2016年 9月 の投稿一覧

美脚になるためには筋肉をつける?整理しておきたい美脚への考え方について

美脚になるためには、どうすればいいのでしょうか?

一方ではトレーニングをして筋肉をつける必要性があるといい、もう一方ではストレッチが良いといっていたりします。何をあてにして何に取り組めばいいのでしょうか?

そもそも美脚ってみなさんにとって、どのような状態の脚のことを指すのでしょうか?自分の描く理想が違えば、おそらく方法は異なり、身体はみなさんそれぞれ違いますので、やることも自然と変わってきます。

どのように考え、どのようなことに取り組めばいいのか。今日の内容が、そんな悩みを抱えている方の参考になればうれしく思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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美脚をどのように考えるか?

冒頭でも少しお伝えしましたが、まず美脚になるための方法を考える前に、そもそも美脚というのはどのような脚の状態のことを指しているでしょうか?

これについて、決まりもありませんので、ご自身が美脚とはこうだというイメージを持つことが重要です。

美脚

僕自身が考える美脚というのは、歪みのないまっすぐな脚で、適度に筋肉に弾力があり、引き締まった脚をイメージしています。この画像のような脚がイメージ的には美脚だと考えています。

  • 骨格に歪みがない、人間本来の骨の並び
  • 弾力のある柔らかい筋肉
  • 適度に筋肉がある

このような脚が美脚だとすれば、どうすればこのような脚になることができるのでしょうか?

さまざまな考え方がありますが、筋肉をつけるからこのような脚になるかといえばそこまで簡単なことでもないと思います。美脚=筋肉をつけるというようなものではなく、そこには歪みやむくみ、脂肪などの問題も関連し、それらにもしっかりと目を向ける必要があります。

 

美脚になるには筋肉をつけるよりも自然体に直すことが優先

整える

毎日行うセッションからも感じることですが、多くのことに共通することは、まずベースをきちんと作ってあげるということです。

ここでいうベースと言うのは、自然体のことで、今回のテーマのように美脚を目指す、身体を引き締める、痛みを改善する、さまざまな目的であってもまずは自然体に直すことが重要だと感じます。

自然体をどのように考えるか?

ヒップ

なぜ自然体に直すことが重要なのか。それは、姿勢が崩れた状態で何かをしてもその崩れを助長する可能性があるからです。例えば、膝の捻じれがある状態でスクワットをすれば、スクワットで脚の捻じれを改善することもできなくもないですが、非常に難しい。

多くの場合、このように姿勢が崩れた状態でスクワットなどのエクササイズを行うと、さらに姿勢が崩れ、太くなってしまったり、痛みが出てきたりすることもあります。そうならないためにも、歪みや捻じれなど姿勢の崩れを直しておく必要があると考えています。姿勢の崩れを直すためには、筋肉を緩めることです。

身体の悩みは自然体に直すことで改善されることばかりです。この自然体という意味は見た目だけではなく、内臓の機能や自律神経など、人間が本来持つ機能に戻す、直すという意味も含められています。

歪みを直すこと

パートナーストレッチ

現在ある歪みや捻じれを直すことで、脚が細くなったり、痛みが改善することがあります。

このことについては、さまざまな記事でお伝えさせていただいてますが、美脚に関連する記事はというと以下が参考になると思います。

美脚を目指すのであれば、筋肉をつけるのではなく、まず歪みを改善し、自然体に直すことの重要性が理解していただけると思います。脚の各部位に共通することです。

歪みや捻じれを直すということは、みなさんもこれまで何度も聞いていると思いますが、どういう状態が歪みがある状態で、どうなれば歪みがないといえるのか、その基準というのはあまり理解されていないかもしれません。

僕自身はざっくりとした目安ですが、このような基準でクライアントさんの身体を見たり、歪みなどの判断をしています。

 

自然体から崩れているという基準

歪みがないかどうかを見るときは、基本的には、前・横・後の3点を見ていきます。

少し画像が荒いのですが、このようなポイントを見ています。

アライメント

これだけだとなんのこっちゃわからないと思いますが、赤いポイントを真横や垂直に線を引いた時に、左右で傾きがないかどうか、斜めになっていないか、骨が積み木のように並べているかなど上記のような点を見比べて歪みを判断しています。

例えばこういう立ち方をしている人がいるとします。

立つ

このような立ち方をしている場合、右肩が下がって、右側の骨盤が上がっており、右のお腹辺りにシワがよっていることがわかると思います。

この場合、右側の腰周辺の筋肉が硬くなっている可能性があり、右側のお尻も緊張します。身体の真中のラインをイメージしても、全体的に右側に寄っているため、右側にストレスを受けているイメージがつきます。

骨盤が少し右側にスライドしているため、右脚の太ももの外側は少し出っ張っているかなとか、上記の骸骨のイメージが自然体とすれば、そこからの歪みはどのようなものなのか、そしてその崩れによってどのあたりの筋肉が影響を受け硬くなっているのか。

そういったことを見ていき、緊張している部分を緩めれば自然体に近づくなというイメージを持ってセッションを行っています。最終的には、部分に受けているように見えるストレスであっても、全身に影響がいきますので、全身を緩めていきます。

ご自身で判断するのは少し難しいと思いますが、上記の骸骨についている赤い点を参考に、ご自身の身体を鏡で見て左右差などがないかを確認し、それを直すことが美脚へ近づく大切な一歩になると思います。

 

むくみを改善すること

むくみ

ここまでは姿勢の崩れ、歪みなどについてお伝えしてきました。続いて大切なことは、女性の悩みでも多いむくみの改善です。

体内の循環を良くし、むくみを改善することで脚が細くなりますが、ほとんどの女性はむくみを改善するとある程度脚が細くなると思います。美脚を目指すのであれば、むくみの改善も重要です。

日頃身体を動かさない習慣がついてしまい、静物化していると筋肉が硬くなってしまいます。

そうすると循環も悪くなり、むくみも発生してしまいます。自然体の状態であれば循環もいいはずですし、循環が良い状態が維持できていればむくみも改善されているはずです。

こういった体内の循環が人間が本来持つ状態に直すことができれば、美脚にさらに近づく一歩になると思います。

日常の姿勢、動作を変える

座り方

そもそも身体が歪んでしまったりする原因は日常で行う動作や姿勢に問題があるからです。

自然体に直すことができたとしても、自然体を“維持する”ことを理解しておかないと、また身体は歪んでしまいます。そのためには、立ち方、座り方、歩き方など、人間が行うさまざまな動き、姿勢を理解しておく必要があります。

自然体に直し、自然体が崩れないような姿勢、動作ができればより良い状態で維持することができ、ストレスや習慣、食事などの問題もありますが、これだけでも身体は引き締まっていき、美脚に近づき、身体は変わっていきます。

毎日当たり前のように行っていることを見直すこと、そして自然体に直すことでまずは良いと思います。

これらの理由からハードにトレーニングをして、筋肉をつけようとしなくてもいいという理由です。もし、ここまでお伝えした内容で身体が変わり、美脚に近づいたとしてももっと引き締めたいなどの欲求があれば筋肉への刺激を考えればいいと思います。

ただ、動作が改善できれば、日常動作の中でヒップアップができたり、ウエストを引き締めることもでき、筋肉にも十分刺激を加えることができます。トレーニングをすることに否定的なのではなく、段階を踏んで考えることでより身体の変化を引き出すことができると考えています。

 

さらに美脚に近づくための考え方

ここまでは、まずは崩れた姿勢を直し、自然体に直しましょう。そうすることで美脚に近づきます、そして日常動作などを改善することで、その身体は維持することができますということをお伝えしてきました。

日常の中で適切な刺激が筋肉に加わればより身体は引き締まっていきますが、さらに身体を引き締めたい方はトレーニングを行うことでさらに身体を引き締めることができます。

筋肉を細く強くすること

走り方

極論ですが、身体の歪みがない、むくみもない。そんな状態になれば後は筋肉をどうするのか、脂肪をどうするのかの2点に目を向けることになります。

骨を削って細くするなどのことは僕らの立場では考えられませんので、省くことになります。

筋肉というのは、加えた刺激に対して反応し変化していきますが、美脚になるためには、細く強い筋肉を目指すことになります。

この細い筋肉を作るためには、筋持久力を向上させていきます。

■筋持久力とは?

筋持久力とは繰り返しの負荷を何回続けられるかというある特定の筋肉の持久力のことです。

引用:e-ヘルスネット

マラソン選手をイメージするとわかりやすいと思いますが、一定の負荷が筋肉に何度も加わると、筋肉は細く強くなります。

長い距離を走ろうと思うと、筋肉モリモリよりも、できるだけ無駄なものがない方が楽に走れます。そのため、筋持久力のトレーニングをすると、筋肉は細く強くなっていきます。

美脚を目指す方は、このようなトレーニングをイメージし、さらにここで重要なことは人間が本来持つ関節の動きを崩さないように自然な動きを繰り返すことです。

エクササイズで癖を再教育する

スクワット

歪みを直すことがベースになるということをお伝えしましたが、日常の中で癖がつきます。この癖によって身体は歪んだりしますが、筋肉を緩めることで一度自然体に直ることになります。

ただ、癖は脳の中にインプットされた状態で、またいつも通りに過ごしているとこの癖の影響で身体はまた歪んでいきます。

歪むような癖がある場合、筋肉を緩めた後、身体の動きを再教育するという目的でスクワットやデッドリフトなどのエクササイズを行います。

その中で筋持久力を向上させるようなトレーニングを行うことで、より身体は引き締まり、美脚に近づくと考えています。だからこそ、スクワットなどのエクササイズを行う際は、動き方の手順やしゃがみ方、具体的な方法が重要になります。

少し膝が内側に入れば歪んでいきますし、バーを担ぐ位置が少しずれればつま先に重心がいきます。

こういった細かいようなところもきちんと目的に沿わせることで、身体は目的通りに引き締まっていきます。表向きの『スクワット=美脚』というようなことが重要なのではなく、『つま先の向きは?足幅は?しゃがむ深さは?目線は?』などの中身が重要になるということです。

 

美脚=筋肉をつけるという考えは浅いように思う

ジム

ここまで読み進めていただけると、すべて理解できないとしても、美脚になるためにはどういうことをしていけばいいのか、少しイメージしていただけたかなと思いますが、いかがでしょうか?

今日の一番のテーマは、美脚になるためには筋肉をつける必要があるかどうかということですが、結論を言えば絶対条件ではありません。

美脚の定義が異なると筋肉をつける必要性も出てくる場合もあると思いますが、僕自身は筋肉をつけるということ以前に、自然体に直し、むくみや循環が改善された状態がベースになり、そこから筋肉を細く強くするような刺激が必要だと考えています。

ですので、筋肉をつけるかどうかの前にやることがあるということです。

それだけでも脚は細くなりますし、身体全体が引き締まっていきます。ベースが崩れた中で、いくらトレーニングなどをすすめていってもどこかで頭打ちがくるように思います。

そのときに立ち返る場所は、結局自然体だと思いますし、ハードに鍛えてそこから自然体に直すよりも、最初から自然体にし、そこから積み重ねていく方が圧倒的に時間は効率化されます。

美脚になるためには、このような考えの中で身体への刺激を重ねていけばいいのかなと思います。

 

まとめ

今回は美脚というそれぞれの目指すイメージが異なるので、少し難しいテーマとなりましたが、いかがでしょうか?

みなさん自身が描く美脚がまずはベースになり、その脚を目指すことが大切で、一般的に美脚=○○だ!みたいなシルエットはありません。

だからこそ、現状と目指すところの差を埋めるために何が必要か、その見極めが重要になり、それができれば美脚に近づくことができると思います。

「遺伝的だから、自分は○○だから、あなたは○○だから。」よく聞く言葉ですが、おそらく現状から変わることは可能だと思いますし、もし変わらなかった場合、それはトレーナーの技量に問題があると思った方がいいかなと思います。

これは僕自身の経験で、現場でうまくいかないことのほとんどの責任は自分の技量です。

できないことを何かのせいにするよりも、自分の技量を疑って改善するとやはり良い結果になります。だからこそ、これまでに「あなたの脚は変えられない」と言われた方でも、見方を変えると変えることはできる可能性があります。

そういった言葉を鵜のみにするよりも、少しでも改善できるように改善策を追っていく方がどちらにせよ楽しいのかなとも思います。最後に今日のまとめをしていきたいと思います。

  • 美脚という基準はないため、まず自分の目指す美脚を明確にする
  • 歪みやむくみがない自然体がベースになる
  • そのベースをつくるために、筋肉を緩め、日頃の姿勢動作を改善する
  • 自然体になれば美脚に近づく
  • さらに筋肉を細く強くするような刺激を加える
  • エクササイズで身体の動かし方を教育する
  • 美脚にならないのは、美脚にならないことをしているから

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まっすぐな脚になろう!脚が歪む原因と改善について

なぜ脚は歪んでしまうのでしょうか?

原因はひとつではなく、それぞれの生活習慣の中に原因がありますが、ひとつの原因に立っているときの姿勢や仕事のときの姿勢が関係し、脚が歪んでしまうということがあります。

まっすぐな脚にするためには、筋バランスを整え、立ち方を改善する。そうやって脚の歪みが改善し、まっすぐな脚に近づいたクライアントさんの例も交えて今日はお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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脚が歪んでしまう理由

先日クライアントさんとのセッションでまっすぐな脚になるための考え方についてお伝えしてましたが、そもそもなぜ脚が歪んでしまったのかというところから入っていきました。

まっすぐな脚になりたいと思っている方は、なぜ脚が歪んでしまうのでしょうか?

