、糖分と言われるものですが、これも同じように完全に取り除いてしまうことは、エネルギー不足となり頭の働きなどが低下してしまいます。

ビタミンやミネラルといった栄養素に関しても、糖分などの栄養素を体内で利用するためにはビタミン群が必要となり、栄養素的に見ればダイエット時であろうが、健康を維持する目的であろうが、基本的には同じという考えになります。

その食事というのは以下のような考え方になります。

  • ごはん6:おかず4
  • 米、主食、主菜、副菜
  • カラフルな食事内容

栄養素をバランスよく摂るためには、上記のような考え方ができるそうで、一番実践的に使いやすいのは食事の色合いがカラフルにできているかどうかということです。

カラフルにするということはさまざまな栄養素を摂り込むことができ、且つ栄養計算などの手間をはぶけるためシンプルな考え方になります。

こちらが参考になると思います。

レシピ

 ダイエットだからといって食べないということではなく、基本的には“食べる”ことがダイエットになりますし、食べないからと言ってダイエットできるのかといえば必ずしもそうではないということが言えると思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。基礎代謝を上げるためには筋肉をつけるだけではなく、下がっていた代謝を元通りにすることもある意味で代謝を上げることとなり、そのためには自律神経のバランスを整えたり、循環の改善や筋肉を柔らかい状態に保つことが必要になるということをお伝えしていきました。

考え方にはさまざまあり、ダイエットについても方法論はさまざまあります。

方法論が先行するのではなく、今の自分にできそうなこと、継続できるペースをみつけ、それにそって少しずつ変化をさせていくことでより継続しやすく、結果的に身体も変化する方法になると思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

筋力トレーニング後は食べる方がいい?食べない方がいい?

一般の方でも、美容や健康に興味のある方は雑誌などでさまざまな情報を読んだりし、トレーニング後の食事の摂り方については浸透してきていますが、筋力トレーニング後は吸収率が高まっているために糖質などを摂ることは避けた方がいいのでしょうか?

今日は筋力トレーニング後に食べる方がいい?食べない方がいい?というテーマで書いていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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[clink url=”http://izuru-style.co.jp/muscle-pump-up”]

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/muscle-small”]

 

筋力トレーニング中・後の体内での変化

筋力トレーニング中はタンパク質の分解が進み、トレーニング後にはタンパク質の合成が高まります。

筋力トレーニングによって筋肉に微細な傷がつき、それを修復するためにタンパク質などの栄養素が必要とされますが、筋力トレーニング後、約30分以内がゴールデンタイムと言われ、たんぱく質を摂ることで、より筋肉がつきやすくなるとされています。

だから、筋力トレーニング後にはプロテインを飲んだほうがいいということが言われます。この辺りで今日の話の結論は見えてきていますが、筋力トレーニング後アミノ酸の一種であるロイシンを摂ることでより筋肉がつきやすくなるということがわかってきました。

また、アミノ酸やプロテインなどと同時に糖質を一緒に摂ることでさらに筋肉がつきやすくなるとされています。

一般の方であれば、糖質だけでも筋肉がつきやすくなるそうです。

 

筋肉がつきやすくなるということは・・・

このように筋力トレーニング後の糖分とタンパク質などの摂取を行うことで、より筋肉はつきやすい環境ができあがります。筋肉がつくと代謝が上がり、それによって太りにくい身体になり、みなさんが目指している身体に近づいていくということになります。

このように考えると筋力トレーニング後に食べる方がいい?食べない方がいい?ということについては食べた方がいいということになります。

ただ、食べた方がいいからと言って脂肪分の多い食事を大量に食べてしまったり、大食いをしてしまうとそれはまた別の話になり、騒然太ってしまう可能性はあります。

食べないというのは、ある意味もったいないということにもなります。

 

食べないことを続けると筋肉が減る可能性があります

先ほど、筋力トレーニング中はタンパク質が分解されているとお伝えしましたが、この分解が進み続けるとどうなるでしょうか?実は筋肉が減っていきます。

筋力トレーニングは、筋肉に刺激を与え、壊すようなことをするわけですが、ここでタンパク質が外から入ってこないと材料がなくなり、筋肉がつくられなくなってしまいます。しかし、筋力トレーニングを継続して行い続けると壊す一方になってしまいます・・・。

結果的にこのような自体になれば、キレイになるために行っていた筋力トレーニングが逆にマイナスの効果を与えてしまうことになります。

そうならないためにも、よりキレイになるためにも、筋力トレーニング後は太ってしまうんじゃない?という不安もあるかもしれませんが、それは結果的に自分の身体に筋肉を作ってくれ、きれいな自分になるためにもタンパク質と糖質は摂った方が筋肉は作られやすくなるということになります。

 

まとめ

筋力トレーニングに食べないようにしていた方は、上記の理由からもしかすると損をし続けているかもしれません。今後、筋力トレーニング後に何を食べるかによって身体の変化へもつながっていくと思います。

  • 筋トレ中はタンパク質の分解が進み、筋トレ後は合成が高まる
  • 一般の方であれば糖質だけでも筋肉がつきやすくなる
  • タンパク質だけでなく、糖質と一緒に摂取することでより筋肉がつきやすくなる
  • 栄養素が不足した中で筋トレを行うと、筋肉が減る可能性がある

いかがでしたでしょうか?はじめは抵抗があるかもしれませんが安心していただき、筋力トレーニング後には栄養を入れてあげることで太りにくい身体へとつながっていきます。

今日から筋力トレーニング後に、実践してみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。