
ふくらはぎの外側が張り出して気になっている方もいると思いますが、この膨らみはなぜ起こるのでしょうか?
この原因は、膝関節と足関節の捻じれが原因で、これらの関節が捻じれることでふくらはぎの筋肉が引っ張られ、外側に張り出すようになってしまいます。
ですので、いくらマッサージをして筋肉をほぐしても根本的な解決にはなりません。ふくらはぎの外側を引き締めるためには、まず捻じれを改善することです。
そしてその捻じれが生じる原因を改善することで、膨らみのないまっすぐな脚になっていきます。
こちらの記事も参考にしていただければと思います。
[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-stretch”]
[clink url=”http://izuru-style.co.jp/calf-edema”]
Contents
ふくらはぎの外側が張り出す原因
冒頭で、ふくらはぎの外側が張り出してしまう原因は捻じれだとお伝えしましたが、具体的にどのようなことかをお伝えしていきたいと思います。
まずこちらの画像をご覧ください。
この脚の場合、ふくらはぎの外側が張り出していることがわかると思います。見た目だけだと、すねの骨が弯曲するように曲がっているように見えますが、このような脚は骨自体が曲がっているわけではありません。
膝関節で捻じれがあり、その捻じれの影響を受けてふくらはぎの外側が張り出てしまっています。
人間の膝関節の自然な動きというのは、膝を伸ばし切る直前から伸ばし切るときに太ももの骨(大腿骨)は内旋といって、内側に軽く捻るような動きをします。
それに伴って、ふくらはぎがついているスネの骨(脛骨)は外旋と言って外側に捻るような動きをします。
このように膝関節での捻じれの影響を受けると、過度に内旋してしまったりし、ふくらはぎの外側の筋肉は引っ張られ、筋肉が張り出してしまうということになります。
改善のためには、この捻じれを改善する必要があり、鍛えたり、マッサージをしたりしても改善しないのは、この捻じれが改善できていないことが理由となります。
では、早速改善のためにこの捻じれを改善しましょう・・・と、その前に、そもそもなぜこのような捻じれができてしまうのでしょうか?
これを考えることが重要です。それは日常で行う姿勢や動作に問題があるからです。
ふくらはぎの外側が張り出てしまう姿勢・動作について
ふくらはぎの外側が張り出すことに限らず、日常の姿勢や動作は身体にどのような影響を与えるのでしょうか?
僕自身もいろんな情報を発信している立場ですが、すべての姿勢・動作が完璧ではありませんし、身体も歪んでいます。みなさんの身体も同じで、どういうところで歪む影響を受けているのでしょうか。
立ち方から受ける影響
よくこのブログでもお伝えしているのが、立ち方の影響を受けて身体が歪むということです。どういう立ち方をすれば身体は歪み、どういう立ち方が自然なのでしょうか?
この一定の基準をご自身の中で理解し、それを実践すること、改善することで立ち方から受ける影響は消すことができます。
足裏の問題
まずあげられるのが、足裏のどこに体重を乗せているかということです。人間の身体は2本の足で支え、約30cmにも満たない幅の足裏で立っています。
よく耳にするのは、母趾球に体重を乗せるということですが、人間の身体の構造から考えると、母趾球に体重を乗せると身体は若干前に傾きます。
前に傾くということは、本来であればそのまま前に倒れそうになりますが、ふくらはぎの筋肉で引っ張ってバランスを保っていることになります。
これでは日頃から常に筋肉が緊張し、時間が経てば立つほど筋肉は硬くなっていきます。これが自然な状態でしょうか。
また母趾球に体重を乗せることで脚の内側の緊張が増すため、筋バランスが崩れX脚のような内側に捻じれる脚になってしまいます。
構造上考えると、頭部、脊柱、骨盤、大腿骨、脛骨、と配列し、すべてが積み木のように並ぶ位置というのは、足裏で言えば内踝(くるぶし)の真下です。
この位置は、骨がバランスよく一直線(直線ではなく全体のバランスがとれている位置)に並び、骨だけで立てるような位置となります。
骨だけで立てるということは非常に楽であり、これが自然な状態として考えることができるのではないでしょうか。この骨に柔らかい筋肉がつくイメージです。
これは、足の裏でいえば前後の話になりますが、横については内踝と外踝の中央部。それを合致させるとこの位置になります。
この位置が自然な位置であると考えてセッションのときに指導していますが、この点で立つことで骨で立つことも感じていただけます。
足裏の問題は、この点からズレてしまうことで歪んでしまうと考えることができます。
歩き方から受ける影響
先日、ふくらはぎの外側の膨らみに悩まれている方と話をしている際に、歩くとふくらはぎが張ってしまうということを聞きました。