病院勤務の方の場合

この方は病院に勤務されており、患者さんを診察したり、手術を担当することもあるそうです。

診察をするときに、専門の機材を用いて診察をするそうですが、この機材を扱うためにペダルを踏んで操作をするそうです。この機材はいろんな方が使用するため、ペダルの位置はみなさんそれぞれがやりやすいようにある一定の位置で固定されているそうです。

ただ、クライアントさんの場合このペダルの位置が遠く感じ、脚を伸ばしてやっと届くような位置に設定されているそうです。

このときに足の親指あたりでペダルを踏み、脚を内側に捻じるようにしないとうまく踏み込めなかったそうです。

クライアントさんの内転筋や脚の内側の筋肉が硬くなっており、X脚のような状態になっていました。

結論から言えば、この方の脚の筋バランスを整えるために身体調整をし筋肉を緩め、立つ→しゃがむなどの動作を繰りかえし、筋バランスを整えていくと膝のお皿の位置も正面に向き、脚の捻じれも改善されました。

この方の脚が歪んでしまう原因は、

  • ペダルの位置が問題
  • 日頃このような身体の使い方をすることで脚が歪む

改善のためには座る位置なども考えましたが、診察上少し難しく病院にお願いしてペダルの位置を少し変えていただけることになり、そうすると筋肉の緊張も変わり脚の歪みも軽減されていきました。

医師

歯医者勤務の方の場合

歯医者に勤務されているクライアントさんがいますが、この方の場合患者さんの歯を見るときの体勢が問題で、立った状態で診療台に横たわった患者さんを上から除くような姿勢になり、このときに脚が内股のような状態になったり、つま先立ちになったりしていました。

この方の場合、脚の外側の緊張が強く、ふくらはぎも張っており、脚は全体的にむくんでいました。

このクライアントさんの場合、改善方法としては小さな台を置き、患者さんを診るときの立ち位置を変えていただきました。このように変えることで、無理な体勢で行っていた診察も非常に楽にできるようになったそうです。

もうひとつ問題だったのが立ち方で、若い女性に多くみられるつま先とつま先が当たるぐらい内股になっているような立ち方です。

この方の場合も筋バランスを整え、セッションが終わった後に立ってみるとつま先の位置も軽く開くように立てるようになり、内側に向けることが不自然だということを理解していただきました。

この方の脚が歪んでいた原因は、

  • 立ち方
  • 診察をするときの立ち位置と高さ

が原因で、それらを改善することで脚の歪みも改善され、まっすぐな脚に近づいています。

歯医者

 

まっすぐな脚にどうやって近づけるのか?

筋バランスが・・・身体調整が・・・とお伝えしていますが、みなさんにはあまりイメージしづらいかもしれません。

簡単にいうと、脚が筒状のものであり内側だけが硬くなっている、外側だけ硬くなっているというように偏りが出ている状態。普段だとこの筒は適度な柔らかさを持っているのに、どこかが硬くなっている。

こんな状態は筋バランスが崩れているという状態で、これらをどこにも偏りなく柔らかい筋肉の状態にすることを筋バランスを整えるというイメージをもっています。

 

自分で筋バランスを整えることはできないのか?

できるだけ多くの方にまっすぐな脚になっていただきたいと思う一方、読者の方からすれば「実践すればすぐに変わるようなことを紹介してほしい」と思う方も多いのではないでしょうか?

現場で実践していても感じることですが、自分で筋肉を緩めようと思うとある程度までは緩みますが、誰かにやってもらう方が緩みやすくなります。ただ、自分でもある程度まで緩めることができますので、今日はそれをお伝えしたいと思います。

細かいところを伝えるのが本当に難しいですが、今日はひとつ脚の筋肉を緩める方法をご紹介したいと思います。

筋肉を揺らして太もも周囲を緩める

現場でもよくお伝えする方法ですが、太ももの筋肉を緩めていきたいと思います。

まず、楽な状態で座り片脚を伸ばします。もう一方の脚は自分が楽な形で結構です。

筋肉を緩める

このような状態で伸ばしている方の膝の裏に手を置きます。

筋肉を緩める

そして軽く持ち上げて、そこから落とすように力を抜きます。

筋肉を緩める

筋肉を揺らす

イメージとすれば、膝の裏をボールのようにポンポンっとバウンドさせます。ポンッ、ポンッ、1回1回のバウンドが切れてしまわないように、ポンポンポンポン・・・っと連続で行います。

このとき、腕の力で脚を持ち上げるようにし、脚は脱力状態にします。1分ぐらいすると逆脚と比べて筋肉が緩んでいることがわかると思います。

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まっすぐな脚になるために立ち方を考えてみよう

以前から立ち方についても触れていますが、一般的に言われる“いい姿勢”というのは、胸をつきだすようにしたり、壁立ちをして、肩、お尻、踵などを壁につけるような立ち方が良いといわれますが、これらはどれも筋肉が緊張してしまいます。

立つということは楽に立てること、そして骨で立つ感覚を得られることで自然な状態に近い状態になります。もし自然に立つとお尻が出ているため肩とお尻、踵が壁につくこと自体不自然な状態と言えるのではないでしょうか。

立ち方

一般的な“いい姿勢”というのはこのような状態を指すことが多いと思います。

立ち方

ですが、これは首から背中が緊張し、肩こりの原因になってしまう可能性もあります。クライアントさんもこのような意識をもっている方が多くいます。ですが、下記のような姿勢に変えることで肩こりも改善されることもあります。

立ち方

人間の身体は、肩の位置は少し身体の前側にあるため、胸が張っているという状態は肩を引くことではありません。自然な位置に肩や頭部などがあれば胸が張れた状態になります。

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いい姿勢というのは、筋肉を緊張させて“作り出す”のではなく“自然になる”のであり、作ってしまうと筋肉を硬くし身体の不調につながる可能性があります。

まっすぐな脚は体重支持ポイントが重要で、このポイントがずれてしまうと筋バランスが崩れる可能性があり、体重支持ポイントを理解する必要があります。

この位置というのは以前から紹介していますが、こちらになります。

体重分布  体重支持ポイント 

体重支持ポイントを理解し、日頃から立ち方を改善する。これもまっすぐ脚にするためには必要なことです。

 

まっすぐな脚に近づけるために行うこと

まっすぐな脚に近づけるためにはエクササイズなどを行うことでもできます。ただ、どのように動かすのか、その手順などを理解することではじめてその効果を実感することができます。ここから詳しくエクササイズなどについてご紹介していきたいと思います。

大きく分ければこの3つでまっすぐな脚に近づけていきます。

  • 体操
  • 身体調整
  • トレーニング

今回はトレーニングについてご紹介したいと思います。

まっすぐな脚になるためのトレーニング

  1. 足を肩幅に開き、上記の体重支持ポイントで立つ
  2. 足首、膝、股関節の順に関節が緩むイメージで真下にしゃがみ込む

肩幅

しゃがみこみ

しゃがみ込み

しゃがみ込み

しゃがみ込み

しゃがみ込んだところから立ち上がるときに膝が内側に入ってこないように、体重支持ポイントが変わらないように立ちあがります。

立ち上がる

立ち上がる

このような動作を繰り返すことで脚の関節の歪みは改善され、まっすぐな脚にになっていきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まっすぐな脚になるためには、崩れてしまった筋バランスを整えること。そして、その筋バランスを崩してしまう原因となった立ち方や癖などを改善することでまっすぐな脚へと近づいていきます。

特別難しいことが必要になるわけではなく、日頃の中でちょっとしたことを気をつけることで身体も変わっていきます。

では最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 脚が歪む原因は、仕事場での癖や立ち方など人のよってさまざま
  • まっすぐな脚にするためにはまず筋バランスを整える
  • そして筋バランスが崩れてしまう原因を改善する
  • 立つ、歩くなどを日常での姿勢や動作を直す

このようにすることで、まっすぐな脚に近づきますし今よりも脚が細くなっていくと思います。

ただ筋トレをすればいいのではなく、このように歪みを改善することで脚を細くすることができます。

今日の内容が少しでもお役にたつと嬉しく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

筋肉をつけたい女性へ|筋肉を“つける”より“膨らませる”ことが勧められる理由

筋肉をつけたいと思うけど、体力がなくてしんどいことをすることに億劫になってしまう。だけど、筋肉はつけたい・・・。

そんな想いを抱えている女性の方もいると思いますが、どうすれば理想の身体に近づけ、健康になれるのでしょうか。筋肉をつけることが絶対条件なのでしょうか。そうではないと現場の経験からも感じています。

細すぎる身体が嫌で、もう少し筋肉をつけたいと思っている方、健康になりたいけどきついことをこなせる自信がない方は少し見方を変えていただき、筋肉を“つける”から“膨らませる”という発想をすれば、理想の身体に近づくことができるかもしれません。

今日はクライアントさんの身体の変化から感じる筋肉を膨らませること、健康についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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筋肉をつけたいと思う女性へ

ダイエットをして体重を落とせば理想の身体になれるのでは・・・そう考えている方もいると思いますが、最近はダイエットではなく、シェイプアップを目的として、脚のこの部分を引き締めたり、二の腕を細くしたいと思い、トレーニングに意識が向いている方も増えてきています。

ダイエットをしたけど、理想の身体にはなれなかった、少しやつれた感じに仕上がってしまった、細すぎる身体は不健康に見えて、あまり人に見られたくない。

そんな経験や想いから筋肉をつけていきたいと考える方もいると思いますが、ここではまずご自身がどのような姿になれば納得できるか、理想に近づけたと感じることができるでしょうか?

この辺りを改めて整理していただければと思います。

そして、筋肉はつけなくても、今ある筋肉を膨らませることができれば見た目もある程度変化させることができます。もし、あばら骨が見えてしまうことを気にされている場合、筋肉を膨らませることでそれをある程度見えにくくすることができます。

パンツを履いたときのぶかぶか感も筋肉を膨らませることである程度改善することができます。筋肉を膨らませて身体を変えるという考え方をここからお伝えしていきたいと思います。

 

なぜ筋肉を膨らませることができるのか?

なぜ筋肉をつけなくても膨らませることができるのでしょうか?それは、現代人の生活と大いに関係があります。2種類のパターンがあり、どちらのパターンも筋肉を緩めることで筋肉に適度な膨らみが出てきて、筋肉は弾力を持つようになります。

本来人間が持つ筋肉は適度な弾力を持ち、柔らかいものです。それを知ろうと思えば、生まれたての赤ちゃんの身体を触るとわかりやすいと思います。

赤ちゃん

赤ちゃんの筋肉は小さいながらも、非常に柔らかくフワフワしています。当然ながら筋肉を過度に使っておらず、人間本来の筋肉の状態と言えます。長い年月筋肉を使い続け、そして大人になると仕事なり、家事をし、時間を過ごしていきます。

その中で過度に筋肉を使い続けてしまい、筋肉が硬くなる。またもうひとつのパターンとしては、筋肉を使わなくなることで筋肉が萎縮してしまい、この場合も硬くなります。

  • 筋肉は使いすぎると硬くなる
  • 筋肉は使わなさすぎても硬くなる

人間本来の筋肉の柔らかさの状態から離れてしまう主な原因は、この2つです。

現代人は、本来あるべき筋肉の状態ではない方が多く、身体が細すぎて悩んでいる方の筋肉は非常に硬い傾向があります。というよりもほとんどの方の筋肉は硬い状態だといえます。

本来の筋肉の状態に近づけるためには筋肉を緩めることです。筋肉を緩めると弾力が出て筋肉が膨らんだ状態になるため、筋肉をつけなくても見た目の改善が起こるということです。

 

筋肉を膨らませる方法

言葉だけでは、なんとなくイメージはできるかもしれませんが、実際に身体の変化を感じていただくことの方が理解しやすいと思いますので、例をあげてご紹介していきたいと思います。

前腕の筋肉を膨らませる

この記事を読まれている方は、出勤前か帰宅前、もしくは・・・仕事中(笑)の方もいると思いますので、できるだけ目立たないようにできる方法でご紹介していきたいと思います。

まず、前腕の太さ、硬さなどを左右で比べ現状を確認してください。

前腕に触れる

確認ができると利き腕を行っていきたいと思いますが、まず息を軽くハア、と吐きながら軽く手を握っていきます。

息を吐く

握る

これを20回行います。20回終わっても、前腕がパンパンに張らないように軽く行います。

20回できると、動かした前腕部分に手を触れて、呼吸(鼻から息を吸って、口から吐く)を3回行います。

前腕

呼吸

呼吸

それが終わると、腕をだらんとした状態で手首をブラブラ揺らしていき、前腕の筋肉を緩めていきます。

腕のぶらぶら

この流れを3セット行い、終わった後に前腕の筋肉の膨らみ具合を確認してみてください。おそらく冒頭からお伝えしている筋肉が膨らむということが理解していただけると思います。

ここで実践していただいたことを、身体の各部位、もしくはご自身が細いなと感じる部位で行うことで適度に筋肉が膨らみ、身体が変わっていきます。

ある程度筋肉へ刺激を加える

上記ではわかりやすく実感していただくために、例として挙げましたが、バストやヒップなどを膨らませるためには、ある程度筋肉に刺激を加えていきます。

この刺激というのは、ある程度負荷を用いてエクササイズを行っていきますが、このエクササイズで筋肉を収縮-膨張させるようなイメージで行っていきます。

仰向けになり、両膝を立て、脚は肩幅ぐらいに開きます。

そこからお尻を持ち上げ、肩から膝が一直線になるまで上げたところからスタートします。

ヒップアップ

地面にお尻がつく手前、もしくはお尻を地面でバウンドさせるようにポンッと切り返してお尻を持ち上げます。そのときお尻を持ち上げるときに息を吐きながら持ち上げます。

筋肉を膨らませる

このエクササイズでは太ももの裏やお尻に刺激が加わります。これを20回行い、終わると両脚を伸ばしお尻に手を置き、呼吸を3回行います。

呼吸

それが終わると脚を左右に転がすようにぶらんぶらんと動かし、筋肉を緩めていきます。

脚の動き

このエクササイズを行っていただくときは、上半身などが負荷となって筋肉に刺激を与えることができますが、切り返すような動作があるため、このときに刺激を受けるのは主に速筋と言われる白い筋肉です。

速筋に刺激を加えることで、筋肉は膨らみやすくなるため、繰り返すようなクイック的な動きを使ったり、ある程度負荷を用いて筋肉に刺激を加えていきます。このエクササイズを終わったあとでお尻を触るとわかると思いますが、お尻のサイズが少し大きくなっていることがわかると思います。

クライアントさんの場合、履いていたパンツが少し緩まったため、このようなエクササイズをすることでその緩い感じが気にならなくなり、非常に健康体に見えるようになりました。

 

循環を維持するために日頃行ったこと

週1回のセッションで上記で紹介したようなことを、全身で行い筋肉を膨らませていきました。

この状態を維持するために日頃は、ご自身でできる循環を良くする方法をお伝えし実践していただきました。

実践していただいたことは、血管やリンパ管を刺激し、循環を良くするような内容ですが、これらの循環が良くなると筋肉も緩みます。逆に筋肉を緩めることで循環もよくなります。

