2012年 2月 の投稿一覧

ゆらぎについて|ニュースレターNO.282

緊張する日常生活を送っている方にとってリラックスすることが最大の課題になります。

肉体的・精神的にリラックスする為に勧められるのが、適度な運動とストレッチングです。とくに、ストレス社会を生き抜くためには、仕事、運動、ストレッチングをセットに考えれば、お金もかけずにポジティブな生活を送れるのではないでしょうか。

精神的・肉体的にリラックスするためのキーワードとして考えられるものに「1/fのゆらぎ」というものがあります。

聞かれたことのある方も多いと思いますが、ゆらぎの本質を理解すればリラクゼーションに大いに役立つはずです。今回紹介するのは、佐治晴夫著:ゆらぎの不思議(PHP文庫1979)という本の“ゆらぎ”の分析というところで、そこから抜粋して紹介したいと思います。興味のある方は、原著をお読みください。

 

ゆらぎの不思議

『ところで、「ゆらぎ」というのは、時間や、空間の中の場所がかわっていくにつれて、ある物理的な性質や状態が変化していく様子を表わすものです。

例えば、時間の経過とともに、ある場所の温度や圧力、あるいは私たちの心臓がドキドキうっている周期、つまり心拍に見られるようなくりかえし現象の周期などが変動することや、絵画の中の色あいや色の濃淡が、それぞれの場所によって違っている様子など、すべて「ゆらぎ」として考えることができます。

そこで、一見すると、でたらめに変化しているかのように見える「ゆらぎ」の中にどのようにして規則性を見出していくのかが問題になります。

ここで、威力を発揮するのが「フーリエの方法」といわれている数学の手法です。けっして難しいものではありません。

これは、ある変動が、見かけ上、いかに不規則に変化しているかのように見えても、それらは、規則的に(例えば時計の振り子の振動のように)ゆったりと変化している性質と、規則的にせわしく変化している性質を、いろいろのせわしさかげんをもったたくさんの変化を重ねあわせることによって表現できるというものです。

いいかえれば、どのような変動現象であっても、それらを単純できれいな“くりかえし変動”の重ねあわせとして理解できるということなのです。

一例をあげてお話しましょう。例えば、いろいろの大きさの石や砂粒がふくまれている土壌の状態を調べるには、いろいろな大きさの目をもつ“ふるい”にかけていけばいいですね。

つまり、まず、粗い目の“ふるい”にかけ、つぎからつぎへとこまかい目の“ふるい”にかけていけば、その土壌にふくまれている石や砂粒の分布状態がわかります。どれくらいの大きさの石や砂粒がどれくらいの割合でふくまれているのかがわかります。逆にそれらの個々の成分のふくまれ具合がわかれば、土壌全体の性質もわかります。

このように、ある全体の性質を理解するのに、それぞれの成分がどのようにふくまれているかを調べていくことを「スペクトル分解」といっています。太陽の光を“プリズム”と呼ばれる三角柱のかたちをしたガラスを通して見ると、赤から紫までの美しい光の虹がえられることはよくご存じでしょう。

つまり、無色透明に見える太陽のぎらぎらしている光も、じつは赤や緑や紫など、違った色をもつたくさんの光の重ねあわせからできているということなのですね。これも「スペクトル分解」の]例です。

ところで、このような一般の自然現象などに見られる「ゆらぎ」を分析するには、それらの変動の様子を電気信号の変化にかえておくと便利です。

例えば、温度の変動を調べるのであれば、温度の“高い低い”を電圧の“高い低い”におきかえておくのです。もし音の大きさの「ゆらぎ」を調べようというのであれば、音の強弱を、電圧の“高い低い”に対応させておけばよいのです。強い音は高い電圧に、弱い音は低い電圧になるようにおきかえておくのです。

そうしておいて、それらの電圧の変化を、ゆっくりした変化しか通さない“ふるい(電子工学の世界では「フィルタ」と呼んでいます)”から、より速い変化しか通さない「フィルタ」に順番にかけて、ある速さをもつ変動がどのくらいふくまれているかを調べて整理してみるのです。

