「ふくらはぎを細くしたい~!でもどうやったら。。。」そんな切実な悩みを持っていても、何をやってもうまくいかない。そんな方もいるのではないでしょうか。
結果に嘘はないという言葉から見れば、変わらないことをしているはず。身体を変えるために方法論が先行するとどうしても流行りに流され、思ったような結果が得られなくなります。
今日はそんなふくらはぎを細くするために行いがちで、効果が “ありそうな” ことをまとめていきたいと思います。
こちらの記事も参考にしていただければと思います。
[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-outside”]
[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-stretch”]
[clink url=”http://izuru-style.co.jp/ankle-shape-up”]
Contents
ふくらはぎを細くするために必要なこと
まず、今日の内容を読んでいただく前に、どうすればふくらはぎが細くなるのか、ということを整理してから読んでいただくと内容を理解しやすいと思います。
そもそもふくらはぎが太く感じてしまう原因は、筋肉が緊張していたり、ストレスなどによって自律神経が乱れる影響で循環が悪くなりますが、この循環が悪くなることで、脂肪組織がふくらはぎ周辺に溜まることで太くなることがあります。
もうひとつは、筋バランスの乱れによって起こる歪みです。膝関節や足関節などが歪むことでふくらはぎは太く見えることがあります。この2つが原因として考えることができますが、これらの改善にどのような方法を選択するのか、ということが今回のポイントになります。
この考えはふくらはぎをストレッチしても1cmも脚が細くならない理由 にまとめていますので、まずここを理解してから読んでいただくとわかりやすいと思います。
1、ジムでとりあえず筋トレ
「ふくらはぎを細くしたいときは、○○のマシンで鍛えてください。」そんなアドバイスをジムでもらっても結果は見えています。
ジムで筋トレを勧められますが、大切なことはなぜふくらはぎがふくらはぎが太くなったのかということです。筋肉が緊張し循環が悪い状態であれば、そこに強度の高い筋肉が緊張する刺激が加わると、さらに循環が悪くなる可能性があります。
循環の改善には筋のポンプ作用を活用し、筋肉の収縮-弛緩という動きしますが、このときのポイントは軽く、楽に動かすことです。そうすれば筋肉の収縮-弛緩という動きが行われ、循環の改善になります。
こう考えるととりあえずマシンで筋トレを・・・という発想だとふくらはぎもなかなか改善がみられません。歪みについても同じです。マシンを使って歪みを改善する目的で使うのはいいと思いますが、鍛えるという発想だけでは逆に歪みを助長してしまう可能性もあります。
脚やせ=筋トレ!?マシンで筋肉を鍛えると脚が太くなる可能性がある理由では、マシンの使い方一つで脚も太くなる可能性があるということをお伝えしていますので、参考にしていただければと思います。
とりあえずではなく、目的をもって時間を使っていきたいですね。
2、お風呂でふくらはぎ周辺を揉む
先日お伝えした、下半身太りを解消したい方必見?!知っておきたいリンパの流れについてという内容の中で、体勢によってリンパの流れが異なるということをお伝えしていますが、リンパ液の中には脂肪組織が流れています。
このリンパ液の流れを良くすることも、ふくらはぎを引き締めるためには行っていたことです。
リンパの流れを良くするという目的で、お風呂の中でふくらはぎをよく揉んでいる方もいると思いますが、この体勢に問題があります。座った状態だと重力に対して抵抗するような形でリンパが流れますが、そもそもリンパの流れは遅く、血液ほど活発ではありません。
リンパの流れを良くするためには、仰向けになることだけでもいいそうですが、そこに腹式呼吸を行うことでより循環が良くなるそうです。
循環の改善という点では、意味のないことではないと思いますが、根本的なことを押さえる必要がありますし、ただふくらはぎを揉むからと言って、ふくらはぎが細くなるのかというのは少し難しいことだと思います。
こちらも参考にしていただければと思います。
3、整体に行って歪みを直してもらう
歪みを直せば細くなるということを理解されている方もいますが、そういう方からも相談ではよく「歪みを直すには整体に行けばいいですか?」と言われます。
実際、腕のいい整体師の方に歪みを改善してもらえれば一時的にふくらはぎは細くなると思います。ただ、これだけではふくらはぎは細くなりません。重要なのは、その後です。
なぜふくらはぎが歪んだのかを考えると、多くの場合日常生活での姿勢や動作が何かしら関係しています。イズログでも、立ち方や座り方、歩き方などについてもお伝えしているのはそのためです。
ふくらはぎを細くしたい場合も、部分的なところだけを見てもうまく改善ができません。そもそもの原因を改善することでふくらはぎは変わっていきます。
整体に行くからふくらはぎが細くなるのではなく、その後の生活をどのように過ごすのか、家や職場では何をするのかを理解し、実践することでふくらはぎは細くなっていきます。
4、サプリメントの服用
これも意外と多いですが、サプリメントを飲むからといってふくらはぎが細くなるのかといえば、おそらく結果は出ないと思います。
ふくらはぎが太くなる原因は、循環の悪さと歪みです。これらをサプリメントを服用することで改善できるかどうかですが、おそらく難しい。
現場でも経験しましたが、極端なダイエットを行ってもあまり下半身が細くならなかった方もいますが、これと同じようなことが言えると思います。
サプリメント信仰に陥ってしまうと抜け出すのに時間がかかるため、素晴らしいものもあると思いますが、ふくらはぎを細くするという目的であればそれほど効果は期待できないものになります。
5、締め付けの強い靴下を着用する
むくみに悩む方は締め付けの強い靴下を着用して、むくみ改善に取り組んでいると思いますが、むくみを改善するという点では行っていただきたいことです。
長期的にむくんでいる箇所は皮下脂肪がつきやすいということが言われているため、ふくらはぎを細くするという目的では必要なことです。ただ、このような靴下を仕事中もずっと着用してしまうと脚はむくんでしまいます。
一定の時間着用すれば、その後は外します。そしてその締め付けの強い靴下を外した状態で仕事をすると、座業の方はまたむくみやすくなりますので、そのときにむくまないように身体を動かすことで循環を促します。
ただ締め付けの強い靴下を履き続けからふくらはぎが細くなるということはなく、着用方法や着用していない時に何をすればいいのかを押さえるとふくらはぎのむくみは改善されていきます。
目的と方法をきちんを整理しておきたいですね。
まとめ
いかがでしょうか。黒人の陸上選手はあれだけの筋肉を持っていながらふくらはぎは非常に細い。それに比べて日本人は太い。これは足の使い方に問題がありますが、一般の方の場合、日常で行われる動作がふくらはぎを太くしてしまいます。
僕自身体重支持ポイントを脛骨の真下にし、動作もできるだけ楽に行うことで現在もふくらはぎは細くなっていっていますし、むくみもない状態です。
今日あげた5つのことは、いろんなところで聞くことがありますし、実践している方も多いのではないでしょうか。ふくらはぎを細くするには、循環を改善し、歪みを直し、原因である歩き方や立ち方などを変えるという一連の流れを行うことで細くなっていきます。
細かいところは個人によって変わってきますが、この5つことは覚えていただきたいと思います。
今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。