このようにセッションと日頃の習慣によって筋肉が柔らかくなり、弾力も出てきたため身体全体が膨らんで見え、細すぎるという印象から適度に細くて健康体というような印象に変わりました。

また夜中に目が覚めていたそうですが、それもなくなり、朝起きると身体も軽くすっきりして起きれるようになったそうです。

 

筋肉をつけたいと思う方は筋肉をつけることも選択肢のひとつ

ここまでは筋肉を鍛えるというよりも、膨らませるためには筋肉を緩めることが必要だということをお伝えしてきました。

ただ、筋肉を鍛えることで筋肉がつき、結果以前細すぎた身体は変化し、浮き出ていた骨が目立たなくすることも可能です。

女性であってもハードなトレーニングが好きだという方は、ハードにトレーニングすることで筋肉がつき、身体も変わっていきます。

だけど、トレーニング未経験の女性の場合、ハードなトレーニングを週2回行うこと、そのしんどさに耐えられるかということを考えると、ハードにトレーニングを続けるということは難しいものだと思います。

この辺りを整理しつつ、自分にとってどのような刺激の加え方が今の自分には適切なのかを判断していき、それを継続的に行っていくことが一番重要なことだと思います。

筋肉を膨らませることも、筋肉をつけることもどちらも間違いではありませんし、どちらが良いということでもありません。本当は両方をうまく組み合わせることがベストな選択なのかもしれません。

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まとめ

今日は筋肉をつけたい女性に向けて書いていきましたが、細くなりたいと思う一歩、細すぎて少し自分の身体が貧相に思えてしまって悩むという方もいます。

理想はそれぞれ違うと思いますが、どちらも考え方を整理してから取り組むとその後の結果も良い方向へ向かうと思います。

一番避けたいことはただがむしゃらにすること、しんどいことを求めてしまうだけでは思ったような結果は得られません。筋肉をつけることはしんどいこともありますが、一番重要なことは適切な刺激を加えることです。

筋肉を膨らませるという発想を持ち、自分の理想の身体に近づけるヒントになればうれしく思います。

では最後に今日のまとめをお伝えしていきたいと思います。

  • 現代人は静物化し筋肉が硬くなっている
  • 硬くなった筋肉は緩めると膨らむ
  • 筋肉が膨らむと健康的に見える
  • 細すぎて悩む方は、筋肉をつけるだけではなく膨らませることも考えられる

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

理解しておきたいウォーミングアップ時のストレッチについて

しゃがむ深さ

練習前や試合前に必ず行われるウォーミングアップですが、競技種目や各チーム・個人によってそれぞれ内容は異なります。その内容の多くは伝統的に行っているものや、流行りを取り入れたもの、または誰かに教えてもらったものなどさまざま。

僕自身も高校のときに行っていたウォーミングアップは、どのような意味があるのか細かくは理解していませんでしたが、身体を動かしやすくするために行っている、その程度の理解でウォーミングアップをこなしていました。

ウォーミングアップのときに、よくストレッチも行っていましたが、何気なくしているストレッチの内容によっては筋力の低下が起こると言われています。

そのため、ウォーミングアップ時のストレッチの是非についてさまざまな見解がなされるようになり、選手自身ももしかするとストレッチはマイナスになるかも?という認識を持たれている方も増えてきています。

今日はこのウォーミングアップ時に行うストレッチについてお伝えしていきたいと思います。

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一般的に行われるウォーミングアップの内容について

高校時代僕は野球部に所属していましたが、そのときのウォーミングアップは、

  • ランニング
  • 体操
  • ストレッチング
  • ダッシュ

このような流れが基本であり、キャッチボールの前に肩周りの体操を加え、そこからキャッチボール、バッティングと続いていくのが基本の流れでした。

みなさんが経験しているウォーミングアップの内容も以下のような流れになっているのではないでしょうか?

ランニング

ランニングと足首の痛み

グランドなり、校舎の周りなどを3~5周走って身体を温める。

現役時代のことを思い出すと、練習がきつかったのでウォーミングアップではいかに身体が疲れないように走るか、そのペースを保つかを考えていたように思います。時に疲労が溜まっていると感じたときは、グランド1周で終わったときもあったぐらいです。

この3~5周というのは、意味合いはあまりなく、“とりあえず”これぐらいを走っておけばというぐらいの感覚で走っていたと思いますが、本来は意味があることで、この周数もある理由から決定する必要があります。

多くの選手はもしかすると、同じような感覚で走っているかもしれません。

スタティック(静的)ストレッチング

ランニングが終わると、地面に座り前屈をしたり、開脚をしてスタティック(静的)ストレッチングといって、みなさんが理解されているあるポージングをとり、筋肉を伸ばし続けるようなストレッチングを行います。

ストレッチング

方法はいいとして、冬の寒い時期でも同じように寒風が吹く中で、夏場と同じようにランニングでせっかく身体が温まったのに地面に座ってストレッチングをして身体を冷やしている選手もみかけます。

ダイナミック(動的)ストレッチ

続いて、いわゆるラジオ体操のような身体を動かしながら筋肉を緩めるストレッチを行っているかもしれません。

スタティックストレッチングと順番が逆のところもあると思いますが、このような体操を行っている選手をよくみかけます。

体操

ペアストレッチング

個人で行うストレッチが終われば、次はペアになって行うストレッチングに移っている光景をみかけます。

ペアストレッチ

ダッシュやランメニューに移行

上記のようなストレッチが終われば、次はダッシュをしたり、僕は野球をしていましたので、その野球で使う動きを取り入れたランメニューをこなしていました。

ダッシュ

このような流れが一般的というか、多くのチーム、部活でみかける機会があり、もちろん素晴らしい内容でされているところもあると思いますし、すべてが間違っているということではないと思います。

ここで大切なことは、今行っているウォーミングアップの内容は、どのような目的を持ち、どのような意図で、どのように行っているのか、そういった点を理解した上で実践しているのか。

それともこれまでチームが行ってきたことを継続的にこなしている状態なのか、これらは大きな違いになります。

ウォーミングアップは軽視されがちですが、自分が持っている力を発揮するため、またケガを防止するためには重要な位置をしめます。

さて、次はウォーミングアップ中に行うストレッチの是非について、研究結果をもとに現場でどのような内容をすればいいのか、そのあたりについてお伝えしていきたいと思います。

 

ストレッチの研究から見えてきたこと

2000年以降、数多くのストレッチに関する研究が行われ、その結果がトレーニング系の雑誌などに掲載されています。

そのひとつを参考にストレッチの是非について考えてみたいと思いますが、研究内容は以下の通りになります。

■2010年9月号 トレーニングジャーナルの内容より

スタティック(静的)ストレッチングはパフォーマンスを低下させるのか?ということをテーマに書かれています。

siatrasら(2008)は膝関節伸筋群に対して、10、20、30秒、及び60秒のスタティックストレッチングを実施した場合と実施しなかった場合とで、筋力に及ぼす影響を検討し、30秒及び60秒では筋力が低下したものの、10秒及び20秒あるいはストレッチングを実施しなかった場合では、低下しなかったことを報告しています。
(中略)
一方、同じ膝関節伸筋群を対象としたOguraらの研究(2007)では、60秒のスタティックストレッチングを1セット実施した場合は等尺性筋力が低下したものの30秒を2セット実施した場合では低下は見られなかったことを報告しています。

ここで書かれていることは、30秒以上のスタティックストレッチングを行った場合に、筋力が低下したケースとしなかったケースがあるということが書かれています。

統一された見解がなされていませんが、ただひとつ明確になっているのは、スタティックストレッチングをしても筋力が向上することはないということです。

そのため、スタティックストレッチングは筋力が低下するリスクがあるという見解がある認識が強くなり、現場で指導する立場の方の判断次第で活用されたり、活用されなかったりしています。

またダイナミック(動的)ストレッチは、筋力低下が見られないということも書かれており、僕自身このようなデータをもとに、現場ではダイナミックストレッチをウォーミングアップの中に組み込み、指導しています。

 

ダイナミックストレッチで筋肉を緩ませる

ダイナミックストレッチはいわゆるラジオ体操のような、関節運動を行って筋肉を緩めるストレッチになりますが、ラジオ体操で筋肉が緩むイメージがあるでしょうか?

僕は学生時代、体育の時間に毎度やらされていましたが、非常にしんどかったことを思い出します。

これは身体の動かし方が原因で非常にしんどいように動かしてしまっていたこともひとつの原因ですが、人間の身体は楽に気持ちよく身体を動かすことで筋肉が緩んでいきます。

そのために知っておくべきことは、人間の身体の構造であり、関節の構造です。自然に動ける角度は決まっていて、それをしっかり理解すれば関節運動で筋肉を緩めることができます。実際にひとつの例で理解していただきたいと思います。

リラックスして気持ちよく動かせば筋肉は緩む

まず、左右の肩周りの硬さや張り感を感じていただくために、軽く肩を動かしたり、腕をいろんな方向に動かしてみてください。

体操

身体の現状が確認できたら実際に、動きの中で筋肉を緩めていきたいと思います。

片腕を胸の前に伸ばします。このとき手はみぞおちの前ぐらいにくるように少し斜めに伸ばすイメージを持っておいてください。

前

そこから肩を軸に、腕を振りこのように前後に軽く動かしていきます。

前にならえ

このとき、腕を振るというイメージではなく、肩を軸にただぶらんとぶら下がっているようなイメージで動かします。

肩関節の自然な動きというのは、みぞおちの前ぐらいに伸ばした腕は、ポケットをこするように後方に振られ、後方では少し外側に触れていきます。

ポッケ

肩の動き

肩の位置が前方30度の位置にあるため、人間の腕は本来まっすぐには動かす、このように斜めに動くことが自然です。もし日頃からまっすぐ前後に腕を振ってしまっている方は、それが原因で肩周りが緊張してしまい、肩こりなどの原因になっている可能性があります。

さて、腕を振りこのように前後にリラックスして振っていただきましたが、いかがでしょうか?1分ぐらい動かした後、肩周りや腕の動きやすさなどをやる前と比べてみてもらうと動かしやすく、筋肉が緩んでいることがわかると思います。

このように人間が持つ自然な動きを行うことができれば、筋肉を緩めることができ、ダイナミックストレッチではこのような関節運動を行い、筋肉を緩め、その後に行うプレーがしやすい、動きやすい状態を作っていきます。

 

ダイナミックストレッチの実践例について

では、具体的にどのようにダイナミックストレッチを行っていけばいいのでしょうか?

手順について

ダイナミックストレッチは、基本的に上から下に向かって動かしていきます。

  1. 肩(首)
  2. 脊柱
  3. 股関節
  4. 膝関節
  5. 足関節

大きな流れはこのような手順で行います。考え方はさまざまですが、この手順をとる理由は、筋肉は脳が支配しており、脳の緊張は全身の筋肉の緊張につながります。

そのため、頭に近いところを緩めることでより下肢は緩みやすくなると思いますが、下肢を緩めても上半身や首などが緊張していれば再度下肢が硬くなる可能性があるため、手順としては上から下に行っていきます。

ダイナミックストレッチについて

すべての動きで共通することは、リラックスして気持ちよく行うことです。関節可動域などはそれぞれ異なっているため、一番は気持ちよく動かせるご自身の感覚を大事にしてください。

肩周りの動き

肩甲骨を動かしていきますが、みぞおちに溝を作るように軽く背中を丸めます。それができたら、みぞおちを突き出すように肩甲骨を寄せていきます。この動きを10回行います。

内転

内転

続いては、先ほどの動きに腕の動きを加えていきます。手の甲と甲を合わせるように腕を軽く内側に捻り、背中を丸めます。そこから手のひらを外に開くように胸を開き、肩甲骨を軽く寄せていきます。この動きを10回行います。

外転

内転

続いては、身体の前側で腕を回していきます。一般的には、腕を背中側に持っていくことが多いのですが、そうすると緊張しますので、身体の前側で引っ掛かりを感じない位置で回していきます。

前回しができれば、後ろ回しを行い、各10回ずつ行います。

腕回し

腕回し

イメージとしてはこんな感じになります。

体操

脊柱の動き

続いては、脊柱周りの筋肉を緩めていきます。

まず、足を肩幅に開き軽く膝を曲げます。そこから気持ちよく前屈できるところまで前屈し、小さくバウンドを10回していきます。

前屈

続いては、へそを軽く前に突き出すようにし、元に戻すような後屈を10回していきます。

後屈

続いては側屈ですが、側屈をする場合、まず側屈する側とは逆側に骨盤をスライドさせ、身体を倒していきます。

そうすることで、より体側全体をストレッチすることができます。これを左右10回ずつ行っていきます。

側屈

次は、回旋という捻りの動きです。まず、回旋する方の脚に軽く体重を乗せ、そこから身体を捻っていきます。

回旋

回旋

股関節の動き

股関節の動きは、屈曲伸展といって脚を前後に動かす中で、外旋、内旋の動きも加えていきます。

まず片脚でバランスをとり、浮かせている脚の股関節から脚がぶら下がっているようなイメージを持ちます。そこから振り子のようなイメージで脚を前後にスイングしていきますが、脚が前に来たときは、つま先を軽く開き、外側に開きます。

後方に来たときは、つま先を内側に向け、外に開きます。くの字を描くように脚を前後に動かし、これを10回行っていきます。

股関節

股関節

続いては、脚を左右にスイングしていきますが、これも股関節から脚がぶら下がっているイメージを持ち、気持ちよくスイングできるところで動かします。

股関節

股関節

続いては、伸脚を行いますが、脚幅を大きく開き、片脚に乗っていくようにしゃがみ込みます。

伸ばした側の足のつま先は天井に向けるようにし、体重を乗せる側は、踵に体重を乗せ、つま先と膝の向きを同じ方向に向けしゃがみ込み、小さく10回程バウンドするように動きます。

伸脚

ここまでご紹介した内容+αをしていただくことでより筋肉は緩み、動かしやすい身体になりますが、一連の流れはこのような手順で行っていきます。

 

ウォーミングアップの内容は無限

ここまで実践例を含めたストレッチの是非や具体的な方法についてお伝えしてきましたが、ウォーミングアップの目的は身体を温め、神経の亢進をはかり、その後に行う練習なり、試合で動かしやすい身体の状態で入っていけるようにすることです。