そのようにして、ゆっくりとした変化、すなわち小さな振動数をもつ成分から、せわしい変化、すなわち大きい振動数をもつ成分までのふくまれ具合がわかれば、「ゆらぎ」の性格がつかめるというわけです。

ここで振動数というのは、変動している物理量が、1秒間に何回振動しているかを表わす数です。簡単な例で説明しましょう。

図1は、(a)に示されているような変動が、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)に示されているような単純な変動の重ねあわせでできていることを示すものです。
それぞれの変動のことを「成分波」といいます。つまり、(b)から(f)までの基本的な振動をたしあわせていけば、(a)に示されるような複雑な変動のパターンがえられるということです。

そこで、これらの関係をひとつのグラフに書くと、(9)のようになります。ここでは、横軸に振動数を、縦軸にその振動数をもつ成分波の大きさ(例えば振幅)をとっています。

すなわち、振動数が大きくなる(横軸の左から右にむかっていく)につれて、その振動数をもつ基本的な波(成分波)のふくまれ具合が小さくなる(縦軸の上から下にむかっていく)ことを示しています。しかし、一般の変動は、もっともっと複雑なパターンをしていますから、それをかたちつくる成分波の数もたくさんあります。

したがって、このような表わしかたで示すとすれば、あたかも振動数が連続して変化しているかのように見えて、つらなった1本のカーブで示されることになります。

そこで、宇宙スケールの大きい変動現象から私たち生き物のからだの中に見られる心拍とか呼吸といったような身近な変動現象、さらにひろく一般の自然現象の中に見られる「ゆらぎ」をこのような方法で調べてみると、ゆったりした変動の成分は大きく、せわしい変動になればなるほど、その変動の成分の大きさは小さくなっていくということ、いいかえれば、それぞれの成分波の強さが、その波の振動数に反比例している場合が多く見受けられることが最近わかってきました。

例えば、暴風のときの風速の変化を考えてみると、風速10メートルから40メートルというような変動幅が大きい変動は比較的ゆったりとおこっています。しかし、風速10メートルから12メートルとか、あるいは風速30メートルから35メートルというように、比較的小さな風速変動は、小刻みにかなりせわしくおこっています。

風速5メートルから30メートルというような大きな変動が、速い周期でおこることはありません。そこで、振動数をf(振動数の英語frequencyの頭文字)で表わせば、それぞれの成分波の強さが1/fに比例するということですから、これらを「1/fゆらぎ」と呼んでいます。

もういちどくりかえしますが、「1/fゆらぎ」の特徴は、ゆったりした変動に(つまり振動数が小さく周期が長く)なればなるほど、それがふくまれる度合が大きくなり、変動がせわしく(つまり振動数が大きくなり、周期が短く)なればなるほど、それがふくまれる度合が小さくなっていくということです。

つまり、変動の度合が振動数fに反比例する、いいかえれば、1/fに比例するということでした。

それでは、もういちど風速の変化について整理しておいてくださいね。微風から強風までの、比較的変化の大きい風速のうねりは、ゆったりした周期でおこっており、そのゆったりした変化の上に小刻みにせわしくゆれる小さな変化がのっているということです。

じつは、風の「ゆらぎ」は典型的な「1/fゆらぎ」なのです。』

『そのほか、「1/fゆらぎ」が“除痛”に対して効果があるということもわかってきました。人にとっての痛みというのは、からだの不調や身に迫った危険などを私たちに教えてくれるという警告の意味があります。

しかし、それは、ふだんは健康である人々に対していえることで、重い病気の末期にある人々にとっては、痛みの意味が違ってきます。ひとときでも早く痛みをとってあげるということが、すべてに対して優先されなければならない場合もあります。

おおざっぱな言いかたになりますが、痛みを感じる痛覚神経はからだのあらゆるところにあります。この神経は神経繊維が細く、脳につながっているのですが、この神経とならんで、別の太い神経が走っていて、これは痛みを和らげる働きをしています。

