全力疾走を繰り返す意味・効果について!脚は速くなる?ならない?

全力疾走を繰り返す意味・効果について!脚は速くなる?ならない?
コンディショニング

スポンサーリンク

全力疾走を繰り返し、自分の出せる力を目一杯出した。

そうやって毎日自分を追い込んでいる。だから脚もきっと速くなるはずだ。

息が切れて疲れれば疲れるほど、自分が行った努力は実を結ぶと思いたいですよね。

ただ、残念ながら全力疾走を繰り返しても脚は速くなりません。ですが、意味がないということでもありません。

結論から言うと、全力疾走を繰り返しても、

  • 脚が速くなることはない
  • ただ、自分の最大スピードを維持することができる

ということです。

今回は、脚が速くなるための考え方などについても解説していきたいと思います。

 


脚を速くするための考え方

脚を速くするための考え方

現場でも、特に年齢の若い方から、

「脚を速くするためにはどうすればいいですか?」

「全力疾走をしたら脚は速くなると言われたんですが、本当ですか?」

と聞かれることがあります。

脚を速くするためには、式が決まっているんですね。これを知るとやるべきことが見えてきます。

脚を速くする=ピッチ×ストライド

脚を速くするためには、

ピッチ × ストライド

このどちらか、もしくは両方を向上させることで脚が速くなります。

言い換えると、

脚の回転の速さ × 1歩の大きさ

ということになります。

歩くときは、脚の回転も遅く歩幅も小さい。だけど、走るとなれば脚の回転も速く歩幅も大きい。

世界陸上の覇者であるウサイン・ボルト選手は、この両方が高いレベルにあったために世界記録を出せたということになります。

脚を速くするために、具体的にどうすればいいのかというのは、別の記事で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

関連記事

 

全力疾走をする意味について

全力疾走をする意味について

脚が速くなるための考え方は、先ほどお伝えした通りですが、全力疾走をすることはどのような意味・効果が期待できるのでしょうか?

自分の最大スピードを出す

全力疾走をするということは、今自分が持っている最大のスピードを発揮するということになります。

例えば、今自分が持っている車で最大スピードを出すとします。車の場合、最大スピードで走っても、上限速度は上がらないですよね?

そして、100km/h出せる車なのに、いつも30km/hで走っていると、いざ100km/hを出そうとするとなかなか出ない。

これは日頃から100km/hを出していないので、エンジンが慣れていないためこういうことが起こります。

最大スピードは向上しないが、維持はできる

人も同じで、

  • 自分の最大スピードを出しても、最大スピードの上限は上がっていかない
  • ただ、日頃最大スピードで走っていないと、最大スピードが出せなくなる

ということが起こります。

全力疾走をする意味・効果というのは自分が最大スピードをいつでも発揮できるように、筋肉の収縮速度を維持するために行うということになります。

全力疾走をする理由が少しずつ見えてきましたか?もう少しこの話を深めていきますね。

全力疾走=自分が持つ筋肉が最大速度で収縮すること

全力疾走というのは、少し深いレベルで見ると身体を最大スピードで動かすということですよね。

身体を動かす=筋肉を収縮させることですので、自分の最大スピードを維持させる上で重要なことは、

筋肉に最大収縮速度を経験させる

ということになります。専門的になってきましたが、ついてきてくださいね。

つまり、日頃の練習などの中で、自分が発揮できる最大スピードで動くことを毎日経験しておく必要があるということなんですね。

 

スポーツ選手が知っておきたいクイックネス(俊敏性)について

スポーツ選手が知っておきたいクイックネス(俊敏性)について

以前、「敏捷性・俊敏性とは?アジリティ&クイックネス&フットワークトレーニングの違いをラダートレーニングから考えてみる」で俊敏性について触れています。

陸上・短距離選手の場合は、ある短い距離を全力疾走を繰り返すことがあるかもしれません。それが、最大スピードの維持のトレーニングになります。

スポーツ選手全般に言えることですが、この最大スピードを維持させるトレーニングのことをクイックネストレーニングといいます。

クイックネス(俊敏性)トレーニングの目的とは?

クイックネスというのは、速さ【speed】を求めることが目的になります。

つまり、最大スピードを求め、維持することがトレーニングの目的となり、そのトレーニング方法がラダートレーニングになります。

ラダートレーニングというのは、はしごのような形をした枠に対して、さまざまなステップを踏んで行うトレーニングのことです。

ラダー

ラダートレーニングを毎日のアップの中に加える

運動会のお父さんのように、毎日最大スピードを経験していなければ、脚が動かす転ぶ。最大スピードで走れなくなります。

ですので、スポーツ選手は毎日のウォーミングアップの中にこのラダートレーニングなり、クイックネストレーニングを組み込むことが必要です。

それを毎日行うことで、最大スピードをさせることができます。

もちろん走ることに限らず、バットを振る、ボールを打つ・投げる・蹴る、そういったさまざまな動作にも同じことが言えます。

毎日の練習の中に、こういった最大スピードを経験させるようなトレーニングを組み込むことで、最大スピードを維持することができます。

 

まとめ

脚を速くしたいという想いがあれば毎日一生懸命に走り、いろんな情報を集めて実践されていると思います。

これは素晴らしいことですし、自分の子供だとほめてあげたいと思います。

ただ、そういう姿勢は抜きにして考えたいことは、やはり速く走るためにどういう考えを持つかが大切だと思います。

今回の内容をまとめると、

  • 走るスピード=ピッチ×ストライド
  • 全力疾走を繰り返しても脚は速くならない
  • ただ、自分の最大のスピードは維持できるようになる
  • つまり、全力疾走=最大スピードを維持する効果がある

このような内容でお送りしていきました。

今日の内容が少しでも参考にしてなればうれしく思います。

▼脚を速くしたい方はこちらの記事もおすすめ

関連記事:50m6.2秒の現役トレーナーが伝えるストライドを伸ばす”弾む”練習方法

関連記事:速く走るためにはつま先で走る?イメージと実際の動きの違いについて

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。