そのためには、身体を温め、ダイナミックストレッチなどで筋肉を緩め、競技別の専門的なウォーミングアップを行ったりしますが、その内容はすべては目的次第です。

身体を動かしやすくすることだけではなく、練習時間に限りがある場合などはトレーニングを行ってしまうこともあります。

○○が最善ということもなく、よりチームや個人に合ったことをすることが重要です。

その中で、スタティックストレッチングを30秒以上行ってしまうことは筋力の低下を招く恐れもあると言われており、ダイナミックストレッチなどで身体を動かしながら筋肉を緩めることが重要です。

試合前のストレッチで、結果的に力が出せず、負けてしまう可能性もあります。そのあたりを整理していただき、日頃のウォーミングアップに活かしていただければと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日は主にウォーミングアップの中で行うストレッチについて整理をしていきました。

伝統的に行っていることが適切だということでもなく、ウォーミングアップは何のために行うのかということを理解した状態とそうでない状態では、結果も大きく異なってしまいます。

今回の内容でそのあたりを整理していただくきっかけになればうれしく思います。

では最後に今日のまとめをお伝えしていきたいと思います。

  • スタティック(静的)ストレッチングは筋力の低下を招く可能性があるが向上はしない
  • ダイナミック(動的)ストレッチは筋力の低下を招く可能性が低い
  • 人間の身体は構造上、動きが決まっている
  • リラックスして気持ちよく身体を動かせれば筋肉は緩む
  • ウォーミングアップの内容は無限にある

このような内容でお送りしました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ジムでみかけるレッグエクステンションの使い方と膝痛の改善について

レッグエクステンション

ジムにはさまざまな種類のマシンがあり、ジムに通っている方は実際に使っている方も多いと思います。

その中のひとつにレッグエクステンションといって、膝を伸ばす際に抵抗が加わり、太ももの前側(大腿四頭筋)のトレーニングとして活用されるマシンがあります。

このマシンを使用される理由はそれぞれ違うと思いますが、使う理由のひとつに『膝痛を改善したいから』という声があります。改善したいからこのマシンを使用しているわけですが、このマシンの使い方を知らなければ、膝痛を改善することができないばかりか、逆にさらに痛めてしまう可能性もあります。

なぜそのようなことが起こってしまうのでしょうか?今日はそんなレッグエクステンションの使い方と膝痛改善の考え方についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/gym”]

 

レッグエクステンションとは?

まず最初にレッグエクステンションという意味についてです。

■レッグエクステンション【Leg-Extension】とは?

レッグ=脚、エクステンション=伸ばす、脚を伸ばすという意味があり、膝を伸ばすようなエクササイズをレッグエクステンションといい、ジムのマシンにもレッグエクステンションと書かれていると思います。レッグエクステンション

主に大腿四頭筋の筋肉を鍛えるために使用されるマシンになります。

 

一般的に言われるレッグエクステンションの使い方について

ジムでトレーニングをしているときに、スタッフの方がレッグエクステンションの使い方を説明しているところを見ると、このような説明をされていました。

『つま先をまっすぐ天井に向けるように膝を伸ばしきりましょう。』

レッグエクステンション レッグエクステンション

このような説明をしているところも多く、この説明はマニュアル化された説明だと思います。一見正しそうな説明ですが、どのような目的を持っているかでこの膝の伸ばし方では膝が歪んでしまう可能性もあり、膝の痛みの改善を目的にしている方は、おそらくこれでは膝の痛みを改善することはできません。

膝を伸ばす“だけ”のようなマシンであり、エクササイズですが、膝の曲げ伸ばしは実は複雑です。これを知っているのと知らないのでは、大きな差が生まれてしまいます。

 

膝関節の動きと周辺の筋肉について

レッグエクステンションのマシンを「膝を伸ばすだけ」と思っている方は、ぜひ膝関節の動きを知っていただければと思います。

膝関節の動きについて

膝関節というのは、大腿骨と言われる太ももの骨と、脛骨と言われるスネの骨、そしてお皿と言われる膝蓋骨の3つの骨で構成されています。

レッグエクステンション

基本的な動きとしては、膝の曲げ伸ばしをする関節で、みなさんもそのように認識されていると思います。

膝関節は、ただ曲げ伸ばしするだけの関節ではなく、膝が伸びきる直前から太ももの骨である大腿骨が内旋をして膝関節は伸びきっています。

スネの骨である脛骨は膝を伸ばしきる直前から太ももの骨に対して、外旋をして膝関節が伸びきっています。

少し専門的な言い方をすると、完全伸展する15度手前の位置から大腿骨は内旋、脛骨は外旋するような動きをし、完全伸展をする。ということです。

レッグエクステンション

イメージとすればこのような感じです。つま先をまっすぐ向けた状態で膝を伸ばし切ると、本来は自然に動くと捻りの動きがあるのにその捻りの動きができず、このような動かし方は太ももの内側の部分に刺激を受け、その部分だけポコッと出てしまう可能性があります。また、膝関節は捻じれてしまい、膝上にたるみが生じたり、歪みが生じてしまいます。

脚を細くしたい、痛みを改善したい場合、このような捻じれが生じたり、局部にストレスを受けてしまうことをすると悪影響が出ることもありますので、レッグエクステンションの使い方には注意が必要です。

膝関節はこのような動きをしますが、続いては、筋肉の動きについて見ていくことにします。

膝関節周辺の筋肉について

膝関節周辺の筋肉に大腿四頭筋という筋肉があります。この筋肉は名前の通り、4つの筋肉から構成されているためこのような名前になっています。

レッグエクステンション

骨盤や大腿骨から始まり、膝のお皿を介してスネの骨に付着しています。

先ほど膝関節の動きでも少し触れていますが、大腿四頭筋は膝が伸びきる手前で大腿骨が脛骨に対して内旋することですべての筋肉にバランスよく刺激が加わりますが、つま先をまっすぐした状態で膝を伸ばし切ると、内側広筋と言われる脚の内側の筋肉に主に刺激を受けます。

レッグエクステンション

もし内側広筋だけを肥大させたいのであれば、つま先をまっすぐ向けた状態で膝を伸ばし切ることは適切だと思いますが、目的がそうでなければ先ほどからもお伝えしている通り、膝の伸ばし方を考える必要があります。

 

レッグエクステンションのマシンが膝痛改善に使われる理由

膝の痛みで悩まれ、病院などで診断を受けた数多くの方は、筋肉をつけなさいといわれ、ジム通いを勧められます。

ただ、そのジム通いをはじめても膝の痛みが改善せず、最悪の場合さらに痛みが増してしまったというケースもあります。そもそもなぜ膝を鍛えることが勧められるのでしょうか?

鍛えること=痛みの改善

多くの方は筋トレ依存症と言えるのではないでしょうか。痛みを改善する、ダイエットをする、筋肉をつける、すべてのことに筋トレ=筋肉を鍛えること、つけることが必要だと思っていると思います。

筋肉をつけ、強くなることで痛みの出ない頑丈な身体になるとイメージされているかもしれません。

そもそもの問題ですが、痛みを改善する場合、鍛えることで痛みが改善することもありますが、多くの場合、筋肉を緩めること、身体を整えることで痛みが改善されます。

もしくは、痛みが出ないような姿勢、動作をすることで痛みが改善されます。

その理由は後述しますが、筋肉がつくことで痛みが本当に改善できるのでしょうか?筋肉があるスポーツ選手はなぜ膝を痛めるのでしょうか?なぜ筋力の弱い子供は、膝の痛みが大人よりも少ないのでしょうか?

このようなことを考えると、鍛えることで痛みが改善するということは少し疑問が浮かぶことでもあります。

スポーツ選手と一般人

一般の方と比べるとスポーツ選手は筋肉があり、筋力が高い。それでも膝の痛みに悩まされているスポーツ選手は多くいます。

もし筋肉の多さ、筋力の高低が痛みの程度に変わるというのであれば、ボディビルダーの方が一番痛みがない身体と言えます。逆にお年寄り、子供は痛みを抱えているということになりますが、そうではありません。

痛みに悩むボディビルダーの方もいますし、痛みのないお年寄りもいます。

筋肉の多さ、筋力の高さが痛みの原因ではないとすると、どのようなことが痛みの原因として考えることができるのでしょうか?ここに膝痛改善のヒントがあると思います。

 

膝痛改善の考え方について

膝痛を改善するにはどのように考え、日頃どのようなことに取り組む必要があるのでしょうか?それは、骨に筋肉が付着しているだけけの状態にすることです。

人間の身体はノーマルな状態だと、何も問題はないはずですが、痛みがある、身体に問題があるとなれば、何かアブノーマルなことがあるはずです。そう考えると、このアブノーマルな部分を直し、ノーマルな状態にすれば痛みも改善するのではないでしょうか?

アブノーマルな状態とは、筋肉が過度に緊張したり、身体に歪みがある。そういったことは本来の状態ではないので、こういったことを直し、ノーマルな状態に直すことです。

ノーマルな状態をどのような状態と仮定するかによって、ゴールのイメージは異なりますが、僕はこのイメージを骨にただ筋肉が付着している状態をイメージしています。

筋肉が緊張することで歪む

ほとんどの方の身体は歪んでいますが、なぜ人間の身体は歪んでしまうのでしょうか?それは筋肉が緊張し、筋バランスを崩しているからです。

具体的にどういうことでしょうか?例えば日頃このような姿勢で座っているとします。

レッグエクステンション

スマホを触り、身体を左側に捻るような姿勢をとっているとします。このような姿勢をすることで、頭の位置が前に突き出るような状態となり、首や肩の筋肉が緊張し、背中の筋肉も緊張してしまいます。背中側の画像では、左側の筋肉が縮まり、緊張しているように見えます。

そうすると左側の骨盤は上がっていき、左の肩は下がってしまう可能性があります。このような歪みは、上半身だけの例をあげていますが、立ち上がると重心が左右にずれていたり、身体全体の歪みへと変わっていきます。

このように日頃とっている姿勢、動作に問題があると筋肉はストレスを受け、緊張します。そうすると身体は歪んでしまいます。簡単に言うと筋肉が緊張するから身体が歪む、もしくは身体を歪めることで筋肉が緊張します。

これら緊張している筋肉を緩めることで歪みのないノーマルな状態になるということになります。

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部分ではなく全身の筋肉を緩めることで膝痛が改善する

人間の身体はつながりを持っているため、膝が痛い場合、その周辺の筋肉が硬くなり、その他の筋肉も硬くなっている可能性があります。

直立の状態で、頭を5cm左に傾けてください。そうすると、左側に体重がかかることがわかると思いますが、このように部分的な歪みや捻じれの影響は、その部分だけではなく、全身に影響を与えています。

そのため、膝痛で膝周辺の筋肉の緊張が強いとなっても、その部分だけではなく全身の筋肉を緩め、自然体に直すことで部分である膝も改善します。

先ほどお伝えした骨に筋肉が付着してる状態をイメージし、その状態に直すことで部分の問題も改善します。このように考え、膝痛だから膝周辺を鍛えるだけではなく、まずは全身を緩め、骨に筋肉が付着している人間本来の状態に直すことで膝の痛みが改善すると考えています。

これだけできればいいのかというと、そうではありません。全身の筋肉を緩めることで一時的に痛みは改善しますが、おそらく再発の可能性は高いと思います。それは、膝周辺にストレスを受ける原因があり、その原因をみつけ、改善が必要になるからです。

なぜ膝周辺の筋肉が硬くなってしまったのでしょうか?大切なことは、ここであり、全身の筋肉を緩め、そしてその原因を取り除くことが重要です。どのようなことで膝周辺にストレスを受けてしまうのでしょうか?

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/muscle-loose”]

 

膝周辺にストレスを受ける原因とは?

膝の痛みを改善するためには、レッグエクステンションなどで鍛えることではなく、まず自然体に直すこと、全身の筋肉を緩めることだということはイメージできたと思いますが、そもそもなぜ膝周辺にストレスを受けてしまうのでしょうか?

その原因は日常の動作などに潜んでいます。

階段の上り下り

階段の上り下りの際に膝が痛んで悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

階段の上り下りそのものが悪いわけではなく、そこで行う動作が問題になります。階段を上る際に、問題になるのが階段に乗せた足でグッと踏ん張ることです。

レッグエクステンション

レッグエクステンション

踏ん張ってしまうことで、膝に過度なストレスがかかり、その動作の繰り返しによって膝が痛くなってしまいます。

いくら筋肉を緩めたからといって、このような階段の上り方を繰り返すと再度筋肉が硬くなり、痛くなってしまいます。膝が痛くなるように階段を上っているから膝が痛くなるので、痛くならないような階段の上り方をすれば痛みが出ずに階段を上ることができます。

階段を下りる時の痛みですが、これは主に後ろ側の膝が痛くなることが多くあります。階段を下りるとき、後ろ足は踏ん張るようにブレーキをかけながら階段を下りています。このとき、後ろ脚の大腿四頭筋は伸ばされながら刺激を受けています。

レッグエクステンション

レッグエクステンション

この画像でいえば、左脚の大腿四頭筋に大きなストレスを受けており、このような動作を繰り返すことで膝に大きなストレスを受け、階段を下りるときに膝が痛むということになってしまいます。

ここでも、階段の下り方を改善すれば膝の痛みを感じることなく、下りることができます。

このように、階段の上り下りの動作に問題があれば、膝にストレスを受け、痛めてしまう原因になる可能性があります。

地面をつつくような歩き方、走り方

太ももの前側が張ってしまったり、太くなってしまう原因のひとつに歩き方や走り方がありますが、地面をつつくような着地を繰り返すと、大腿四頭筋に大きなストレスが加わり、太ももの前側が張ってしまいます。

これは走り方にも同じことが言え、地面を突くように着地をすると大腿四頭筋に大きなストレスが加わり、これが膝を痛めてしまう原因となります。

太ももの前側

レッグエクステンション

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/walking”]

エクササイズのやり方

冒頭でレッグエクステンションのやり方について触れていますが、こういったマシンの使い方によっては膝に大きなストレスがかかり、痛めてしまう原因となります。

膝痛を改善するためには、まず自然体に直し、そのためには全身の筋肉を緩めることが必要だということをお伝えしました。

膝が痛くなる原因は、日頃の姿勢や動作でストレスを受け、筋肉が硬くなり炎症を起こすことで発生します。そう考えると、その筋肉に鍛えるような強い刺激を加えると、さらに筋肉は硬くなってしまい、痛みが増してしまうのではないでしょうか?