歩き方を見てみると、着地をするときに小指側から着地をしており、その刺激をふくらはぎの外側で受け、それがポッコリ張り出すふくらはぎの原因となっていました。
足首も非常に硬かったため足首周囲を緩め、そこから下駄を履いて歩いていただきました。すると、足裏全体で地面を捉える感覚があり、フラットに着地する感覚がよくわかったそうです。
どこにも意識せず、歩くだけでふくらはぎの緊張も出ず、楽に歩くことができました。
身体を整え、歩き方を変えてセッションを終えると、ふくらはぎの形も変化しており、歩き方の問題や身体を整えることでふくらはぎの外側が変化することを実感されていました。
このように日頃の歩き方に問題があると、それが捻じれの原因であり、ふくらはぎの外側がポコッと張り出てしまう原因になる可能性があります。
ふくらはぎの外側を引き締める方法
今回お伝えしている歪みを直すということは、一度身体を整える必要があります。
トレーナーが調整をすることが、本来はテクニックの問題もあり改善できると思いますが、できるだけ早く変化を感じたいと思いますし、自分でやれた方がいいと思う方も多いと思います。
ここでご紹介するのは、考え方を理解していただくために、ご紹介していきたいと思います。
股関節と膝関節の調整について
こちらの動画を参考にしていただければと思います。
この動きを行う際の注意点ですが、
- リラックスして行う
- 緊張しない位置まで膝を引き上げる
この点を守っていただき、約2分程行ってみてください。
足関節の調整
足首を回すことで、ふくらはぎが緩み細くなっていきます。
動画では片手で行っていますが、本来は逆の手で踝辺りを押さえて動かないようにサポートしておきます。
この足首回しも2分ほど行います。
この2つの方法を実践していただくと、やった側のふくらはぎは変化が見られると思います。後は質の問題がありますので、技術レベルが高くなれば変化も大きくなっていきます。
これらの調整ができれば、根本原因は日頃の姿勢・動作に問題がありますので、そのあたりを改善していきます。
ふくらはぎの外側が変わらない理由
ふくらはぎの外側の膨らみについて悩んでいるけど、何をしても変わらないという方もいるかもしれません。
その原因は、変わらないことをしているということであり、以下のようなことをしているのではないでしょうか?
マッサージ
マッサージを受けている方は、一時的にふくらはぎが軽くなったり、柔らかくなったりしているかもしれませんが、その効果が持続しません。
その理由は根本原因を改善できていないところにあります。根本原因とは、日頃の立ち方や歩き方であり、マッサージをしているけど、そういう姿勢などについては教わっていないとうまく改善しません。
今以上に変化を感じたい場合、上記でお伝えした捻じれを改善し、日頃の姿勢や動作を直すことです。
ストレッチ
これもマッサージと同じですが、ふくらはぎの外側をストレッチしてもあまり効果がありません。
ふくらはぎの外側は張ったように見えますが、そもそもこの部分に問題があるのではなく、この場所は影響を受けた部分になります。
いくらそこにアプローチしても思ったような改善はできません。
もっと広い視野を持って身体を見ていく必要があります。
筋力トレーニング
気になる部分を引き締めるためには、その箇所を鍛えましょう。
一般的な発想はこのようになりがちですが、本来はその考えの一辺倒では改善できないこともたくさんあります。
なぜふくらはぎの外側が膨らんでしまったのか?痛みも身体の悩みも同じです。筋力がすべてではなく、原因があり、その原因を探り、取り除くことや改善することで身体は変わります。
ふくらはぎの外側をいくら鍛えても、変わりませんし、もしかすると逆効果になる可能性もあります。
ふくらはぎの外側を細く引き締めるためには、鍛えるのではなく、捻じれを直すことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ふくらはぎの外側がポコッと膨らんでいることに悩んでいる方もいると思いますが、上記のように考え、捻じれを改善し、日頃の姿勢や動作を改善することで細くなっていきます。
ヒールを履いているから脚が太くなると言われたりすることもありますが、ヒールを履いているからではなく、脚が太くなるように歩いているから太くなります。
このように考えると、ふくらはぎの外側も同じで、日頃の生活の中で受けるふくらはぎの外側への刺激を取り除けることができれば、ふくらはぎの外側は変わっていきます。
ただ鍛える、マッサージするのではなく、こういった広い目で身体のことを見つめ直すと今よりも自信が持てる脚に変わっていくのではないでしょうか。
今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。