
美脚になるためにはストレッチと考えているのであれば美脚にはなれない。なぜなら、そもそもの考え方が適切ではありません。
ストレッチの目的は筋肉を緩めること。筋肉を緩めるだけで美脚になれるのでしょうか。そして、そのストレッチは本質を捉え、実践できているでしょうか。
身体を変えることはもっと思考を巡らせる必要がある。
今日はちょっと偉そうな感じでスタートしてみましたが、「はぁ?」とイラッとした方もいるかもしれませんね。すみません。。。
女性の場合美脚になるには、脚の歪みを直し、むくみを改善することがベースとなり、その中で筋肉のつき方などについて考えることが必要だと考えています。今日はこの美脚とストレッチについてお伝えしていきたいと思います。
こちらの記事も参考にしていただければと思います。
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Contents
美脚ってどんな脚をイメージしていますか?
数年前から流行りですなんですかね?美魔女、美ボディ、美○○・・・。なんでも“美”ってつけられていますが、美しい基準ってどのようなものですか?
この美脚もそうですが、まず“美”の基準を明確にしないと、目指す方向が定まりませんよね。どんな脚を美脚と言うかです。
- 細い脚
- 歪みのない脚
- むくみのない脚
- 細くて長い脚
いろいろあると思います。
美しい芸能人ってどんな方をイメージしますか?これって聞く方によって違うと思いますし、ここからわかるように美しいの基準はなく人それぞれ。
だから美脚を目指してますって方は一度どんな脚になりたいのか明確にすることが大事だと思います。
そして、そのなりたい脚とご自身の今の脚はどのような差がありますか?この差を埋められればみなさんそれぞれの美脚に近づくことになります。
この差を埋めるためには今のご自身の身体を詳しく知ること。その上で対策を知ることが美脚へ近づくポイントとなります。
なぜ理想の美脚と現状の脚に差が生まれるのか?
美脚になるためには、現状の脚との差を埋める。それはわかるが、具体的にどうすればその差を埋めることができるのでしょうか?
脚が太くなる原因は、
- 筋肉がついている
- 脂肪がついている
- むくみがある
- 歪みがある
この4つにまとめています。理想の美脚になるためには、ご自身の脚は筋肉がついているのか、むくみがあるのか、それらを判断する必要があり、その原因によって何をすればいいのかという方法が変わってきます。
ということは、美脚になるためには必ずしもストレッチが必要ということではありません。筋トレをすれば美脚になれるというのも不適切です。原因によって方法が変わり、みなさん一人一人方法は異なるということです。
理想の美脚と現状の差が生まれる理由は上記であげた4つが主な理由となります。
さあ、ここらあたりで少しずつ身体を変える、美脚になるための考え方が理解できてきたでしょうか。ここからはもっと具体的なことについて触れていきたいと思います。
美脚になるためにはストレッチではなく、自然な状態に直せることをする
セッションで女性の身体を見ていると、ほとんどの方は歪みや捻じれがあり、むくんでいます。
このような状況の中で、ジムなどで筋トレをしている方は、筋トレ後に感じるのはさらなるむくみ感や疲労感。脚が変わらないのは鍛え方が甘いから?
そうではありません。
家でストレッチをしているけど、脚が一向に変わらない。ある施設で聞いたことを実践し、痛みに耐えられていないからストレッチをもっと頑張らないといけない。結局は自分に甘いから脚が変わらない。
そうではありません。
歪みや捻じれのない脚、むくみのない状態に直すと脚は細くなります。美脚になりたいと思っている方はまずこの状態を目指すことです。
これらの改善はある意味1回の整えるトレーニングで十分に脚は変わり、細くなることを実感できます。それをどのように維持するかを考えると今よりも細い脚を維持することができるようになります。
本当に美脚を目指すのであれば固定観念を一度外し、考え方を整理していく必要があります。
鍛えることは絶対の方法ではない
固定観念というのは、鍛えるという方法です。
身体を引き締めたければ鍛えること。そういう固定観念がどこかにあるはずです。このような考えがある方は、こんな質問をしているのではないでしょうか?