そう考えると、レッグエクステンションを行うことはこの場合不適切ですし、場合によってはマイナスになる可能性もあります。

またスクワットなどもそうで、身体をどのように動かすのか、その手順ややり方がまずければ膝周辺にストレスを受け、痛める原因にもなります。

エクササイズをどのような目的で、どのように行うのか、それによってプラスにもマイナスにもなるので、エクササイズのやり方は非常に重要になります。

競技特有の動き

スポーツ選手の場合、切り返し動作や踏ん張る動作などが多く行われる種目もあります。バスケットやサッカーなどはそういった場面が数多くあると思いますが、その動作中の身体の使い方がまずいと膝に大きなストレスを与えてしまいます。

フラットに着地することができれば、大腿部全体で衝撃を分散でき、局部的に大きなストレスを受けることがありません。

ただ、それがつま先であったり、母趾球で踏ん張ってしまうと局部に大きなストレスが加わり、それが原因で膝を痛めてしまうことになります。

身体の使い方の例としてこちらを参考にしていただければと思います。 

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/ladder-agility”]

 

膝痛改善には全身を緩め、姿勢・動作を直すこと

ここまでお伝えした通り、膝の痛みを改善するためには、全身の筋肉を緩め、そして姿勢・動作を改善することです。

そうすることで、膝の痛みが改善でき、快適な毎日を過ごすことができると思います。

ここまでを理解していただくと、なぜマッサージだけでは痛みが改善しないのか、整体・整骨院に通うだけでは痛みが改善できないかがわかると思います。

すべてがそうではないと思いますし、素晴らしい整体院・整骨院はあると思います。ただ、大多数の場合、根本原因である姿勢や動作の改善を指導してくれるところが少なく、その改善ができない限り痛みは再発し、一時的に良くなったとしてもまた痛み出してしまいます。

その一番の理由は根本原因である、日頃行う姿勢や動作を改善できていないということがあります。

膝痛改善のためには、レッグエクステンションなどのマシンで鍛えることが重要なのではなく、全身の筋肉を緩め、動作などを改めることが痛みを改善するポイントになります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。膝痛で悩まれている方は、痛みを改善するためにさまざまなことをされている方も多いと思います。

努力されることは素晴らしいと思いますし、改善のためにはそうやって何かをやることは重要だと思いますが、やることの“内容”が最も重要です。同じ時間を使うのであれば、少しでも改善につながることの方がいいはずです。

そのためには、膝の痛みをどのように考え、改善に取り組むのか、そういう考え方を整理することも重要になります。

最後に今日の内容をまとめていきたいと思います。

  • 膝関節は最後の伸展15度で、大腿骨は内旋、脛骨は外旋する
  • レッグエクステンションでは、つま先をまっすぐ向けた状態で膝を伸ばしきると膝が捻じれる
  • 膝痛の原因は、日頃の姿勢や動作で膝にストレスを受けているから
  • そのストレスの原因は、階段・歩き方・走り方など日頃行う姿勢や動作にある
  • 膝痛の改善は全身の筋肉を緩め、日頃の姿勢や動作を直すこと
  • 筋肉を鍛えても膝の痛みが改善しない理由は上記の通りである

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも膝の痛みで悩んでいる方の参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

乳癌を発見し術後8ヶ月。体調の変化とセッションを通じて感じたこと

ランジ

日本の医療は年々進化し、人々の命を救う技術力が向上している一方で乳癌患者は増加の一途を辿っています。欧米の癌患者数は1年で約5%も減っているのに対して、日本は増加し続けているため、欧米と比べるとその差は広がる一方です。

なぜこのようなことが起こっているのか。その答えを導き出すことは非常に難しく、さまざまなことが絡み合っていると想像されますが、そもそもなぜ癌になってしまうのでしょうか?

最近は芸能人の方も癌を公表される方も多く、ここ数日間でもニュースで数多く取り上げられています。

クライアントさんの中にも乳癌を患い、術後8ヶ月を迎え、今は元気に過ごされている方がいます。今日はそんな乳癌の方とのセッションで感じたことなどをまとめていきたいと思います。

 

癌の原因について

現代の医学では、癌の原因は明確に分かっていませんが、著名な疫学者と言われる英国のリチャード・ドール卿は、このように言われています。

■リチャード・ドール氏

『がんの原因の約30%が喫煙、40~50%は食品やそれに準ずるもの(添加物)』

また、国際自然医学会会長の森下敬一氏はこのように言われています。

■森下 敬一氏

『汚れた血液により機能不全の細胞が体調不良や病気の原因なのです。
ガンだけでなく、いろいろな慢性病も、さらには不眠症などの病的症状もすべて同じ仕組みで起こり、病名が異なっても血液の汚れ方、つまり農薬や食品添加物その他の化学物質などの有害因子の違いによって病変の起こり方が異なるだけで、病気はほとんど同様の仕組みで起こる』

森下氏は、食べ物が血液となり、血液が細胞となり、身体を構成しているという考え方をされており、病気の原因は食べ物で、病気を治すのは食べ物だとも言われています。

  • 食事
  • 添加物
  • ストレス
  • 喫煙
  • 遺伝子  など

さまざまな要因が癌の原因だとされていますが、このような意見からもほとんどの方に共通することは食べ物が癌の原因の一つになっている可能性が高いということです。

実際に癌になられているクライアントさんから話を聞くと、共通しているのが食事が乱れていたということです。好きなものを食べ、おいしいという味覚を楽しみことが優先され、身体にとって、健康にとってどうなのかということは二の次になってしまっていました。

そういった少ない現場の声ではありますが、生の声を聞くと食事というのは、癌の原因のひとつとして考えることができます。もちろん癌になってしまう箇所によって原因は異なると思いますが、乳癌の方とのセッションで感じたことをまとめていきたいと思います。

食生活の乱れもそうですが、以前の生活を見ていくと全体的に乱れがあり、それをどのように改善したのか、少しでも参考になればと思います。

 

乳癌が発見される前の生活

乳癌が発見されたのは、昨年末。発見される半年前にも検診を受けていましたが、特に問題は見られませんでしたが、半年後に受けた健診で乳癌を発見。

そこから手術を2回、胸の再建術を1回受けられ現在に至ります。クライアントさんもご自身でおっしゃっていましたが、「健康で過ごせるような生活をしていなかった」と振り返っており、生活全体が乳癌になるような生活をされていたのかもしれません。

好きなものを食べ、飲んでいた

先ほども食事が癌の原因になる可能性が高いということをお伝えしましたが、この方の場合以前は好きなものを食べ、好きなものを好きなだけ飲んでいたそうです。

食事内容も偏っていましたし、インスタント食品を食べるけど、サプリメントを摂っているから栄養は十分摂れていると思っていたそうです。

お付き合いの関係もありますが、外食も多くステーキを食べ、ワインをたらふく飲み、常に自分の気持ちを満たすような食事ばかりをしていました。

塩分の摂りすぎや動物性タンパク質、脂質の摂りすぎは癌になる可能性を高める可能性があると言われています。

食品添加物や農薬の問題もありますし、そういった日頃から当たり前のように口にしているものも血液を汚し、結果発癌する可能性を高めるものでもあります。

乳癌になる前は、このように食事の乱れがありました。

生活習慣が一定ではなかった

お仕事の忙しさもあり、家に帰るとソファで寝てしまったり、パソコンをしながら机に伏せるように寝てしまったりすることも多く、そんなときは夜中に寒気を感じて起き、そこからお風呂に入ってまた数時間寝るという不規則な生活が続いていました。

朝目覚めると当然、身体は硬くなっており、常にだるさの感じる毎日だったそうです。

また朝起きる時間も、毎日変動しており、一定の生活リズムがとれていない状況が続いていました。

ストレスが非常に多かった

ストレスがないということの方が難しいのかもしれませんが、仕事でのストレスが非常に多く、そのストレスを増やさないためにも常に何かをしてしまったり、不安を解消するために活動し続け、それがさらなるストレスになって・・・と、悪循環になっていました。

頭の回転が非常に早く、記憶力も凄く良い方ですが、その頭の中に入れた情報が多いため、整理しきれずそれがストレスになっていたようにも感じました。

またストレスが多いと判断できる材料に、血圧と体温がありますが、血圧90/140で、体温は35.0~35.5度と非常に低く、冷え性にも悩まれていました。ストレス過多になると低体温になってしまい、免疫力が低下するため、そういった側面からも癌の原因になる可能性はあります。

癌細胞は誰しもが持っているものであり、常に5000個ぐらいの癌細部が体内にあると言われ、それが癌として発症しないのは、体内の免疫機能が働いているためです。免疫力が低下してしまうと、癌細胞などを殺すことができずに発症してしまいます。

だからこそ、癌の方にとっては体温を上げるということ、免疫を高めるということは非常に大切なことになります。

運動が苦手でほぼしていなかった

小さい頃から運動が苦手で、体育の時間は常に帰りたいと思っていたそうです。

運動嫌いに拍車をかけたのは、運動をしているときに他人と自分を比べてしまって、それに嫌気がさすとのことで、大人になってからはますます運動から遠ざかってしまったそうです。

そういったこともあり、常に車移動で、歩くということも少なくなり、運動をする機会が非常に少なくなってしまったそうです。

細かいことをあげるとこれら以外にもありますが、大枠としてはこのような生活を送っており、結果的に乳癌になってしまいました。このような状況から乳癌を切除する手術を受けられ、術後生活習慣を変え、食事を変え、これまでの生活を見直し取り組んでこられています。

 

乳癌の術後から変えた生活とその変化

乳癌になれば死を意識する瞬間が訪れ、その恐怖から逃れるために自分自身を見直すことを行うようになります。

健康な時にできれば何もいうことはありませんが、予防と言う観点に疎いのが人間なのかもしれません。クライアントさんは、乳癌発見後ご自身の生活を一新し、食事、生活習慣、仕事への取組みなどすべての面で変化されていきました。

食べ物を選択し、添加物や農薬を避ける

『食べ物が血液を作り、血液が細胞となり、身体となる』そんなことを知ってからはより一層、食事について気をつけなければと思っていますが、クライアントさんの食事を見てみると、野菜はすべて有機野菜に変え、調味料なども添加物の入っていないものへとすべて変えられました。

外食も控え、すべてナチュラルなものへと変えることで、野菜ひとつひとつのうまみを感じられるようになったり、味覚も変わっていきました。

神戸や芦屋周辺では最近、有機野菜などを販売するお店も増え、知っているところだけでも約10店舗以上はあります。

有機野菜が健康にいいと言われていますが、その中でビジネスが絡んでくると、有機野菜に表現が似ているものや減農薬のものが多くみられるようになってきました。価格も有機野菜と比べると50~100円安く、手に取りやすくなるかもしれませんが、そもそもどれぐらいの農薬に対しての減農薬なのか。

そのあたりを精査して購入しないと、減農薬だからと言って身体にいいのかどうかは考える必要があると思います。厳しい基準が設けられ、認定を受けている有機野菜を食べる方が身体によっては安全で、良いのだと感じます。

少し話が反れてしまいましたが、このようにスーパーの野菜から有機野菜、無添加の調味料などこだわった食品を使うようになられていました。

生活全体を見直し、実践している

以前の生活では、仕事で疲れてしまうとソファで寝てしまったり、夜中に目が覚めてお風呂に入るということをしていました。それでは疲労も溜まってしまいますし、朝の快適さも出ません。

まずは寝る時間をきちんと設定し、その時間になると一区切りをつけるということをしていきました。

最初はどうしても寝てしまったり、癖が抜けませんでしたが、徐々にそのような習慣が送れるようになっていき、以前ほど夜中に起きて何かをするということが減り、きちんとベットで朝まで寝ることができています。

生活リズムがある方は、簡単に思うかもしれませんが、一度染みついた習慣を変えることは容易ではありません。クライアントさん自身、前向きに乳癌を捉えられ、改善に向けて頑張られました。

朝のウォーキングを取り入れ、意識的に運動を行う

運動が苦手という方も多いと思いますが、ここでの運動はいきなりダンベルを持って激しく動きましょうということではなく、自分が気持ちよくできることから始めればいいと思います。

健康になるためには、筋肉隆々の身体が必要かと言われるとそうではありません。筋肉が少ないことは健康面でも懸念されることがありますが、適度にあれば健康には問題ありません。

何もしていないところからのスタートでしたので、まずは、朝出勤時に車を使わずに駅まで歩くことにしました。時間にして約20分。これを毎日続けると片道だけで約2時間ぐらいの時間になります。

継続は力なりで、こういった小さいことのように思うことも積み重ねていけば、身体にとっては意味のある時間になります。

毎日歩くようになってからは汗をかきやすくなり、汗をかくと爽快感も出てきて、気持ちよく続けることができています。

循環の改善を行い、体温が上がった

ストレスが多く自律神経のバランスが崩れ、低体温になっていました。

セッションの中では、自律神経のバランスを整えるためにリズミカルに身体を動かしたり、一定のリズムで振動を与えたりしていました。また筋肉も硬かったため筋肉を緩めるために、筋肉を揺らすなどを行い循環の改善も図っていきました。

すると、術後3ヶ月後ぐらいには36.0度を超えるようになり、それ以後は36.5度前後を推移しています。

このように、健康のために勧められることばかりであり、おそらくこのような内容を知っている方は大勢いると思います。知っているけど実際に行動している方は、知っている方と比べると圧倒的に少なくなります。

さまざまなことに共通することですが、知っているだけでやらないのは、知らないのと同じと言われるように、行動しないと身体も変わりりません。これもわかってはいるものの、実際に行動に移すためにはハードルが高いのかもしれません。

乳癌の方だけでなく、何かを目指す方に共通することは必ず行動することです。

 

乳癌の方へ。見直したい食事と循環について

ここまでは、セッション前後でクライアントさんの生活などを通じて感じたこと、実践したことですが、実際に乳癌になられた方、またはその他の癌になられている方は、非常に慎重になり、何をしたらいいのかもわからないという方もいると思います。

