
アメブロからワードプレスに移籍してきて半年がたちましたが、まだ半年なんだ・・・という感覚ですね。すごく長かったというか、本業はトレーナーですが、こうやって情報発信する上では一人でも多くの方にお届けできればと思っていますし、そのために必要なことはと考えるとこちらが届く仕組みを学ばないといけないということでした。
今日はこの半年にしてきたことを少し振り返っていきたいと思います。
Contents
そもそもなぜブログを書くのか
ワードプレスに移籍して半年間で、約230記事をアップし現在に至りますが、ワードプレスに移籍した理由が“そもそもなぜブログを書くのか?”というところから考え直していきました。
これまではパーソナルトレーニングを受けていただくために、まずIzuru Styleを知っていただけないと意味がないというところからスタートし、みなさんに知っていただくことをテーマに書いてきました。
まだまだ始まったばかりではありますが、少しずつブログを認識していただき、毎月新規様がブログを通じてこられるようなブログに成長してきました。毎月3~4名のお問い合わせをいただき、そこから約2~3名の入会が続いております。
そんなときにふと思ったのが、何のためにブログを書くのかということでした。知っていただくことはある程度自分の仕事の規模を考えるとOKだと感じていると、そのときに目的を見失いそうになってしまいました。
そこでワードプレスに移籍するときに改めてなぜブログを書くのかを徹底して考えることにしました。そこで出た答えが今のイズログに活かされています。
イズログを書き続ける目的
ブログというのは、大きな可能性がありこれからブロガーという立場で仕事をされる方が増えていくと思います。
現にその流れは大きく動いており、プロブロガーであるイケダハヤトさんなどは高知に移住し、そこから地元の魅力を発信されていたり、自身の考えを発信しています。仕事という概念がオフィスに座って、というものからどこでも自由に、という流れに変わった今、これからもその流れは大きく動き続けると思います。
誰でもどこでも情報が手に入る今だからこそ、ブログを強化したいという想いが強くあります。ブログを書いていると「少しでも多くの方に読んでほしい」という想いが出てきます。
これに報酬制のアフィリエイトなどが絡んでくると、少し変わった形式に変わっていきます。それは、“本質を突いた話からどこか目新しいことであったり、人と違う情報を無理に流す”ということが起こりがちです。
読んでほしいがために、興味を引きそうな内容に変え、それがSNSなどで拡散され情報が伝達される。僕自身も大手の出版社にブログのことで取材されましたが、実際に記事が出た時は愕然としました。
言ってもいないことが掲載され、記事の内容は伝えたいこととは大きく異なり、内容ありきではなく、商売ありきの内容に変化することにがっかりしました。こんな経験もあり、このイズログではトレーナーとして学んだことをそのまま伝えようと、現場で伝えていることをそのまま書こうと決めました。
まだまだ内容は不十分なところもありますが、トレーナーとして携わる可能性のある方に、本質的なことをお届けしたい、一般的に言われることとは違う、以前から言われているような当たり前のこともありますが、少しでも身体を変えるための情報をお届けしたいと思ってイズログを開始しました。
このブログの目的は、“一人でも多くの方に正確で有益な情報をよりわかりやすく届ける”というコンセプトのもとスタートしています。一人でも健康になってほしい、そんな想いがあるからこそ毎日更新をしています。
ブログを書くときに意識していること
ブログを書くときにいつも意識していることは、以下のことになります。
- わかりやすさ
- 読みやすさ
- 情報の正確さ
- 読者が興味を持ち、理解しやすい内容
- 偏った内容にならないこと
- ブログで悩みを解決できるぐらいのレベルで仕上げる
このようなことを意識しつつ、ブログを書いたり、構成を練っています。まだまだ未熟なとこも多く、この通りに言っていないところであったり構成不足なところもありますが、基本の軸としてはこのようなことを意識して書いています。
これらをひとつひとつ見ていきたいと思います。
読者にとってわかりやすさとは?
一言に“わかりやすさ”と言っても、ライティング力なのか、それとも構成なのか、さまざまな視点からとらえることができますが、まず大切にしていることは“読者が読んで理解できるか”ということです。
例えば、これです。
大腿四頭筋の筋肉が肥大する原因は〇〇だ!
一見、トレーナー関係の方や少しでも身体のことを学んでいる方は、この文章でなんとなく「フムフム・・・」となると思いますが、一般の方であればこれさえも「えっ?何?難しい。」と感じる可能性があります。
わかりやすさは、小学生でもわかる内容であれ、とよく言われますがそれぐらい噛み砕かないと片想いの恋愛になり、相手に伝えたいことが届きません。とことん噛み砕き、ひとつひとつ丁寧に表現することが重要だと感じます。
こちらの方が一般の方には伝わりやすいですよね。
太ももの前側に筋肉がついてしまう原因はこれだ!