「どのようなトレーニングをすれば脚は細くなりますか?」
ここで使われるトレーニングの意味は、鍛えるということを指し、鍛えることがベースになっていると思います。
鍛えることは絶対方法ではなく、本当に脚を変えようと思うのであればこの考え方を一度整理する必要があります。
先ほどお伝えしました、歪みやむくみを改善するためには筋肉を緩めることです。ある意味これまでと真逆の方法を行うことで脚を細くすることができます。
しんどいこと、つらいことは結果に直結しない
鍛えることと同じようなことですが、しんどいこと、つらいことを経験しないと結果は出ない。そんなことも言われていますが、おそらく嘘に近い。
確かに筋力や持久力を向上させるためには楽ではありません。ただ、美脚ということをテーマに話をするのであれば、しんどいこと=結果が出るではありません。
むしろ楽に感じること、気持ちの良いことを行うことで変わっていきます。
歪みを改善する際に行う身体調整は、クライアントさんのお身体をどれだけリラックスさせた状態で行えるか。リラックスした状態で調整を行うことでもっとも効果が出ます。
またむくみの改善も、筋肉のポンプ作用を活用しますが、これも筋肉を収縮、膨張させるため緊張をさせないように行います。
これらのことからもわかるように、しんどいこと、つらいと感じることが必ずしも結果に直結するのではないということです。
美脚になるための5つの手順
美脚になりたい、そんな想いを実現するためにはどうすればいいのか。5つの手順で考えるとわかりやすいと思います。
- 歪みや捻じれを直す
- むくみを改善する
- 日常での姿勢・動作を変える
- 適度に身体を動かす習慣をつける
- 衣服や下着を見直す
この5つをベースに日頃の生活に落とし込めると脚もかわっていきやすいと思います。
歪みや捻じれを改善する
まず行うことは、自然な状態に身体を戻す、直すということです。そのためには、少し専門的なことを知る必要も出てきますが、上記の太ももの外側の記事を参考にしていただければと思います。
膝上のたるみも股関節や膝関節の捻じれの影響を受けています。
膝の内側にお肉が溜まっているように感じる方は、股関節や膝関節の歪みを改善すると細くなることがわかります。ある意味整えることで即効性があり、結果もわかりやすい。
むくみを改善する
むくみの改善するためには、マッサージをすることが効果的と言われていますが、座った状態でのマッサージはほとんどむくみの改善につながっていません。
流れの遅いリンパ液は、重力を受けている状態ではマッサージをするぐらいでは流れづらく、立った状態や座った状態ではうまく流れません。そのためむくみの改善につながりにくい。
筋肉のポンプ作用を活用したり、仰向けになることでリンパ液の流れを良くすることができ、むくみの改善につながります。
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日常での姿勢・動作を変える
脚が捻じれたり、歪む原因というのは、日常で行う姿勢・動作にあり、何が原因で歪んでいるのかを見つける必要があります。
立つ・歩く・座る・階段を上がる、下りる・椅子から立ち上がる、座るなどの姿勢、動作を行いますが、電車に乗っている方は、何気なく片脚に体重をかけて立っていたり、壁に持たれて立っていたりすると思います。
また椅子に座って仕事をしているとき、片側を中心に脚を組んでいたりします。こういう一見小さなことのような癖が、積もっていくと大きな歪みへとつながります。
どういう姿勢・動作をすればいいのか、それらを知っていただくことで脚をまっすぐきれいに保つヒントになります。
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適度に身体を動かす習慣をつける
体内の循環を良くすることで身体は細くなり、引き締まっていきます。週2回のペースで通われているクライアントさんは食事を変えず、セッションを継続されていますが、毎回しぼんでいきます。
セッション内容としては、軽めのダンベルを持って筋肉を収縮させ、膨張させる、少しイメージがつきづらいと思いますが、筋肉のポンプ作用を活用し、循環を促すトレーニングを行っています。
シンプルに言えば、日頃から適度に身体を動かしましょうということですが、そうすると循環も良くなっていきます。きついことではなく、気持ちよく身体を動かすことです。
そうすれば循環も良くなり、それを維持することができます。
衣服や下着を見直す
締めつけの強い衣服が原因でむくみがひどくなったり、循環が悪くなってしまうことがあります。
むくみを改善するためには、こういった衣服や下着を見直すことも重要です。
締め付けが強すぎないか、もし強すぎればそれを変えることでむくみも変わっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?美脚になるためにはストレッチをするのではなく、もっと広い範囲のことを見ていく必要があり、日常での癖を直すことも必要になります。
これらをうまく改善できることで、ある意味今よりも楽にみなさんそれぞれが考える美脚に近づくのではないでしょうか。
先ほどもお伝えしました、決してしんどいこと、つらいことが成果が出るのではなく、現状の身体を自然な状態に直せる方法を選択することが成果につながります。
もっと言えば、筋肉がついている、脂肪が多いのであれば、そういったところに目を向けてアプローチすることが必要です。
そのためには一度固定観念を取っ払って考えてみることも大事かなと思います。
今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。