前述の森下氏も自身の書籍の中で、癌は治るということを言われていますが、前向きと言う言葉を安易に使いたくありませんが、現実と向き合うことが必要だと感じました。

クライアントさんもですし、実際に癌になられてご連絡をいただいた方も数名いますが、やはり癌に対しての恐怖心から前向きになれないこともあります。ここからは食事などの考え方について少し深堀していきたいと思います。

細胞は食べ物からできている

人間の身体は約60兆個の細胞でできていると言われていましたが、2014年にある学会で発表されたのが、人間の身体の細胞は約36兆個だということです。そのうちの約27兆個が赤血球だそうです。

赤血球はみなさんもご存知の通り、血液の中に含まれる成分で、身体の多くの割合を占めているということです。

人間の細胞はどこからともなくできるのではなく、口から食べる物で造られますが、この食べ物が血液となり、血液が体細胞になるということが森下氏の考え方です。

言葉としては何度も耳にすることですが、これを整理して考えていくと病気の原因はすべて食事だという見方もできることになります。

血液は腸で造られる

ここで少し疑問に思うことがありますが、食べ物が血液となると言われても、そもそも血液は骨髄で造られるというのが一般的な考え方ですし、常識なのかもしれません。

それを考えさせる話がありますが、カエルの子供であるおたまじゃくしは心臓と腸ぐらいしか身体にはありませんが、カエルとほぼ同じ数の赤血球を持つそうです。骨もないのに、血液が作られているということから骨髄で血液が造られるということに疑問符が打たれることになります。

戦後の日本は非常に貧しく、食物も本当に限られた中で生活をされていたそうですが、両腕、両脚を切し苦しい生活を乗り切った方もいらっしゃったそうです。

身体の約9割の骨髄を失い、懸命に生きた方の血を採血すると不自由のない方と比べると同じ赤血球の数で血色も良かったそうです。このことから、人間の血液は骨髄ではなく、腸で造られるということが考えられるきっかけとなりました。

ただ、完全に骨髄で造血されないということではなく、骨髄では腸での造血が何かしらの理由でできなくなった場合に備えて、造血できる能力があるそうです。このようなことから腸で血液が造られるということを知りました。

これをなぜお伝えしたかと言うと、腸で造血されるということは食べ物から血液が造られるということがイメージしやすく、日頃どのような食材を食べているのか、そして、その中に含まれる添加物、農薬が血液に混ざり、それが病気などの原因になっていると言われています。

汚れた血液が病気の原因になる

血液が細胞となるのであれば、この血液が綺麗な状態であれば細胞も元気で健康な状態になるというのは想像しやすいですが、日本国内で使用されている食品添加物は、既存添加物(天然)が365種類、指定添加物(合成)が438種類の計803種類ということで、この数は世界第1位になっています。

また野菜に含まれる農薬、出荷される前に野菜を洗う洗浄剤など、僕らの身体の中には知らず知らずの上にこのような物を食べ、それらは血となり、肉となっています。

これらの化学物質が体内に入り、血液となっていくわけですが、その過程で血液が汚れてしまいます。この汚れた血液が細胞へと変わっていきますが、この細胞になる際に化学物質の影響で癌細胞になってしまったり、その他の病気になってしまうそうです。

どのような病気になるのかは、体内に入ってきた化学物質の種類によって異なるそうですが、このように考えると癌などの病気は食べ物でなり、予防の観点で言えば食べ物で病気は予防できるということになります。

細胞は一定の周期で入れ替わる

現在は健康食が流行っていますが、無添加の調味料、農薬を使用していない有機野菜などを摂ることできれいな血液を造ることができます。

病気になってしまった方の場合、細胞は身体の部位によって期間は異なりますが、一定の周期で入れ替わります。またもし乳癌などの病気になってしまった場合、ファスティングや断食、玄米菜食にすることで身体は浄化され、健康体になると考えられています。

このようなことから、乳癌などの癌やさまざまな病気を治すこと、また病気の予防には食事の内容を変え、添加物や農薬など血液を汚してしまうものを取り除くことでよりきれいな血液が造られ、元気な細胞ができ、健康な身体になるということです。

循環を良くしておくことも必要になる

川の水は止まってしまうと腐ってしまうが、流れ続けているために腐ることはありません。人間の身体もほぼ水分でできており、体内の循環が悪くなることは不健康になりやすい環境になってしまいます。

また循環が悪くなることで、細胞へ運ばれる栄養や酸素量が低下し、老廃物や二酸化炭素を排出されづらくなり、細胞自体にも元気がなくなってしまいます。

そのため、癌の方に限らず健康を維持するためにはいかにこの循環を良くし、細胞を元気に保つか、そういったことを考えて日々過ごす必要があると思います。

 

まとめ

乳癌の手術から約8ヶ月。現在もセッションを継続されており、体調の変化などについても追っていますが、仕事の都合などもあり、時に体調が悪くなるときもあります。

そのときは無理をしないようにし、仕事ですので調整できないこともありますが、客観的な意見をお伝えしています。

先ほどもお伝えしましたが、クライアントさんは前向きに病気と向き合い、自身の生活を改めて、食生活を改善することで現在は元気に過ごすことができています。

人間の身体を構成する基本は、食べ物であり、瞬間的な欲求を満たす幸せを感じることも必要だと思いますが、そればかりが続いてしまうと病気の原因になってしまう可能性も秘めています。

みなさんがより健康で過ごせるように、今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

モートン病の手術をしても痛みが出続けた原因と改善について

モートン病と言われる足部の痛みを抱える高齢の女性からご相談があり、手術を受けたが一向に痛みが引かないということで、さまざまな病院や治療院などを周り、それでも改善しないためジムに通い、そんな流れの中で僕のところに来られた方がいます。

モートン神経腫を取り除き、それでも痛みが残ってしまって「もしかすると自分は何かに憑りつかれているのでは・・・」と考えてしまうほど、痛みの原因が分からないまま過ごされ現在に至ってしまったそうです。

手術をしてもなぜ痛みが残ってしまったのか、セッションを行う中で痛みの改善が見られるようになり、そこで感じた痛みの原因と改善について今日はお伝えしていきたいと思います。

 

モートン病とは?

モートン病とは、足の第3~4中足骨間に出る痛みやしびれの出る神経症状のことで、わかりやすく言えば、足の中指と薬指の骨と骨の間に痛みが出る症状のことをモートン病と言います。

モートン病は、第3~4中足骨間で起こると言いましたが、第2~3中足骨、第4~5中足骨の間でも起こることがあり、足の骨と骨の間に痛みが出る場合、モートン病の可能性があります。

モートン病

なぜモートン病になってしまうのでしょうか?それは、足の前側に体重がかかり、局部にストレスを受けることで炎症が起こりモートン病になってしまいます。そのため、改善のためには、異常体重を直すことが必要で、局部的にストレスを受けているため、足裏全体で体重を支えらえられるようにすることが必要です。

 

モートン病になる原因

もう少し具体的にモートン病について見ていきたいと思います。

人間の足には4つのアーチがある

人間の足には4つのアーチがあり、このアーチを保つことで衝撃を吸収する役割を担っています。イメージとすれば、手の平に水滴を溜めるような形で、その手を平らな場所に置きます。

モートン病

モートン病

置いた手の平全体を真下にグッと押すと少し手が横に広がり、作っていた高さが沈むのがわかると思います。人間の足でもこのようなことが起こっており、この4つのアーチを保つことで、衝撃を緩和し、筋肉などにかかるストレスを分散しています。

そのアーチというのは、横2つ、足の甲に2つあります。

モートン病

モートン病

モートン病

先ほど、手のひらを真下に押すということをしましたが、このとき全体がベチャっと沈み込みました。どこか一点が沈み込んでしまうような動きだと、その一部分に大きなストレスを受け、モートン病はつま先の一点にストレスを受けるため発生してしまいます。

衝撃を緩和するためには足裏全体にストレスが分散される方が、身体にかかるストレスも軽減されます。では、そのためにどこに体重を乗せればいいのでしょうか?それを知るためには、足裏にかかる体重の分布を知ることです。

足裏にかかる体重の比率

マルカルドの体重分布図というものがあり、その考えを参考にすると、以下のような体重分布になります。

体重分布

足裏にどのように体重が乗るのかということを表した図ですが、踵20%:母趾球17%:小趾球13%=片脚50%、両脚で100%になるようになっています。

このような体重分布になれば、先ほどお伝えした足裏全体で体重を支えることができ、ストレスも一部分に集中せず分散されます。

ただ、ここでおさえておかなければいけないことは、人間は1つのことしか意識できないということです。この3点支持をするためには、どこか1点に意識を向けて立つとその部分に体重の比率が偏ってしまいます。ですが、3つ同時に意識することはできません。

そのために、どこか1点に意識を向けることでこの体重分布にならないかどうかを考える必要があり、その1点の場所というのがこの脛骨(すねの骨)の真下になります。

体重支持ポイント

脛骨(すねの骨)の真下の位置で立つことで、骨を感じることができ、全身の緊張が緩んだ状態であればこの点で立つことできます。

もしモートン病でつま先に痛みがある方は、この位置で体重を支持することでつま先部分へのストレスは軽減され、アーチが崩れている方の場合、元に戻っていきます。

モートン病の原因は体重のかかる位置が問題

ここまで4つのアーチ、体重分布についてお伝えしてきましたが、モートン病の主な原因は、痛みが発生している箇所にストレスを受けるような姿勢や日常動作を行っていることが問題です。

相談に来られた女性の方は、以前はヒールを履いて仕事をされており、そのヒールの先端は細くなっているものでした。

先端が細くなっているヒールを履くと足趾が内側に寄ってしまい、サイズも少し小さかったようでハンマー足趾という足趾が曲がってしまう症状も見られました。サイズの合わないヒールやシューズを履いていると、足裏にかかる体重は、一部分でストレスを受けてしまい、つま先に体重がかかってしまうことでモートン病のような痛みが生じたと考えられました。

言い方を変えると、痛くなるように立ち、歩いていたということであり、痛みの発生しているところに体重がかかっており、異常体重だったということです。

 

モートン病の手術をしても痛みが改善しなかった理由

この女性は、5年前にモートン神経腫を取り除く手術をされており、そこからの経過を聞くとこのような流れが見えてきました。

術後のリハビリは足趾でタオルを握ること

タオルギャザーといって、タオルの上に足を置き、足趾でそのタオルを手前に引き寄せるようなエクササイズですが、術後は足のアーチが下がっているということで、このタイルギャザーをするように指示されていたそうです。

モートン病

モートン病

この方の場合、術後から一度も足の痛みが引くことがなく、常に何かしらの痛みを抱えている状態でした。そんな状況のなか指示されたタイルギャザーを継続していても、一向に痛みが改善し良くなる気配がないばかりか、次第に痛みが増すようになり、不安も増していったそうです。

インソールを勧められる

インソール

痛みが改善しないことを医師に相談すると、インソールでいいのがあると勧められ、それを購入して使用し始めたそうです。

モートン病になると、インソールやパットを活用して落ちてしまったアーチを上げると痛みが改善することもありますが、今回の場合それが逆効果となりました。

インソールについているパットが踵と母趾球にあり、これで改善ができるのでは、と期待を込めて使用していたそうですが、履けば履くほど痛みがある箇所にストレスがさらにかかっている感覚があり、痛みも改善されなかったそうです。

これは当然で、このとき使用していたインソールを見せていただきましたが、踵と母指球にパットが入っており、インソールを履くと痛めている箇所に体重がかかるような設計になっていました。他の種類のインソールも勧められ、自分に合ったインソールをみつけるために、約25セットぐらいのインソールを購入されていました。

実際にお持ちいただきましたが、どれを履いても痛みが改善することはなかったそうですし、すべての形を見て、どう考えても上記の体重分布ができるような設計にはなっていませんでした。

術後に痛みが改善しなかった、または痛みが増してしまった原因のひとつにこのインソールがありました。

脚長差があるため骨盤を矯正するパットを使用

パット

インソールと同じタイミングで勧められたのが、お尻の下に敷くパットで、骨盤の高さが異なるためそれを敷くことで身体は整うということで購入されたようです。

確かに骨盤の高さは違い、脚長差がありましたが、これを敷いた側の腰や肩に張りが出て、座布団代わりに日頃使用すると身体がしんどくなったそうです。

それもそうで、骨盤の歪みが起こっている場合や、部分的な歪みがある場合、その部分が単体で歪むということは難しいものです。部分の歪みがある場合、全体の歪みがあるため、その影響を受けて現状の歪みの形となります。

そのため、部分だけをどうこうするよりも、全体を一度整え、自然体に直すことが必要です。

実際に、自然体に直し、何もないところに座っていただくと、身体も楽になり、再度このパットの座っていただくとどれだけ不自然かが理解していただけましたが、このパットも身体の緊張を増すアイテムとなっていました。

術後に行ったのはこれだけ

術後に行ったことは、タイルギャザーとインソールやパット敷くということだけで、それ以外は何もしていないそうです。

このように術後を送られており、痛みが改善しない日々が続き、手術とすれば改善するという希望が徐々に薄れ、また手術を前のような不安が襲ってきたそうです。

 

この方がモートン病になった理由

たまたまモートン病のことについて調べていると、僕のブログを見つけられ来られるようになったのですが、この女性からさまざまな話を聞く中で見えてきた原因がありました。

10年ぐらい前に外反母趾になる

外反母趾

まず最初に足に痛みを覚えたのは、10年前の外反母趾が原因だったそうです。この時期に仕事の内容が変わったそうで、そのタイミングから今まで履いていなかったヒールを履くようなったそうです。

慣れないヒールを履くと、つま先は狭く常に母趾は痛かったそうです。何も考えずに歩いていると、母趾周辺がヒールに当たり痛みが出るので、それを避けるように小趾側から着地するように歩いていたそうです。

そもそもの問題はここからだと感じていましたが、このときにつま先の少し外側で着地するようになり、それが癖づいていったそうです。

着地をすると足が痛み出した

今から約7年前にこれまで外反母趾の痛みしか感じていなかったのが、突然足のつま先に感じるようになり、その頃仕事の忙しさが増し、外に出歩く機会が増えていったそうです。

その頃感じていた痛みというのは、着地をするタイミングで痛みが走り、ヒールを履いていない時に着地をしてもあまり痛みを感じていなかったそうです。

問題はヒールを履いている時の着地にあったと思います。

この時期辺りから外反母趾の改善と共につま先に出る痛みを改善するために、整骨院や整体、鍼灸院などに通いだしたそうで、どこかの院で「筋力が弱いから痛めてしまう」ということを言われ、そこから鍛え始めたそうです。