私たちが感じる痛みというのは、この痛みを伝達するものと、痛みを和らげるものとがバランスをとりあって感じているのだそうです。というのは、痛みを感じる機能しかないとすると、あまりの痛さのために人は耐えられなくなって、本来的な意味での痛み、つまり警告としての痛みという意味を失ってしまうからです。

しかし、痛みを最終的に感じるのは脳であって、脳はこれらのふたつの神経からやってくる信号を処理して、私たちに痛みをあたえます。大変な状況にまきこまれて、一刻も早く、そこから脱出しなければならないようなときに、少しばかりの怪我による痛みを感じないのは、脳がまず痛みよりも、その状況から逃れることを優先しなければならないと判断するからです。

いいかえれば、痛みは“心”や“意識”と大きくかかわっているということです。極端な場合、暗示をかけることによって痛みの程度がかわることは私たちが日々の生活の中でよく経験することですね。とくに一番信頼できるお母さんが“痛いのなんか飛んで行け”などといってしっかりだきしめることによって子どもが痛さを忘れるというような場面は、けっしてめずらしいものではありません。

さて、このような痛みの除去には、薬物で痛みの刺激が伝わりにくくする方法や、痛みを感じている神経を途中で切断したり、薬でこわしたりする“神経ブロック”と呼ばれる療法、あるいは心理療法や、電気刺激で痛みを和らげる神経の作用を強める方法などがあります。

しかし、薬物や“経ブロック”には中毒や副作用などの危険がともない、心理療法には速効性がありません。そこで、最後の電気刺激による方法ですが、一定の刺激をあたえているとからだがなれてしまって効き目がおちてくるという欠点があります。一定の風を送る扇風機にあきてしまうようなものです。

そこで、自然の風が強くなったり弱くなったりするリズム、すなわち「1/fゆらぎ」をもつ電気刺激をあたえてみたらどうなるかということになります。

例えば、「1/fゆらぎ」をもつような音楽のCDやテープからでてくる電気信号をつかい、電極を通して“つぼ”を刺激すると、かなりの治療効果があることが確認されたのです。

いずれにしても、私たちの字宙が、「無」としかいいようのないところから生まれたということが、「1/fゆらぎ」という宇宙の基本的な性質を通して、人にここちよさをあたえ、治療などにまで影響を及ぼしているという事実は、とても興味深いことです。あたりまえだといってしまえばそれまでですが、やはりとても不思議なことで、人間と宇宙とのかかわりの深さに驚くばかりです。

夏の終わりの海には、何かさびしげなところもありますが、大きな宇宙のふところにかえったような安らぎと美しさにみちています。あのやさしい“潮騒”の音を「フーリエの方法」で分析してみると、じつに美しい「1/fゆらぎ」をしています。

まもなく日向ぼっこがなつかしい季節になります。日向ぼっこの楽しさは、ときおり風が吹いてきたり、太陽が雲にかくれたりすることによる微妙な温度の「ゆらぎ」にあります。

実際に、日向ぼっこをしながら、温度の変化を測定してみると、「1/fゆらぎ」になっていることが確認されています。図5は、その測定データの一部です。

このようにして、「1/fゆらぎ」の性質は、私たちの生活の中にもひろくとりいれられるようになってきました。自然風を再現する「1/fゆらぎ扇風機」や日向ぼっこのあたたかさを想いおこさせる「ゆらぎコタツ」、あるいは、波打ち際で寄せては返す波にからだをまかせているときのここちよさを再現する「ゆらぎジェットのお風呂」など、すべて宇宙のリズムから生まれた新しい家庭電化製品なのです。』

振動音響療法|ニュースレターNO.281

からだに対する振動の効果はいろいろ考えられています。振動という刺激を何の目的に使うかによってからだのどこを刺激するかということになります。世間にはからだを揺らす・揺することでの脱力効果を狙ったり、脳を刺激してリラックスさせたりすることが考えられています。

私は永く骨と振動の関係に興味を持っていました。それで見つけたのが振動音楽療法というものです。これはマットに設置された振動機からの振動を全身に受けることができます。