トレーナーや専門家として活動されている方の中には、このような表現をすることで専門家としての立場が薄れてしまうのではないか、説得力に欠けるのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、読者の方が理解してくれること、伝えることが最も大切なことですので、表現方法によって専門家としての威厳がなくなるなどはありません。
いかに理解していただくか、伝えたい内容が相手に伝わるかが重要です。
読者にとって読みやすさとは?
読者の方にとって読みやすさとは、正直それぞれだと思います。
- 記事の長さ
- 画像の多用
- 語り口調のような文章
- さまざまなテーマの記事
- ブログのデザイン
僕が参考にしているブログやメディアは、文章が主に長く、ブログの構成やSEOについて参考にしていますので、しっかりと読む体勢で記事を読むためあえて時間をとって読んでいます。
このような場合、時間帯を意識せずに専門性に長けた記事を“どこよりもわかりやすく、詳細まで伝える”ことで読者の読みやすさとなるはずです。記事に書かれていることをそのまますることで実際にやりたいことができる、などという記事が有益な記事となると感じています。
ただ、一般の方の場合、時間帯によって読みやすさは変わります。
例えば、よく読まれる時間帯のひとつに通期時間がありますが、通勤時間は比較的短い文章の方が読みやすく、イズログでもよく読まれています。
Yahoo!ニュースや、ネットのメディアの場合600~1000文字ぐらいの記事が読みやすいとされているため、多くの記事はこのぐらいの文字数でひとつの記事が構成されています。
実際にそのような記事に目を通しても読みやすく、次々と記事を読める印象を受け、読者としては非常に負担の少ない軽い記事に捉えることができ、また読もうという気にさせてくれます。
読者によって読みやすさというのは、上記にあげたことだけではなく、時間帯や記事を読む目的、タイミングによっても大きく異なることがブログを運営していて肌で感じることができました。
この読みやすさを追求することは、今後の課題でもあります。
情報の正確さ
これはブログに関わらず、現場でも意識し続けることですが、情報の正誤をきちんと整理をした上で発信するようにしています。
勉強不足で適切ではない情報を提供してしまったときは、訂正を必ずするようにしていますが、ここはイズログの心臓部分になりますので、学び続け、現場で経験したことを主体に読者のみなさんにお伝えできればと思っています。
適当に書く記事とは一線を引き、読者の方に目的を達成できる、また悩みを解決できるようなブログを目指しているため、イズログではこの情報の正確さは心臓になります。
これからも情報の質を高め続けたいと思います。
読者が興味を持ち、理解しやすい内容であること
読者の方が興味を持つ記事とは、どのような記事か。またどのような記事がお役に立てるのか。これをみつけるのが非常に難しく感じます。
ある程度興味のあるテーマは見えてきていますが、実際ブログを書いていて、「これは読んでくれるかな?」と気合を入れた記事がこれまでで一番読まれなかったり、「これはこのくらいでいいかな?」と普段よりも熱量が下がっているにも関わらず、アクセス数が跳ね上がることもあり、このあたりはまだまだ掴めません。
ただ、ひとつわかることは後から記事を読むと伝えたいことが明確に伝わり、記事としても非常にわかりやすいという点が共通しています。
上記でもお伝えしていますが、この“わかりやすさ”を感じる本質の部分がまだ見えていませんので、何がそのように感じさせるのか、文章が長くても引きつけられる記事はありますし、まだまだ研究が必要です。
明確なことは“常に読者目線であれ”ということには間違いがなさそうです。この視点がなくなると自己満足で終わり、ただの感想文になる可能性もあります。ブログのコンセプトはあくまでも誰かに読んでいただくこと。
だからこそ相手ありきに考えることは必須になります。
偏った内容を避ける理由は飽きられないため
これは、トレーナーという職業に就いているため、必ずしも身体のこと、健康のことを書かないといけないのかと言えばそうではありません。
イズログでもさまざまなテーマの記事を用意し、今後も発信していく予定です。
例えばインタビュー記事もそのひとつです。
現在さまざまなジャンルの方にインタビューし、それぞれの生き方をテーマにしたお話を伺っています。まだまだ始まったばかりの内容ですので、記事数は少ないですが、学生さんには参考になるという声をいただきます。
藤井さんの記事は学生さんに多く読んでいただき、Twitterでもリツイートがいつもより多くされています。
【学生さんにぜひ読んでいただきたい記事】 夢や目標に年齢は関係なく、行動できた人から実現に近づいていくのだと思います。それを行動で示し、実際に自分の手で夢を手繰り寄せている学生がいます。 『夢は宇宙飛行士のトレーナーになること』 http://t.co/CD4lrnXoNm
— 伊藤 出 (@izuru_style) 2015, 9月 14
1日に約3000人の方が読まれており、ここ最近の記事の中でも反響の大きな記事となりました。
その他には、大阪梅田にあるゼビオスポーツ店とのコラボレーション記事で、少しおふざけも入っていますが、商品をお借りして記事を作成しています。
■ゼビオ梅田店さんとコラボ企画!アディダスのシューズを履いてランニングをしよう
■最新のランニングアイテムをご紹介 ~時代の先端を行っているか?~
まだまだ全体の構成はイメージしている1/10もできていない感覚でまだまだ先は長いというイメージがありますが、これからは食についての記事を重点的にあげていく予定ですし、レシピの紹介や野菜のことなどをお伝えしていく予定ですので、こちらも少しでも参考になればと思います。
以前までは女性に向けて書く記事が多く、これまでの人気記事は女性が気になる身体のことがメインになっています。
- 太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめ
- 太ももの外側がポコッと出る脚の膨らみの原因と改善について
- ふくらはぎをストレッチしても1cmも脚が細くならない理由
- 脚やせ=筋トレ!?マシンで筋肉を鍛えると脚が太くなる可能性がある理由
- ヒールを履いたときの歩き方を理解して、ヒールをうまく履きこなそう!