仕事のストレスで睡眠障害に

整骨院などにも通っていましたが、仕事の内容が大きく変わり、非常に大きなストレス抱えるようになってしまい、気持ちの余裕がなくなりどこにも通わなくなってしまい、つま先周辺の痛みがどんどん増してきてしまったそうです。

ストレス過多のため、夜も眠れなくなってしまい、現在でもお薬を飲んで寝るようにしているそうです。

大きなストレスを受けることで、気持ちの余裕もなくなり、一時期は何もする気持ちが起こらず、でも足の痛みは悪化していき、そして最終的に病院へ行き、モートン病と診断され、手術に至ったそうです。

このような経緯でモートン病になってしまい、痛みに悩む日々が続いているということです。

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モートン病の改善について

このようなことをクライアントさんからお聞きし、痛みの原因は異常体重の他にも考えられることがあり、実際にセッションを行っていきました。

全身の筋肉を緩め身体を整える

身体調整

まず行ったことは、全身の筋肉非常に硬く、冷え性であるということで、全身の筋肉を緩め、循環の改善を行っていきました。

ご自宅で寝るのは非常に時間がかかるということをお聞きしていましたが、セッションで身体を緩めていると10分もたたないうちにいびきをかきながら寝られていました。

全身の筋肉を緩めることもそうですが、自律神経のバランスの乱れがあることも想像でき、一定のリズムで身体を揺らしていると気持ちよくなっていったそうです。

このようにまずは身体の筋肉を緩め、興奮状態にある身体を緩めていきました。

立ち方、歩き方を変える

立ち方

歩き方

調整が終わると、足首をテーピングでロックし、脛骨の真下を理解しやすいように固定していきました。

その状態で鏡の前に立っていただき、現在の立ち方のどこに問題があるのか、筋肉が緩むとどのように変わったのかを確認しながら立ち方への理解を深めていただきました。

はじめてこられたときに足部のアーチを確認しましたが、前側が落ちてしまい第3~4足趾辺りに体重がかかっていましたが、それをテーピングを貼ることで自然と踵で立つことがわかりやすく、そうすると立っても足を痛みを感じずに立つことができました。

そこから歩き方をお伝えし、重心を前に運ぶように歩くだけだとお伝えしましたが、以前は踵から着地して、つま先で地面を蹴るということを意識していたそうで、すごく楽に歩けるようになったとのことでした。

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インソールをやめる

これまでさまざまな形のインソールやアイテムを勧められるがままに使用してきていたそうですが、先ほどお伝えした体重支持ポイントを理解していただくと、使用してきたインソールがいかに合っていなかったのかがわかり、以後使用するのを辞めました。

すると、1週間に1回のセッションでしたが、インソールを使用すると痛みが再発し、インソールを使用しないと痛みが改善されることが改めてわかりました。

自分に合ったインソールやパットを使用すると痛みの改善ができるはずですが、この方が使用しているものはほとんど身体に合わないものばかりでした。

自律神経を整え、脳に快の刺激を加える

こういった身体に対してやアイテムについてご指導することで、改善がみられてきましたが、そこから日頃から脳に“快”の刺激を加えられるようにしてほしいとお伝えしました。

この方は多趣味、陶芸をされたり、ご友人と話をしたりすることが楽しいそうで、これまで以上にそういう時間を多く作って楽しんでくださいとお伝えしました。以前通われていたところでは、外出さえも控え、できるだけ安静にするようにと言われたそうで、今回こういうご提案をすることで気持ちがスッと楽になったそうです。

自分の趣味に時間を使うようになってからは、足の状態も良くなっていきましたし、以前まで使用していた睡眠剤の量も減っていきました。

身体のことだけではなく、クライアントさん自身の脳の中を変えてあげることも必要だと感じた時間でした。

現在では、痛みの程度も以前より改善が見られ、痛みが徐々に改善されてきています。主な原因は、異常体重でしたが、そのために日頃行う立ち方、歩き方などがよくなってくると、同じように状態も良くなっていきました。

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長年痛みに悩んでいる方にお伝えしたいこと

痛みのない毎日を過ごしている方には、本当の意味で長年痛みを抱えて悩んでいる方の気持ちがわからないかもしれません。

痛みのない生活をどれだけ望まれているかは、セッションに入る前にさまざまなお話をする中で感じることができます。

長年痛みに悩まされている方は少し信じがたいかもしれませんが、痛みは自分の脳が感じているため、その痛みを忘れることも痛みの改善には重要になることがあります。

紙で指を切っても、気づくまで痛みを感じませんが、切っているとわかった瞬間からヒリヒリ痛みを感じます。これと同じことがその他の痛みにも言え、結局痛みは脳が感じているということです。

そう考えると、ただただ鍛えることをしたり、マッサージをするだけではなく、ご自身が痛みの原因を理解し、そのために何をすればいいのか、どのようにすればいいのか、痛みに対してどのように考えればいいのか、脳の中を変えることで痛みを改善できることもあります。

長年痛みに悩んでいるとそれが癖になってしまうため、痛みを忘れる時間を作ること、痛みが改善できる可能性を見出し、前向きに痛みと向き合うことも非常に大切になります。

ただ方法論だけに目を向けるのではなく、こういった脳の問題も痛みと大きく関わっているということです。

 

まとめ

今回はモートン病で悩まれている方とのセッションについてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?

さまざまな痛みがある中で、改善策の一つにアイテムや道具が勧められることも多々ありますが、本当にそういったものが必要なのかどうか、そのあたりも冷静に見ていく必要がありますし、手術を行うからといって必ずしも痛みが改善されるわけではありません。

今回の内容がモートン病で悩む方の参考になればうれしく思います。

では、最後に今日のまとめをお伝えしていきたいと思います。

  • モートン病とは、主に第3~4足趾間に起こる痛みのことである
  • 原因は、日頃からつま先に体重がかかりストレスを受けているから
  • 改善するには、異常体重を直し、足裏全体で体重を支えること
  • 立ち方・歩き方を変えること
  • 長年続く痛みは脳を変えることで痛みが改善することもある

このような内容でお送りしていきました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サッカー選手へ伝えたいシュートを放つ時のボールの蹴り方について

先日、魚住先生の個人教授を受けさせていただき、その中の内容でサッカー選手のシュート動作についてアドバイスをいただきました。

個人教授で教わったことを参考に指導をしてみると、ボールの蹴る感覚が変わり、選手自身も気持ちよくボールを蹴られるようになり、楽しみながらシュート練習ができているようです。

今日はサッカー選手がシュートを放つ時のボールの蹴り方についてお伝えしていきたいと思います。

 

シュートに勢いが出ない理由

魚住先生から見ると、最近のサッカー選手は身体の真下でボールを蹴っていて、イメージ的にはボールを蹴り上げるというよりもボンッと押し出すような感覚で蹴っているということをおっしゃっていました。

個人教授を受けた後、海外のサッカー選手の動画を見ていましたが、僕が思っていた脚を蹴り上げるような大きな動作をするというよりも、確かに押し出すようにボンッと蹴り出している選手が多いように思います。

こちらの動画をご覧ください。

クリスティアーノ・ロナウド選手のシュートも、ボールをボンッと押し出すようなシュートで、動作もあまり大きくありません。

僕のイメージはボールを蹴った後に脚が蹴り上がり、見た目としても少し派手に見えるような蹴り方をすることでボールに勢いを与えられるとイメージしていました。

シュート

指導している選手にもこのようなイメージを伝えていましたが、個人教授のときに動画で選手の動きを確認していると、選手が蹴るボールの位置が問題だと指摘を受けました。このボールの蹴る位置が問題でシュートを放つ時、勢いがつかないことがわかりました。

身体の前でボールを蹴ることが問題

この選手の問題点としては、ボールを蹴る位置が左足のつま先の延長線上でボールを捉えるように蹴っていました。

シュート

シュート動作は、右利きの場合、左足を踏み込み、そのとき右脚は後方で振り上げられ、そこからボールに向かって振り下ろされてきます。

シュート

シュート

シュート

この脚のスイングが一番速くなる点というのが、ちょうど身体の真下に当たる部分で、そこにボールがあれば最大スピードでボールを蹴ることができるため、その分ボールに勢いをつけることができます。

ただ、この位置が少し前にあるため、最大スピードから減速に入ったところでボールを捉えていたため、最大スピードでボールを蹴ることができず、勢いが失われていました。

フォロースルーを意識させることでも同じことが起こる

打点の少しの違いでボールの勢いが変わってしまいますが、先ほどもお伝えしたように問題点は身体のよりも少し前の位置でボールを蹴っていたことです。

僕自身この問題を改善するためには、フォロースルーを大きくとらせることでボールに勢いをつけられるのではないかと思い、指導していましたが、思ったような成果が得られていませんでした。

フォロースルーを意識させるというのは、ここでいうとボールを蹴った後の動作を大きく、脚を振り上げるようなイメージを持って蹴らせることで勢いがつくと考えていました。

シュート

ただ、このような動作をさせると選手は、ボールと足が当たった後の動作を意識し、その部分を強調するような動作をします。そうなると、実際にボールを蹴る瞬間には最大のスピードではなくなり、これも勢いがつかない原因のひとつになってしまいます。

あくまでもボールを蹴るのは身体の真下であり、身体の前ではないということです。

 

シュートを放つ時のボールの蹴り方について

このような問題点をどのように改善すれば、より良いシュートを放つことができるのでしょうか。それは踏み込み位置を変え、壁を使ってシュートのイメージを良くすることです。

踏み込み位置を変える

先生からアドバイスをいただいたことは踏み込み位置をボールの真横に踏み込むことです。

シュート

以前までは、このようにつま先の延長線上でボールを蹴っていました。

シュート

選手は動きも非常によく、レベルの高い選手ですので、このアドバイスを伝えるとすぐにボールの勢いも変わり、ボールの捉える感覚も良くなったそうです。

このように踏み込み位置を変えることで、身体の真下でボールを捉えることができるようになり、最大スピードでボールを蹴ることができるようになりました。

壁を使ってシュートのイメージを良くする

以前、自分の投球に自信がないという投手に、ブルペンで近めの距離で捕手に投げ込ませたことがありました。近い距離ですので、捕手がボールをミットで受けるといつもよりも大きな音が鳴り、このパチン、パチンという音を聞いて投手は自分の球がいっていると感じたそうです。

そこで自信が戻ってきて、再度マウンドから投げさせると投球のイメージが良くなり、実際の投球も良くなったということが数年前にあったことを思い出しました。

1週間前に指導した野球選手にも同様に、近めの距離で壁当てをしてもらい、リリースした感覚と壁に当たるボールの音を聞かせ、より良い音がなるように近めの距離から投げさせていると投球のイメージが良くなり、「いい球がいっているな」と感じていたそうです。

そこから実際の距離に戻して投げると、その良いイメージが残っているためボールの勢いも変わっていると本人は感じていたそうです。

サッカー選手の場合も同じで、近めの距離で壁に向かってボールを蹴ります。

壁

そこで感じていただきたいのは、ボールを蹴ったときの感触と壁に当たったときの音です。バンッ!バンッ!と、蹴る、壁に当たる、の2つのポイントでより大きな音がなることでシュートのイメージが良くなっていきます。

壁当てを何度も繰り返す中で、大きな音がなったときの感触は気持ちが良かったそうで、夢中で壁に向かってボールを蹴ることを繰り返していました。

このようにこの選手は、踏み込み位置を変えること、そして近い距離で壁に向かってボールを蹴ることでシュート動作、ボールの勢いがつき、全体の動きが良くなっていきました。

 

まとめ

今日はサッカー選手のシュートを放つ時のボールの蹴り方のポイントについてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。

トレーナーからすると、少しの打点の違いが大きな違いを生んでいると感じますし、選手はこの少しの差を埋めることで気持ちよくボールを蹴ることができていました。

こういった少しの差を埋めることで、選手は気持ちよくボールを蹴ることができ、蹴ることが楽しくなると自然と練習する時間も増えていきます。

このように練習するとうまくなる、うまくなると楽しい、楽しいから練習する、数ができるからさらにうまくなる。そういった好循環を作り出せることが理想ですし、自ら練習を行う環境づくりをするのも大切なことだと改めて感じました。

今回は魚住先生から頂いたアドバイスをもとに指導を行っていきましたが、一番は選手自身が変わったと感じてもらえたことが何よりもうれしいことですし、これだまた何かのきっかけになればうれしく思います。

最後に今日のまとめをお伝えしていきたいと思います。

  • ボールの蹴る位置が身体の前にあるとうまく勢いをつけることができない
  • ボールは身体の真下で蹴るイメージを持つ
  • フォロースルーを意識してしまうと最大スピードでボールを蹴ることができない
  • ボールは蹴り上げるイメージよりもボンッと押し出すイメージ
  • 近い距離で壁当てをし、そこでボールを蹴る、壁に当たる、この2つのポイントの音を良くする
  • 選手の持つイメージが良くなることも重要

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

身体のだるさを解消するために考える循環の改善について

お酒の飲みすぎて次の日身体がだるい。そんなだるさもありますが、病的なことが原因で身体のだるさを毎日感じることもあります。薬の副作用の影響も考えられ、さまざまな要因で身体のだるさを感じてしまいます。

この身体のだるさを解消するためにはどうすればいいのでしょうか?ひとつは循環を良くすることです。

リンパの流れを良くすることは細胞を元気にし、健康になり、元気に過ごすためのヒントになります。今日はこの身体のだるさを解消するために、循環を良くするというテーマでお伝えしていきたいと思います。

[clink url=”http://izuru-style.co.jp/leg-lymph”]

 

身体のだるさを感じる原因

特別なことをしていないけど、どこか身体がダル重い。健康診断でも問題なかったけど、毎日すっきりしない。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

肩こりのときに感じるだるさ

身体のだるさを理解するには、肩こりが起こる状態と似ていると考えればいいと思います。

■肩こりの原因について

この症状に対する原因には諸説あるものの、確定的な診断方法や治療法はなく、腰痛などと並んで不明な点がとても多い疾患となっている。 一説では、同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられている。

Wikipediaより引用:肩こり

肩こりのときに感じるだるさは、循環障害によって老廃物や二酸化炭素などが滞り、それが肩こりを起こすと考えられていると書かれています。

循環不良がだるさの原因

肩こりでは循環が悪くなると、だるさや重さを感じるということで、身体全体にこのような症状が出ている方は、全身の循環が悪いと考えることができます。

そう考えると、全身の循環を改善すれば身体もすっきりするのではないでしょうか?