同時に音楽による刺激も同時に受けることができます。しかし、東京都福祉保健局での見解は日本での医師の資格を持たない一般人の施術は医事法、薬事法に抵触するとの判断がでているようで、一般に使用できないとのことですが、興味のある方は株式会社アクーヴ・ラボ(http://www.acouve.jp)に問い合わせてみてください。

今回は振動音楽療法の資料の中から振動音楽療法について紹介したいと思います。

『1968年に、バイブロアコースティック療法(VAT)の基本理論は、オラブ・スキレ氏とジュリエット・アルバン氏により、従来の音楽療法の理論や実践での発展の可能性を想像する試みの中で、初めて定義づけられました。

議会、シンポジウム、雑誌記事や大学の講義でのスキレ氏のプレゼンテーションやインターネットでのプレゼンテーションの結果、最初のプロトタイプ機器は1980年に開発されました、手法や機器は数人のセラピストと機器の製作者により改良されました。

音の肉体的認識は聴覚障害児の教育においてコミュニケーションの目的で使われてきました。しかし、音認識は主に両耳性知覚と関連づけられています。雑音や低周波数露出の有害性はいくつかの情況において十分に説明されています。音楽は、雑音やスピーチよりもさらにもっと複雑な周波数帯域を持っています。

色々な周波数要素がとても広いので、どの要素が音楽療法セッションにおいて効果的であるか定義付けするのは不可能なのです。

卜ニー・ウィグラム氏の最初のVATプログラムは音楽と周波数の組合せでした。「バイブロアコースティックミュージック(VAM)」と名付けられ、バイブロアコースティック方法を使用している世界中の殆どのセラピストは業務にVAMを取入れています。

オラブ・スキレ氏は、人体に伝達される刺激に対して適確な制御をするために、調整された振幅や正弦曲線卜一ンを使用するVATの概念を改良しました。VATとVAM、両方とも治療手順を実行するのに同じ技術上の機器が使用可能です。

VATは少数の音要素を持っており、どの周波数が明確に治療効果があるかの定義付けを可能にさせます。VATプログラムは治療プログラムに、単調な振幅トップ間の変動距離を供給します。振動速度は個人内のコミュニケーション信号障害に干渉し、そして安らぎに対して一般的な感覚を形成するために精神的・肉体的不調和を調和しようとします。』

『我々の殆どが生活の質を下げる日常的問題を抱えています。病気がとても煩わしくなってきた時、医療を受けるために医師に助けを求めます。適切な医療でも、不快症状を寄せ付けてしまう事が起こりえるのです。それでも我々の体は苦痛を訴えかけてきます。低周波数サウンドマッサージのバイブロアコースティック療法(VAT)は痛みや不快症状を和らげ大幅に生活の質を高めます。

我々は通常、全ての音が耳で感知するものであると思っています。殆どの人が全身を経由して音を感じているということを少なからず認識していますが、我々は振動として身体に伝達された音を感知しているのです。非常に多くの場合、体が感知した振動は有害なノイズ(不快音)と関連がありますが、VATは低周波数音の制御使用による効果を身体に与えるために開発されました。

胎児の聴覚機能は受精後45日間で既に形成され始めます。しかしこれより前に、発育中の接合体は羊水を経由して振動(又は音)を受けます。これらの振動は、全て胎児の表面領域もしくは皮膚表面に影響を及ぼしています。振動は生命の特性の一つで、全ての生命が成長するために欠くことが出来ない必需品です。

振動なしでは、胎児は健全に発育しません。

成人個人もまた音や振動に囲まれていますが、音についての全ての言語概念は音の両耳性認識と決定的に関連づけられています。胎児に対する音振動の効果を説明する言葉や概念がないのと同じように、低周波数音の効果を説明するのに、言葉による概念はありません。

成人の身体は子宮の中の生命を成長させる音振動の効果を覚えています。記憶は我々の中に細胞レベルで残り、我々はこれらの記憶を自覚してはいないのです。これらの記憶を呼び起こすことは、人間の調和した状態を回復させる一因となり得ます。