今は少し違う方面での内容が多くなっていますが、今後は再度女性に向けた記事を増やしていく予定です。
このようにさまざまなテーマで記事を書き、読者の方に飽きていただかないように工夫を続けていきたいと思います。ただ、軸が変わってしまうと本質がずれてしまいますので、軸は変えつつ、その中で試行錯誤を繰り返していきたいと思います。
ブログで悩みを解決できるぐらいのレベルで仕上げる
最後は、シンプルにセッションに来られない方でも記事を読めば悩みが解決できるレベルまでブログを引き上げたいと思っています。
お商売という点ではNGなことではありますが、それよりも優先して悩みの解決にフォーカスして文章の質を上げ続けたいと思います。その裏には、自分の知識や技術への理解度を確かめる格好の場となることはわかっています。
文章で書けないのであれば、おそらく現場も同じ。ごまかしを消すために自分をここでさらけ出すことで自分のレベルがわかります。一番の狙いはそこにあります。自分がいかにできていないか、理解していないかを知ること。
先日も先生からご指摘をいただいてますが、改めて自分の実力を把握しなければいけません。到底今のレベルではいけないですし、常に向上し続けたいと思います。
だからこそまだ文章で表現する方が簡単ですから、ここでできるないこと、書けないことは現場でもできない。そんな感覚があるからこそ、ブログで悩みを解決できるレベルまでまず引き上げる必要があります。
何かを指摘してもらえることは大いにありがたいことですし、何かを意見されることは多くの場合学ぶことがたくさんあります。まずは自分の考えを発信し続けていきたいと思います。
ブログを書く上で注意したいこと
先ほどもお伝えしましたが、トレーナーとして活動する上でブログは誰かの悩みを解決するのに役立つように意識して書いていますが、質が高まるにつれてアクセス数が上がってきます。
ブログを運営している方であれば共有できる感覚だと思いますが、アクセス数が上がればうれしくなり書きがいがより出てきます。ただ、整理しておかなければいけないことは、あくまでも軸をブラしてはいけないということです。
情報過多なこの世の中で、より真新しい情報に飛びつきやすい現状がありますが、アクセス数を上げたいからといって真新しい情報を精査せずに伝えるのはトレーナーとしては少し無責任な気がします。
あくまでもきちんとした根拠のある情報を届けたい。僕はそう思っています。
最も大事なことは、ブログを書いて知名度を上げることでもなく、アクセス数を上げることでもありません。現場でいかにクライアントさんと向き合うか、これに尽きると思います。ブログはあくまでも表現の場であって、現場がすべてです。
少しブログについて学べば数ヶ月で月に50,000アクセス数を上げることは難しいことではありません。と偉そうに言っていますが、ブロガーの方からすれば笑われそうな数字ですが・・・。
ブログを書いていれば気持ちがそちらへ移行していきそうになりますが、あくまでも現場が主体です。ブログに力を入れている方が陥りやすことでもあると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これまでの半年間で実際にイズログを運営して感じたことはいろんなことがありますが、このイズログも年月とともに成長させていきたいと思っています。
実際にクライアントさんもご覧になっていただいている方も多くいますし、入会されるために初対面の方も僕のことをものすごく知っていたりする時があります。(笑)
これもブログのおかげですし、無駄な話をする手間が省けます。自分を知っていただくためには素晴らしいツールですし、これも運営の仕方で仕事をいただけるきっかけにもなります。
実際、大手出版社の方から取材を受けたり、昨日も本を出してほしいという取材依頼がきていました。
仕事でもありがたいお話をいただけますし、何より悩みを抱えている方の役立つブログになればと思っています。これからも少しでも良くなるように改善を重ねて経験を積んでいきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。