現代の人は、あまり動かない生活をしていたり、便利な世の中になっているため身体を動かす機会そのものが減ってしまっています。

身体のだるさを解消するためには、循環の改善をすることが必要になります。

循環不良の原因は静物化

冷静に現代社会を振り返って見ると、これまでも記事の中でも何度も触れていますが、便利になりすぎな世の中になっています。

中国のある地域が長寿であるという話があり、その地域はアパートとアパートの間に紐が結ばれ、そこに洗濯物が干されているそうです。アパートも2階建てなどの低いものではなく、6~7階まであるようなところで、そこにはエレベーターもなければ、高齢者を気遣うような特別なものもありません。

でも、そこで暮らす高齢者の方々は、毎日毎日自分の脚で階段を上り下りし、それによって自然と身体を動かす習慣があり、“動物”として人間本来の姿というと少し違和感がありますが、生活を送られています。

健康の秘訣はこのような当たり前のような、昔ながらの生活が関係していることは安易に想像できますが、便利になりすぎた日本の現在では、身体を動かす習慣が薄れ、楽をすることに慣れ、動物である本来の姿が“静物化”している現状があります。

だからこそ意識的に身体を動かす必要があり、そういう習慣を意識的に作る必要もあります。

身体を動かさないと筋肉は硬くなり、ポンプとしての役割が果たせず、循環不良になってしまい、身体のだるさ、不健康へとつながってしまいます。

 

身体のだるさを解消するヒントは循環を良くすること

ここまでの話の中で、身体のだるさの原因、循環不良になる原因は理解できたかなと思いますが、そもそも循環不良になるというのは、何の循環が悪くなってしまっているのでしょうか?

そもそも何の循環を良くすればいいのか?

ここを理解することはとても重要ですが、そもそも循環を良くする、悪くなっていると言っていますが、“何のこと”を指しているのでしょうか?それはリンパです。

リンパの流れを良くするというのは、リンパ液の流れのことで、リンパ液の流れを良くすること=循環を良くするという意味でお伝えしています。

なぜリンパが重要なのか?

リンパ液というのは、元は血液であり、血液が毛細血管から浸み出し、その際に赤血球がろ過される形で赤い色素が取り除かれます。赤血球が取り除かれ、組織の中に浸み出していくわけですが、この組織の中に浸み出した液体を組織液(間質液)といいます。

この組織液が毛細リンパ管に取り込まれ、そこでリンパ液という液体になります。

■リンパとは?

リンパ(英:lymph)は、毛細血管から浸出した一般にアルカリ性の黄色の漿液性の液体。血漿成分からなる。リンパ液ともよばれる。

Wikipediaより引用:リンパ

先ほど、毛細血管から浸み出し、組織の中に入るということをお伝えしましたが、この組織というところには、人間の身体を構成する細胞が数多く存在しています。

この細胞に酸素、栄養素を届け、不要になった二酸化炭素や老廃物を受け取り、リンパ管を通り、静脈に運び、そしてガス交換を行うという流れがあります。そのため、リンパの流れが悪いと、うまくガス交換ができず、細胞を健康な状態で維持できなくなってしまいます。

細胞でできている人間の身体は、当然細胞自体の元気がなくなると身体のだるさや重さを感じることになります。もしくは病気になったりします。だからこそ循環を良くすることが重要であり、リンパの流れを良くしておく必要があるということで、リンパが重要だと言う理由になります。

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リンパの流れを良くする2つのこと

リンパの流れを良くするためには、2つのことを理解すればわかりやすいと思います。

  • リンパ管を直接刺激する
  • 筋ポンプ作用を活用する

リンパ液は血液と違い、心臓のような自動で拍動し、ポンプの役割を果たす器官がありません。一応平滑筋という筋肉が自動的に拍動していると言われていますが、非常に遅く心臓と比べると拍動数も少ない。

ですので、直接リンパ管に刺激を加えるか、筋肉を収縮-膨張させ、ポンプ作用を活用することで循環が促されます。 

 

身体のだるさを解消する方法

セッションのときには、クライアントさんの身体に触れ、呼吸をしたり、揺らしたりすることでリンパの流れを良くしていますが、週1回のペースで通われる方も多いですので、そういう方には日頃リンパの流れを維持するためのことをお伝えしています。

クライアントさんにお伝えすることは、ひとりひとり生活が異なりますので違った内容になっていますが、ここでは身体のだるさを解消するために基本的なことをお伝えしていきたいと思います。

身体のだるさで悩まれている方は、一度実践していただければと思います。

まず家で行いたいことをお伝えしていきたいます。

鎖骨下リンパ節への刺激

写真の撮影の都合上片手になっていますが、手をクロスの状態で鎖骨のすぐ上にある溝の部分に手を指を当て、できるだけ広い面積に触れておきます。

このとき強く押したり、おさえたりせず、軽く当てるぐらいの感覚で手を置きます。

その状態で鼻から息を吸って、口から吐く呼吸を2~3回し、それが終わるとその部分を軽くなでます。生まれたての赤ちゃんの頭をなでるぐらい優しくなでます。

鎖骨下リンパ節

鎖骨下リンパ節

呼吸

呼吸

さする

腋窩リンパ節への刺激

次は、脇辺りに手を当て、呼吸を2~3回行い、そして、両手を前へならえの状態でブラブラさせます。

腋窩

呼吸

呼吸

腕をぶらぶら

乳び槽への刺激

次は、みぞおちあたりに手を置き、呼吸を2~3回行い、それが終わると軽く擦ります。

乳び槽

呼吸

呼吸

乳び槽を刺激

腸骨リンパ節への刺激

次は、みぞおちから少し位置を下げたへそ下辺りの位置に手を置き、呼吸を2~3回行い、軽く擦ります。写真の都合上片手ですが、本来は両手を乗せておきます。

腸骨リンパ節

呼吸呼吸

腸骨リンパ節を刺激

鼠径リンパ節への刺激

次は、鼠径部(パンツのライン)に手を置き、呼吸を2~3回行い、軽くなでます。

鼠径リンパ節

呼吸

呼吸

ぶらぶら

膝窩リンパ節への刺激

次は、膝裏に指を立て、痛みのないところまで入れ、その状態で呼吸を2~3回行い、それが終わると脚を上げブラブラさせます。

指を立てる

膝窩を刺激

呼吸

呼吸

足首を動き

ここまでの流れを行うことで、循環は改善され良くなっていきますが、これは家ですることとして、仕事中に事務職の方は座りっぱなしですので、何もしないと循環が悪くなってしまいます。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

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ここからは仕事中に行うことをお伝えしていきたいと思います。

貧乏ゆすりをする

周りの迷惑にならないように、軽く貧乏ゆすりを行います。そうすると、筋肉のポンプ作用によって循環が良くなっていきます。

足首を動き

その場足踏み

これも筋肉のポンプ作用を活用するという意味では同じですが、その場で軽い足踏みを行います。貧乏ゆすりが苦手という方にしていただき、このような動作でも循環を良くすることができます。

足踏み

歩く際に足首を使って歩く

歩くときには意識して足首は使わないということをお伝えしていますが、循環を良くするという考え方では、歩いている際に軽く足首を使いながら歩くことで循環を良くすることができます。

足首

仕事中にしていただきたいことは3つあげていますが、どれかひとつを継続していただければ循環は維持されますので、ご自身の働く環境に合わせて選択していただければと思います。

 

身体をだるくする可能性があること

ここまで循環が悪くなることで身体のだるさにつながるということ、改善のためにはリンパを刺激したり、筋ポンプを活用することなど、実践例も合わせてご紹介してきました。

筋肉が硬くなること、静物化していることで循環不良を招くということをお伝えしてきましたが、その他にも身体をだるくさせてしまう原因があります。

締め付けの強い衣服、下着の着用

女性の場合、身体を動かさないこと以外で循環不良になる原因のひとつに締め付けの強い着用物があるということが考えられます。

実際に現場でも、むくみで悩まれている方の中には締め付けの強い衣服や下着、寝るときに着圧ソックスを履かれていることなどがあります。

ホースを想像するとわかりますが、ホースをギュッと握ってしまうと水の通りが悪くなりますが、これと同じ状態が身体の中でも起こっています。ホース以上に人間の身体は敏感で、ゴムの締め付けでも循環不良になりますし、レギンスやスパッツなども原因になってしまいます。

こういった日頃身につける着用物も身体をだるくしてしまう原因となり、もしこれが原因であれば着用物を変えると身体はすっきりしてきます。

水分の摂りすぎ

水分

最近は特に水分の摂りすぎは問題だと感じていますが、確かに水分を摂ることは体内の循環を良くしてくれます。ただ、それは適量である場合の話で、運動もしていないのに1日3リットルも、4リットルも摂るのは多すぎます。

水分を摂りすぎると、体内の血液量が増え、体温が下がります。血液量が増えすぎると、血圧を上げ適正量にしようと身体は頑張り、交感神経を優位にします。このように自律神経のバランスが乱れることでさらに低体温になる可能性があり、低体温になれば血管、リンパ管は収縮します。

そうなるとさらに循環が悪くなり身体のだるさは増してきます。

このような流れで水分の摂りすぎは身体のだるさにつながる可能性があるので、水分の摂りすぎている方は適正量にすることで身体のだるさは改善されます。

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ストレス過多

自律神経のバランスのことについて触れましたが、日頃からストレスが多い方の場合、自律神経のバランスが乱れてしまい、上記と同じように循環が悪くなり、身体のだるさにつながってしまいます。

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一般的に勧められる身体のだるさを解消する方法について考える

雑誌やテレビなどでも多くの情報が紹介され、一般の方も多くの知識を持たれていると思います。

ここでは身体のだるさを解消するために一般的に言われていることを考えていきたいと思います。

マッサージについて

マッサージ

マッサージをすると、循環を改善することはできるのかどうかで言えば、ある程度の改善はできると思いますが、やはりそこにはテクニックが必要で、一概にマッサージだから良いのかという問題ではなくなります。

少し専門的な話をすれば、先ほど循環の改善はリンパの流れを良くすることだということをお伝えしましたが、筋肉を押すようなマッサージでは静脈に刺激が加わりますので、血流改善につながります。

またこれは重要なことで、リンパ管は痛みを感じると周径囲が細くなると言われています。そのため、痛みを感じるようなマッサージを受けるとリンパの流れが悪くなる可能性があるということです。

そのようなマッサージを受けると、抵抗してしまい筋肉も緊張し硬くなる可能性もあります。

素晴らしいテクニックをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、チェーン店のようなところで受けるマッサージは高いレベルを求めることは少し難しいかもしれません。このようなことを踏まえて、マッサージは循環改善につながるのか、また身体のだるさを解消するのに役立つのかを判断していただきたいところです。

エステについて

女性の方から聞くエステの感想はさまざまで、親身になって施術をしてくれるところもあれば、勧誘ばかりが先行し、物売りのようなことをされたと感じる方もいて様々です。

その中でも多くの感想をいただくのは、やはり“痛み”です。

 「痛いのは詰まっている証拠で、これを流さないといけないですよ」と言われるそうで、そこまでは良いと思いますが、痛いところが詰まっているので、そこをぐりぐり押したり、揉んだりし、終わってみれば青あざだらけということもあったそうです。

マッサージもそうですが、痛いから効果的というのではありません。痛いとやはり、痛みから逃れようとして筋肉を緊張させ、さらに強く押されさらに筋肉を緊張させる・・・。この繰り返しの結果起こるのは、状況の維持、もしくは悪化です。

エステも素晴らしいところもありますが、痛みを感じるのではなく、気持ちよくリンパを流し循環を促すことで、身体のだるさの解消につながると思います。

筋トレについて

いつもお伝えすることですが、筋トレ=鍛える、ハードなことをするというイメージが持たれがちですが、実際の意味は異なります。

またさまざまな身体の症状に対して、鍛えることで改善されるというイメージも強いため、このイメージは一度外す必要があると感じます。

筋肉をハードに鍛えると、筋肉は緊張し硬くなります。筋肉が硬くなるということは、内圧が高くなり、血管やリンパ管を締め付けるような圧力が働くため、循環が悪くなってしまいます。

身体のだるさは筋肉がないからだといい、ただ筋肉をつければいいのかといえばそうではありません。筋肉をつけること、鍛えることがすべてではないということを改めて知っていただきたいと思います。

お風呂に入る

お風呂に入ったり、半身浴をしたりすることは、体温を上げ、血管やリンパ管を拡張することになり、循環も一時的には良くなります。

ですので、女性にはこれから秋・冬になれば身体を温める習慣も大事ですので、42~3度の集めのお風呂に入って身体を温めていただきたいと思います。ただ、身体を温めるだけでは循環が根本的には良くなりません。

重要なことは、なぜ循環が悪くなったのかを考え、それに対してアプローチすることが必要です。

お風呂で身体を温めることは重要ですが、それ以外にももう少し視野を広げて仕事中に身体を動かす、仰向けに寝て腹式呼吸をするなどして、循環を促す習慣をつけることも必要になります。

 

まとめ

今回は、身体のだるさを解消するためにその原因と改善方法についてお伝えしていきましたが、いかがでしょうか。

身体のだるさを感じるということは、何か身体に問題があり、その原因をまずみつけることが重要になります。さまざまなことを書いてはいますが、その原因が分かれば後は非常にシンプルです。

循環を良くし、それをどう維持させるか。そこで行っていることをいかに習慣化させるか。それに尽きると思います。

身体がだるくて悩まれている方の参考になる今回の記事であればうれしく思います。

では最後にきょうのまとめをお伝えしていきたいと思います。

  • 身体がだるく感じる原因は循環不良
  • 筋肉が硬い、ストレス過多、水分の摂りすぎなど循環不良になる原因はさまざま
  • 静物化していることも問題である
  • 循環を良くするためには、リンパの流れを良くすること
  • リンパの流れを良くするためには、触れて呼吸をする、筋ポンプを活用すること
  • それらを習慣化させることで身体をだるさを解消することにつながる

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。