VATは、我々の体や脳にある自己治癒力を高めるために、羊水のポジディブな振動環境を再形成します。体は素晴らしい有効な音のマッサージを求めているのです。

そのような手段を直接体全体に伝達するか、部分的に音マッサージを与えるのかという制御された方法を我々は開発しているのです。我々の体は主に水から成り立っていて、水物質により体のどの部分へも伝達します-そして体の中のほぼ全細胞へ機械的マッサージを与えるでしょう。(脊柱に沿って音を与えた時振動を受ける脳を含む)

苦しんでいる体は、何かそれがいつもとは違うという信号を出し、そして体は生命を与える細胞マッサージ下の音環境の保護の中で、緩和(安心)を得られることを記憶しているのです。』

『振動音響療法(VAT:Vibro Acoustic Therapy)は無害で異物を使用致しません。使用される音刺激がストレスホルモン(ベータエンドルフィン、ACTH/副腎皮質刺激ホルモン、コルチゾール)の産出を体の中で増加させます。

VATの初頭効果は我々の有機的組織体へ機械的ストレスを与えることです一ジョギングした時に体に加わるストレスと同じものです。ジョギング後、リラクゼーション(緩和)や安らぎを感じます。

VATのストレスを体感する際、脳がストレスホルモンを産出し始めます、そして約15分後ストレスホルモン(ストレスが入り込むとそれを防御するために出るカテコールアミンなどのホルモン)のピークに達します。同時に体は優しく好ましい効果や、沈静やリラックスとして無意識に解釈されるあらゆるものを含む音マッサージを感じます。

VATの好ましい効果“静かなジョギング(Silent jogging)”は、車イスに座っている人、ベッドに横になっている人、肉体的または神経的に無意識に刺激を受けている人に対し、好ましい影響を与えることが可能です。肉体的運動にとって、好ましいホルモンの代替を与えることが可能です。

VATは我々が使用している他の療法に対して、好ましい追加療法なのです-薬治療、物理療法、カイロプラクティック、鍼治療、または別の療法でも問題ありません。

エストニアの小児科医であるサイマ・タム(Saima Tamm)氏は“強壮効果のある療法(殆ど全ての状況において必要な効果を体に選択させる効果がある療法)”としてVATを説明しています。全ての調和に対し見解上にある信号を聞くとともに、また体の中で示されたニーズを満たす反応を作り出します。

(体がVATが出す必要とされる効果を取入れるのです、とサイマ・タム氏は述べています。例えば、VATは血圧を上げたり下げたりすることが可能です。体が必要とする信号に注意をはらい、健康的な方法でそれらを利用するのです。体は総合的調和を得たいのです。)』

『振動として感じられる低周波数音波(低い/深い)でマッサージを受けていること。振動もまた聴くことが可能です。音波は全身の組織を通り抜ける程とても長いのです-そして身体は入ってくるエネルギーの約2%を消耗します。

効果は主な重要点で説明可能です-VAT治療上良好に反応する全ての状況はこれらの重要点からもたらされます。

・皮膚表面マッサージと深部組織マッサージ
・肺の中にある、粘液の粘性を変える
・体内への深いマッサージ
・平滑筋と横紋筋への効果
・痛覚欠如
・血液循環への刺激
・心臓収縮や心臓拡張の血圧に好効果あり
・ストレスホルモンレベルに著しい効果がある
・自律神経組織(Vegetative Nervous System)に著しい効果
・身体の中にある圧力レセプターの全般的刺激は主要な刺激効果がある

COPD(慢性閉塞性肺疾患)・嚢胞性繊維症・喘息への効果は、振動が気管支や肺の中にある粘液の粘性にあたえる効果によって説明可能です-鎮痙の効果は気管支痙攣を軽減することです。周波数の正しい選択は咳をする反射神経も刺激するかもしれません。

VATは熱治療や肉体的マッサージと同じ生理的効果を持つことが可能ですが、振動効果はさらにスムースで23分間続きます。』